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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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弱虫ペダル 第9話「全力vs全力」

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立った、小野田が立った! クララもびっくりの全力疾走RIDE9!

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※画像右下隅クリックで拡大。

 ウエルカムレース編終了!
 いやあ、いい最終回だっ……いやいや。これほど『次はやってやる!』と熱い意気を見せられたら
 彼の成長をまだまだ見続けたくなるっショこれは!

 小野田君、堂々の山岳賞を獲得しつつ体力の限界からリタイア。

 このバランス取りも良かったですね。
 勝ちすぎも面白くない。

 知らず磨いてきた基礎能力を糧に、綿のようにノウハウを吸収し怪物的なまでの進化を見せる小野田。
 負けちゃいられないと大人気ないほど疾走する今泉達、
 思わず熱く肩入れする先輩陣。

 どいつもこいつも燃え上がってる良い回だったっショ!

『小野田がッ!?』『『『『 立 っ た ァ ! ? 』』』』『―――ダンシング!?』

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 小野田が立ったァ!

■スポンジのように
 リタイア覚悟で上ってきた小野田のとっておき、それは『立ち漕ぎダンシング』!
 教えてもいないテクニックを使いこなし、一同は驚愕する。

 鳴子との僅かな並走期間、伝授されたテクニックを鍵に、初参加にして『山岳賞』をもぎ取る小野田。

 しかし、その時点で全てを使い果たした彼はここで落車。
 無念のリタイアとなった。

 夕方までレースは続き、今泉が辛勝を飾る。
 今泉、鳴子に総合力の違いを見せ付けられた小野田に、巻島は同じクライマーとして指導を思い立った。
 スポンジのように知識を学ぶ初心者、彼に肩入れをしたくなってきたのだ。

 次回、RIDE10「ピークスパイダー」

今泉『お前は教えられた事をスポンジのように吸収する―――、だが!』

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 常人離れのケイデンス、回転速度で詰めてくる小野田。しかし経験者たちは語る。
 彼には、クライマーとして技術的に未熟!

 彼にはあるテクニックが欠けている!

田所『―――今泉が立ったァッ!!』

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 それがダンシング。ギアを重いものに変え、立ち漕ぎすることで思い切り踏み込む走法!
 体力の消費は激しいが、レースの『詰め』には必須の技術!

 小野田にはテクニックが欠けている!

鳴子『鳴子直伝! 必殺!』

小野田『ダンシングなら大丈夫、さっき鳴子くんに習ったんだッ!!』

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 立ったぁ! パート供 スカしていた巻島先輩も熱くなる! ドリームっショ!

■「させねえよ!」
 上がり、と言うより『レースの山場』に欠かせないパワー走法をいつの間にか覚えていた小野田。
 当人達を除く全員が驚愕する中、一気に今泉に肉薄する。

 驚異的な吸収速度で経験を積む小野田、だが今泉にも負けられない意地がある。
 ペース配分も駆け引きもない、全力で山頂だけを見据えてゆく!

 全力vs全力、負けられない意地が文字通りぶつかる!

小野田『全部の力を出し切れ! 全力! 出し切れ!! ―――出せ!!』

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 今泉に置いていかれそうになった小野田は、ふっと空白に陥り、そして全力を出し切る!!
 誰もが熱く燃え上がる中、ラインを先に踏んだのは小野田だったッ!

 小野田、山岳賞を制する――――!

寒咲『―――気持ちの強さだと思います』

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 山岳まで一気呵成に上りきり、―――忘れがちですが坂を駆け上っていたんだから凄すぎる―――力尽き
 フラフラと走る二人の背中を見つめ、勝因を思う車中のメンバー。
 勝因は戦術、いや、気持ちの強さだったと。

 しかし『また課題ができた』と再び走り出す今泉に対し、小野田はそのまま力尽き落車した。

坂道『ぼ、僕、山頂、とりました、よね………?』

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 落車し、息も絶え絶えに勝利を確認する小野田。頷く寒咲さんマジヒロイン。

■「立て」
 力尽きた小野田に駆け寄る車中のメンバー。
 初心者、望外の健闘。

 だが『山岳賞はレースを走りきらなければ認定されない』と田所は完走をうながす!

 いや無茶ですって!
 だが走りきってこそレースなのも確かではある。
 と思いきや、ゆっくりと現れた主将は、もう休めと今度こそ小野田にリタイアを勧めた。

 煽るのではなく、純粋に敢闘を讃えてリアイアを命じる主将。
 小野田も、これを受け入れるのだった。

鳴子『へへっ、やったみたいやな。――――後は任しときィッ!!』

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 今週もナイスガイ鳴子。レースは、得意も不得意も走りきってこそ勝機がある!
 遅れてやってきた彼は「仇は取ってやる」とばかりに
 小野田とタッチを決める!

 遠くなった今泉、走り去る鳴子の背中を見つめ、小野田は改めてリアイアを決めた。

ピエール『見えますか? この景色が。――あなたが一番早く上ってきたのですよ』

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 楽しかったです!と応じた小野田と共にBGMを締めくくる。いい最終回だった―――。

■「楽しかったです」
 終わりを決めた小野田に、パエール監督は眼下の景色を促し『ここまで上った』という成果を
 目に見える形で彼に指し示した。

 山岳賞。
 誰よりも早く上り詰めた男に与えられる特別賞。
 坂道の戦いは終わった――――。

 が、男たちの戦いはまだ終わらない!

金城主将『なら見ておけ。練習しろ。強くなれ!』

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 だが男たちの戦いはまだ終わらない! 山岳の「上り」は特別ではあれど、コースの一部でしかない。
 爽やかな昼過ぎから、暗く、夕方になってまで全力で駆け続ける二人!
 脱落してしまったと実感させるほどの熱い戦い!

 小野田は呆然とし、そして再び燃え上がる!

 勝利の実感が吹き飛ぶような今泉と鳴子の激闘は、総合力に優れるらしい今泉の勝利に終わった。
※今泉も『上りが課題』であって、クライマータイプではない。

■「全力じゃない」
 あれから更に夕方まで走りきった二人に、自分なんてまだまだ全力を出せてなかったと悔いる坂道。
 その傍らに、部きってのクライマー「山頂のクモ<ピークスパイダー>」こと
 巻島先輩が立つ(っショ)!

 悔しさを察した巻島は、同じクライマーとして坂道を鍛えてやると宣言するのだった!

Cパート巻島『(田所ッチ、最近ますますデカくなってるッショ……?)』

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 Cパートは、昼食をガッツガツガツと食いまくる田所を心配する巻島先輩の図。
 自転車は腹が減るねん!(by鳴子)。

■勝利と後悔
 結局、小野田君は山岳賞、それもリタイアだからノーコンテストという「結果」だけなら残念な結果。
 それでも経験者連中にあれだけガッツリ食い込んだのは怪物すぎるわ!
 と思わせて………。

 あれからも夕方までレースを続けた今泉、鳴子、あの二人を見れば小野田くんもまだまだか。
 そんな向上心を感じさせるラストにしたのも良かったですね。

 そしてレース中、グイグイ小野田に引っ張られていった巻島先輩、小野田の師匠となる!
 どんな特訓、トレーニングになるのか今から楽しみっショ!
 あと一年メンバーのその後もね!

 次回、RIDE10「ピークスパイダー」


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