Quantcast
Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 5115

『うしおととら 第1期 最終話』感想。人間って、いつだって悔しいんだよな…:第弐拾六話 TATARI BREAKER

$
0
0

次回、第27話は2016年4月より再開! ヘレナ博士の“戦い”が熱かった…

イメージ 51

イメージ 35

 前回の麻子の叫びに、「科学は出来ない事がハッキリしてる」と諭すヘレナ博士。実体験があったのか
 医者、息子を救える立場のハズが力が及ばなかった悔しさ
 彼女も駆り立てられていたのね

 最期の言葉が、ただ、息子との日常を夢見るものだったのが辛い。 

タタリを打ち砕け
 サブタイ、便利な科学でも何でもなく、そこに至る為に力を振り絞ろうって決意か。
 これはリベンジがありますね

 ラストが日常描写だったのも、そこが本作のゴールなんだなって微笑ましい。

とら『おほぉ~、白面くせえバケモノだぜえっ!』

イメージ 2

 とら殿が楽しそうで何より。

悔しさを糧に
 潮と麻子、若者達の「理不尽への怒り」「他人へのいたわり」に、息子の死を思い出すヘレナ博士。
 自分は、科学は、そうした「悔しさ」を糧に改善するべく
 積み重ねてきたのだ

 彼女が犠牲となる事で、白面の体細胞は今度こそ消滅させることが出来た。

 明日は犠牲を出さない為に
 これからも、このかけがえない日常を続ける為に、「白面の者」との戦いは間近に迫っていた―――(完)

 次回、第弐拾七話「風が吹く」。

うしお『うるせえ! もっと早く助けに来やがれっ!』

とら『あぁ~ん? た・す・け・ろ・だぁ? ワシは暴れてえだけだぜえ!』

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

 キルリアン反応値10万8000、とら殿さすが!(前回のうしおは12万)。

いい加減にしろ
 とらの猛攻、だが壁がブチ壊れてしまった事で、有毒ガスが漏れ出し区画全体が危険に。
 科学者達は爆破を即断

 冗談じゃねえぞ! 使い捨てられていい奴なんざ、死んでいい奴なんざこの世に絶対いねえんだよ!

 切り捨てる冷徹な決断
 対し、怒る少年少女が快いワンシーンだが研究員の気持ちも分かる!

 出来る出来ないがハッキリしてる、ってコレもか。

 躊躇って被害を増やすのもザラですしね…。

麻子『あ、あれはバルちゃんの脚!?』

イメージ 9

イメージ 10

 そうこうする内、とらが敵の細脚をフッ飛ばし、白面モドキは「捕えた怪物たちの脚」で対抗!
 やだキモい!? 完全にキメラ!

 徐々に、「バルを人質にすれば戦いやすい」事までも学習してゆく。

 ほっとけばどんどん強くなるタイプだよコレ!

麻子『でも、出来ないんでしょう…? 科学者の人も言ってたもの!』

うしお『槍が信じろと言っている!』

イメージ 11

 対し、「槍の意思」もすっかり潮と一致し、妖怪を助けようと奮戦するのも積み重ねだ!
 海の騒ぎでは、封印の布がちょっと破れただけで暴れましたが
 今はうしおと共に戦う!

 ていうか、あのちょっと残ってる布、もう取っちゃっても良いんじゃ!?

※魂喰らいが加速して大変なんでしょうか。

とら『助ける? 無茶苦茶な事を抜かすんじゃねえ!』

うしお『いつもの事じゃあねーか!』

イメージ 12

イメージ 13

イメージ 14

イメージ 15

イメージ 17

 ケッ!ちげえねえぜ!とかいう二人の大正論。

女科学者の決断
 だが、「バケモノたちの脚」で代替した事で、前回の拘束装置が有効になったと科学者らは推測
 女科学者ヘレナが麻子と共に残るが――――

 私は大丈夫…、あの子達を助けたいのでしょう、しっかりしなさい!

 明らかに致命傷を負うヘレナ
 この辺から、口調が急激にお母さんみたいに。

 無謀な決断を下しながらも、仲間の為に、データを残そうとするのも彼女らしい。

 一方、うしとらは大暴れであった。

紫暮『機関閉鎖が受け入れられず、強引な情報収集……』

『科学もまた、業が深いですね……』

イメージ 16

 また、ハマー機関の正体は、米国の協力で日本政府が設立した研究機関と判明。
 あんだけ怪物捕えてるとかスゴい技術ですが
 成果不足と結論

 少し前、強引な手段に出た若者達に手を焼いた紫暮には、実感がこもった一言というか。

ヘレナ『良いわね…、どんな事にも恐れずに立ち向かえる……』

『あの子も、あんな子に育って欲しかったわ…』

イメージ 19

イメージ 20

イメージ 21

イメージ 22

イメージ 23

イメージ 24

イメージ 25

イメージ 26

イメージ 1

 彼女の息子は病死、「医者」であるはずの自分が救えなかった、どれだけ悔しかったのか…。

うしおととら
 戦いの中、ヘレナは潮たちの真っ直ぐさを眩しく見やり、失った子供の事を口にする。
 幸い、作戦は功を奏し白面モドキを撃破!

