事実上、総北の「最終回」は前回だったのだろうか?と思えるくらいに箱学回だった!
蹴落とそうとする御堂筋、同学年らしい思いやりを見せる石垣
硬軟二人、徹頭徹尾! 京伏の言葉責めが冴える!
蹴落とそうとする御堂筋、同学年らしい思いやりを見せる石垣
硬軟二人、徹頭徹尾! 京伏の言葉責めが冴える!
実際に開会式で見て、とてもええチームやと思うた。俺は、羨ましいと――――
■次回は総北回だ!
が、言葉責めの果て、箱学を示すブルーシューズの四人が乱入!
福富の言葉を証明する青い靴!
が、言葉責めの果て、箱学を示すブルーシューズの四人が乱入!
福富の言葉を証明する青い靴!
実に良いところで続き、次回は箱学vs京伏か!?
と思いきや、次回サブタイは総北。
と思いきや、次回サブタイは総北。
果たしてどんな「最終回」にするのでしょうね? 38話連続で走った物語、その最終回や如何に!
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前々回、荒北に「御堂筋きどりのパチモンが!!」と罵倒された水田君ですな。
水田『て、ゆーか、あこがれの石垣さんに近付こォ思て真似たんです♪』
前々回、荒北に「御堂筋きどりのパチモンが!!」と罵倒された水田君ですな。
■王者の信頼
100kmを越えるインターハイ二日目、平坦、最長のレースもいよいよ残り30kmを切った。
山岳に入り、これまで酷使したスプリンターを京伏は切り捨て
身軽となって勝負をかける。
100kmを越えるインターハイ二日目、平坦、最長のレースもいよいよ残り30kmを切った。
山岳に入り、これまで酷使したスプリンターを京伏は切り捨て
身軽となって勝負をかける。
これに応えた福富は「お荷物は置いていく」と言い残し、東堂と先行、二人で京伏と渡り合った。
四対二のまま山岳リザルトを奪い、優勢に立つ京都伏見。
御堂筋は嘲笑し、三年生である石垣は「王者は王者らしく散るんだ」と懇願する。
御堂筋は嘲笑し、三年生である石垣は「王者は王者らしく散るんだ」と懇願する。
だが福富は、「あいつらを」置いてきた覚えは無いと訂正する。
福富は、箱学にお荷物など居ないと信じていたのだ。
福富は、箱学にお荷物など居ないと信じていたのだ。
残り8km、その信頼に応え、後ろから青いシューズを履いた四人が現れる―――!
■泉田、吼える
走行距離100kmにも及ぶロングライドの二日目終盤、残り30km時点で箱学は「バラけ」始めた。
その様に、むしろ御堂筋は賞賛を送る。
もちろん皮肉たっぷりに!
走行距離100kmにも及ぶロングライドの二日目終盤、残り30km時点で箱学は「バラけ」始めた。
その様に、むしろ御堂筋は賞賛を送る。
もちろん皮肉たっぷりに!
箱学の精神的支柱、史上最強最速スプリンターにして、それを誇らぬ男・新開!
彼が無力だったと嘲笑する御堂筋に
誰よりも新開を尊敬する、同じくスプリンターの泉田は吼える。吼えるがあまりに無力であった。
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なんて的確な台詞だ!
誰よりも新開を尊敬する、同じくスプリンターの泉田は吼える。吼えるがあまりに無力であった。
御堂筋『今ここで! トドメは相手が死んだと思うた後に刺すもんやッ!!』
なんて的確な台詞だ!
■お荷物
完勝を自認した御堂筋は、フェイズ13を宣言。
平坦コースである二日目において、もっとも疲労したスプリンター二人を「お荷物」だと切り捨てる。
完勝を自認した御堂筋は、フェイズ13を宣言。
平坦コースである二日目において、もっとも疲労したスプリンター二人を「お荷物」だと切り捨てる。
決定的な差をつけるべく、チームの効率化を図る御堂筋。
そんな彼の言葉にうなずいたのは福富だった。
そんな彼の言葉にうなずいたのは福富だった。
■震える泉田
再起不能<リタイア>となった京都伏見の二人に、泉田は自分自身を重ねる。
誰よりも想像力豊かな男、泉田!
再起不能<リタイア>となった京都伏見の二人に、泉田は自分自身を重ねる。
誰よりも想像力豊かな男、泉田!
自分達を置いて先行していった福富に、自分も捨てられたのかと震える。
その解釈、まさに常識的!
誰よりも想像力豊かで誰よりも常識的に身体を鍛えてきた男は、自分が「お荷物」なのかと震えるのだった。
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巻ちゃんと走った熱戦、山岳賞!あのゼッケンをこんな形で奪われるのか!!
誰よりも想像力豊かで誰よりも常識的に身体を鍛えてきた男は、自分が「お荷物」なのかと震えるのだった。
御堂筋『己の顕示の為に、他の人間は千切れても構わない―――!』
巻ちゃんと走った熱戦、山岳賞!あのゼッケンをこんな形で奪われるのか!!
■最良の選択
先行した京都伏見四人の頭、御堂筋はロードレーサーの「業」を口にする。
罪悪を重ねてこそ、勝利を奪うことが出来る。
それこそが御堂筋の哲学!
先行した京都伏見四人の頭、御堂筋はロードレーサーの「業」を口にする。
罪悪を重ねてこそ、勝利を奪うことが出来る。
それこそが御堂筋の哲学!
