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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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ALDNOAH ZERO -アルドノア・ゼロ- 最終話「たとえ天が堕ちるとも -Childhood’s End-」感想

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忠臣暴走。果たして誰が生き残ったのか………?

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 衝撃的なラストを迎え、やはりスレイン君が深い業を背負うことになってしまった最終話。
 姫を、戦いに利用し死なせた伊奈帆を、やはり許せなかったか。
 その上、自分がやらかした事もあって大暴走。

 コウモリ―――――。

■解せぬ
 ただ伊奈帆は生存フラグ多数、中でも敢えてスレインを挑発したのは?
 一切の交渉をせず、神経を逆撫でする言動。
 らしくない。

 なら何故「伊奈帆は自分を撃たせた」のか?

 その疑問に応えるであろう第二期クール、どうなるのか楽しみですね。

鞠戸『無事っつーか……、アレだ、俺たちの事は気にせず先にいけって奴だな…』

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 結果的に、デューカリオン残存組は生還したと考えられます。

■地球連合本部、防衛成功
 デューカリオン隊の特攻によって、ザーツバルム伯の揚陸城は陥落した。
 しかし、その戦いでアセイラム姫は重傷を負い
 消息を絶ってしまう。

 最後に同行していた界塚伊奈帆も、頭部を撃ち抜かれ、スレイン・トロイヤードは姿を消す―――。

 次回、第2期は2015年1月放送開始予定。

伊奈帆『怒りも憎しみも、戦争を有利に運ぶ手段でしかない。興味ありません』

『だから、僕は“火星人”というだけで憎いとは思わない―――』

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 合体と多機能化というシンプルな強化策!

■憎しみの否定/塊
 突貫の衝撃で乗員の多くは死傷、気絶してしまった為、前線部隊が「姫」と同道。
 その道すがら、悔恨に沈む姫を伊奈帆は慰める。

 そうか? 我は地球人というだけで憎いがな――――

 だが、「戦争を優位に運ぶ手段」として、憎しみを植えつけられた男の一人
 ザーツバルム卿が襲来。

 彼は、姫を確実に殺害すべく、機体本来のスペックを解放する。

伊奈帆『アイツは僕が食い止める。―――足止めできればいい』

ザーツバルム『フィールド展開、抜刀!』

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 ディオスクリアは、状況に応じて分離・合体し、一対多数でも戦闘できるカタクラフトだった。
 その操縦を「通信」する為に、妨害電波が弱かったのだろう。

 のみならず、無敵防御・レーザー刀・単分子パンチと複数の機能を搭載!

 さすが前大戦の数少ない生き残り!
 年長者だけあって、良いカタクラフト持ってるワケですな!

スレイン『何故、僕を助けてくれたのですか、地球人なのに…』

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 伊奈帆と、生き残っていた地球カタクラフト隊と合流し戦い始めた頃
 スレインは「敵とは何か」を再確認していた。

 貴様は誰に銃を向けた! 味方に銃を向けるやつは居ない、そういう事だ!!

 地球人同士でも、銃を向け合えば敵同士。
 火星人と地球人でもそうだ。

 ちょうど、伊奈帆達がライエを介して再確認した事を、スレインも再び実感として学んでゆく。

スレイン『ダメか、ドライブが停止してる! 起動権を与えられた人でなければ』

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 ダメか!は成功フラグ。

■起動権
 元々人口が少なく、連合本部に「派兵」までしたザーツバルム城は、白兵戦で劣勢に陥りつつあった。
 スレインは「タルシス」を、補助動力で動かそうと試みるが
 アルドノアドライブが稼動を始める。

 スレインは驚くが、やはり彼には「起動権」があったようだ。

こっちの記事で画像付き紹介してますが契約のイメージ画では「手に口付け」しています。
 または「父がアルドノア研究者」、というのが理由か?

伊奈帆『やっぱり、腕を飛ばす時はバリアを解除する必要があるんだ』

インコ『何!? あたし囮!?』

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 解析完了!伊奈帆さんのターン!!

■多機能化の弊害
 一方、ザーツ卿に押された伊奈帆は、インコ達のところまで追い込まれる。
 しかしそれも計算の内。

 複数の機能を同時使用する為、かえって生まれてしまった「隙」を突く伊奈帆。

 敗戦理由「パンチ」。
 のみならず、種を知っている伊奈帆は、積極的に隙を見つけてゆく。

発動時、全身が「光すら通さなくなる」為、真っ黒になるのだが―――

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 その為、光が当たる=黒くない箇所が通信口だと、一発でバレてしまう!
 タネが解っている伊奈帆ゆえの戦法!

※腰の辺り。

伊奈帆『いや―――、むしろ近付いてくるのを待ってた』

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 さらに、ミサイルを満載した「外骨格の脚部」を自分で誘爆!即座に離脱!!
 容赦なき伊奈帆の攻め!

