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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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ばらかもん 第2話「やかましか」感想

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努力と残念の人、半田清舟! 先生、愛されすぎである。そんな第2話

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 島流し同然に田舎暮らしとなった青年書道家、半田清舟と島民の体当たりハートフルストーリーも二話目。
 嗚呼、やっぱ半田先生ってダメだわ
 ダメな大人だわ。

 ただの、や無かですよ、みんな、心配して来てくれたとでしょう……?

■努力の才能
 そんなダメ書道家半田先生ですが、ホントに“書道が好き”だからこそ倒れてしまう。
 彼を見舞い、次々と現れる人と幽霊と……。
 感謝が染みる第2話。

 とイイハナシダナーにしつつ、全体を貫くダメ人間スピリッツ!やはり半田先生こそ本作のヒロインよ!

母『アンタは何も解っちょらーん!(物理)』

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 この後むちゃくちゃ語り倒した。

■やかましか(うるさい)
 頭を冷やし、環境を変えて書道に打ち込め―――、と“島流し”になった青年書道家・半田清舟。
 が、最初の「楽」こそ偶発的によく書けたものの
 後が続かなかった。

 七転八倒し、ついでに島の子供にもてあそばれ、島の子供にゲロを吐き、清舟は過労で倒れる。

 しかし、入院して初めて「鼓動」の存在を感じた清舟は
 また改めて書に向かい合う。

 次回、第3話「ひとんもち」

ヒロ『真面目に勉強しちょんのに、誰も解ってくれん―――』

先生『―――この島にきて一週間、まだ納得のいく書はかけていない…』

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 ちなみに先生は、美術商の友人に紹介してもらい、店の看板などを描いて生活費を稼いでいる。

■ヒロと清舟と
 冒頭、自分の努力を解ってもらえないと嘆く平凡マスターな青年ヒロ
 そして自分の中を手探る先生からスタート。

 半田先生の世話なんか止めろ!と言い出すヒロだったのだが
 一方、その先生は往生していた。

 元々ここを拠点していた中学生コンビ、美和とタマにもてあそばれる先生! 完全に位負けだよ先生!!

なる『今度はひなも連れてきたー♪』

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 余談ですが、こんな感じで「元気な子供」を題材にした作品でもあるためか
 漫画「よつばと!」と似ている
 と評する人も。

ヒロ『出て来いよ、居るんだろ!』

『うぇぇぇぇぇ――――』

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 その後、先生に「ガツン!」と言ってやろうと意気込んできた島民、郷長の息子ヒロ
 初見でゲロを喰らうという高等テク。

 なるが言うには、いつもこの時間はこんな調子だと言うけれど……?

なる『才能って何(なん)?』

『ちょっと頑張れば出来る奴と、どんなに頑張っても出来ん奴がいるって事だ』

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 ちゃんと、書を避けて跳ぶなる。良い子である。

■ヒロ、反省する
 若くして書道家をやっている半田先生を、才能がある奴だ、と切り捨てるように見るヒロ。
 しかし、なるが何気なく開けたふすまに驚愕する。

 この一週間で書き連ねた書が、びっしりと乾かしてあったのだ!

 頑張って頑張って、なお答えが見えない清舟。
 ヒロは、自分は努力してなかったのだな、と反省する……、良い青年ですわ。そして軽いホラーですわ。

ヒロ『―――今回が、最後の差し入れですから』

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 心を入れ替えたヒロは、自分も頑張る事と「明日からは自炊してください」を改めて伝える。
 にしてもコレ、どうみても親子である。

 長崎ちゃんぽん―――
 それは具沢山、かつ味が染みた麺が自慢の麺料理である。スープで軽く麺を煮ているのがポイント。

なる『せんせいー!? きゅうきゅうきゅうしゃーーーっ!!』

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 死んだー!

■先生、入院する
 だがヒロの決心も束の間、半田先生は倒れてしまう。割と愉快に。
 一週間、書に没頭しすぎたらしい。
 限界を知らぬ男・半田。

 そんな先生を見舞い、郷長夫妻・美和・タマ・ヒロ・なる、次々と島民が押しかけた。

 まあ余計悪化したとしか思えないのはさておき!

『はやく呼ばないと、腕から空気入って先生死んじゃう!』

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 点滴が切れた時も、そのまま「チューブを伝って空気が入ってくる」と大騒ぎ!
 大丈夫、少量なら大丈夫だから!

※今は入らないように改良されているそうです。

じいちゃん『ただの、や無かですよ、みんな、心配して来てくれたとでしょう……?』

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 わたしの“ダンナへの愛”を試さないで!

■鼓動
 一段落した先生は、同じように入院しているというお爺さんに励まされる。
 ただの入院って訳じゃあない、だってみんな心配してくれている
 あなたが無事で良かったと喜んでいる―――。

 自分の幸せを感じた先生は、その衝動のままに“鼓動”が浮かんだ。字が浮かんだのだ!!

 早く書きたいと暴走したり
 ハッ倒された挙句、尻に座薬を入れられたり
 実は、昨日のおじいちゃんが、正体不明すぎて昏倒したりと―――、色々あったけど先生は元気です―――。

なる『しぇんしぇー! 先生が切った血まみれのたまねぎ、どうしたら良か?』

『これは血じゃない! スパイス的な? タバスコ的な? そんなものだッ!!』

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 その日、ヒロはほんの少し優しくなれたのだった。

■今週も大忙し!
 書道バカ・半田清舟先生を掘り下げつつ、島民登場回となった第2話。
 コメディですけど、ちゃんと掘り下げていって
 最後にまた笑わせる!

 コントの如く「やかましか(うるさい)!」と振り回される先生に笑えましたが、割と求道者なのです。

 好きな事なら、いくらやっても苦にならないタイプ
 だけど、体はモヤシっ子です。
 そして心もモヤシです。

 次回、第3話「ひとんもち」



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