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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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ソードアート・オンラインII 第14話「小さな一歩」感想

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女性陣、野生の眼光と優しい眼差し。シノンが報われる、良い最終回だった!

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 シノンを救う人は、彼女のお母さんかと思ったら……、予想以上にグッと来るGGO編最終話。
 無我夢中でやった事だけど、ホントは「一つの家族」を救っていた
 子供に言わせるなんてズルいわキリトさん!

 シノおねえさん、ママとミズエをたすけてくれて、ありがとう♪

相棒
 イメージカットで「ヘカートを手放すシノン」も印象的。
 あれほど拘っていた相棒をなぁ……。

 今後、役目を終えたキリトさんはALOに戻るのでしょうけれど、シノンさんはどうするのでしょうね。

『逃げろシノン!』『何すんだお前ぇぇぇぇぇぇぇ!』

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 フウ、cv花江さん劇場はまだまだ続くのだぜ!

朝田詩乃の守ったもの
 試合後、詩乃に襲い掛かった新川恭二だったが、キリトと詩乃に撃退される。
 彼ら兄弟はお縄になったが、ラフコフの一人が逃亡中らしい。

 捕縛されたデスガンのリーダーは、キリトに「事件を終わらせる力は無い」と言い残す。

 やがて詩乃は、ALO組と対面し、彼女らが連れてきた女性と出会った。
 彼女こそ、あの強盗事件で「救われた」人物

 キリト達は、詩乃にも「自分が救った命を考える権利がある」事を諭す。

 次回、第15話「Debriefing」。

新川くん『お前!? お前だなァ!? 僕の、僕の朝田さんにぃぃぃぃっ!』

『―――近付くなぁぁぁぁッ!』

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 花江さん劇場、終演。

■まさかの完敗
 颯爽乱入したキリトさんだったが、新川くん執念の反攻を前に、逆にマウントを取られてしまう!
 馬乗りされ、ボコボコにされるキリトさん!
 新川くん強ェ!

 えへ!

 どころか、あの無針注射器を取り出すや、正確に心臓に打ち込んでしまう――――。

詩乃『―――えい!』

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 が、後方不注意により、愛しの詩乃からコンポの直撃を受ける新川くん!
 ハイ死んだ! 新川くん死んだよ!

 緊急事態とはいえ、容赦ないな詩乃さん!
※生きてます。

キリト『やられた……、まさかアレが注射器だったなんて………!』

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 なお新川君、正確な狙いが仇となった模様。

■仕込み
 と、ここでネタばらし。
 実はキリトくん、焦りのあまり「心電モニターの電極」を外し忘れて駆けつけたのだ。

 結局なにも出来なかったし……、それに、遅くなって悪かった。

 九死に一生を得たキリト。
 だが、彼の姿にシノンは涙してしまう。
 ずっと「友達だ」と思ってきた新川君の真意に、気付けなかった不甲斐なさでしょうか……? 

 逆に、あれほどケンカしたキリトが助けてくれたという皮肉、自分の見る目の無さにでしょうか……?

シノンさん、無言で拒否する

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 前後しますが、キリトが助かったと気付き、脱力した直後の一コマ。
 この後、シノンは首を振り、抱擁を拒否します。

 基本、頼りたがらないシノンらしくて、何か良いですよね。

シノン『―――確かに、人には向けないほうが良いわ、コレ』

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 翌日、登校した朝田詩乃は、久々に「友達」に呼び出され要求を受ける。
 が、彼女らが脅そうと持ってきたモデルガンを扱い
 トラウマ払拭を見せ付けた。

 これが、最初の一歩なんだから…………!

 いつかのトリオ・ザ・いじめっ子の前では強がり、校舎裏で「踏み出す」シノン。カッコ良い……。

『朝田さん知り合い?』『もしかして彼氏?』『『わはぁ♪』』

詩乃『待ち合わせって言ったけど、なんでこんな目立つ所にいるのよっ!』

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 そうして、踏み出した詩乃を待っていたのは、バイクに寄りかかった黒イケメンであった。
 少女漫画か!

 よう、こんにちは。シノン?

 そして躊躇わずハンドルネームで呼び合うプレイ! さすがですキリトさん!

