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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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白銀の意思 アルジェヴォルン 第2話「目覚め」感想

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突貫少年と突貫少女。トキムネとジェイミー、タッグ結成の第2話!

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※画像右下隅クリックで拡大。

 主役機は既存の兵器とまったく異なるシステムゆえ、その“扱い”に焦点を絞り込んだ第2話。
 説明を噛みまくるジェイミーもかわいい!

 敵指揮官側のクールさが目立つのも妙に印象的ですね。

■丁寧な展開。しかし
 規格外すぎる機体に順応しきれず、振り回されるトキムネの姿が印象的。
 当り散らし、学び、一歩一歩前へ進んでいます。

 ただ新兵トキムネに焦点が当たっているのも解るのですが
 前回での強硬すぎる行動が目立っただけに、その原動力についての説明付けが欲しい気もします。

ジェイミー『―――このシステムにより、あ、アルフェボルルンは……』

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 焦って噛みまくるジェイミーであった。

■イメージ
 新興国インゲルミアに、古き大国アランダス王国の苦戦は続く。
 アランダスの一隊、サモンジ率いる独立部隊は、撤退戦の最中に民間機「アルジェヴォルン」を回収
 新兵トキムネが専任パイロットに登録されてしまった。

 操縦系の違いに困惑するトキムネだが、イメージする、というジェイミーの言葉で理解を深める。

 お荷物から一転、敵の新鋭機三機と渡り合ったアルジェヴォルンの活躍もあり
 サモンジ隊はようやく敵の追撃を振り切るのだった。

 次回、第3話「ワンマン・アーミー」

おやっさん『あらゆるパターンを試してみたがダメだった…、初めてだな』

ジェイミー『だから! あの子がいわば、起動用のキーになってしまったんです!』

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 見てるだけで吐きそうな揺れっぷりに、ゲロを吐くトキムネ。ある意味すっごく真っ当ですよね。

■難兵器アルジェヴォルン
 八面六臂の戦いをしたアルジェヴォルンだが、戦闘の興奮が収まると、扱えなくなっていました。
 従来の機動兵器とは操縦系が違いすぎ、ましてやトキムネは新兵に過ぎません。
 扱えるはずも無いのです。

 しかも操縦系「U-リンク」にトキムネが登録され、彼以外は扱えず、完全に状況は詰んでしまいます。

 重荷を得た部隊は、ますますルート変更を強いられてしまったようです。

新興国・司令官『敵の偽装か? ―――情報部が関わっているのかもしれん』

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 主力機の性能では「インゲルミア > アランダス王国」だそうです。旧式に過ぎないとのこと。

■偽装工作?
 一方、アルジェヴォルンを襲っていた部隊は、インゲルミア正規軍ではないと判明。
 王国側の自作自演か、或いは「インゲルミア情報部」
 つまり特殊部隊による独自作戦か?

 単に、敵のトレーラーを見つけたからおっかけてたぜヒャッハー!では無かった模様。

 インゲルミア司令にして見れば
 戦場に、自分の管轄外の「自軍」が動いている訳ですから、そりゃ気になりますわな。

インゲルミア部隊長『本当に厄介なのは、逃げて逃げて逃げまくる奴らだ』

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 追撃を請け負ったインゲルミア隊長の言葉ですが、なかなか真っ当なお言葉。
 逃げる意味を知ってる奴が、一番厄介だ

 勝てないと解ってる戦いを避けて、いずれ勝つ為に敢えて逃げる奴。そういうのが厄介なのだ、と。

『ふええ、こんな洞窟あるんだね』『洞窟じゃなくて、煙道だって』『遠藤さん?』

『煙の通り道だ! 黙って歩け!』

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 トキムネ属するアランダス王国隊は、敵の多い平地を避け、鉱山に入って煙道を移動。
 ロボや、人、二足歩行でないと歩けないルートを選び
 敵を撒こうと考えたのでしょうか?

 ただ車を捨てるなら、こりゃ車じゃ無理だ!なシーンがドーンとあった方が良かった気も。

追撃兵『G2戻れ。逃走経路らしきものを見つけた』

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 山越えが困難である事を描写し、煙道以外に道は無いことをクローズアップ。

『繰り返します。敵をそこで食い止めて―――』

『待ってください! アルジェヴォルンは? トキムネって子はどうするんですか!』

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 しかし、操縦に難が出ているアルジェヴォルンは出遅れてしまい、なし崩しに殿(しんがり)に。
 脱出を急ぐ隊は長く伸びており、結果、単機での迎撃を余儀なくされます。

 民間人のジェイミーは抗議してくれるものの
 状況を理解したトキムネは、それが役割だと単機での迎撃を敢行―――。

ジェイミー『イメージ! 上手く操縦しようとか、そういうんじゃないの!』

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 が、途中で駆け戻ってきたジェイミーにより、トキムネは「操る」とかそういうものではない
 自分の延長、自分がどうしたいかを強くイメージして―――
 そう、新システムの根幹を示唆。

 妙にコミカルですが、真剣で良かったですね。

『“動け”、じゃ、ないな。……そうだ、教練で教わったマニュアルは関係ない!』

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 彼が理解するにつれ、足で演出する描写が良かった!

■目覚め
 姿形のみならず、操縦系、戦闘スタイルも既存ロボット兵器と大きく異なるアルジェヴォルン。
 その扱いを、身体で掴みはじめたトキムネは
 敵の新型三機と渡り合う!

 トキムネ、来い!

 しかし、装甲がいつまで保つか判らず息を飲むトキムネだったが
 シルフィの声に応え、そちらに脱出。

 思わず追いかけたインゲルミア部隊の二機は、そのまま、待ち受けていたアランダス隊に蜂の巣にされる! 

サモンジ『スズシロ、あのお嬢さんの事、どう思う?』

『ジェイミーさんですか? 良いコンビじゃないですか、トキムネ君と』

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 しかしサモンジ隊長、ホント何を考えているのやら。

■タッグ結成!
 困っている人を見捨てておけない性格から、ジェイミーを助けてしまい、苦労を背負い込んだトキムネ。
 彼の暴走は、いわば部隊全体に迷惑をかけてしまったものの
 サモンジ隊長には何か考えがあるようで。

 インゲルミア司令の台詞によれば、王国側は技術的に旧式機ばかりという設定。
 対し、あまりにも異質過ぎる新型アルジェヴォルンとは?

 また先週は暴力ヒロインだったジェイミーですが、今週も思うがままに暴走しましたね。良い意味で!

 次回、第3話「ワンマン・アーミー」
 量産型ベースのカスタム機、アルジェヴォルンを強襲する!

■過去感想記事
 第1話「遭遇」

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