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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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アカメが斬る! 第6話「絶対正義を斬る」感想

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ピンチの後にチャンスなし。因果応報というには報われぬ第6話

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 段違いの戦力ゆえ、帝具使い同士がぶつかり合えば必ず片方が死ぬ
 第4話での、その言葉通りとなった第6話。
 それは理解できます。

 悪らしく仲間を見捨てていれば良い勝負が出来たのに、中途半端な奴―――♪

■絶対正義に斬られる
 前回、ようやく背景が語られたシェーレが早くも犠牲に。なんてこった……。
 袂を別った幼馴染との再会もなく……。

 ギリギリで別働隊が助けに来る事もなく、ピンチを重ねた末の敗北。

 何というか、第一話を思い出す展開となりましたね。主要キャラにも容赦ないのか………。

『お前らちゃんと稼げば、もっとクスリを回してやるからなぁ?』

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 ダメ、絶対。

■壊れた正義
 新米帝都警備隊、同じく父と師匠を、殉職の形で失った少女セリュー。
 視点が違えば正義は違う。

 過酷な人体改造を課し、帝都の守りを自負し、ナイトレイドに正義の鉄槌を下すセリュー。

 マインの援護を受け、セリュー自身を追い詰めたシェーレだったが
 彼女の「奥の手」からマインを救い
 自らは落命してしまう。

 無敵を誇るナイトレイドを新米兵が討ち取った事態に、帝具には帝具、その原則が徹底され始める。

 次回、第7話「三匹を斬る -前編-」

レオーネ『私の顔なじみがいたからだよ、それ以外に理由なんて無いっ!』

タツミ『どんな理由だっていいよ!』

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 とにかくレオーネが格好良かった! タツミも強い!!

■僅か五分の殲滅劇
 レオーネの預かりとなったタツミは、貧民街の女を薬漬けにし、色街で働かせていたクズを殲滅する。
 一撃で二人三人当たり前!

 帝具使いのレオーネのみならず、一話冒頭で巨大獣を一蹴したタツミも相当なもの!

 戦いに際し、お仲間だから怒っただけだと言うレオーネに
 タツミは別に良いと笑う。

 どんな行動原理だっていい、それが希望になるならそれで良いと笑うのだった

レオーネ『前から思ってたんだけど、お前のそういう顔、可愛いな……♪』

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 タツミの発想も聞いていて気持ち良いですが、レオーネもデレるデレる!
 元々、引き込んだのも彼女ですしね。

 しかしタツミと仲良くなるのは死亡フラグだぜレオーネ姐さん!

マイン『コイツ、ぜんぜん気配が無かった……!?』

『夜毎、身を潜めて待っていた甲斐があった――――!』

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 セリュー、発想と行動が完全に犯罪者。

■生物帝具“ヘカトンケイル”
 一方、別働隊として、クスリの供給源を討ったマインとシェーレの二人
 中距離と近接のコンビはセリューと遭遇。

 当初、二人の帝具の力を見せ付けるも、ヘカトンケイルに「攻撃」は無意味だった。

 核を破壊しないかぎり無敵!
 考えてみれば、攻撃が「線」であるシェーレには分が悪い相手かも!

マイン『嵐のような攻撃、援軍も呼ばれた、これはまさに―――、ピンチ!』

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 よし、ピンチだ!

■浪漫砲台パンプキン
 よって、最も有効なのは「面」の攻撃をする事!
 マインの出番!

 追い詰められるほど威力が上がる帝具、パンプキン!

 が、頭部右方向から大火力を浴びせるも、核を傷つけるには至らなかった。

シェーレ『彼女自身も強い!? ――――人体改造!?』

『隊長から授かった切り札だ!』

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 腕の下に埋め込んであったって事は、腕も手術で「くっつける」事ができるのでしょうか?

■切り札を斬る
 マインの「砲撃」を囮に、使役者であるセリュー自身を狙うシェーレ。
 が、対人戦帝具を有するシェーレに対し
 なおセリューは食い下がる!

 両腕を犠牲に攻撃を凌ぎ、さらに「両腕代わり」に埋め込んでいた火器で抵抗するセリュー。

 が、火器はシェーレには通じず
 頼みのヘカトンケイルも、そろそろ核の位置が特定できはじめていたのだが――――。

セリュー『あれを使うとオーバーヒートするけど――――、コロ、狂化ァ!』

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 生物帝具による一握り。マイン、後遺症が残っていなければ良いのですが。

■正義執行
 追い詰められたセリューは、帝具ヘカトンケイルの奥の手「狂化」を発動。
 マインが捕まったとみたシェーレは
 セリューの相手を放棄

 が、その隙に「セリューの口中の仕込み銃」で撃たれ、ヘカトンケイルに喰われてしまう。

 マインを助けようとしたのが原因となり
 セリューを相手に、背を向けたのが原因となって、シェーレは致命傷を負ってしまう。

『すいません、タツミ――――』

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 もう、抱きしめてあげられません――――

■最初の犠牲者 
 その後も「助け」は来る事も無く、渾身の力で目くらましをしたシェーレの意思を汲み、マインは逃走。
 幼い頃から「役立たず」と言われ続けた彼女は
 役立てたと感謝する

 居場所を無くした後、共にいてくれたナイトレイドに、楽しかったと気持ちを贈った。

 最後の最後
 泣き虫だったタツミに「もう抱きしめてあげられない」「すいません」と残し、シェーレは散るのだった。 

『やったぁ…、悪らしく仲間を見捨てていれば良かったのに中途半端な奴―――』

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 ヘカトンケイルが可愛い声だしてますが、これって咀嚼音なんですよね……。

■絶対正義
 正しさを疑わず、周囲が引くほど壊れてしまった少女セリュー。
 シェーレの最期を侮辱し、喜びに震える。

 このシーンに限らず「修正」が厳しすぎますが、ともあれ絶対正義が勝ち残る事態に………。

ブラート『取り乱すな! いつ誰が死んでもおかしくないと言っただろうが!』

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 セリューとの決着をつけるのは、タツミかマインか。

■激突前夜
 これまで無敵を誇ったナイトレイドが、新米警備隊員に敗れ去った。
 やはり、帝具は帝具でないと倒せない
 そう帝国も確信したはずだ。

 シェーレの死は、帝具使いの呼び水となったとナジェンダは告げる。

 無力さに拳を握るタツミ。
 しかし、あのとき慰めてくれたシェーレはもう居ないと、タツミは一人で星空を見上げる。

エスデス『―――ただいま、帝都』

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 そうこうしていると実戦部隊としては最強の将軍、エスデスも帰還。
 早い、早いよ!

 役者は揃ったと言うべきところですが、シェーレが欠けてしまったのがなんとも言えません。

次回、アニメシリーズ初の前後編。またも帝具が相手なのか?

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 自分たちを悪と任じ、因果応報を覚悟しているナイトレイド。とはいえ早すぎる………。

■理由
 早くも、あまりにも早くもシェーレが殉職。
 納得ずくではあるのですが……。

 どんな理由だっていいよ、そこに少しでも希望があるなら、それで良い!

 この戦いを前に、タツミが言った言葉も印象的。
 シェーレの戦う理由だって、正義の為、帝都の治安を守るという意思が根本にあります。

 正義の為に殉職した父とオーガ隊長の仇、彼女はそう思って戦っている。

 美しい理由が、回りまわって人々を苦しめる結果になる
 なんとも皮肉なお話なのかも。

 次回、第7話「三匹を斬る -前編-」



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