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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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Free! -Eternal Summer- 5Fr「決意のヘッドアップ!」感想

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ダメだと諦めない事! 後ろに仲間がいるって事!! 渚くん奮起の第5話!

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 コミカルな冒頭から判明する「渚くん家の家庭事情」。その為にメンバー全員が奮起する訳ですが
 中でも「理由が解った時」に一番厳しく、クライマックスでも向き合った怜ちゃん
 やっぱり格好良かった!

 ボクは、渚くんは“諦めない人”だと思います

■電話してた男
 しれっと電話してた遥先輩も素敵でしたね!
 普段からトボけてる分、やる時きっちりやるのはズルい!

 そして、率先して前を歩く真琴先輩! 四人ともキッチリ見せてくれた! やっぱ良いメンバーだわ!

『ほら、行くよ―――、ひぃ!?』『ま~こ~ちゃぁぁぁんッ!』

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 青空に吸い込まれる真琴の悲鳴。なんて開幕だ!(褒め言葉)

■決意(=諦めない事)
 やたら部活に張り切る渚、実は部活を辞めさせられそうになり、家出をしていたのだ。
 怜は親と話し合うよう勧めたが、きっと聞いてくれないと渚は怯える。

 けれど「諦める」なんて気持ちは、渚には無いのだ。

 怜の言葉に、遥と真琴に元気付けられた渚は、正面きって水泳をしたい気持ちを親に伝えて許可を得る。
 いよいよ夏の盛りは迫り、全国大会予選が始まろうとしていた。

 次回、6Fr「無敵のプライム!」

怜『なんでまた遥先輩の家に?』

真琴『ハルん家に泊まってたんだって。ねぇ、ハル?』

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 シュールすぎる。

■泊まる渚/燃える渚
 冒頭、いつもの水風呂かと思ったら渚でした。そんな第5話。
 早いものでもう半分ですね。

 何故かと問うて見ると、近くの公園に泊まろうとしてたから拾ってきた。そんな感じ。
 今時、公園では火気厳禁ですからね。
 ご時世ご時世。

 ハハーンこりゃ家出だな?と視聴者は察する訳ですが、何故か部活に燃える渚君。一体どうした。

凜『当たり前だろ、慢心してる奴が世界にいけるか。そうだろ宗介?』

『―――ああ、そうだな?』

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 凜ちゃんってホントお母さん属性。一期では尖ってたとか信じられないレベル。

■生返事?
 一方、今週唯一の鮫柄パートは「お前、また身体絞ったか?」というソースケ君の指摘。
 その後のやりとり、完全に生返事でしたがどうしたんでしょう?

 凜の身体に思うところがあったのか?
 或いは、「世界に行く」という言葉に素直に頷けなかったのか?

 今後の伏線でしょうけれどよう解りません。あと今週も似鳥くんが元気です。百太郎がマジ百太郎です。

遥『――――まあ、お前なら何でもなれそうだな』

渚『え? それはハルちゃんだと思うよ?』

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 今週は、一期を踏まえた要素が多い話でしたね。

■傍目八目
 何故か燃える渚につられ、猛特訓した水泳部。
 が、その渚がらしくない……?

 やがて再びデッカい荷物を脇に置いて現れた渚と、遥は進路について語り合います。

 目をキラキラさせ
 数知れない「なりたいもの」を語る渚に
 進路を決められない遥は、少し呆れたように、どこか羨ましそうに「何にでもなれそうだ」と言います。

 が、そんな遥に「それはハルちゃんだと思うよ?」と渚は言うのです。

渚『きっと水泳選手にだってなれちゃうよ♪』

遥『―――興味ない』

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 にしても渚くん、スラスラと友達の「良いところ」を言えるって、凄く素敵だと思います。本当に。

■水泳選手
 褒められて目をキラキラさせていたハルちゃんですが、気になるのは目を伏せたところ。
 ちょうど「水泳選手」ってところ?

 泳ぐのが誰より好きな遥ですが、職業にはしたくないのでしょうか?

『僕が行きます。僕の理論に基いた交渉術にかかって、落ちない人はいません』

『“交渉人”竜ヶ崎怜とお呼び下さい――――!』

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 今週、最も腹筋にキた一連のシーン。さすが水泳アニメだ!

■渚バリア!
 やがて「渚が家出した」と気付いた一同は、理由を聞き出そうと試みる。全力で!
 しかし岩鳶の全力は、騙し、買収、勘違いの三段攻撃により
 見事、渚くんに防がれたのでした―――

「解りましたよ―――、犯人がッ!」

 何の!?
 それぞれ微妙にテンポが違うのも笑える!
 というか三者三様、見事にあしらってしまう渚くんって、結構スゴい………。帰りたくないという凄み!

