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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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健全ロボダイミダラー 最終話(第12話)感想 [2014春アニメ]

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人はエロを忘れない…。最終話にとんでもない強敵! 作画的な意味でもだ!!

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 そこまで言うなら、エロをせずに子供を作ってみろ!

■最終話「決戦! 健全ロボ対ダイミダラー」
 最終決戦は量産型ダイミダラー、かと思ったら魔王鬼、もとい合体ミダラ“大健全”!!
 この作品、ゲッターロボのリスペクトが強すぎる!
 本当に素晴らしい最終回だった!

 これまで口にしてきた「Hi-ERO粒子とは?」を踏まえて、ペンギン達が去っていくシーンは最高でしたね。

指揮官『その成果―――、XXシステム! これぞ健全ロボ“大健全”!!』

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 お お き い こ と は 良 い 事 だ !

■その名は大健全!
 ペンギン帝国の隆盛と町の健全化、それは彼らがHi-ERO粒子を吸収した結果、性欲が消えた為であった。
 これを「国の健全化だ」と喜んだ政府により
 美容室プリンスは窮地に。

 奴らを倒すのは私だと駆けつけたリッツ、辛くも乗り込んだ二機のダイミダラーの三機が対抗するが
 彼らの前で、量産型ダイミダラーは次々と変形してゆき
 一体の巨大な“大健全”となってしまう―――。

 って、お前はどこの真ゲッタードラゴンだよ!?

 というツッコミを抑える視聴者は数知れず!
 OVAならいざ知らず、週間アニメでこれほど込み入ったマシンを動かすとは畏れ入りましたなぁ……。

霧子『この前シッポは前シッポだけど、ショーマ君のガリバー……!』

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 女子高生が街中で「ガリバー!」と叫ぶ事案が発生。

■「なんとかならんのか!
 日本政府驚異の技術力であったが、超型・六型・超南極の三機がかりでボコればどうという事は無い!
 かと思いきや、実は合体前のダメージが地味に聞いており
 大健全は健全なスペックに達していなかった。

 美容室プリンスは、健全な青少年を育成を阻害する、社会の害悪と見なされている―――

 ロボットモノの定番「敵との対話!」
 これを、敵司令が「ダメージ回復の時間稼ぎとして」行った、という辺りも小技が効いてましたね。

孝一『エロいのがそんなに嫌いかよぉぉぉぉッ!!』

霧子『ショーマ君とラブラブするのが、殺されるほど悪い事―――?』

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 敵司令の言葉を受け、むしろ闘志を新たにする孝一
 愛と怒りと哀しみに震える霧子。

 霧子は恋する乙女特有の怒りを爆発させると、またも自爆覚悟の粒子フルバーストを敢行する―――。

※その直前、巻き込めないとショーマ(ペンギン)を大脱出!
 やだ良いシーンなのに完全にギャグだわ! これだからペンギンって奴は!!

霧子『あなたと私の尊い愛を否定する奴らは―――、私がすり潰しますッ!!』

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 今度は意識を保ったまま特攻する霧子! 一旦上昇して勢いをつけ、突撃する作画も素晴らしかった!
※この後めちゃくちゃ撃墜された。

自衛隊『大健全、コントロール不能ッ!』

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 やってることが完全にテロです三博士! 手際良いなぁオイ!!

■大健全大暴走
 完調となった大健全は、その本来のスペックで三機を圧倒するものの
 遠隔制御という弱点を三博士に突かれ
 制御を失ってしまう。

 結果、大健全が大暴走!!

 町を破壊すまいと「抑えていた」火力を解禁し、とんでもねえ暴れっぷりを見せる大健全!!

six『帝王さまのご命令でね。キミにHi-ERO粒子を注入するのさっ!』

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 まさかのsix

■「恭子さんにヨロシク伝えてくれ!
 が、帝王の勅命で現れた元six、ヘンリーによって人間に戻されたショーマが戦列に復帰。
 最終回らしく、とんでもなくミダラなヒロイン達によって
 二機のダイミダラーは本領を発揮!

 勝利のBGMの如く鳴り響く主題歌! ここぞと叫ぶ又吉司令!

 BGMと説得!
 最終回に相応しいBGMを背中に受け、三機のHI-ERO粒子ロボは健全ロボを粉微塵と撃ち砕くのだった―――

又吉『―――貴様に問う! “健全”とは何ぞや!!』

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 戦いを背に、最低司令又吉は自衛隊指揮官と丁々発止と渡り合う!
 健全たれとエロを引っ込めようとする政府を
 又吉は堂々と糾弾した!

 違うとは言わせんぞ! 貴様ら…、いや貴様とて! エロい行為をやってきたという事を!!
 自分達はエロを謳歌して、年を重ねたのだろう?

 だのに若者にはそれを見せず! 聞かせず!! 蚊帳の外か偽善者めがッ!!

 そこまで言うなら、エロをせずに子供を作ってみろ!
 恋人とエロ抜きで付き合ってみせろ!

 所詮、愛などエロの文学的表現に過ぎん――――!!

帝王『落ち着け又吉一雄。我々は挨拶に立ち寄ったに過ぎん―――』

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 恭子さんのお父さんも、無事バナナが食べられるまで回復されたようです。良かった良かった……。

■前シッポよ永遠に
 政府を、自分らを棚に上げた偽善者だと言い切った又吉を背景に、大健全を打ち破った三機。
 その前にペンギン帝国ご一行様が現れる。
 帝王曰く、故郷に帰るそうだ。

 HI-ERO粒子とは繁殖の力、これを持たぬ彼らは、種の繁殖の為に粒子を欲して戦ってきた。

 故に「粒子が多い」この世界に狙いを定めたのだが
 この世界の粒子は、ペンギンを人に変えるほどに影響力が強い危険なもの―――、よって断念する、と。

皇帝『忘れるでないぞ。エロを失えば、諸君もペンギンとなるのだ―――』

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 エロを失った人間はいつかペンギンとなる。深いなぁ。……深いなぁ?

■戦え!健全ロボダイミダラー!!
 HI-ERO粒子は繁殖の力、エロは宇宙の宝だと帝王と司令は一致点を見る。
 和解した二つの組織はガッチリ握手を交わして分かれた。
 さらば前シッポ、戦え健全ロボ―――

 言ってしまえば問題を再び「あちらの世界」に押し付けたワケだがそれは気にするなダイミダラー!

 かくして、健全なる戦いは終わった。
 エロは大切なのです。

 そんなメッセージを我々に残してくれたスタッフに、感謝と罵倒と拳と握手を贈りたい!

 いやあ良い作品でした。実に美しい着地でした。
 スタッフの皆様お疲れ様でした! 戦え、健全ロボダイミダラー!!!

余談:ペンギン帝王の故郷とは?

 言ってしまえば、「帝王様たちには帰る場所がある」という着地点の為の設定だったとも言えますが
 色々とシルエットで出ただけで終わったため
 そこはちょっと物足りなかった!

 というのも実はこれ、本作にとっての「前作」にあたる世界観「火星ロボ大決戦!」のモノだそうで。

 要は原作ファンへのファンサービスだったそうです。

そして「ハイスクールD×D」とは……

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 本作のスタッフは同ラノベアニメのスタッフが作り上げたものだったのだそうな。
 先日情報ありましたが、三期決定だそうです。
 凄いねえ。


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