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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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アオイホノオ 12巻 [島本和彦]

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ガイナックス無双! そのとんでもない余韻。神をも恐れぬ発言が……

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※画像右下隅クリックで拡大。

 庵野氏など、後の「ガイナックス」組が制作したアニメは、SF大会でとんでもなくウケた!
 実際にそれらしい映像が併載され、とんでもない代物であった……が

 山賀博之氏、とんでもないKY発言!

■「あの人、誰?」
 漫画の神様手塚治虫氏に直に褒められた末、オチがこれ!
 思わず真っ白!

 おかしいだろう!? 絶対におかしいだろう!?

 それを聞いたホノオ、魂の絶叫であった―――。誰だってそーする、俺だってそーする。

小学館編集『ああ、彼は僕の感性には合わないんだよねえ』

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 ついに完成した「必殺の転校生」、あえなくダストシュート送りに……。

■大人と子供と高橋留美子と
 庵野達が作り上げた「SF大会アニメーション」や
 高橋留美子の「うる星やつら」アニメ化に刺激を受けながら、ホノオは自分の漫画を完成させてゆく。

 俺はアホな漫画を描く!

 だがホノオの手法は、以前、彼を評価してくれた集A社担当氏には「逃げている」と評価され
 挙句、彼にバカにされたと感じたホノオは、完成原稿を小学館に送る。

 ホノオ自身ダメ元で送った「必殺の転校生」は
 これまた、彼を知る編集の目に止まり、ダストシュートへと放り込まれるのだが―――。

集A社編集『男なら、堂々と……、言いたいことを書かないと!』

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 島本氏、もといホノオが辿りついた手法は、ギャグを織り交ぜるやり方だったのですが
 その手法を「照れている」と表現!

 なんて的確な!?
※感想には個人差があります。

 彼はホノオを評価し、「教訓」を送るのですが………。

ホノオ『あかんわ…、あの人とは……、ここまでか』

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 すげぇ車田正美パンチだ!

■ベタ
 要するに「もっと王道を学び、マジメにメッセージを描くべきだ!」
 もっとシリアスを描こうぜ!
 という助言。

 しかしホノオは「ベタ=黒塗り」と勘違いし、バカにされたと曲解……、集A社と袂を別ってしまいます。

 なんて斬新な曲解………。
 ここで、もしシリアス作家を目指していたら、島本先生はどんな漫画家になっていたのでしょうね?

収録

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 変に印象に残った「空手談義」。なんという熱い回し蹴り推し――――!

 少年サンデーコミックススペシャル「アオイホノオ 11巻」。
 島本和彦。ゲッサン連載、小学館発行。
 2014年7月発売(前巻2013年12月)。

■収録
 焔がゴールドライタンOPを熱く語った第67章から
 彼の原稿がダストinする72章まで。

 カバー下はいつも通り、今巻シーンの詰め合わせ。


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