デスガンが生まれたのは、RMTで、透明化マントを手にしたのがきっかけだった

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 リアル・マネー・トレード、現金でゲーム内アイテムを売買すること。

■マントが先だ!
 詩乃を呼び出した理由は、デスガン事件の後始末だった。
 SAO事件から一年、ザザはGGOに入り浸り、「シュテルベン」で個人情報収集にのめり込んだらしい。

 やがて新川君はゼクシードに恨みを持ち
 ゼクシードのように「強く、一人暮らしでセキュリティが甘い奴」に絞り込み、計画が始まった。

 だが誰も本気に取らず、彼らはイラだつばかりだった

 そこで、噂の「三人目」としてSAOでの元相棒も呼び、同時に三人を消す計画へと移ったのだ。

菊岡『ちなみに、新川キョウイチという人物だが、幼い頃から病気がちだった』

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 デスガン兄は、新川君とは兄弟仲もよく、やがてSAOに取り込まれ「レッドプレイヤー」として帰還。
 新川君は兄に憧れたという。

 そしてデスガン兄は、今回の件も、すべてゲームだったと供述した。

 ネトゲは、現代でさえ「リアルを犠牲にする」といわれ、実際に死ぬ者もいる。
 リアルすぎる疑似体験が生み出す闇。

 その開発者になろうとするキリトさんにとっても、この問題は他人事ではありません。 

『仮想世界なんかない、その人のいる世界が現実なんだ、って』

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 今回、かなり「シノンの右手」を強調していますよね。

■そして
 シノンは「新川恭二に面会したい」と申し出
 キリトは「これで終わりじゃない」という新川恭一からのメッセージを受け取った。

 終わらない、終わらせる力はお前には無い、直ぐにそれに気付かされる―――

 新川君の件を「強くなりたい気持ち」が暴走したと締めくくる二人
 次なる事件を予告するデスガン。

 新川君は強くなりたかったのだ! もっと強く、そう強く……、EDは新川君の曲でもあったんだよ!

『SAO時代からの仲間で、ぼったくり鍛冶屋のリズベットこと、篠崎里香』

『あっちがバーサクヒーラーのアスナこと、結城明日奈』

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 生死を懸けた仲間同士、気安いねぇ。お熱いねぇ。

■女性陣、野生の眼光
 菊岡との会談を終えた二人は、某マスターの経営するバーに立ち寄る。
 待っていたのは、ALOコンビだった。

 あの事件以来、多くの人に距離をおかれ、心を閉ざしてきた詩乃には、少し辛い環境。

 身内の気安い集まりに
 新しい友達として連れ込まれた彼女は、少し居心地の悪い思いをしたようだが―――。

明日奈『詩乃さん、実は私達、以前あなたが住んでいた街に行ってきたんです』

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 本命は、同じ女性同士として、二人に、とある女性を連れてきてもらう事にあった。
 キリトが敢えて事情を明かし、頼み込んだのだ。

 はじめまして――――、この子が生まれる前は、郵便局で働いていました。

 二人が連れてきたのは
 あの件で、実の娘に怯えてしまった母親―――、ではなく、銃を突きつけられていた元職員さん。

『謝罪も、お礼すら言わずに――――』

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 だって下手に会いにいけば、彼女に辛い記憶を思い出させ、傷つけるかもって思ってしまいますものね。

■権利
 たとえ正当防衛であっても、詩乃は後悔をし続けていた。
 けれど、彼女の行為に救われた人はいた。

 詩乃が懸命に動いた結果、一人の女性が救われ、ひいては娘が、旦那さんだって救われた。

 一つの家庭を彼女は救ったのだ。
 その事を考え、自分自身を許す権利だってあるのだ。

 かつて女看護婦・安岐ナツキに諭された言葉を、キリトさんは詰まりながらも詩乃に伝える。

シノおねえさん、ママとミズエをたすけてくれて、ありがとう♪

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 そして、何よりも詩乃を癒してくれたのは、まだ四歳の瑞恵であった。
 詩乃の行為は、確かに彼女を救ったのだから。
 誇って良いのだから。

 詩乃はさんざん苦しんだのだから、後は幸せになって良いはずなのだから。

朝田詩乃を巡る物語、「新川君との直接対面」を残し、ほぼ解決へ

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 感極まった詩乃さん、本当に可愛かった。

■救いの第14話
 ゲーム内では強気でつっけんどんだけど
 現実では、意外なくらい礼儀正しく、菊岡さんへの細かな動きが印象的でもあった第14話。

 冒頭のcv花江さん劇場もスゴかったけどね!
 乱入した筈が、逆に撃退されかかったのに運よく助かるとか、さすがですキリトさん!

 シノンとALO勢の接点も生まれ
 GGO編の良き最終話であると共に「次の話」を予感させる!

 残り恐らく12話、二つシリーズが展開するそうですが、どんな話になるのでしょうね?

 次回、第15話「Debriefing」。
 災害に遭うなど、つらい経験をしたあとでそれについて詳しく話し、つらさを克服する手法。
 元来は軍隊用語で状況報告、事実確認の意。



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