Quantcast
Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 5115

『ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第23話』感想、悪魔vs騎士! 間に合ったと思った、思ったんだ…:最後の嘘

$
0
0
 皆で一緒に還るか…、それだったら、もうどうやったって還れないじゃねえか、ビスケット…!

“決闘回は残虐回”の法則、もう、ガエリオもアインも戻れない…!

イメージ 49

イメージ 1

 まさに悪魔、第3話以上にぶっちゃけた戦いのミカ、誰より憎まれるべきはマクギリスだチキショウ!
 幼馴染、そして男と見込んだ部下の分まで怒るガエリオ
 もうアイツも戻れやしねえ!

 俺たちにはもう戻る場所はねえ、けどな、辿りつく場所ならある! たどり着くぞ、俺たち皆で!

壊れたブレーキの先に
 逆に、懸念されたオルガと少年達の暴走は、きっちり劇中でも語りに語られ
 その答えがこれか!

 そして、それすら道具とするマクギリスと蒔苗、次回、同じく道具とされた男が来ちまうよ!

イズナリオ・ファリド『マクギリスが、ぜひお前にというのでな』

イメージ 2

 厳しいイズナリオ、カルタの父は病床にあるらしい。これは死んだわ…。

もう戻れない
 カルタは、自分の出撃を推してくれたマクギリスに応えるべく、正々堂々と「自分らしく」決闘を挑む
 誇り高く、それがかつて彼に言った言葉であり
 自分らしさと思ったのだ

 対する鉄華団は、自暴自棄になっているとメリビットが心配する中、ミカが問答無用で突撃

 身も蓋もなくカルタ達を撲殺し
 辛くも、その遺体を回収したガエリオは怒りに臍をかむ。

 オルガは、もう「進むしかない」が、「辿りつく場所はある」と生きる意思を見せ鉄華団は前に進む

 しかし彼らの前には
 改造され、嬉々として人間の姿すら捨てた復讐者、アインが最新鋭機で待ち構えていた。

 次回、第24話「未来の報酬」。

マクギリス『キミに屈辱は似合わない』

『その為に、できる事があれば、させて欲しいんだ…、カルタ』

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

 カルタの出陣、そして鉄華団を「探し出した」のは、黒いマッキーであった。

誇り高くキミらしく
 というのも、愛人の子として引き取られ、卑屈だった彼に「誇り」を教えてくれたのは
 他ならぬカルタ、その人だったのだ

 キミは、哀れみでも情けでもなく、私を平等に扱ってくれた…

 出自は関係ない
 お前は自分より優れた面がある、なら堂々としろと。

 まったくの本心からの言葉、まるで、アインとクランク二尉の関係を思い起こさせる逸話。

 これは部下が慕うのも分かる…。

前回のマクギリス『<それにしても、まだ生きていたとはしぶといな>』

イメージ 3

イメージ 4

 が、内心では見下しきってると視聴者は知ってるだけに、カルタが気の毒で仕方ない!
 この男、ここまで覚えてるくせに!

 むしろそういう面が嫌いだ、とでも言うのでしょうか?

