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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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革命機ヴァルヴレイヴ 第19話「悲しみは降る雪のごとく」

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全力疾走ヴァルヴレイヴ。救われない第19話

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※画像右下隅クリックで拡大。

 脱出作戦に際し、自身を犠牲にしようとするリーゼロッテ姫。
 自分は人間じゃないのだから、エルエルフには相応しくないと立ち去ろうとする姫に
 それじゃダメだと言い切るハルトが熱かった!

 一度は同じ気持ちで身を引いたハルトだから、それを言ってのけた彼は熱かった!

 でもそれだけにリーゼロッテには救われて欲しかった。
 彼女の行動が理解できるだけに、そこはそれ、シナリオの人に文句を言いたくなった感じです。ハイ。

■疾走エルエルフ
 いつもの余裕をかなぐり捨て、突っ走ったエルエルフ。自分を完全に捨石にしていたのが伊達男すぎる。
 リーゼロッテ姫自身は、それこそ殆ど出番なく退場してしまいましたが
 らしくない二人と相まって強い印象を残しましたね。

 サブタイトル通りでしたと言えばそうなんですが、残念な結果。

アードライ『聞きたいことがありすぎる』

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 サキさんの「復帰」を目にして一言。何故か爆笑させられました。何故だ。

■異星生命体「マギウス」
 VVV研究員、そしてリーゼロッテ姫を連れて脱出を図る咲森学園一行。
 しかし、作戦は包囲網を指揮するカイン大佐に読まれ
 脱出路をふさがれる。

 そして道すがら、ハルトはリーゼロッテがマギウスの裏切り者である事
 彼女らが、数百年前に異星からきた情報生命体であり
 人類から自らを秘匿し続けてきた事を知る。

 そしてハルト達こそ彼ら情報生命体マギウスの模倣体、第三世代マギウスであるのだと。

 包囲網はエルエルフの捨て身の作戦で抜け、その上でエルエルフ自身の回収にも成功する大金星を上げるが
 破損した推進器を<ルーン>でカバーする為にリーゼロッテが身を投げ出し
 構成情報を失った彼女は落命する――――。

 次回、第20話「曝かれたカミツキ」。

リーゼロッテ『貴方はとても、若いのですね――――』

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 前回の大暴走スタイリッシュ救出劇直後。

■「愛している」
 エルエルフはかつて姫に救われた。だから恩返しなのか、という問い返しに少しだけ口ごもりって答える。
 たった二回だけ、正味一時間にも満たない時間しか一緒にすごしていない
 けれど愛してしまったのだと。

 エルエルフの熱い告白に、姫様は若干の沈黙の後「若いのですね」と返した。
 貴族的な物言いなのかと思いきや、実はまんまの意味。

時縞パパン『最高の環境だぞ? 研究費潤沢だし人体実験やり放題なのになあ』

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 一方、ハルトの大切な人(仮)だったパパンは自主的に置いてきぼり。なんて素敵な理由なんだ……。
 この人をドルシアに残しておくのは、正直デメリットしかありませんが
 それでも殺さなかったのはやはり人道的というか。
 何と言うか。

 この手だと大抵その話のラストで巻き添えで死にますが、かっちり生き延びてるのはさすが。

アードライさん『動くな! ―――今、何をした?』

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 一人旅団式脱出メモ。サキさん放置プレイとか言って悪かった! 暗号が彼女の歌というのが面白い。

■真実判明
 一方、艦に戻ってきた彼女の為に詳細なメモを残しておく一人旅団式ファンサービス。
 ですがアードライさんに目撃され、遂にカミツキの秘密が暴露。

 これでようやくアードラインさんも「エルエルフゥゥゥゥゥゥゥゥ!!」の真相を知る事になるのか。

クーフィア『エルエルフ~? カイン大佐が、こっちの方が楽しいって!』

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 咲森学園一行の脱出作戦を読み、阻止に現れるカイン大佐と直属部隊。
 エルエルフもまた、クーフィアが現れた事で大佐の目論見を推察、作戦変更に頭を働かせます。

