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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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LBX バル・スパロス レビュー[ダンボール戦機WARS]

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 ダンボール戦機第三期シリーズより。直近のレビュー一覧はこちら。分類別レビュー目次はこちら。

冷静と見せかけて意外に突撃型。第3作「WARS」のチームメイト機

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 1/1 ダンボール戦機WARS(ウォーズ) LBX 045 バル・スパロスのレビュー。
 2013年5月発売。

 星原ヒカルに支給された最新型LBXで、新機軸「マルチギミックサック」を採用した最新鋭機の一つ。
 ナイトフレームをベースに、スピード重視で設計されている。

購入動機「アニメでの活躍」&「オーヴェインの出来の良さから期待」。

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 目までしっかり色分け。庇の青と頬の濃いグレーはシールです。
 戦闘機を思わせるカラーリング含めイケメン。

 目の辺りまでは10.7cm程(肩まで含めると約14cm)。背部ギミックサックの基部は共通ポリキャップ。
 頭部のツノと風魔小太刀を少し削り、スミ入れ筆ペンでスミ入れ。

■おお…
 ドットフェイサー同様、amazonさんに3月頃から勧められたものの
 サンプル写真を見るに「オーヴェインはカッコいいが、他は細くてイマイチ」と思った主役チーム機。

 その後、オーヴェインとガウンタEのキットがあまりに良かったので迷ったものの購入。
 結果、実物は思ったよりも遥かに精悍な印象でした。
 買ってよかったの一言。

 細っこいせいでしょうけれど、角度によって印象が結構変わりますね。
 こちらで上げている画像も実物の良さを引き出せていませんが、そこはご愛嬌ということで。

■簡単な手入れ
 小太刀の余白、頭部の角をデザインナイフでカンナ削りしてほんの少し鋭角化。
 グレーのパーツは黒、その他のパーツはグレーのガンダムマーカースミ入れ筆ペンでスミ入れ。
 頬当てのシールが補いきれない部分をガンダムマーカー銀で塗装。
 目のオレンジを嵌める前に、周囲をスミ入れ黒で塗装。

セットアップ! 風魔手裏剣!

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 そぉい!
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 背負ったパーツはポリキャップ接続されており、外して展開すると「風魔手裏剣」に。
 柄があるのでちゃんと持てます。

 展開ギミック各部はプラ接続。
 本体との接続部は、他のマルチギミックサックと同じポリキャップなので簡単に交換可能です。

マルチ・ギミック・サック、略してMGS

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 所属チーム「ジェノック第一小隊」の機体は、セカンドワールド運営委員会から特別支給された最新型。
 背中の新機軸、マルチギミックサックが共通した特徴ですが
 さて、支給した運営の真意とは?

 バルスが戦闘機、ドットフェイサー(左)が戦闘バギー、オーヴェインが戦車のイメージでしょうか。
 三機揃うと更にいい感じなのだぜ。

セットアップ! 風魔小太刀!

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 基部パーツから刃部分のみ外して展開すると「風魔小太刀」にセッタップ!
 機体特性からするとこれが基本形態か。

 三本付属しますが、もちろん二本しか保持できません。
 次形態があるとすれば三刀流に……。

セッタップ! ホバリング形態!

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 風魔手裏剣は、高速回転させる事で、ホバリングユニットとしても使用可能。
 ちゃんと刃はプロペラ状にナナメ配置されています。

 前作「W」以降市販されたというアキレス・ディードはスラスター飛行が可能だったと聞いていますが
 近作では飛行タイプはまだ出ていませんし、十分に強みとなる機能です。

発売時期etc。派生キットも発売可能!