 カルタとガエリオ
 二人の性格は、恵まれ、まっすぐに生きる事を許された「育ちのよさ」そのものなのかもですから。

シノ『―――すげえな、真っ白だ…』

『けどよ、俺、寒くねえんだ……、背骨がジーンと熱くなってよ…、早く来いよ…!』

イメージ 9

イメージ 10

イメージ 11

イメージ 12

イメージ 14

イメージ 15

イメージ 16

 弔い合戦か…、上手い言葉があるものだな? ―――あの子らが望んでいるのは、ただの破壊よ

もう還れない
 一方、対する鉄華団は「仇討ち」に燃え、蒔苗が好都合とばかりの態度を見せる一方
 メリビットは、年少だけでも降ろせと直談判する

 今や鉄華団はおかしい、彼らを巻き込むな、前回の演説に動揺するメリビット。

 ブレーキだったビスは死んだ
 そして、居合わせた当人、年少のタカキとライドは逆に言う

 あのさあ、余計な事、言うなよ

 メリさん衝撃…。

ライド『やりかえせずに生きてたら、ずっと苦しいまんまじゃん…』

イメージ 17

 彼らも「自分の意思で」戦ってる、ミカが、クーデリアに言った言葉を連想させますね。
 けど、それは他の選択肢が見えなくなってるだけ
 冷静さを欠いてるだけ

 自分の意思で選ぶにしても、本来、もっと多くの選択肢がある事を無視するライド達

 昔とは違います
 が、思いつめた少年達に理詰めは通じず。

オルガ『丸腰のまま、敵に突っ込むよりはマシだろ?』

イメージ 13

 また、シャトル1個分の戦力しか持ち込めなかったので、モビルワーカーも現地で調達。
 テイワズの最新鋭、「労働者のアレ」とはまた違うものの
 彼らのポンコツより高性能

 しかし、地球の市販品となれば、当然「阿頼耶識が付いてない」ワケで…。

 従来機5/新型20.
 市街地では、MSの持ち込み規制があり、騒ぎを避けるべく、まずこちらを使う予定の模様。

ガエリオ『その声はアイン! 成功したんだな、良かった、良かった…!』

技官『特務三佐、こちらが彼の状況です。順調ですよ!』

イメージ 18

イメージ 19

イメージ 20

イメージ 21

イメージ 22

 心から尊敬できる方に、人生の中で二人も出会えたなんて、これ以上の幸せはありません!

ありがとう我が友よ
 アインの快復にほころんだのも束の間、彼がダルマにされていたと知り、愕然とするガエリオ
 ただ、繰り返す「そうか」が辛い。 

 ギャラルホルンに変革をもたらすのは、キミ達の良心だと私は思う。

 アイン自身が望んだのは確か
 喜色満面の声に、敢えて否定しないガエリオが優しい。

 ガエリオが本当に優しい。

 もう戻れないわ…。

『ガエリオ、カルタ…、キミ達は良き友だった、その言葉に嘘は無い』

『キミ達こそが、ギャラルホルンを変える…!』

イメージ 23

 だっておやっさんすら義足だし、ギャラルホルンなら、機械の身体を作るなんて容易でしょう
 が、阿頼耶識を施すだけに留まらず
 一体化を施した
 
 マクギリス、この場面は独り言ですから、けっして嘘は無いはず。

 では、カルタがもたらす変化とは?

オルガ『ビスケットの弔いとか言って、お前らを巻き込んで』

『あいつは、こういうのが嫌で鉄華団を降りるとまで言ってたのによ…』

イメージ 24

イメージ 27

 ビスが死んだ21話、その冒頭で語られていた言葉を補足する。

もう還れない
 また、オルガも「自分がおかしい」と自覚していたが、ミカによってビスケットの真意が。
 彼は一緒に還ろう、と約束していた

 皆で一緒に還るか…、それだったら、もうどうやったって還れないじゃねえか、ビスケット…!

 誤解が解けたオルガ
 彼は、ビスケットが鉄華団を降りると決意したまま死んだと誤解。

 誤解は解けたが、一層自分を追い詰めるオルガ。

 相談できる相手すらいねえ!

ビスケット『そうだな、僕は怖くなったんだ』

『オルガの強い力に引っ張られて、こんなところまで来て…、でもそれは、僕がみんなが望んだ事だ。だから僕は降りないよ、降りるときは、還るときは、みんなで一緒に還るんだ!』

イメージ 25

イメージ 26

 思えば、ビスケットが瀕死だった時、今までに無いくらいミカが動揺していたのは
 これを聞いていた為だったのでしょうか。

 もちろんビスケットだから、ってのが一番の理由なのでしょうけれど

カルタ『けれど、この窮地が私を強くする』

『どんな時も、私は誇りを忘れない…、そうでしょう、マクギリス!』

イメージ 28

イメージ 29

イメージ 30

イメージ 31

イメージ 32

イメージ 33

イメージ 34

イメージ 35

イメージ 36

イメージ 37

イメージ 38

 まあタービンズの方々ったら!

