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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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シドニアの騎士 最終話「帰艦」

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ナガテ八面六臂! 決戦の果て“エナ星白”の行方は……? 二期制作決定!

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※画像右下隅クリックで拡大。

 超巨大ガウナ突破の最終決戦、紅スズメとの一騎打ち、主要キャラの多くに見せ場を与えつつ
 しかも「ナガテって本当に良い奴だなあ……」と思わせつつ
 二期への謎も残す!

 実に密度が高すぎる最終回! スタッフさん頑張りすぎですぜ!!

■カタルシスと謎
 あのナガテが言うからこそ、「お前なんて星白でも人間でもない―――」という台詞が映える!
 その後、七騎掌位の衛人が帰還、これを受けいれる残っていた面々
 あのシーンは素晴らしいカタルシスでしたね。

 一クール総決算として、本当に「終わったぁ……」と思わせてくれた激戦、そして謎! 良い最終話だった!

『煉だよ』

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 戦後、何故か降ってきた仄煉に呆気に取られる二人。うーんこの表情。

■衛人の帰艦
 人口カビによる初の遠距離・対ガウナ兵器を手に、シドニア選りすぐりの48騎が超々巨大ガウナに挑む。
 シドニアもまた全動力をつぎ込み、主砲によって彼らを援護
 見事、突撃隊を侵入させることに成功する。

 射撃兵器にとっての難敵、高機動型ガウナ“紅スズメ”もナガテが土壇場で討ち果たし
 サマリ率いる決死隊は見事ガウナの撃破に成功。

 再び航海に戻ったシドニア、彼らが安息の地にたどり着けるのはいつの日であろうか――――。

 第二期制作決定!(放映時期未定)。

オペレータ『ガ542、エナ大きく欠損、内部構造露出! 成功です!』

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 シドニアのほぼ全動力を乗せた砲撃は成功、巨大ガウナの胞衣<エナ>を打ち抜き、道を切開く。
 が、通信障害が激しく、また数分程度で「穴」が塞がるという。

 シドニアの全力が数分で水の泡に!?
 ガウナ怖い!

 一方、砲撃の余波に煽られ、機体を必死に立て直すイザナも良かったですね。CGカッコイイ!

ナガテ『継衛には新型推進器の試作機が入ってる、俺一人なら間に合う!』

仄『谷風―――、またお前一人だけ特別な装備だな。ズルい…』

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 仄さん、ついに言ってしまった。多分衛人乗りの誰もが思っていた事ですよね、コレって。

■仄、託す
 谷風の腕を知っていても、“だから特別扱いされる”と解っても、嫉妬する気持ちは有る。
 そんな仄に、谷風は「だからこの先は、俺一人で行く」と言い切った。
 ナガテは「だから」と言える男なのだ。

 優遇されていると知って、“だからこそ”危険に一番に飛び込んでゆく!

 そんなナガテの言葉にハッとした仄は
 姉妹の仇を撃って欲しいと、貫通弾と気持ちを託すのだった。

サマリ『第一小隊、開口部から突入する!』

『高速移動するガウナ反応検出、べ、紅スズメです!!』

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 速度がまるで違う! そりゃ勝てんわ!!

■谷風ナガテ、遮る
 急速に閉じられてゆく「傷口」に飛び込めそうなのは、ごく近場にいた数機の衛人のみ!
 が、衛人サイズに凝縮されたガウナ、紅スズメが猛追する!!

 その基本性能は衛人の比ではなく、またも瞬時に一機を葬る!

 が、残された突入隊と紅スズメの間に割って入った影があった! やはり英雄機・継衛である!!

『ガ542に動き! ヘイグス粒子密度が、前方で急上昇しています!』

ユハタ『まさか、直前で飛翔体を迎撃するつもりなの!?』

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 ふんぬぉぉぉぉぉ!と叫んで戦ってなんとかするナガテ、マジど根性。しかし!

■谷風長道の奮闘
 二機の犠牲、ナガテを単機で残しつつ、第一小隊残存六機は突入に成功!
 一方、巨大ガウナは、迫る飛翔体(ミサイル)を迎撃すべく
 前面に次々とヘイグス砲を形成。

 その上空、ヘイグス粒子を自在に操る紅スズメに対し、継衛は必死に食い下がる!