 ようやく分かったわ…、彼らの力の根源が……!

 そしてヘレナは知る
 前回、実験では引き出せなかった、敵と味方と仲間が揃って引き出せる真価!

 最終話に相応しい大暴れっぷりだった!

 が、倒すには至らず。

ヘレナ『この場所を爆破して欲しいの、時間は十分後。いいわね?』

イメージ 27

 北海道でも、欠片が数百年単位で生き延びてましたし、バラバラになった状態で焼き払おうと即断
 また、意外にヘレナの呼び出しをモニター前で待っていたり
 帰ってこいと連呼する博士たち

 この人たちも、この人たちなりの仲間意識があったんだ、と思ったりもするシーン。

ヘレナ『この傷からしてもう長くはないわね…』

『麻子、科学っていうのは、出来る事と出来ない事がハッキリしてるの―――』

イメージ 28

イメージ 29

イメージ 30

イメージ 31

イメージ 32

イメージ 33

イメージ 34

 今日の犠牲、悔しさを、明日に繰り返さない為に進みなさいと。

科学と人間
 前回、麻子は科学を魔法のように捉えましたが、むしろ「出来ないと解る」のが科学だと。
 だから、悔しさが技術を進歩させると。

 辛くても人間は、科学は、進歩しなくてはいけないわ…、この世の不条理に、誰かが犠牲にならぬように…

 かつて我が子を失い
 化物を知り、その生命力の解明、解明に至らなかった悔しさ

 強引に助けようとするのが麻子、「出来ない」と冷静に判断し、次に進む糧にするのが彼女の哲学

 その主義を貫きたい、恥をかかせるなと麻子を逃がすヘレナ。

ヘレナ『今日は…、何が食べたい…? ポール……』

イメージ 35

 彼女の最期の言葉、望みが、ただ息子との平穏な日々だったのが辛い。

『ヘレナ…』『貴重な、報告をありがとう――――』

イメージ 37

イメージ 38

イメージ 39

イメージ 40

イメージ 41

イメージ 42

イメージ 43

イメージ 44

 なんでこんなムダに可愛いし!

貴重なラブコメ
 遺された同胞、ニコラスとマルコも、対白面に「理不尽への怒り」「他人を思いやる心」が必要かも
 というヘレナの遺言を糧とする

 一方うしお、前回の「麻子人形」を見て、彼女が焼け死ぬと取り乱すファンサービス。

 二人とも真っ赤!
 オイコラ、急激にラブコメじゃねえか!

 シリアス続きな中、妙に和むワンシーンだよチキショウありがとう!

 そこに、今度こそヘレナ博士の最期の言葉が。

『“会えて良かった、そして、すまない”と――――』

イメージ 45

イメージ 46

 彼女も、悔しさで研究に打ち込むあまり、自分を見失っていたのでしょうか…。
 一旦和んだ後だけに、シンプルな言葉が辛い。
 

麻子『こんにちはー♪ うしおととら君、居ます?』

紫暮『ああ、二人なら…』

イメージ 47

イメージ 48

イメージ 49

イメージ 50

イメージ 51

イメージ 52

 ラストシーンは、やはり再び戻ってきた日常、ヘレナ博士も息子との日常を望んでいたように
 こうした、普通の日々こそがかけがえない
 そんな気がします

 いずれ、白面の者との最後の戦いの時が来るだろう…、その時までせめて、この日常が続くように…

 父ちゃんの祈り
 しかし最後は、容赦ない白面様のガン見エンド!!

次回「風が吹く」。いよいよ嵐がやってくる!

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10

イメージ 11

イメージ 12

イメージ 13

イメージ 14

イメージ 15

イメージ 16

イメージ 17

イメージ 18

イメージ 19

イメージ 20

イメージ 21

イメージ 22

イメージ 23

イメージ 24

イメージ 25

イメージ 26

イメージ 1

イメージ 27

イメージ 28

イメージ 29

イメージ 30

イメージ 31

イメージ 32

イメージ 33

イメージ 34

イメージ 35

イメージ 36

イメージ 37

イメージ 38

イメージ 39

イメージ 40

イメージ 41

イメージ 42

イメージ 43

イメージ 44

イメージ 45

イメージ 46

イメージ 47

イメージ 48

イメージ 49

イメージ 50

イメージ 51

イメージ 52

 来年4月、ジョジョとうしとらが同時展開するのか!

悔しいから科学する
 正直、何か便利なメカか何か持ち出してくる流れかと思いましたが、遥かに重い展開に。
 若者達の理想に、大人たちが現実を返す

 これが現実だけど、私達の悔しさを乗り越えてくれと伝える。

 連続2クールの完結編らしい回
 来期は2016年4月より、12話程度の1クール放映で、いよいよ本作も完結に!

 次回、第弐拾七話「風が吹く」




Viewing all articles
Browse latest Browse all 5115

Trending Articles