自身の将来を賭けた「なでしこらーめん選手権」決勝、なんと汐見ゆとりは敗れ去る……!?
意外にしてこの漫画らしいスタートから始まり、続く本作最終戦でも
ラーメンは偽物の料理、という衝撃の発言まで飛び出す!
意外にしてこの漫画らしいスタートから始まり、続く本作最終戦でも
ラーメンは偽物の料理、という衝撃の発言まで飛び出す!
驚かされつつも納得させられ、ワクワクした最終巻、最高に面白かった!
■嫌いでした
正直に言えばこの漫画、前作「発見伝」からの惰性で買ってました。
主人公のゆとりも嫌いでした。
正直に言えばこの漫画、前作「発見伝」からの惰性で買ってました。
主人公のゆとりも嫌いでした。
でも芹澤氏は好きなキャラでしたし、なんだかんだで毎回のトラブルが気になって買い続けて……
そうした積み重ねの果て、最終シーズンは本当にワクワクしました!
そうした積み重ねの果て、最終シーズンは本当にワクワクしました!
ゆとりさんてば、主人公でスペックも高いのに何回も負けましたから、先も読めませんでしたしね!
※それも毎回割と納得のできる理由で。
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将来を賭けた決勝戦でも敗北し、そして見苦しく開き直る! これでこそゆとり流よ!!
※それも毎回割と納得のできる理由で。
『(完全にタラレバ論じゃねえか!)』
将来を賭けた決勝戦でも敗北し、そして見苦しく開き直る! これでこそゆとり流よ!!
■最高のラスト
なので勝負の行方はわからなかったし、さすがに最後は勝つだろうと思った最終戦に関しても
ゆとりママの「ラーメンは偽物の料理」論に驚かされ
納得させられ、すごくワクワクしました。
なので勝負の行方はわからなかったし、さすがに最後は勝つだろうと思った最終戦に関しても
ゆとりママの「ラーメンは偽物の料理」論に驚かされ
納得させられ、すごくワクワクしました。
最終シーズンは、ずっと見ていて飽きなかったのです。
そして最後の最後、前作のあのキャラを、あの台詞がここに繋がるのか!という納得の使い方で締める!
前作の最後もそうですが、〆が素晴らしかった!
前作の最後もそうですが、〆が素晴らしかった!
今回でシリーズ完結のようですが、次があればきっとまた読んでしまうでしょう。ありがとうございました。
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正直、最後の最後の「365日替わり」は実現不能だと思いますが、良いんですよ漫画なんだから!!
あのラーメンの中には過去しかない
正直、最後の最後の「365日替わり」は実現不能だと思いますが、良いんですよ漫画なんだから!!
■芹澤氏、語る
なでしこラーメン選手権、ラーメンを「進化させすぎた」ゆとりは敗北を喫する。
だが彼女は集計ミスをあげつらい、会社に居座ろうとした。
なでしこラーメン選手権、ラーメンを「進化させすぎた」ゆとりは敗北を喫する。
だが彼女は集計ミスをあげつらい、会社に居座ろうとした。
そんなゆとりに、母が「ラーメン勝負で白黒つけよう」と挑戦状をたたき付けた!
母は「ラーメンは偽物から出発した料理」という独自のスタンスから、驚くほどの完成度に仕上げる。
しかしゆとりの創作ラーメンは、それが過去にばかり目を向けたものだと強調
見事、勝利を勝ち取る。
しかしゆとりの創作ラーメンは、それが過去にばかり目を向けたものだと強調
見事、勝利を勝ち取る。
芹澤会長に言わせれば「ラーメンとは、偽物から本物を生み出す情熱そのもの」なのだ。
会社に残ったゆとりは、女性店員&創作性を最大限に強調した「麺屋なでしこ」を始動させ
今日も、進化を続けるラーメン業界に挑み続けるのであった。
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発見伝を読んでいないと判らないオチなんですが、本当に素晴らしいラストでした!
今日も、進化を続けるラーメン業界に挑み続けるのであった。
収録
発見伝を読んでいないと判らないオチなんですが、本当に素晴らしいラストでした!
ビッグコミックス「らーめん才遊記、11巻(完)」。
脚本:久部緑郎、作画:河合単、協力;石神秀幸、ビッグコミックスペリオール連載、小学館。
2014年3月発売
脚本:久部緑郎、作画:河合単、協力;石神秀幸、ビッグコミックスペリオール連載、小学館。
2014年3月発売
第九十八杯「初代なでしこラーメン選手権者決定!!」
第八十九杯「勝ちは勝ち、負けは負け」
第九十杯「あきれたヤツ」
第九十一杯「ラーメン母娘喧嘩勃発!?」
第九十二杯「ワクワク・ラーメン対決開始!!」
第九十三杯「ラーメンとはなんだ!?」
第九十四杯「ラーメンは「偽物」!?」
第九十五杯「未来が溢れた一杯」
第九十六杯「ラーメンとは……?」
第九十七杯「本物のラーメン屋」
第八十九杯「勝ちは勝ち、負けは負け」
第九十杯「あきれたヤツ」
第九十一杯「ラーメン母娘喧嘩勃発!?」
第九十二杯「ワクワク・ラーメン対決開始!!」
第九十三杯「ラーメンとはなんだ!?」
第九十四杯「ラーメンは「偽物」!?」
第九十五杯「未来が溢れた一杯」
第九十六杯「ラーメンとは……?」
第九十七杯「本物のラーメン屋」
石神秀幸コラム「ラーメン白書 第11号、これからどうなる? …ラーメンの未来予想図!」