知ってた方が不幸でしょうか、知れない方が不幸でしょうか。金木、新たな道へ
これはいけません。Cパートで本編の余韻を吹っ飛ばすたァ何て真似を!!(褒め言葉)。
てことは錦さん、生きてんでしょうか。
生きてて欲しいですねぇ。
それは違う。キミは人間でもあり、喰種でもある。二つの世界に居場所を持てる、唯一人の存在なんだよ――
■金木、新たな道へ
曙光と共に、金木に新しい道を見せてくれた芳村店長、ナイスガイ……。
今期のナイスミドル枠はこちらでしたか。
そうでしたか。
曙光と共に、金木に新しい道を見せてくれた芳村店長、ナイスガイ……。
今期のナイスミドル枠はこちらでしたか。
そうでしたか。
一話の苦悩、二話目の救い、アニメとしても良い構成ですよね。今後も楽しみな展開と感じます。実に面白い!
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一話に引き続き、金木くんボコられすぎである。しかし仕方ない。
董香『―――どう? アタシが化け物なら、アンタは何なんだよ』
一話に引き続き、金木くんボコられすぎである。しかし仕方ない。
■“孵化”する金木
人間社会に紛れ込む人型の人食い、怪物“喰種<グール>”。
その内臓を移植された金木は、半端者に成り果て、それでもなお「自分は人間だ」と叫び続ける。
人間社会に紛れ込む人型の人食い、怪物“喰種<グール>”。
その内臓を移植された金木は、半端者に成り果て、それでもなお「自分は人間だ」と叫び続ける。
が、再び喰種の錦に襲われた金木は、とっさに喰種の能力を“孵化”させる。
錦を退けるも、ますます喰種に傾倒する自分を嫌悪し、人にも喰種にも居場所が無いと嘆く金木だったが
喰種の互助組織「あんていく」店長、芳村によって新たな道を諭される。
喰種の互助組織「あんていく」店長、芳村によって新たな道を諭される。
芳村は彼に喰種という生き物を知ってもらうことで、人と喰種、両方として生きて欲しいと願うのだが―――
■知っている不幸、知れない不幸
喰種にされた金木は、自分は人間だと頑なに抗弁し、喰種を“化け物”だと呼んだ。
だが、董香にしてみればそれが日常なのだ。
だから彼女も怒りをぶつける。
喰種にされた金木は、自分は人間だと頑なに抗弁し、喰種を“化け物”だと呼んだ。
だが、董香にしてみればそれが日常なのだ。
だから彼女も怒りをぶつける。
人間の中で暮らし、楽しげな人間を見ているから考える、けれど董香には知る由も無いのだ。
食えなくなった金木は、その不幸を悲しむ。
けれど、最初からそんな幸福を知ることも出来ない董香は、金木に怒りを滾らせた!
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二面性のような演出が印象的。
けれど、最初からそんな幸福を知ることも出来ない董香は、金木に怒りを滾らせた!
壊せる? 壊せない? 狂える? 狂えない? あなたが見つけて――
二面性のような演出が印象的。
■unravel
かすれた声で静かに歌い、急にトーンが変わるのがグッときますね!
問いかけるような歌詞と感じます。
かすれた声で静かに歌い、急にトーンが変わるのがグッときますね!
問いかけるような歌詞と感じます。
■あんていく
実は、金木が通っていた喫茶「あんていく」は喰種たちの巣窟、彼らの寄り合い所だったらしい。
喰種の中でも“助け合おうとする”者達による寄り合い所で
金木はコーヒーを施される。
実は、金木が通っていた喫茶「あんていく」は喰種たちの巣窟、彼らの寄り合い所だったらしい。
喰種の中でも“助け合おうとする”者達による寄り合い所で
金木はコーヒーを施される。
唯一「味わえる」が、もちろん栄養にはならない。
やがて好戦的な喰種「錦」とも再会し、彼らが、最初からここにいたのだと否応なしに思い知らされる。
![イメージ 12]()
自分を信じきってるバカを裏切るあの瞬間、浮かび上がる苦悶の表情、マヌケな人間どもが絶望する姿ほど
食欲をそそるモンはねえもんなぁ、金木よぉぉぉッ!
錦『お前、永近のこと喰うつもりだったんだろ?』
自分を信じきってるバカを裏切るあの瞬間、浮かび上がる苦悶の表情、マヌケな人間どもが絶望する姿ほど
食欲をそそるモンはねえもんなぁ、金木よぉぉぉッ!