私は誇りを忘れない!
 やがて、満を持しての「決闘機」グレイズリッターが到来、待ち伏せを受けたことで鉄華団は動揺する
 仮面、モンタークに裏切られた、と。

 そんな動揺に気付かず、カルタは粛々と3対3のMS戦を提案。

 負けたら通す!
 当然、本来なら5対3で鉄華団が優位!

 情熱的なシノと昭弘は受ける気マンマン、実戦本位のタービンズは囲んでボコろうと!

 ホント、ケンカっぱやいんだから!

カルタ『調整にかかる時間を考慮し、我々は30分待とう! ―――な!?』

オルガ『―――ミカ、お前…!』

イメージ 39

イメージ 40

イメージ 41

イメージ 42

イメージ 43

イメージ 44

イメージ 45

イメージ 46

 が、いつもの表情で飛び出した三日月は、一機をパイロットごと殴り飛ばして血に染め
 返す刀で、もう一機をボッコボコにしたかと思えば
 コクピットをズドン!

 誇りどころか、足蹴にされ、もう一人は破裂も同然の死を迎える

 グロい…。

蒔苗『結構結構!』

イメージ 47

 誰もが呆然とする中、寒いからとっとと殺っちまえとか言った蒔苗のジジイてめえ!
 動揺しない秘書さんも何気にすげえ!

 このモブ秘書、どれだけの修羅場をくぐっているんでしょう。

クーデリア『団長さん、三日月は!?』

オルガ『言ったはずだぜ…、立ちはだかる奴は全部ブッ潰す、そうだろミカ』

イメージ 48

イメージ 49

イメージ 50

イメージ 51

イメージ 52

イメージ 53

イメージ 54

イメージ 55

イメージ 56

イメージ 57

イメージ 58

イメージ 59

イメージ 60

イメージ 61

イメージ 62

 私は戦いたかった、正々堂々と、戦いたかった、そうでなければ私らしくない、私はカルタ・イシューだ!

「敵討ち」なんだから
 合理的で、人間性すら感じさせない三日月の猛攻、が、子供たちはむしろ歓喜して戦いを見届け
 常識人、メリビットを絶望させる。
 価値観が違う!

 こんな惨めな私は、アイツが憧れていた私じゃないのよ!!

 オルガと似てる
 昔の自分、マクギリスへの「誇り高く」って言葉に振り回され、自滅同然の敗北へ。

 戦いから降りる事も、優位な戦力や奇襲だって出来たろうに。

 女性陣、無惨。

三日月『殺さないと、アンタはまた俺達を邪魔しにくるんだろう?』

『だから、いやそうでなくても…!』

イメージ 63

イメージ 1

 対するミカも、「だから」って続けたのが、今までと違っていた感じですね。
 ビスケットの仇討ちだから?

 しかし

カルタ『助…けて…、マク……、ギリス…』

イメージ 64

イメージ 65

 ここでミカの手が止まったのは、「生きたい」という言葉ゆえか、マクギリスの名前ゆえか。
 一応、初めて出会った時に名乗りあったハズ
 名乗りましたっけ?

 ただビスケットの時と同様、“必死に生きようとする姿”に驚いた

 っていう面も、あるのでしょうか?

ラフタ『これ、別のエイハブウェーブの反応!? 三日月!』

三日月『―――新手か!』

イメージ 66

イメージ 67

イメージ 68

イメージ 69

イメージ 70

イメージ 71

 その動揺に間一髪の助けを得て、割り込んだ「ガンダム・キマリストルーパー」が彼女を救出
 カルタ・イシューは、九死に一生を得る事に
 得たと思ったんですよ!

 脚部を展開、あっというまに横抱きに抱え、一睨みしただけで帰るガエリオ!

 ガエリオさんが撤退を最優先した!

オルガ『待てミカ! ここまでだ、わざわざ深追いする必要はねえ!』

『今のうちにとっとと進むぞ!』

イメージ 72

イメージ 73

イメージ 74

イメージ 75

イメージ 76

イメージ 77

イメージ 83

 その言葉に決意するアトラ、なおも辛そうなメリビットさんですが…。

オルガの答え
 決着後、「もう戻れない」と認めたオルガは、メリビットへの返答だとばかりに再び演説。
 その後は、襲撃もなく順調な旅に

 俺たちにはもう戻る場所はねえ、けどな、辿りつく場所ならある! たどり着くぞ、俺たち皆で!