怜『渚君は、このまま家に帰らなければ、いつかはご両親が認めてくれる…』

『それが“認めさせる”事になると、本当に思っているんですか?』

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 率先して厳しい事を言う怜。それもまた彼らしい。

■家族
 渚の事情とは、成績悪化により「水泳部を辞めさせられる」という真っ当なものだった。
 怜も、ここぞと「僕が教えましょう」と言うのだが
 渚はガンとして受け入れなかった。

「僕の親は、一度ダメって言ったら、きっと許してくれないと思う―――」

 個々の家族特有の「ウチの家族は違う」という理屈。
 渚は諦め、逃げた。

 だが、仮にそれで認められても、それで自分自身が納得できるのか?そう怜は厳しく問う。

渚『―――この仲間と泳げる事が、楽しくて楽しくてしょうがないんだ!』

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 渚くんが、暗い顔して机にかじりついてたって……。

■楽しいって事。
 追い立てられるようにスイミングスクールに逃げ込んだ四人に、渚はより深い事情を話す。
 というのも、中学時代が本当につまらなかったのだ。

 進学校に進み、ライバルと勉強漬けの日々を送っていた事。

 そんな彼を見かねた両親は、高校は希望を汲み取り、岩鳶に進ませてくれた。
 遥や真琴に逢えるかもしれないと期待し
 そして、怜に逢えた。

 だから今が楽しくてしかないんだと快活に笑う渚。だが、怜だけは引っかかりを感じていたようで……。

怜『渚君がそう思っていること、ご両親は知っているんですか?』

『知らないと思う。言った所で聞いてくれないと思うし―――』

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 常に「和解」を探そうとする怜。和解なんてない、と最初から諦めてしまう渚。
 思い込み。

怜『渚君は、そうやって話す事を最初から諦めてきたんじゃないんですか』

『本当の気持ちも、最初からずっと、諦め続けてきたんですか』

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 気持ちは伝える事が大事で、その為に、自分自身の芯を強く持つ事が大事なんです。きっと。

■諦めない
 プールサイドまで追い込まれたところで、怜はずっと思っていた事を口にする。
 諦め続けてきたんじゃないのかと。

 でもそれは、渚が“諦めない人”だと信じているからだったのだ。

 ちょうど追ってきた「両親」に怯むことなく
 渚は今度こそ向き合う。

 自分が、ずっと楽しくなかった事
 でもそれは両親を怖がって、何も言えなかった自分が悪かった事

 でも「もう逃げたくない」「諦めたくない」、仲間と泳ぎたいと真っ向から立ち向かう。

天方『葉月君! こんな言葉があります、“親の心、子知らず”』

『―――ご両親が心配しています。帰りなさい』

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 ここで一拍、間を空ける動画を入れるのが京アニ流。

■許しませんよ?
 結局、親だと思ったのは顧問の天方先生。
 実は遥が先んじて連絡し、今回の件は自分達に任せて欲しいと伝えていたのです。

 彼女は強い語調から、一転、優しい口調になって「両親と話し合う」よう勧めます。
 親もまた、ただただ彼が心配で探し回っていたのです。

 本気をぶつけて語り合う事。
 もしダメでも、その時は「みんな」が居てくれる事。

「僕たちも一緒に行くと言っているんですよ。今ここで、水泳部のメンバーを減らされる訳にはいきませんしね」
「大体、僕を無理やり水泳部に引っ張ってきた張本人がいなくなるなんて―――」
「許しませんよ?」

予告凜『ハル―――、本当の鯖缶の伝説、俺が教えてやるよ!』

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 今週予告の余韻ブレイカーっぷりは異常。凜、アンタが鯖缶の何を知っているって言うんだ!?

■傍目八目/親の心子知らず
 結局、ちゃんと話し合ったら理解してくれ、全国大会行ってこいとハッパをかけてくれたそうです。
 良いご両親ですよね、岩鳶に行くのも許してくれてますし。

 Aパート、進路の話題で、遥と渚で傍目八目にやりあったように
 渚の家族の問題も「親の心子知らず」。

 人間、行き詰まると視界が狭くなってしまいます
 でも傍から見ると、隣に誰かが居てくれると、結構なんとかなるものなのです。きっと。

 次回、6Fr「無敵のプライム!」


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