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 可動範囲はこんな感じで。Aランナーは四色も使って成型。昨今のガンプラからすると羨ましい仕様。

 頭部の青や頬当てのグレー、胸部全体などに結構シールを使いますが
 対象年齢上、パーツ数を抑える=価格、組みやすさ、パーツ脱落、など考えるとベストなんでしょうね。
 まあ素人考えではあるんですが。

■付属品
 武装はMGSのみ。
 換装手首や携行武器など余るパーツはありません。
 DJ-04ACポリキャップは、A-L-Rが2個ずつ、PとQが1個ずつ余り。

■バル・スパロス(VAL-SPAROS)
 ダンボール戦機WARS LBX-45、1/1、2013年5月発売、定価1000円。
 新規金型。同時期の新規金型HGUCは155番ガンダムEz8.
 ランナースイッチあり。

 同シリーズ共通の、多色成型、手もぎランナー、フルカラー&漫画付き説明書を採用。
 ランナーは3枚+ポリキャップ。

■派生キット?
 AとBの各所にランナー切り替えアリ。
 C自体「風魔手裏剣」関連パーツのみにまとめられています。

 MGSを切り替えた派生キット、例えば「上位機」「改修機」、或いは量産機などが出せる仕様ですね。
 個人的には量産型が出てくると面白いと思います。
 YF、試作機を意味する型式ですし。

 amazonサンプルなどでは「やたら目が飛び出た顔、やたらと細い体型」に見えるかもですが
 実物は思ったよりずっと精悍で、要所が引き締まったカッコイイキットです。
 安価で組み立ても簡単なのでちょっとお勧め。

 グレー主体なので、スミ入れせずキットそのままでも十分カッコイイと思います。
 デキが良すぎて次のキットが待ちきれなくなるぞコラァ!
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熱血主人公と同室の、クールでニヒルで突撃癖な同僚。星原ヒカル

 2055年、プロ・リーグが設立されるなど小型ロボット・ホビー「LBX」は不動の地位を築いていた。
 星原ヒカルはその世界大会「アルテミス」優勝経験者である。

 複数の大会優勝経験を要件とする、LBX技術者育成機関「神威大門統合学園」にアラタと共に途中入学。
 満を持しての入学であったが、三戦目に学園最強機ガウンタ・イゼルファーに圧倒された。
 その後バル・スパロスを与えられ、アラタ同様リベンジを狙っている。

■世界トップレベルの技量
 量産機のDCオフェンサー単機で、瞬時に敵小隊を行動不能にする等、技量は非常に高い。
 加えて知識、経験共に豊富で、経歴に見合った優れた能力を備えるが
 元々無口な上、その能力に裏打ちされた辛辣な言動が多く
 周囲には誤解されやすい。

 一見クールであるが、プレイヤーとしての向上意欲・闘争心は非常に高いようだ。

型式番号YF-01。特別支給された最新型LBX

 ドットフェイサー、オーヴェインと共に、セカンドワールド運営委員会から特別支給された最新型LBX。
 第1話での顔見せの後、第4話より正式参戦したが
 運営側の支給理由は未だ不明。

■バル・スパロス
 外装は汎用型の「ナイトフレーム」。
 スピード重視の機体で、風魔手裏剣と小太刀に可変するマルチギミックサックを持つ。
 風魔手裏剣を応用する事でホバリングも可能。

 型式番号はYF-01。
 米軍の命名則に従うなら「試作戦闘機」となる。
※ドットフェイサーはYA=試作攻撃機、オーヴェインはYM=試作多目的機となる。

■最も機能が絞り込まれた試作機
 重装備化しつつ補助タイヤで機動性を確保した他二機に対し
 最初から機体を軽量化して機動性を確保した本機は、慣性、機体の勢いに動きを制限されにくく
 切り返しの早さ、空中を含めた三次元の立体的な機動戦闘に優れる。

 反面、兄弟機と考えられる三機の中では最も装甲が絞られ、射程も短い。
 逆に言えば、近~中距離白兵戦において最も優れた潜在性能を与えられているのかもしれない。

■ナイトフレームによる軽量型
 従来なら、こうした用途には最初から軽量な「ストライダーフレーム」を用いる事が多かったが
 本機では汎用型の「ナイトフレーム」を用いている。

 ストライダーに頻発した「パワー、攻撃力不足」解消が狙いだろうか?
 こうした従来と異なる開発アプローチも、実験機、試験機の要素を感じさせるのではないだろうか。

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