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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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大戦期の鬼子 ガルバルディ [宇宙世紀]

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ギャンの思想を受け継ぎ、ゲルググの生産施設流用を目した格闘戦機

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 上は漫画『ギレン暗殺計画』の4巻、P133より。とある理由から非正規なシールドを使用しています。
 サーベルにギャンの、細部にくっきりとゲルググの面影が見えるのが面白いですよね。

■MS-Xシリーズ
 初代ガンダム直後に位置する派生作「モビルスーツバリエーション(MSV)」の直近作品、MS-Xの出身。
 大戦中に試作・トライアル中だった機体で、ゲルググの後継機にあたります。

 Zガンダムでは「ガルバルディβ」に手直しされて登場していますが
 そちらも含め、なかなかHGUCになりません。

 ゲルググをスマートに整えたような外観を持ちつつ、ギャン同様のサーベルを持つ白兵戦機。

 これは両機の設計を踏襲した為で、ギャンに近い特性を持っています。
 その経緯から察せられるように、大戦期でも屈指の性能を有する可能性があった、とされる機体です。

大戦期の『限界』を迎えつつも、従来機並みに留まった試作機

■MS-17 ガルバルディ(α)
 ゲルググの生産ラインを流用したギャン、とも証される格闘戦用の試作機。
 ただしビームライフルも装備可能な汎用性を持っており
 ゲルググの後継機に位置付けられる事もある。

 最大の特徴は運動性能であり、白兵戦機として高い性能を有していた。

 しかしパイロットへの肉体的負担が大きく、限界性能を引き出せず『従来機程度に留まった』と評される。
 その経緯から、大戦期の限界、早すぎた名機とも呼ばれた。

■改良機「β」
 後に連邦軍が接収し、宇宙仕様機をベースに細かな改修を行った。
 特に『リニアシート』システムの採用は恩恵が大きく、ほぼ同様の設計で三割も性能向上したという。

 この一件から、この機体は『大戦期の時点で、従来の設計では限界がある』事を教え
 後の技術的ブレイクスルーに繋がったとされる。

 ギャンとゲルググの設計から生まれ、後に連邦で生まれ育った『鬼子』。
 また、その設計は後にアクシズで『ロイヤルガード』機、ガズL、ガズRに達したとされています。

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