 速度も攻撃手段も遥かに多彩な紅スズメ
 が、ナガテは次々とかわし、擦違い様にエナを大きく抉り取った!

 しかし息をつく暇もなく、形成されたヘイグス砲を「対空砲火」に転用され、ナガテは意識を失ってしまう。

イザナ『ナガテ! 目を覚まして、ナガテっ!!』

ユハタ『このままじゃ爆発する―――、イザナ君!』

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 徐々に機体を立て直し、“無理”を正していくイザナ! 凄いよイザナ君!!

■科戸瀬イザナの奮闘
 が、ナガテに遅れてやってきたイザナが、その窮地をギリギリで救う!
 一機分の推力に、急にニ機分の負荷をかけられた機体は
 爆発寸前まで悲鳴を上げる。

 だがイザナは勢いを殺さぬまま機体を流し、機首を起こし、重力圏から脱出!

 うまく機体を操り抜いたイザナの手腕により、なんとか二機は体勢を立て直すことに成功するが―――

『科戸瀬機後方から、紅スズメ急接近!』

勢威『主本体はあの壁の向こうだ! あれさえ壊せば―――!』

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 砲門を開き前進する一八式衛人隊、カッコよすぎる!

■二面同時の危機
 が、エナを修復しつつ追いついてきた紅スズメにより、二機は分断。
 イザナは流され、ナガテは意識を取り戻す。

 一方、ガウナ内突入したサマリ第一小隊は不退転の覚悟で前へと進む!

 ヘイグス粒子は動力源
 撃ち過ぎれば、すなわち帰る動力も失う――――など、百も承知! 二度と帰らぬ覚悟でサマリ隊は進む!

 帰りのヘイグス残量を気にする必要は無い―――、そうだろ!

『継衛のガウナ本体貫通弾、残弾ゼロ!』

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 ナガテの死がほぼ確定されてゆく報告に、艦長は無言で荒い息。いい演出でした……。

■「ホシジロ一機撃破
 一方、決定打が「貫通弾」しかないナガテの継衛は、徐々に追い込まれてゆく。
 一撃でエナと本体を破壊できる貫通弾だが
 使い捨てなのがネックなのだ。

 高速で動く紅スズメに当てるには、ある意味、カビザシよりも余程難しいかもしれない。

 遂に残弾を失ったナガテ。
 そうだ、と仄煉から託された弾丸を取り出すが、勘付いた紅スズメに、先に銃そのものを破壊されてしまう。

『お前なんて…、星白でも……、人間でもない――――、行けェッ!!』

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 コンピュータ表示『緊急装置はお勧めしない! お勧めしないって言ってるだろ!(意訳)』

■紅天蛾、撃破
 人間のように敵の動きを察知し、先手を打つ紅スズメに追い込まれるナガテ
 だが、紅スズメは人間のように油断もするのだ。

 勝利を確信し、嘲笑い向かってくる紅スズメを、ナガテは渾身の言葉で否定!

 不意に前腕ごと弾丸を射出
 驚く間もなく、星白閑を模したガウナ“紅天蛾<ベニスズメ>”を撃ち砕くのだった――――。

サマリ『見えたッ! あれが主本体だ――――、撃てぇッ!!』

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 この期に及んで出来るのは、ただ信じることだけだ!

■「間に合うッ!
 現時点でのシドニア選りすぐりの衛人乗り、48騎の中、わずか6騎となった突撃部隊。
 サマリ率いる突撃部隊は、心臓そっくりの主本体に砲撃を集中
 巨大といえどガウナ、貫通弾で胞状分解させる。

 主本体を失った巨大な胞衣<エナ>は、内包した小惑星を残し急速に分解、そこに対惑星弾が着弾!

 体内で仕事を終えた6騎は、哀れ爆発に巻き込まれる……?

