誤解に始まり誤解に終わる、日本語って難しい。けれど二人は幸せです
この展開が最終回じゃないなら、きっと世界に最終回はない、そんな気持ちになる最終回でしたね。
話自体は閉じずに「まだまだ続く」けど、キレイなオチが心地良い。
この二人らしい最終回。
俺も好きだよ。――――花火。
■一歩進んで原点回帰
一話同様、気持ちは伝えられなかったけど、比べてものにならないくらい距離感は近い二人。
一話同様、気持ちは伝えられなかったけど、比べてものにならないくらい距離感は近い二人。
最後、台詞なしでキャラが次々描かれるエンディングも最高でしたね!
声なんか無くても、何言ってるか大体わかるわ!
声なんか無くても、何言ってるか大体わかるわ!
■誤解/幸福/空回り
入学式に恋して早一年半以上、それから彼の正体を知り、もう高校二年生の七月になった。
佐倉千代十六歳、野崎梅太郎に夢中。
入学式に恋して早一年半以上、それから彼の正体を知り、もう高校二年生の七月になった。
佐倉千代十六歳、野崎梅太郎に夢中。
バレンタインに渡せなかったチョコレートを発掘し、自分の足踏みを思い知る千代。
けれど偶然、夏祭りで野崎くんとばったり出会い
やっぱり彼が好きだと再確認する。
やっぱり彼が好きだと再確認する。
まだまだ進まないけれど、この気持ちは間違いなく恋。だから彼女は彼を見上げて、隣を歩いてゆくのだ。
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月刊誤解、野崎くん。
千代『バレンタインに渡せなくて、冷蔵庫に入れっぱなしだったんだぁ…』
『―――ほんっと、つかまらなくてっ!!』
月刊誤解、野崎くん。
■いつだって漫画家脳
当時、バレンタインを心待ちにしていた野崎君は、存分に「取材を」楽しみまくったらしい。
おかげで、千代ちゃんもチョコを渡すどころではなく
敢えなく冷蔵庫のこやし。
当時、バレンタインを心待ちにしていた野崎君は、存分に「取材を」楽しみまくったらしい。
おかげで、千代ちゃんもチョコを渡すどころではなく
敢えなく冷蔵庫のこやし。
ホワイトデーか、………(地味だから)要らないな。
なお野崎くん、要らん事をいって女子に嫌われた模様。さすがです夢野先生っ!
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なお鹿島くん、警戒する堀ちゃん先輩に「市販品そっくりに作ったチョコ」を贈ったらしい。
ハイスペック残念思考。
鹿島くん『先輩、手作りチョコは食べたくねーっ! って言うからさぁ』
なお鹿島くん、警戒する堀ちゃん先輩に「市販品そっくりに作ったチョコ」を贈ったらしい。
ハイスペック残念思考。
鹿島くんは、先輩が好きなの!? 嫌いなの!?
冷静で的確な判断力
確かな技術。
確かな技術。
■騙し騙され生きるじゃんよ
入学時、それと知らない堀ちゃん先輩に勧誘された時も、その後も、いっさい伝えてないらしい。
というか鹿島くんてば、堀ちゃん騙すの好きなの!?
大好きなの!?
入学時、それと知らない堀ちゃん先輩に勧誘された時も、その後も、いっさい伝えてないらしい。
というか鹿島くんてば、堀ちゃん騙すの好きなの!?
大好きなの!?
こう、タメてタメて「バレた」時の楽しさが好きなの!?
まあ堀ちゃん先輩は堀ちゃん先輩で、実は鹿島の為に背景やってるって秘密があるんですけどね!
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結月と鹿島に相談し、せっかくだから食べてもらおうと奮起した千代ちゃんだったが……。
前方不注意、野崎くんと接触。
野崎くん『大丈夫か!? 本当に悪かった、ええと、どうすれば……?』
千代ちゃん『怒ってないよ、本当はコレ、食べて欲しかったけど……』
結月と鹿島に相談し、せっかくだから食べてもらおうと奮起した千代ちゃんだったが……。
前方不注意、野崎くんと接触。
「ものすごく怒ってる……!?」
「拾って食いな!」
「拾って食いな!」
■野崎くん視点
うっかり、佐倉のチョコレートを落としてしまった野崎に
千代は「食べて欲しかった」と言い出す。
うっかり、佐倉のチョコレートを落としてしまった野崎に
千代は「食べて欲しかった」と言い出す。
落ちたものを食べて欲しいほど、千代は怒っていたのだ――――。
野崎は意を決し、廊下に落ちたチョコを口にする。
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何かの隠語かと怯える野崎くん、意図せずホワイトデー達成に嬉しがる千代ちゃん。
なんという誤解。
野崎くん『おわびに、何かおごるよ………』
千代ちゃん『じゃあアメ! アメもらえると嬉しいなっ!!』
何かの隠語かと怯える野崎くん、意図せずホワイトデー達成に嬉しがる千代ちゃん。
なんという誤解。
と思ったら男子はキレイにハモッてるじゃないか!!
