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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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龍ヶ嬢七々々の埋蔵金 最終話(11話)感想 [2014春アニメ]

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重護と七々々ちゃんの約束は、いつかきっと果たされる……? 最終回!

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 天災との、ライバルで友達な関係も見ててホント楽しかった!

■第11話「八真重護が決める覚悟(完)」
 サブタイトル通り、嘘つきで狡猾だけど「良い奴」な主人公、重護らしい最終回だった!
 原作続行中、ちょうど良い節目だったのは理解。

 進行中のエピソードを畳み、第一話で描かれた本作の原点に戻った最終回。

 重護は七々々ちゃんとの約束に立ち返り、戦場と一心が対等になる決着などにスッキリしましたね。

ユン『死にたくない…、死にたくない………』

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 Cパートでは血まみれの学生証を描き、前回描かれた「重傷を負った女子高生」をユンちゃんに確定。
 奇妙な血紋が出来た彼女が、催眠状態で歩き出し―――
 ブシャァァと血しぶきのような音が。

 光が宝箱の中に収まり、777が「鍵」に出現して終了。

 まるで彼女の死、そして「遺跡が誕生する瞬間」にも思えましたが、一体何だったのでしょうね?

壱級天災『提案だ。もう、ここでお開きにしないか?』

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 スタンガンに続きゴム弾、ビックリ箱のような少女である。

■壱級天災vs戦場緋夜
 徒然先輩に使った「切り札」を受け、片肺を潰され腕を折られ、そのまま蹴り倒される重護。
 戦局が戦場先輩に傾く中、天災はゴム銃を片手に交渉に立つ。

 戦場の切り札を見抜いたという天災、重傷を負ってなお立とうとする重護。
 その上で「ゴム銃」すら天災は放棄する。

 どうか私達を見逃してください、とね

 お前の切り札は見抜いた
 このまま戦えば潰しあいになると前置きした上で、堂々と降参宣言する天災に、戦場は感服したようだ。

戦場『そういえば、まだ名前を聞いてなかったな。教えてくれないか? 彼女』

『壱級天災! 名探偵だっ!!!』

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 認めた相手以外は名前で呼ばない、どうも、そういう主義を持つらしい戦場に名乗らせる天災!
 久々に決め台詞を言い、また久々に「本名は?」と問いを重ねる。

 重護と七々々ちゃんにもやりましたが、結局、彼女のこの奇癖も謎のまま終了。

戦場『―――じゃあな、唯我』

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 同じく唯我先輩とも対峙した戦場は、彼の決意を「唯我」と名前で呼ぶことで認めるに代える。
 いやまったく、どこまでもキザな先輩であった。
※わりと褒め言葉。

唯我一心と「彼の望み」

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 物まね眼鏡を託された事を、一心は「何の望みも無いと見破られた」と解釈したそうな。

■唯我一心という少年
 要は「お前自身には何も無い、物まねでもしてりゃ良いんじゃないの?」そう言われたと思った彼は
 ならば、と世界征服という無茶な野望を掲げて行動
 重護に完敗しました。

 迷走が解けた彼は、コレクション探しの挑戦者の中でナンバーワンになってやる!

 という冒険部部長らしい結論に達したようです。
 達観、クールそうで、意外に本作中もっとも少年らしいメンタリティだったのかもですね。

重護『じゃあ、さっきのは……!?』

天災『ああハッタリだ。だから、重護を信頼してないというのもハッタリだ』

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 が、ここで天災が種明かし。なにこの可愛い種明かし。

■壱級天災の推測
 天災は重護の気絶を待ちがてら、ハッタリと推論を明かす。
 アイテムの正体が何であれ、ここまで使わなかったのは「最後の切り札」だったからだろう推測した。

 あれで打ち止めなら、強気で押せば良いのではないか?

 実際問題。
 戦場自身ギリギリまで切り札を使わなかったワケですし
 こちらも同じような「切り札がある」と思わせれば、一八勝負になると思わせられますわな。

 圧倒的に不利な状況の中、ハッタリを効かせる天災。いい相棒ですわ。

天災『元々ケガなぞしてなかったのだから―――』

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 また、戦場の切り札である「指輪」は、強烈な暗示を相手に与えるアイテムでした。
 クソ強いが、種がバレたら使いにくい類だったようです。
 切り札なワケだわ。

 となると真っ先にこれを使われた徒然先輩、スゲェ強敵だと評価されたのか!
 ですよね先輩!!

 重護は必死に立ち上がろうとしてましたし、あのまま「立ち上がってしまった」可能性もある訳か。

七々々『ねえ天災ちゃん、一つ賭けをしない?』

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 重護が約束を守ると信じる七々々は信じ、天災は破ると確信していたそーな。

■約束
 遺跡の情報を聞くという「ズル」をする代わりに、得たアイテムは絶対使うなと明言された重護。
 その言葉を守るか、七々々は天災との賭けで確かめる。
 勝者は七々々ちゃんであった。

 もしコレが「七々々を成仏させられるアイテム」としても、重護はきっと使わない。

 重護はウソつき、だけど交わした約束は守る男なのだ。

重護『七々々ちゃんは成仏したいの? どうなることが望みなの?』

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 最終話で一話に立ち返るのって良いですよね。

■八真重護の決意
 試された格好の重護は、「本当に成仏したいのか」と改めて七々々に問い、自分の本音を吐く。
 成仏したいならさせてやりたい、そう重護は考えていた。
 でも今は、成仏して欲しくないと思っていた。

重護『だってこの部屋から居なくなるって事だろ!?』

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 そんなの寂しいじゃねえか、苦しいじゃねえか!とまじりっけ無しの本心を吐露する重護。

 その上で「それは自分のエゴだ」と理解している。
 そこまで言い切った。

 そんな彼に、七々々は成仏したい事を改めて告げる。
 でも彼女自身も「重護を含む、この島をもっと見ていたいと思うようになった」と告げる。

嘘つき猫かぶり怪盗少年・八真重護! 彼の冒険はまだまだこれからだ!(完)

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 雪姫、エンディング中に戦場を捕えて仕置いていた模様。愛ですね。わかります。

■冒険は続く!
 重護も七々々も結論は出せてませんが、結論を出せないと解った分だけ前進ですね。
 また「犯人を見つけられるアイテム」という希望が生まれ
 雲を掴むような犯人探しも、精神的に前進。

 重護と一心先輩は改めて踏み出し、天災ちゃんは可愛い!

 そんな調子で景気良く第一部完!
 良い最終回だった……?

 重護がなぜ父に反発しているのか
 あの「杖」など七々々コレクションを厳重に補完しているビッグセブンだか何だかの目的は何か?

 などなど、謎は多く残ったものの、そこは原作を丁寧にアニメ化したって事なのでしょうね。
 スタッフの皆様、おつかれさまでした!


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