 というか、どんだけミサイル積んでるの外骨格!
※しかも「腕」を再装着できました。

伊奈帆『そして、設置面にバリアは張れない』

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 爆発で転倒したザーツバルム機は、自分を「落下」させないよう、バリアを解除してしまう。
※胴体のバリアが有効だと、床を消滅させてしまう。

 結果、胴体全体のバリアが解かれてしまったザーツ機は、しこまた銃弾を叩き込まれる――――。

伊奈帆『先にいって、すぐに追いつく』

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 ちゃんと「挑発」出来る伊奈帆が、ラストでなぜ敢えて「挑発した」のでしょうか?

■圧倒
 バリアをはじめとする装備を失ったザーツは、そのまま伊奈帆に圧倒された。

 貴様らには解るまい、憎しみを植えつけられた恨み、それに気付いた虚しさ―――
 愛する者を守れなかった無念、解りはすまい!

 伊奈帆は、敢えて銃を捨てて挑発
 怒ったザーツの勢いを利用し、ワイヤーで引き倒し、その隙に外骨格を回収。

 頭部を犠牲にしつつ、腹部に強烈な一撃を食らわせる。

『我、アセイラム・ヴァース・アリューシアの名において命ずる、眠れ!』

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 インコたちは扉を開けさせない為、外に残って扉を防衛。
 その後は不明。

 アセイラム姫は上位権限を使い、城の動力を停止。かくして作戦は成功に終わったのですが―――

ザーツバルム『我は、憎むすべてを破壊し、憎しみの連鎖を絶つ!』

スレイン『――――伯爵っ!』

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 なお立ち上がるザーツバルム卿だったが、伊奈帆は「左腕」でトドメをさせる状態だった。
 それに気付いたスレインが突撃――

 結果、三機はまとめてアルドノア・ルームに飛び込んでしまう。

ザーツバルム『我を助けたな? スレイン……』

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 姫は、まず右胸に弾丸を受け、振り返ったところで再び弾丸を受ける。生存の可能性アリ……?

■スレインの皮肉
 ほぼ同時に、アセイラムによる「揚陸城停止」ミッションは成功。
 だが、スレインの突撃で伊奈帆は重傷
 ザーツは姫を射殺する。

 ………良くやった

 既に皇帝は高齢、余命いくばくもありません。
 ザーツ卿は本懐を果たしました。

 姫を殺してしまえば、後はほうっておけば王族は絶えてしまうのですから

 彼は、敢えて「お前のおかげで姫を殺せた」と言いたげに笑い、スレインに射殺されます。

ザーツ卿、敢えて「頭を撃て」と微笑む

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 銃が「詰まる」まで、ムチャクチャに撃ちまくったスレインに
 ザーツは無言で「頭」を指差す。

 頭を撃て。

 その意味を理解したスレインの表情、乙女。

スレイン『そこまでだ。姫に触るな―――、オレンジ色』

伊奈帆『―――コウモリ』

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 姫は出血、伊奈帆も着弾点は頭だと思われますが………。

■幼年期の終わり
 しかし、撃つ前に伊奈帆がコクピットから這い出し、ザーツ卿はそのまま放置。
 姫との思い出を振り返りながら、伊奈帆は這う。

 スレインは彼を止めようとするが、ほぼ伊奈帆の想定通り「彼を撃ち殺して」しまう

 ザーツバルムがそうしたように
 伊奈帆に誘導されるままに、彼を撃ってしまうスレインだが――――?

モノローグ『アセイラム姫の消息は、未だ知れない―――』

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 姫に歩み寄る靴音と共に、2014年12月、ザーツバルム城陥落という「事後」のモノローグが流れ
 姫の消息は、いまだ知れないとぼやかして完結する。

 後には、ただただ雪と風の音―――

 デューカリオン組は、身動きできない状態で出番終了
 ユキ姉とインコちゃんは敵陣に突入。

 共に死んでいてもおかしくない状況ですが、描写から言えば、生存している可能性が高いと思われます。

スレイン、幼年期の終わり<Childhood’s End>。次期クールでは……?

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たとえ天が堕ちるとも守りたかった者」を守れなかったスレイン。彼の次の行動とは。

■果たして「死者」は?
 第一クールラストに相応しい衝撃展開
 たとえ、天が落ちようと死にそうになかった伊奈帆君が死にました……。
 もっとも生存の可能性あり。

 一方スレイン君は、業を背負う形に。

 ザーツ卿が、自分ら火星騎士を「(戦争を有利にする為に)、憎悪を植えつけられた」と叫んでいましたが
 彼の最期を見ていると、状況は違えどそんな印象も?

 ザーツ卿の最期は「自分を殺せ、満足しろ」それとも「その怒りで、全部ブッ壊せ!」のどちらなのか?

 伊奈帆の挑発は不明ですが
 結果的に、仇を二人とも殺し「怒りのぶつけ先」を失ったスレインが、次にとる行動とは……?

 後は第2クールのお楽しみですね。



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