銀河機攻隊マジェスティックプリンス第7話「欲望の牙城」

　やはり量産機はいいものだ。

失敗フラグを乱立しつつ、地球人類の底力「ケレス大戦」が発動する第7話

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　人類は総力を挙げての攻撃作戦を実施。専属メカニック組もどことなく死亡フラグを立てていく一方
　謎勢力「ウルガル」の描写もいよいよスタート。

■助走をつける第7話
　謎多き異星勢力「ウルガル」に蹂躙されつつあった人類は、MJP機関の新兵器により遂に勝利の兆しを掴む。
　しかし新兵器「アッシュ」の専属操縦者は、才覚こそあれど残念な5人の少年達だった……。
　そんなMJPもリスタートする第7話。

　前回の第6話「卒業」を一つの区切りとし、アッシュ専属のチームラビットこと残念5
　もといチームラビットの少年少女達は正式な軍人へ。

　なのに仕官専用の大きな部屋に馴染めない貧乏性っぷりをさっそく披露したり
　彼らに好意的なメカニック達をついつい敬遠してしまったりと
　人間的にはまだまだ成長途上な彼ら。

　一方、人類全体も大きな区切りを迎えます。

■ケレス大戦
　大戦力を投入し、ケレス宇宙基地近くのウルガル軍前線基地を叩く大規模攻撃作戦が発動。
　機動兵器と艦艇で時間を稼ぎ、大出力砲を叩き込む攻城作戦のようですが
　早くも失敗フラグが乱立し成功の兆しすら見えません。

　人類側の量産機動兵器、艦艇、どれも数もデザインもなかなかミリタリーSFしててカッコイイですが
　果たしてどれだけ戦い抜けるのか不安すぎる。

　他方、これまでは視聴者視点で「中に人が乗っているらしい」と察せられた程度だった
　謎多く強力な敵勢力「ウルガル」もいよいよ内情が語られ
　浅く広く掘り下げが始まったようです。

　が、やっぱり謎が多いです。
　地球を見下し、いかにも「自称先進国」っぽいのはお約束ですが
　風俗が古代とファンタジーが入り混じったような、地球と大きく違う辺りは異星文化っぽくていいですね。
　一昔前のテイストかもしれませんが。

■アッシュと同質の機動兵器？
　敵の重要ポストらしい緑川光ボイスの青年「ジアート(画像右)」。
　彼に関し、欲望や本能がどうこうとやたら語られ、主人公達専用の新兵器「アッシュ」との共通項が
　垣間見える等、やはりアッシュは彼らから得られた技術なのか？

　本能と欲望を強調する辺り、サブタイトル「欲望の牙城」とは彼らの事なのか。

　しかしいきなり本能に任せて女押し倒すのはどうなんだキミ。
　まあ欲望の牙城ですし深夜アニメですし
　cv緑川ですし。

　ともあれ、あのお姫さまっぽいのは彼らからの亡命者なのか？
　いつもながら伏線はりまくりですね。

　少し前に出ていた先輩チーム「うっかり3」ことチーム・ドーベルマンのように
　今回はメカニック組がやたら死亡フラグを立てている気が。
　彼らは生き延びましたが今度はどうか。

　そもそも、前述の作戦自体、ウルガル側も攻撃作戦を計画していたようですし
　最初っから浮き足立って失敗フラグ完備です。

　これだけフラグ立てると、一周回ってなんとかなるんじゃないかと思えるくらいで
　むしろ楽しみが増してきた気がする今日この頃。
　地球艦隊の明日はどっちだ。

　しかしホントこの作品、タイトル(マジェスティックプリンス)が絡んできませんね。
　お姫様が何か言ってましたから後々絡んでくるのでしょうか。