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ALDNOAH ZERO -アルドノア・ゼロ- 第2話「地球の一番長い日 -Beyond the Horizon-」感想

これが“醜い”というべきものか。火星による蹂躙劇、反撃のヒントとは?

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 前回の時点で、技術的に火星に優位があると視聴者に知らせ、その無残さを描ききった第2話。
 蹂躙に酔いしれる火星人の醜さ、あまりに人間くさい醜さが印象的。
 あまりに醜い。

 攻略のヒントは、あの「防壁」に限界があるらしい点でしょうか?

■伊奈帆
 一方で主人公らしさを見せつけたのは伊奈帆。
 前回のミサイル事件といい、発想というか「見た風景を一度で理解する」冷静な柔軟さがスゴい!

 非日常的な風景でも、一発で理解し、すぐに対応する柔軟さ!

 人間離れした冷静さを持つ伊奈帆が、どうやって危機を乗り越えるかが気になりますね。

今後を暗示するオープニング「heavenly blue」

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 ラストシーンで「銃を構える」姫も印象的。その矛先はスレインか、或いは伊奈帆か?

■ヴァース、蹂躙す
 火星で発見された文明の「正当な後継者」を名乗り、地球に宣戦布告したヴァース帝国。
 その最後の戦争から15年経た2014年、火星の王女が暗殺された。

 同胞が仕組んだ自作自演とも知らず、火星全軍は怒りに燃え、地球を蹂躙をし始めた。

 その最中、自分達が「生き延びた王女」「暗殺実行犯の生き残り」を連れているなど知らない伊奈帆は
 練習機KG-6を持ち出し、捨て身の時間稼ぎを敢行する。

 次回、第3話。

司令『愚かな原始人ども―――、神の威光にひれ伏すがいい』

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 一騎当千の「アルドノア」タイプは、敵の司令クラスが直接搭乗するらしい。強すぎるのよ………。

■地球の一番長い日
 揚陸城、部隊を満載した要塞を直接降下させ、拠点を形成するのが火星軍の戦術。
 それは地球軍もよく理解していた。

 第一波の損害は無視し、要塞の包囲殲滅を図る地球軍。

 だが火星軍もバカではなく
 まずは重点的に、地球の通信機能を破壊、妨害電波を発生させる。

 やがて前線は、想像を越えた火星の兵器「カタクラフト(アルドノア?)」の前に総崩れとなってゆく。

第一撃と、その後も続く「地球と火星の温度差」

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 そして後方の地球軍は、通信インフラを破壊された為、その脅威を全く知らないことになるのだ!

 火星兵器の圧倒的な強さ、地球側の絶望感がとてもない冒頭シーン。
 工業兵器に対する、火星の生物的なフォルム。
 一方的すぎる蹂躙劇。

 彼らはもはや地球人ではなく「火星人」なのだ! その脅威を描く凄まじい冒頭シーンであった!!

姫様『―――このままの体勢で、いくつか質問させて頂いても?』

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 伊奈帆さん動じなさ過ぎィ!

■姫様、伊奈帆と出会う
 一方マイペースに避難していた伊奈帆は、親切心が仇となりつつ「避難民」と出会う。
 彼は知りえないが、彼女こそ火星のアセイラム姫であった。

 重力慣れせず、パレードは影武者が代行していたのだ。

 結果的に生き延びたアセイラムは、侍女と共に避難民トレーラーに合流する。
 しかし姫様、なかなかにハードな対応。
 そして伊奈帆ってば冷静!

『ならばこのトリルランが教育しよう、“戦場の悦”というものをッ!』

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 cv櫻井孝宏さん、なんちゅう汚れ役を!

■戦場の愉悦
 アセイラム王女を自作自演で暗殺し、地球制圧の大義を叫ぶ火星軍。その状況が刻々と確定してゆく。
 その真相は、ごく一部の騎士階級にしか知らされておらず
 騎士トリルランが「掃除役」として先行する。

 トリルランは地球軍を蹂躙、暗殺を実施した火星の同胞をも笑って薙ぎ払う!

