カイの見た宗教戦争、その種明かしは、同胞を殺してでも「有能な同胞」を得ようとする卑劣なテロリストと
彼に踊らされ、家族を失い、大惨事を起こしかけた青年の物語
死んだ子も、この街が大好きだったのに…
彼に踊らされ、家族を失い、大惨事を起こしかけた青年の物語
死んだ子も、この街が大好きだったのに…
OVA版でほぼカットされた「宗教戦争」、その鬱憤を晴らすかのように掘り下げたシーズン完結へ!
■当人に悪意がなくても
今回の件は、家族をこの上なく惨たらしく殺され、復讐に走ったジンネマン艦長とも重なり
その点でも印象深いエピソードに。
今回の件は、家族をこの上なく惨たらしく殺され、復讐に走ったジンネマン艦長とも重なり
その点でも印象深いエピソードに。
■そして虹の彼方へ
ミネバの決起で「袖付き」を追い出したネェル・アーガマは、箱の眠るインダストリアル7へ向かう。
が、もはや「箱」の存否を問わぬと、財団はなりふり構わぬ手段を提案
その前にカタをつけるべくリディは走る
ミネバの決起で「袖付き」を追い出したネェル・アーガマは、箱の眠るインダストリアル7へ向かう。
が、もはや「箱」の存否を問わぬと、財団はなりふり構わぬ手段を提案
その前にカタをつけるべくリディは走る
一方、ダカールでのイスラム教徒殺害事件が、イスラム教徒を暴徒化させる自作自演だとカイは見抜く。
公的機関と協力し鎮圧するカイ
しかし、これを扇動したテロリスト当人はなおも彼なりの正義を続ける。
しかし、これを扇動したテロリスト当人はなおも彼なりの正義を続ける。
多くの大人たちが復讐に囚われる中、バナージは、可能性を秘めた「箱」を目指しFAユニコーンで飛ぶ。
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憎んだ「街」には善意があり、すがった仲間は悪意だけを煽った。
『妹さんは、この街の善良な人たちが埋葬をしてくれた』
憎んだ「街」には善意があり、すがった仲間は悪意だけを煽った。
■透明人間との戦い
今回の件は、報復の連鎖と「それを陰で操り、自分達の都合良いように」利用する男との激突
もっとも、操ったテロリスト自身も「彼の正義」で
報復だったのかもしれませんが
今回の件は、報復の連鎖と「それを陰で操り、自分達の都合良いように」利用する男との激突
もっとも、操ったテロリスト自身も「彼の正義」で
報復だったのかもしれませんが
ジンネマンと同様、「行き詰った世界」の描写だったのかな、みたいな。
連邦兵が戦後にジオンで暴れたのも報復で、報復に報復と、延々とどうしようもない有り様
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どうすれば良かったのか、どうすればよいのか、正しいのか、疲れてしまったジンネマンに
ホントは、アンタを頼りたいのに頑張ってるヤツがいるぞ
と、励ますコンロイ。
コンロイ副指令、渋い
どうすれば良かったのか、どうすればよいのか、正しいのか、疲れてしまったジンネマンに
ホントは、アンタを頼りたいのに頑張ってるヤツがいるぞ
と、励ますコンロイ。
あのダグザ司令の亡き後、特殊部隊エコーズをまとめている人物だけはある!
彼仕様ジェガンのキット化はまだですか!?
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この頃になると、横暴の代名詞だったアルベルト兄さんも、すっかり渋くなってるんですよね
似たような境遇の青年、リディと良いコンビ。
彼なりに全力を尽くす男、アルベルト・ビスト
この頃になると、横暴の代名詞だったアルベルト兄さんも、すっかり渋くなってるんですよね
似たような境遇の青年、リディと良いコンビ。
彼のマリーダさんへの想いは一方的なものですが、それでも彼も全力を尽くしてる。
また、現在の「悪役」マーサも、実父を「初代」サイアムに殺され、彼女なりに戦っているという解説も。
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元は「プル」ですから、やっぱりアイスとか、そういうのが好きなんだなって微笑ましいシーン
普段、シリアス一辺倒な彼女の貴重なシーン。
そんなマリーダさんの、ふとした表情
元は「プル」ですから、やっぱりアイスとか、そういうのが好きなんだなって微笑ましいシーン
普段、シリアス一辺倒な彼女の貴重なシーン。
死亡フラグといわれても、一緒に帰ってこようって約束を作るのは人情ですよね。
帰ってきたい気持ちがあった方が、絶対に良いはずですから。
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冒頭では、OVA版オリジナルの「アレ」を組み立てている描写が追加。本作にも登場か。
なお、「原作小説版」でも建造はされたものの
失われた事になっています
お約束、そして「虹の彼方へ」
冒頭では、OVA版オリジナルの「アレ」を組み立てている描写が追加。本作にも登場か。
なお、「原作小説版」でも建造はされたものの
失われた事になっています
多分、来春でる「原作 第11巻」は、そうした未収録エピソードを集めたものになるんでしょうね
角川コミックス・エース「機動戦士ガンダムUC バンデシネ」14巻。
原作:福井晴敏、漫画:大森倖三、月刊ガンダムエース連載。角川書店発行。
2015年12月発売(前巻2015年5月)
原作:福井晴敏、漫画:大森倖三、月刊ガンダムエース連載。角川書店発行。
2015年12月発売(前巻2015年5月)
宇宙と惑星と Act9~12。
虹の彼方に Act1.
虹の彼方に Act1.
総扉イラストは、これまた珍しく柔らかい表情のマリーダさんである。