『崩壊する小惑星から飛び出した飛行物体確認、これは、衛人です!!』

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 CGでもこんなに豊かに表情の変化が描けるんだなぁ………。

■七人の帰還
 突入に間に合わなかった二機に救助されたイザナ。悲しげな三人のヘルメットに輝きが映り込む。
 胞状分解と惑星破砕、その障害が解けたシドニアの前方に
 継衛以下、七騎の衛人が舞っていた。

 ギリギリで継衛と合流した六騎は、七騎掌位加速で振り切って脱出したのだ。

 死闘と呼ぶに相応しい戦いを潜り抜けた、48騎の残存10騎は、無事シドニアへと帰還する―――。

ナガテ『え、えと、操縦士を辞めるって、本当なのか……?』

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 正直に言ってしまうけど、俺はお前を許せないという気持ちはまだある――――

■岐神海苔夫の涙
 戦後、海苔夫が操縦士を辞めると聞いたナガテが、直接岐神邸を尋ねてくる。
 ナガテはごく正直に、ただただ自分の気持ちを打ち明け
 シドニアを守りたい気持ちを告げる。

 海苔夫もシドニアの一人だし、何より海苔夫の腕を認めている、戦友になってほしいのだ、と。

 栄光を望むあまり歪んでしまった青年は
 まっすぐに、ただ皆の為に戦いたいというナガテの言葉に、ただただ涙に暮れるのだった。頑張れ海苔夫。

『――――煉だよ。焔のことがあって、谷風には素直になれなかったんだ…』

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 なぜ降ってきたし!?

■仄煉、五歳
 それからまたクルッと場面転換し、空から舞い降りる仄煉。
 親方、空から女の子が!

 煉(れん)曰く、仄シリーズはクローンを五年程度で急速培養し、特殊知育した人間らしい。
 だから、精神的に幼いかもしれない
 ごめんなさいと謝る。

 あの星白事件直後の事を謝る仄、貫通弾の礼を言うナガテ、和やかな空気、面 白 くな い イザナ。

落合『ガ542との戦闘中、脱出艇が用意されていた形跡があります』

『どこまでも生き恥を晒す、過去の遺物どもめ―――!』

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 何故でしょう、落合さんが「〆てやりましょうぜ艦長!」と報告するヤンキーに見える。

■小林艦長の決意
 小林艦長を軽視する不死の船員会、彼らが「生き続ける」理由も明らかに。
 シドニアは、100年前にデータベースが破壊されてしまった為
 彼らの経験が重要らしいのです。

 なので「落合の補助脳から全データを吸い出せれば、アイツら宇宙の塵にしてやらぁ!(意訳)」と。

 あの変なベッド老人達って、何歳なのだ……
 少なくとも、小林艦長や科戸瀬ユレ博士よりも「古い世代の不死技術」っぽいですよね。

消えた“エナ星白”と、謎の赤い少女の正体とは……?

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 ラストシーンは「空っぽの星白部屋」、それを知らないナガテ、人語を解するガウナ……?

 紅スズメは分解しましたし、雰囲気も人間に近く、エナ星白がいなくなった様子からすると
 最後に残ったアレは、エナ星白の進化体なのでしょうか?
 最後に謎を残すのはズルいね!

 その詳細は次期、或いは原作で!

二期制作決定! 次シーズンは「狂った英雄・落合」に迫る?

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 最後の最後でもふくれっつらをもらうイザナであった。可愛い。

■落合の謎
 押され続けた激戦を、戦い抜いて勝利するという快感
 強敵、紅スズメへのナガテなりの決着
 予想外の武器での勝利

 バトル面でも十分満足しましたが、その後の日常パートもまた良かった!

 十分満足できましたが、艦長・ヒロキ・ララァと並ぶカビ発見の英雄、狂った科学者「落合」の謎が。
 今期は、ほぼ「触れただけ」で終わってしまっただけに、次期の課題でしょうか。
 最後は二期「第九惑星戦役」と銘打ってツヅク!

 いい最終回だった!


■原作漫画感想
 シドニアの騎士 1巻(弐瓶勉)※アニメ♯1~3話冒頭まで。
 シドニアの騎士 2巻(弐瓶勉)※アニメ♯3~7話まで。

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