 彼にとっては、戦場とは愉悦を楽しむ場でしかない!
 古代文明継承を「正当なもの」と考え、歪みきった火星の価値観を、トリルランは視聴者に教育する!

火星暗殺者『これが、アルドノアの輝き―――!』

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 暗殺者は「火星の自作自演」で確定。その一人が生き残り、伊奈帆らは彼女も救ってしまいます

■アルドノア
 この光の噴出は、あの無敵シールドを「展開する」描写だったようです。
 触れたものを分解する特殊な防御幕であり
 攻撃機能でもある。

 周囲を分解、攻防一体のフィールドを有するトリルラン機の前に、地球の主力機はなす術も無い!

※このシーンも攻略への伏線なのでしょうか……?

主人公機は、平凡かつ「型落ち」の機動兵器?

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 対する地球の主力機は、KG-7“アレイオン”。複数の携行武装を持つ人型兵器<カタクラフト >!
 特に面白いのは、脚部を使って「滑空」する機能がある事。
 飛べない辺りが真面目。

 また伊奈帆たちが持ち出そうとしているのはKG-6なので、一世代前の型落ちという事になるようですな。

『このままじゃ追いつかれる!』『重過ぎるんだって!』

『―――ブレーキ』

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 伊奈帆さんスゲェ!

■ブレーキ!
 ユキのKG-7を牽引しつつ、トリルランとカーチェイスを繰り広げる伊奈帆たち。
 その時、伊奈帆は平板に「ブレーキ」と口にする。

 敢えてブレーキで減速、KG-7を削って軽くし快走する!

 冷静に「何が起こってるか」を見定め、とっさに判断を下す伊奈帆。
 この子、前回のミサイルといい理解力が高すぎ!

※理解力というか、突飛な事態をあっさり受けいれる柔軟さ! 視聴者よりよっぽど冷静な主人公とは。

トリルラン『―――手伝ってやろうか?』

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 が、ユキを助け出そうとして落下しかかったクラスメイトを、トリルランは“分解”してしまう―――
 これまた事態を理解し、なぶるように“分解”する!
 下衆な……。

伊奈帆『フェリーは出航できるかも―――、僕らが、囮になれば』

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 起助という犠牲を払いつつ、なんとかトンネルの中へと逃げ延びた伊奈帆たち。
 だが今度は、彼の冷静さが「悪い方へ」作用する。

 鞠戸の短距離通信を拾った伊奈帆は、自分達が時間を稼げばいい、と決断を下してしまうのだ。

 大の虫と小の虫、自分らを容赦なく切り捨てる伊奈帆。
 トレーラーの人々の反応は……?

 伊奈帆は、ここから共同口を使えば学校に行ける、練習機KG-6と実弾がある。戦おうと口にする―――。

トリルラン『チッ。――遊び過ぎたか』

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 余談ですが、ここで「空を見上げていた」辺りが意味深。
 また「足の裏」も弱点であるはず。

 伊奈帆の言葉は、勝算あっての言葉なのか?

 次回は3話、視聴継続の分岐点とも言われる3話に、いったい何が起こるのでしょうね?

優越する者の醜さ、戦争再開最大の要因、火星の強さが描かれた第2話!

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 前回同様、古典的タイトル。今後も楽しみですね。

■傲慢
 地球規模の惨劇から、ごく身近に起きる悲劇、なんとも人間的な優越感が起こす惨劇の第2話!
 技術的、文化的優位にあると自負するもの独特の傲慢さ
 トリルランが印象的でしたね。

 また「姫様」「実行犯の生き残り」と、キーパーソンとなる人物も抱え込んでしまった伊奈帆たち。

 彼ら自身は知りえぬ状況に
 今後、どういったタイミングで明かされるか、どう活かされるかも楽しみですね!

 次回、第3話。


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