■“孵化”
金木と永近が通う大学で、先輩として「人間として」紛れ込んでいる錦は、永近を危険視していた。
短い期間だが、金木と同様に永近の勘の鋭さに気付き
早めに処分すべきだと宣言。
金木と永近が通う大学で、先輩として「人間として」紛れ込んでいる錦は、永近を危険視していた。
短い期間だが、金木と同様に永近の勘の鋭さに気付き
早めに処分すべきだと宣言。
実際、永近英良、ヒデという少年は昔から勘が鋭く、そしてその勘にいつも助けられてきた。
ヒデはいつも先回りして事情を察し、気負わず助けてくれるタイプだった
彼にそうして助けられたきた。
彼にそうして助けられたきた。
追い詰められた金木は、自分に埋め込まれた利世の触手、喰種特有の能力を“孵化”させる!
![イメージ 17]()
ダイナミックな明色規制画面と共に、えっらい目に遭う錦。
珍しい形のグロシーン規制。
さらば錦。
錦『やめろ…、やめろバカ野郎!? 死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬぅ!?』
ダイナミックな明色規制画面と共に、えっらい目に遭う錦。
珍しい形のグロシーン規制。
さらば錦。
■友達だから
利世の能力を発言させてしまった金木は、利世に呑まれたか、或いは消耗して腹が減ってしまったか
極度の空腹に陥り、そのままヒデを手にかけようとする
利世の能力を発言させてしまった金木は、利世に呑まれたか、或いは消耗して腹が減ってしまったか
極度の空腹に陥り、そのままヒデを手にかけようとする
ヒデを助けようとした金木だが、その結果、皮肉にもヒデを喰おうとしはじめてしまう―――。
![イメージ 1]()
しかし利世の台詞が実に直接的である。。これをcv花澤さんに言わせるセンス。
利世『さぁ、早くぅ。―――あなたの好きにして良いのよ?』
しかし利世の台詞が実に直接的である。。これをcv花澤さんに言わせるセンス。
■金木の道
間一髪で現れた董香は、あの強力な触手を持つ金木を一撃で退け、昏倒させる。
目覚めた金木は、寝ている間に「喰わされた」と知り
もう、居場所を失ったと嘆いた。
間一髪で現れた董香は、あの強力な触手を持つ金木を一撃で退け、昏倒させる。
目覚めた金木は、寝ている間に「喰わされた」と知り
もう、居場所を失ったと嘆いた。
そんな彼を、芳村店長は「違う」と強く否定する。
金木は居場所を失っては居ない
彼は人間としても、喰種としても両方の居場所をもてる唯一人の存在なのだと励まし、迎え入れる。
彼は人間としても、喰種としても両方の居場所をもてる唯一人の存在なのだと励まし、迎え入れる。
元人間の喰種、金木。
彼に、喰種である芳村は「グールは決して獣ではない」と優しく告げるのだった。
![イメージ 23]()
勘の鋭い「人間側の協力者」というポジションか。知らないフリして助け続けてくれるのでしょうか。
ホント、チャラいようでどこまで良い奴なんだヒデってば……。
彼に、喰種である芳村は「グールは決して獣ではない」と優しく告げるのだった。
そしてヒデ、やっぱり気付いているらしいヒデ
勘の鋭い「人間側の協力者」というポジションか。知らないフリして助け続けてくれるのでしょうか。
ホント、チャラいようでどこまで良い奴なんだヒデってば……。
本作の優しさの半分はヒデで出来ています。多分。
![イメージ 25]()
そしてCパート、西尾錦先輩への熱い風評被害。
金木、腹が黒いよ金木!
Cパート錦『馬のクソでも喰ってるような気分だぜ!』
金木『西尾先輩は、馬糞の味をご存知なんですかぁ?』
そしてCパート、西尾錦先輩への熱い風評被害。
金木、腹が黒いよ金木!
錦の言葉尻を捕まえ、嘘を振りまく金木くんのドス黒さ!
■爆笑!
食人鬼モノは珍しくないですが、彼らの苦悩がすごく身近に感じて心を惹かれます。
また全体に重いだけに、Cパートのコメディさが快い。
素晴らしいデザートと言えましょう。
食人鬼モノは珍しくないですが、彼らの苦悩がすごく身近に感じて心を惹かれます。
また全体に重いだけに、Cパートのコメディさが快い。
素晴らしいデザートと言えましょう。
なまじ人間と同じメンタリティがあるだけに苦しむ董香
そして「なってしまった」金木の苦悩。
芳村店長のダンディさ。
そして「なってしまった」金木の苦悩。
芳村店長のダンディさ。
そしてCパートのバカらしさ!
これは面白いぞ!!
これは面白いぞ!!
次回、第3話「白鳩」。