 無駄死にする気はない!
 メリビット、そしてビスケットに応えるような新しい結論!

 なお、蒔苗はつまらなそうに嘆息した模様。

 一周回ってすげえよ!

カルタ『<マク…、ギリス…、助けに来て…、くれたのね……>』

ガエリオ『ああ、そうだ!』

イメージ 79

イメージ 80

イメージ 81

イメージ 82

 ありが…、とう……、マクギリ…ス……

最期の嘘
 一方、逃げおおせたかに見えたカルタだったが、執拗なまでに度重なる衝撃に耐え切れず
 そのまま事切れてしまう

 カルタ…、ゆっくり休むといい…、後は、俺達が……!

 最期の嘘は優しい嘘
 涙を堪え、聞き分ける事すらままならない幼馴染に、優しく声をかけ続けたガエリオ

 今回、いつ以上にボッコボコにしてるとは思いましたが…

 助かったと思ったのに……。

マクギリス、過去を紐解く

イメージ 7

 また、島でも「誇り」と連呼したカルタですが、最後はなりふり構わず指揮官=オルガを狙い
 結果的に生還できました

 今回冒頭、マクギリスの狙いは「それ」を封じる事だったのでしょうか

 卑怯な手は使わない
 騎士として、真っ向から戦ってこそカルタ

 そう「誇り」を刺激する為、カルタを確実に殺す為、マクギリスは現れたように思えます。

「変革」を促された結果

イメージ 19

 同様に、正義感の強いガエリオには、これは改革の為だ、と強く促す事によってコントロール
 アインを無惨な姿とする事に成功しています
 正義の為の犠牲だ

 その「性格を利用した誘導」から、ガエリオは逃れられるのでしょうか?

 気付き、逆転を食らわす可能性もあるのでしょうか…?

予告ミカ『今まで誰が敵とか味方とか、あんま考えたことなかった』

『でも、ここから先は違う…、鉄華団を邪魔する奴は、みんな俺の敵だ』

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10

イメージ 11

イメージ 12

イメージ 13

イメージ 14

イメージ 15

イメージ 16

イメージ 17

イメージ 18

イメージ 19

イメージ 20

イメージ 21

イメージ 22

イメージ 23

イメージ 24

イメージ 25

イメージ 26

イメージ 27

イメージ 28

イメージ 29

イメージ 30

イメージ 31

イメージ 32

イメージ 33

イメージ 34

イメージ 35

イメージ 36

イメージ 37

イメージ 38

イメージ 39

イメージ 40

イメージ 41

イメージ 42

イメージ 43

イメージ 44

イメージ 45

イメージ 46

イメージ 47

イメージ 48

イメージ 49

イメージ 50

イメージ 51

イメージ 52

イメージ 53

イメージ 54

イメージ 55

イメージ 56

イメージ 57

イメージ 58

イメージ 59

イメージ 60

イメージ 61

イメージ 62

イメージ 63

イメージ 1

イメージ 64

イメージ 65

イメージ 66

イメージ 67

イメージ 68

イメージ 69

イメージ 70

イメージ 71

イメージ 72

イメージ 73

イメージ 74

イメージ 75

イメージ 76

イメージ 77

イメージ 78

イメージ 79

イメージ 80

イメージ 81

イメージ 82

イメージ 83

 公式サイトの配信版では予告の完全版、三日月がかなり怖いこと言ってる件について

最後の嘘
 今週、ガエリオがもう一人の主人公となり、部下が幼馴染が悲惨な目に遭っていく姿が辛い。
 マクギリスに対しても、「我が友」という言葉が硬く
 どこか意味深に思える描写に

 一方、配信版の予告、三日月に心理的な変化を感じさせるのは…?

 ブレーキを喪った鉄華団
 しかし現在、改めてオルガが必死にハンドルを握り、なんとかしようと踏ん張ってると感じますが…?

 次回、第24話「未来の報酬」。



Viewing all articles
Browse latest Browse all 5115

Trending Articles