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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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白銀の意思 アルジェヴォルン 第3話「ワンマン・アーミー」感想

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戦争、膠着突入の第3話。トキムネは己の弱さを思い知るが……?

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※空に変な赤い帯が見えるのは、「航空機を阻害する現象」とか何かが起こってる為なのだそうな。

 既存機をカスタマイズしたエース、その名も「リヒトフォーフェン」登場に伴い
 本格的に、“技量不足”を思い知らされるトキムネ
 これでワンクッションといったところか。

 敵の侵攻も物理的に塞ぎ、ここからはトキムネの成長とアルジェヴォルンの謎に迫るのでしょうか?

 というか、リヒトフォーフェンて、名前がまんま「レッドバロン」じゃないですかー!
※シャアのモデルになったとされる、超有名な実在の撃墜王。

『―――独立第八部隊は、当基地に残留し撤退部隊を支援!』

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 無茶振り! かと思ったらしっかり準備済みでした。

■そして膠着へ
 航空機の運用が封じられた本戦役では、陸戦、特に踏破性能に優れたトレイルクリーガーが有効であった。
 より先進的なトレイルクリーガーを有するインゲルミアに圧倒され
 アランダス南西軍は全面撤退となる。

 両国をつなぐ険しい峠、通称「付帯の対門」での殿、爆破を命じられたサモンジ隊だったが
 異色の機体、アルジェヴォルンに目をつけたインゲルミア司令は
 偵察名目でエースを派遣

 なんとか彼から逃れ、峠の爆破には成功したものの、完敗したトキムネは苦悩に沈むのだった。

 次回、第4話「帰還」

『ご覧の有様で……』

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 なんとか要の基地までたどり着いたサモンジ隊ですが、既に撤退作戦の真っ最中!
 文書のみならず、通信システムも真っ先に破壊されており
 ジェイミーさんも苦笑いであった。

※普通、この手は暗号解読器も含む為、敵に利用されないよう、真っ先に破壊されたようですな。

インゲルミア情報部『辛いな、負け犬は……』

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 前線部隊の総指令とはいえ、所詮「現場の親玉」扱いか。

■負け犬 vs 負け犬
 アランダス王国南西部の渓谷は、インゲルミアを阻む天然の障害として期待されており
 王国側は軍の撤退後、渓谷を爆破せよと独立部隊に告げる。

 貧乏くじを押し付けられたサモンジ隊だったが、挑むインゲルミア指揮官も「貧乏くじ」扱いの男。

 情報部隊は、体よく情報だけを確保し、前線指揮官を「負け犬」と嘲弄する。

司令『リヒトフォーフェンを呼べ』

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 高速侵攻用ブースター、燃料タンク増設型。

■威力偵察
 一方、司令も情報部を軽んじており、威力偵察の名目でエースをぶつけ、撃破を試みる。
 腐っていると評されるアランダスですが
 こちらの仲の悪さも中々。

 新鋭機の情報を独自に掴み、政治的に活かせないか画策している模様。

ジェイミー『……本当に帰れるの…?』

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 毎度、ジェイミーが乗り込まないと「起動」できないらしい。なんと無造作な少女だ……。

■捨て石の如く
 とはいえ、サモンジ隊の仕事は意外に無難なものであった。
 爆破してしまえば良いのだ。

 撤退する部隊を全て確認し、渓谷を爆破する。そういうお仕事だけに「待ち」が大切なのだが……。

『トキムネ!』『あーあ、やっちゃったよ……』

『アルジェヴォルンが基地の外に!』』

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 しかし、歩兵部隊が敵に追いつかれてしまい、為す術も無く見守る状況に。
 サモンジ隊は待ちに徹するのだが……

 巨大な敵を前に、逃げ切れず虐殺されてゆく撤退部隊。

 もはや我慢ならずにトキムネが飛び出し、なし崩しに砲撃部隊も支援を開始する!!

囮作戦

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 この三機は、さっき出てきたリヒトフォーフェン配下「威力偵察部隊」であった模様。
 つまり囮作戦だったんですな。

 本隊から飛び出した三機は、王国軍の撤退部隊を次々に蹴散らし、渓谷の基地を挑発します。

リヒトフォーフェン『―――パイロットの技量が低すぎる、判断も遅い』

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 なんという酷評……。

■完敗
 イメージ操作を体得し、素早く、意のままに動かせるようになったアルジェヴォルン
 が、撃墜王との技量差にアドバンテージを覆された。

 いくら早く動けても、戦闘ノウハウが決定的に足りないトキムネは、行動を読みきられ完敗―――。

『こんな所で死ねないんだ!』

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 が、まるでアルジェヴォルンを支援するかのように「急がせた」サモンジの命令により
 早々に渓谷は爆破、リヒトフォーフェンも浮き足立つ。

 このチャンスを活かしたトキムネは強引に切り抜け、エースの片鱗を見せる!

サモンジ『撃て』

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 戦闘前に「保険」と言っていたのは、この地形での射撃用測量データだったのか
 サモンジの指示を受け、先輩コンビは適切に狙撃
 見事、道を切り開いてくれる。

 冷徹なようで、いちいちトキムネの「暴走」を見越して準備していたサモンジ。

 機体の運動性能にも助けられ
 無茶苦茶な状況から、なんとかアルジェヴォルンとトキムネは帰還するのだった。

『まさかここまでするとはな……』

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 一方、インゲルミア司令は割と他人事っぽかったという……。いやそれは予想しましょうよ司令!

■説明不足感
 という訳で陸路は断たれてしまい
 復旧までニ、三週間ほど戦争は膠着状態にはいった―――
 実は、よく見ると「空がおかしい」状況にあり、航空機が使えない世界観だとか……?

 って作中で説明が無いですよ!?

 この説明を徹底してない為、「空路を使えよ!」って思ってしまいますし
 インゲルミア司令、ちょっとそこ緊張感足りませんよ!
 ジェイミーの可愛さを見習ってください!

 また、先輩たちの敏腕っぷりが地味に目立つアルジェヴォルンですが
 次なる展開は……?

 次回、第4話「帰還」


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