よく考えたら、みこりんとか周囲に合わせるの上手いけど、女子はすっごくマイペースなのなー。
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野獣たちの包囲網
『前に比べりゃ上手くなったんじゃねーの?』『凄いよ! 聞いてみたい!』
鹿島くん『キミ達、社交辞令はもっと解りにくいようにだね……』
野獣たちの包囲網
■夏祭りエンド
いつかの、ミュージカル騒動が原因で仲良くなった三人
三人で連れ立ち夏祭りへ……。
いつかの、ミュージカル騒動が原因で仲良くなった三人
三人で連れ立ち夏祭りへ……。
見ろよ! スゲェ! 今からあたし達、あの中心に行くんだぜっ!!
傍目に美形な鹿島くんたちに手を焼きますが、ともかく夏祭りだ! 浴衣だ! 浴衣だ!!
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しかし浴衣ネタという事では、みこりん完勝といわざるを得ない。
褒めて欲しがるわ、ゲーム脳だわ……。
みこりんオーラ『(次はオレの番! 次はオレの番っ!!)』
しかし浴衣ネタという事では、みこりん完勝といわざるを得ない。
褒めて欲しがるわ、ゲーム脳だわ……。
友田、まさかの最終話出演!
さすが俺たちの友田!
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しかし、ワカくんと一緒の結月は、通常の三割増でKYっつーか楽しそうっつーか。
ワカくんは不幸だけど!
野崎くん『―――そして、向こうの女は“お前を不幸にする”設定だ』
結月『よー、ワカ! お前も来てたんだなっ!!』
しかし、ワカくんと一緒の結月は、通常の三割増でKYっつーか楽しそうっつーか。
ワカくんは不幸だけど!
そしてムダに可愛いわ乙女結月!
※こんな生物は地球上に存在しません。
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鹿島も堀ちゃん先輩と合流。タイミングよく通りかかるのも、王子の素質!
期せずして役立つ!
堀ちゃん先輩『うっかり転んだ、マミ子視点の背景……』
王子『アレ? 何してるんですか、先輩?』
鹿島も堀ちゃん先輩と合流。タイミングよく通りかかるのも、王子の素質!
期せずして役立つ!
振り回したり振り回されたり、良いコンビですよねー。
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そして千代ちゃんは、自然にイケメン行動を取る野崎くんと合流………。
イケメンにのみ許される行動。
野崎くん『リンゴ飴か、良いな』
千代ちゃん『うん、食べる? なーんて……』
そして千代ちゃんは、自然にイケメン行動を取る野崎くんと合流………。
イケメンにのみ許される行動。
読めない……!?
野崎君は、旨いなー、くらいの平然とした反応ですが、千代ちゃんってば真っ赤である。そらそうよ!
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オープニングで髪型が違うのは、そういう意味だったのか……。
『初めて会った時、遅刻して泣きそうだった私を、助けてくれたんだよね』
『おかげで、笑顔になれたよ――――』
オープニングで髪型が違うのは、そういう意味だったのか……。
■「好きだよ」
作画資料集めに「抱え上げられ」て、千代は、初めて出会った時とダブる。
遅刻して泣きそうになった、高校の入学式
助け、笑わせてくれた野崎くん。
作画資料集めに「抱え上げられ」て、千代は、初めて出会った時とダブる。
遅刻して泣きそうになった、高校の入学式
助け、笑わせてくれた野崎くん。
ぜんぜん関係は進まないけど、あたし、どんどん野崎くんを好きになってるよ――――。
一年近くたって、ようやく彼に告白して
誤解され、友達になって……
誤解され、友達になって……
■無言
それを聞きとがめた野崎君は、なにやら千代ちゃんに返事をする―――。
しかし内容は、花火に紛れて聞こえない。
それを聞きとがめた野崎君は、なにやら千代ちゃんに返事をする―――。
しかし内容は、花火に紛れて聞こえない。
視聴者には、聞こえない。
最終話にして、最大級のラブコメの波動を発しつつ
賑やかにエンディングが流れる。
賑やかにエンディングが流れる。
いつものメンツを一通り映し、野崎くんと良く似た少年も映して終了………?
※なお最終話に新キャラ出し、アニメ二期がない作品は珍しくありません。特にスクエニ作品ではなァ!!
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この気持ちが恋じゃないなら、きっと世界に恋はない。
『俺も好きだよ。――――花火』
『(ありがとう一緒にいてくれて、今は、これで幸せだよ……)』
この気持ちが恋じゃないなら、きっと世界に恋はない。
■幸せの最終回
最後は、第一話のような「誤解」のままで締め。
でも野崎くんの事だから、敢えて誤魔化しちゃったのかもなぁ、とか想像力を刺激するラスト。
ラブコメの波動しか感じない!
最後は、第一話のような「誤解」のままで締め。
でも野崎くんの事だから、敢えて誤魔化しちゃったのかもなぁ、とか想像力を刺激するラスト。
ラブコメの波動しか感じない!
誤解に始まり誤解に終わる?
誤解に終わった?
誤解に終わった?
ともかく、関係は確実に前進。
応援したくなるような、放っておいても自然とゴールインするだろーなと確信できるような
毎週ドタバタ、笑いも欠かせない良いラブコメでしたね。
毎週ドタバタ、笑いも欠かせない良いラブコメでしたね。
四コマ原作をキレイに再構成した手腕も含め、スタッフの皆様おつかれさまでしたっ!!
■関連感想記事
第六号「魔法をかけて、あ・げ・る」
第七号「漫画家脳野崎君」
第八号「学園の王子様(女子)の悩み」
第九号「ドキドキ、たりてる?」
第十号「強まるのは、手綱と絆。」
第十一号「米しよ♡」
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