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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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スペース☆ダンディ 第25話「裁かれるのはダンディじゃんよ」感想

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怒涛の二段、いや三段オチ? 磯野家とパイオニウムの謎。本格「裁判」回!

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 寝てたのかよ!お前もかよ!もうありえないまでにツッコミたくなる第25話!
 素晴らしいリアル演出で何てアホな話を!
 さすがすぎる。。。

 なるほど。そこで激しい殺意がパイオニウムと共生して、空間転移を起こし、消える魔球となって―――

なるほど。
 じゃあないですよ博士!
 寝てた一件といい、解決パートが全力でシュールすぎる!

 そんなニ段オチから、最後は本格シリアスで「続く!」を入れて締める!引き込まれる回でした!

裁判長『殺人容疑による、ダンディ被告の裁判をはじめる―――』

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 今週、ダンディは「オチ」まで一切喋らない。

■無自覚逆転裁判じゃんよ
 ボールで、被害者を殴り殺したという容疑をかけられるダンディ。 
 その外堀は着々と埋められてゆく。

 ところが、実は単なる偶然だったと判明するどころかそもそも被害者は死んでいなかった。

 事件はこうして終わった。
 が、参加したパイオニウム粒子の権威は
 ダンディが「強い意志の引き起こす事象」を、次元を越えて引き寄せる体質だと気付く。

 と、同時にダンディは謎の兵士達に包囲される。

 次回、最終話「ネバーエンディングダンディじゃんよ」

検察官『マスクを被って侵入し、ボールで殺害したと思われます』

弁護士『意義アリ! 被告人は宇宙人ハンターであり―――』

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 検察官(cv関俊彦)と、弁護士(cv楠大典)、丁々発止の攻防!

■ボール殺人事件
 レア宇宙人の自宅にマスク姿で侵入、ボールをブツけて殺した――――。
 と、疑われるダンディ。

 ンなアホな!

 という事もないあたり、実にダンディ。
 何故わざわざボールじゃんよ!

 ボールをぶつけ殺した前提で、検察官はダンディを「犯人」に仕立てあげていくじゃんよ。

検察官『被告人の証言によると、あなたは「乗組員」ではなく―――』

ミャウ『……いつか、何かやるんじゃないかと思ってました』

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 ミャウ、本気でダンディを見下げ果てるの図。

■仕立て上げるスタイル
 検察官は、スカーレットにミャウ、QTを次々と召喚。
 ダンディが金に困り、また、金のためならなんでもやる男だと印象付けてゆく。

 乗組員ではなく、ネコとしてペットショップに売り飛ばそうとしたが断られ、仕方なく居候させているだけだ、と。

 たとえばミャウは、検察官に「お前は乗組員と見られて無い」と煽られ
 QTも同じように煽られる。

ローズ『足元に、ボールが転がってきたの』

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 なんだか扇情的な服だなぁ、と思ったらブービーズ勤務だそうな。

■妻は見た
 第一発見者は被害者の妻、呻き声を聞いて飛び込み、状況を目撃したという。

 ただ「夫がレア宇宙人と知らなかった」
 何より「多額の保険金をかけていた」とも判明、ダンディは彼女を庇っているのか?とも思わせる展開に。

検察官『被告人が、“そのボールを使った”という事実だけが重要です!』

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 磯野ー、法廷いこうぜー!!

■「持ち主」登場
 ここで、凶器のボールが「五千パーセクも離れた、別の惑星の少年」の持ち物と判明。
 中島=ヒロシと、磯野スキップジャック登場!
 声がそのまんますぎる!

 おお、うっかりボールを他人の家に飛び込ませる事に、宇宙一定評のあるコンビだ!!

 風向きが変わってきた!
 が、まったく別の惑星というのがおかしい……?

弁護人『いえ、ダンディ容疑者からDNA反応自体が無いんです』

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 ダンディ、人間じゃないのか?