対し、福富は「最良の選択をしただけだ」と短く応じる。
同意を貰えたと思った御堂筋は笑い
今、たった二人になった箱学に「山岳賞」を狙う余力は無いと重ねて笑うと、悠々と奪うのだった。
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うーんナメきってる。
今、たった二人になった箱学に「山岳賞」を狙う余力は無いと重ねて笑うと、悠々と奪うのだった。
観衆『完全に流れが京伏に行ってる! ―――こりゃ王者が交代するぞ!!』
うーんナメきってる。
■王者交代
一日目は巻ちゃんと争った山岳賞
しかし予期せぬトラブルが、総北を打ち崩し、ひいては箱学にも不調をもたらしていると言える。
一日目は巻ちゃんと争った山岳賞
しかし予期せぬトラブルが、総北を打ち崩し、ひいては箱学にも不調をもたらしていると言える。
だが観客は結果しか見ないのだ!
解らないのだ!
解らないのだ!
常勝無敗が敗れる瞬間! ファンの人々は、驚きをもってそれを受けいれるのだった。
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先頃「切り捨てられた」スプリンター二人も、チームの大切なメンバーだった。
回想石垣『俺は大切なのは我慢やと思う。我慢は一人では大変や、けど――!』
先頃「切り捨てられた」スプリンター二人も、チームの大切なメンバーだった。
■「認めたくないけど」
一方、京伏本来の主将である石垣光太郎、その持論は「我慢」であった。
我慢は一人じゃ大変だけど、皆なら頑張れる!
彼もまた、諦めない男だったのだ。
一方、京伏本来の主将である石垣光太郎、その持論は「我慢」であった。
我慢は一人じゃ大変だけど、皆なら頑張れる!
彼もまた、諦めない男だったのだ。
ですがその結果、インターハイ王者を打ち崩せるチームに京伏は進化を果たしたのです。正解だったのです。
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しかし、御堂筋はそんな石垣の揺らぎを見抜いたかのように、お前も切り捨ててやろうかと煽り
そんな感傷、思い出は捨てた方が良い、と御堂筋なりの忠告を送ります。
まるで見抜いたかのように!
御堂筋『捨てたほうがええで? つまらん感傷や思い出話は』
しかし、御堂筋はそんな石垣の揺らぎを見抜いたかのように、お前も切り捨ててやろうかと煽り
そんな感傷、思い出は捨てた方が良い、と御堂筋なりの忠告を送ります。
まるで見抜いたかのように!
捨てな、感情も友情も捨てな、捨てて、余計なモンは捨てて、捨てて――――
最後、勝利という結晶が残るまで捨てて――――
最後、勝利という結晶が残るまで捨てて――――
それが、勝ちを目の前に転がすンや―――!!
■王者は王者らしく
実際に開会式で見て、とてもええチームやと思うた。俺は、羨ましいと――――
後半の「羨ましい」を石垣は飲み込む。
実際に開会式で見て、とてもええチームやと思うた。俺は、羨ましいと――――
後半の「羨ましい」を石垣は飲み込む。
自分の目指した形を捨てて、勝とうとしている石垣は
自分が目指した形で、良いチームを作り、そして敗北しつつある福富に敗北を勧告します。
自分が目指した形で、良いチームを作り、そして敗北しつつある福富に敗北を勧告します。
王者は王者らしく散るんや!
箱学は残り二人
残り距離はゆるやかな8km、クライマー東堂しか「風除け」がいない箱学に勝機は無いのだ、と!
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ちなみに総北、シューズは黄色です。そりゃ東堂もニッと笑うさ! 笑うがいいさ!!
残り距離はゆるやかな8km、クライマー東堂しか「風除け」がいない箱学に勝機は無いのだ、と!
福富『―――俺はあいつらを置いてきた覚えはない』
ちなみに総北、シューズは黄色です。そりゃ東堂もニッと笑うさ! 笑うがいいさ!!
■王者の信頼
が、石垣の理詰めに傘にかかった御堂筋、その尻馬に乗った二年の水田に福富は返す!
昨年九位の京伏は知らない、王者と呼ばれているのは伊達ではない
それは、計り知れぬ努力の証なのだ!
が、石垣の理詰めに傘にかかった御堂筋、その尻馬に乗った二年の水田に福富は返す!
昨年九位の京伏は知らない、王者と呼ばれているのは伊達ではない
それは、計り知れぬ努力の証なのだ!
お前は知らないのか……? 箱根学園のメンバーが、どれほど練習をしているか
王者の期待に応え、責任を果たす為にどれほど努力しているか
王者の期待に応え、責任を果たす為にどれほど努力しているか
俺たち箱根学園に、始めからお荷物などいないッ!
■「よっしゃあ!」
この期に及んで新たなライバルだと……!?
と思いきや、どうみてもラブヒメ2期の告知です。ほんとうにありがとうございました。
この期に及んで新たなライバルだと……!?
と思いきや、どうみてもラブヒメ2期の告知です。ほんとうにありがとうございました。
もうやだこのオタ泉!
■第二期へ走れ!
先日の金城主将を思わせる「信じているから先に行く」、そんな福富主将回!
次回は、その辺の補完からスタートし
二日目の決着か?
先日の金城主将を思わせる「信じているから先に行く」、そんな福富主将回!
次回は、その辺の補完からスタートし
二日目の決着か?
サブタイトルから見るに、総北も絡んでの最終戦になるのでしょうか?
タイミング上、次回で今クールは最終回のはず。
さてどんな決着となるのでしょうね。
タイミング上、次回で今クールは最終回のはず。
さてどんな決着となるのでしょうね。
というか御堂筋クン、大会あと一日を残してスプリンター二人を切り捨ててしまいましたが
三日目も、彼の性格からしてまだ切り札が残っているのか?
三日目も、彼の性格からしてまだ切り札が残っているのか?
次回最終回、RIDE38「総北の魂(終)」