 踊るようにナイフを扱う作画が凄かった!
 と同時に、エルエルフが眼前のクーフィアをまるで思考に入れていないのが酷かった!(褒め言葉)。

 彼の後ろに居るカインから、姫をどうやって守るかしか考えてません。

ミハエルエルフ『カインがいる。今度は負けられない!』

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 プルー、どんどん人間っぽい喋りに。

■「その生き物、誰!?」
 戦闘中にハルト乱入。エルエルフは大佐の裏をかく為に、姫を彼に預け単身で行動開始。
 ハルトもまたその意思を汲み、即座にこれを了承して動きます。
 が、姫を見たOS、プルーが異常な反応を。

 彼女に答え、リーゼロッテ姫は自身がプルーと同質の存在、マギウスである事を明かすのでした。

リーゼロッテ『我々は数百年前にこの地に落ち、人から隠れて生きてきたのです』

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 一気に明かされるマギウスと百一人評議会、リーゼ姫の謎。

■異星の情報体
 彼らは数百年前に地球に墜落した、魂だけで出来た異星の情報生命体。
 プルーとは同種、しかし別系統に属する。

 人の身体に宿り、年老いたら入れ替わり、コミュニティ「百一人評議会」を作って生きてきた。
 評議会は、マギウスと選ばれた人間のみで構成されており
 彼らの秘匿と、情報原子収集を担ってきた。

 しかしリーゼロッテは人間との共存を提案し、裏切り者として処罰・幽閉されていた。

■情報拡散の呪い
 処罰として構成情報を維持ギリギリまで機械で削られ、また「拡散損耗の呪い」を受けていた。

リーゼロッテ『私は人を喰らって生きる……、人間の敵です』

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 締めくくりに、自分は人間の敵だから、人間であるエルエルフとは一緒に居られない。
 そう言って出て行こうとする彼女をハルトが引き止める。

 自分も同じ気持ちでショーコに気持ちを言い出せなかったから、だから彼女を引き止める!

 それを受け、ミハエルは幸せだといってくれる姫様の物言い。
 年齢を感じさせて良かったですね。

エルエルフ『勝ったぞ…………、逃げろ、リーゼロッテ…』

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 エルエルフの作戦は、敵が塞ぐ必要が無かった道路、跳ね橋で途切れた道路を滑走路に使うこと。
 先んじて単身跳ね橋に向かい、たった一人で機動兵器を含む守備隊を突破。
 満身創痍で橋を降ろし、満足そうに微笑むエルエルフ。

 しかし彼をハルトが強引に回収。
 ヴァルヴレイヴの推力ならロケットに追いつくのも可能でしたが、問題はロケットの方でした。
 ブースターに被弾し、爆発寸前に追い詰められてしまいます―――。

 BGMに第一期エンディング、ハムエルフテーマソングと謳われた「僕じゃない」!
 ラスト付近の盛り上がりっぷりが素晴らしかった!

リーゼロッテ『―――拡散損耗の呪い、それでも!』

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 カイン大佐同様、生身でヴァルヴレイヴと同様の能力を応用、推進剤の噴出を抑制するリーゼ姫。

■「私も、愛し――――」
 ルーンの壁を使い、推進剤の噴出を強引に抑制するリーゼロッテ姫。
 既にルーンは自身の維持でギリギリ、更に、百一人評議会とカイン大佐に施された「呪い」で損耗しつつ
 それでもなお推進器をなんとか温存する事に成功。

 しかし彼女自身はマリエ同様に『情報』を使い果たし、そのまま大地に叩きつけられるのでした―――。

 次回、第20話「曝かれたカミツキ」。

新エンディング「赤いメモリーズをあなたに」

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 それこそ「僕じゃない」を髣髴させる、光へと走ってゆくハルト君の新エンディング。

■リーゼロッテ姫
 一期から語られてきた姫様の退場劇。

 オープニングなどで予想できた展開だっただけに、いつもの余裕をかなぐり捨てて戦うエルエルフ
 ハルトの熱い説得など「予想を外してくるか」と結構思わされましたが
 それも含めてのシナリオだったようです。

 しかしそうなると、帝国暦のちびエルフの正体が気になりますな。


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