■デカパイオニウム
 さらに、ボールからも「パイオニウム」が検出され
 その専門家が招聘される。

 次元を越え、時間と空間を歪める強力なエネルギー、正式名「デカパイオニウム」――――。

 尻好きなのにデカパイとは……。
 ともかく、希少粒子検出によって「ボールにダンディが触れた」と決め付けられる。が。

『なるほど、夫の保険金が欲しい妻と、愛人の宇宙人ハンターが共謀して―――』

スカーレット『まさか、ダンディがあんな女に目がくらんで…?』

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 さらに、妻がブービーズ勤務と判明したことで、ダンディが愛人だと動機が浮かんできますが
 スカーレットが驚く辺り、印象的。

 以前ならともかく、トレンディ回をやった後だと印象的ですよね。

博士『パイオニウムは、“精神が放つ強烈な波動と呼応する”可能性がある』

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 パイオニウムの性質、本作自体のキーがこんな所で語られるとは!!

■明かされる「殺意」
 しかし、デュラン博士が語る粒子の性質、陪審員たちの「気付き」で事態は一変してゆく。
 ボールが「ワープした」のは、ヒロシのせいだったのだ。

 当日の書き込みにはこうあります。「いま殺しに行きます、ジャコビニ流星打法で」――――

 実は、中島ヒロシは、磯野スキップジャックに殺意を抱いており
 その殺意で「ワープした」と判明する。

 なるほど。そこで激しい殺意がパイオニウムと共生して、空間転移を起こし、消える魔球となって―――

ヒロシ『お前が、宇宙ィッターで俺をブロックしてたからだーーーーー!』

『俺は、俺はお前を親友だと思ってたんだーーっ!!』

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 宇宙ィッターをはじめたとき、中島は「自分がブロックされていた」と知った。
 自分にだけ見えないよう、磯野が処置していた。

 つまり磯野は、中島に見られたくない話を書きつらねていたに違いないのだ、と――――。

 ヒロシです
 親友だと思っていた男に……、ヒロシです。

 そして、この無駄すぎるまでに熱い超作画だったのです………。何故ここに手間をかけた!?(褒め言葉)。

裁判長『被害者のあざは、名勝負といわれた「対バーバ戦」で受けた傷!』

スカーレット『まさか! 彼が……、あの!?』

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 今週、トレンディ回と繋がりすぎィ!!

■英雄の成れの果て
 そして、実は被害者は「かつて、宇宙プロレスで名を馳せた悪役覆面レスラーだった」と判明。
 妻は「法廷では、正体を明かせない」と悩んでいたのです。

 あの、格好良かった頃の彼に戻ってほしい

 そう思って色々買い込み疑われた。
 けれど、そう証言したら「正体がバレてしまう」から言い出せなかったのです。

 全部、愛のせいだったのです―――。

裁判長『静粛に! レジナルドさんがいま意識を取り戻したそうです!』

『彼は“睡眠時無呼吸症候群”で、単なる長時間睡眠、誤診だったそうです』

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 良かった、ボールが当たって呻き声を上げて死んだ人なんていなかったですねっ!

■死んでた詐欺
 同時に、実は被害者自体、最初から「死んでいなかった」と判明。
 なにぶん珍しい宇宙人なので。
 珍しいので。

「バカな!」「じゃあ、この裁判は一体……!?」

 こっちの台詞だよ!
 と視聴者がツッコミを入れる暇も無く、ガチャン! と鎖の音が響き―――――。

ダンディ『ふわぁぁぁぁぁぁ、よく寝た』

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 実は、ダンディも最初からずっと居眠りをしていただけと判明―――――。
 ダンディよお前もか!

 かくして、とんでもなく人騒がせな事件は幕を閉じた。

 検察官と弁護人
 この二人は肩を並べて泣いていい。

 というか奥さん、なんで旦那にそんな高額な懸賞金かけてたじゃんよ………?

予告『長きに渡ったこのバカ騒ぎも、いよいよ次が最後の宴だ!!』

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 しかし、裁判所を出たダンディは謎の兵士たちに取り囲まれる……、ガチで続く!!

■デカパイオウム
 DNA反応すらないというダンディの異常性。
 そして、パイオニウムは、より固有率の高いダンディ自身に、次元を越え引き寄せられる

 今までのトラブル三昧の日々は、同じように起こっていたという事か?

 なんと、ここにきて風呂敷を畳み、頭の良い展開をはじめたスペース☆ダンディ!
 そんなSFちっくな展開でキレイに終わるのか?

 いやそんな事は無い!
 無いはずだ!

 次回、最終話「ネバーエンディングダンディじゃんよ」



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