黒男の華麗な尋問術! ジョニィは戦場に行かなかった、だと…?
もうホント、リーゼンバーグ教授のステキ手術の辺りから、誰かが死ぬんじゃないかとドキドキした!
ジョニーの過去の嘘、華麗な笑顔で嘘をつく黒男
教授の過去と決意に見入る!
PTSDの人は救われなかった、けれど為し得る限りハッピーエンドだった!
■次回、サムライ登場?
敢えて憎まれ役になってまで黒男達を救う教授、男だったし、似たような過去を持っていたのか
自分のようになるな、こういう展開は熱い
敢えて憎まれ役になってまで黒男達を救う教授、男だったし、似たような過去を持っていたのか
自分のようになるな、こういう展開は熱い
■先に生まれた者より
ジョニーは戦場へ行っていなかった、偶然出会った、彼の元同僚トマス・ウイリアムズに聞かされ
彼が、特殊訓練場で起きた「何か」により無痛症になった
ここまでは突き止める。
ジョニーは戦場へ行っていなかった、偶然出会った、彼の元同僚トマス・ウイリアムズに聞かされ
彼が、特殊訓練場で起きた「何か」により無痛症になった
ここまでは突き止める。
が、実はアメリカの違法毒ガス作戦によるものであり、教授は黒男を関わらせまいと帰国させた
開発者だった教授はジョニーを治療
ジョニーが治った、そう知った黒男は「自分の力不足」にますます医学へとのめり込む事となる
ジョニーが治った、そう知った黒男は「自分の力不足」にますます医学へとのめり込む事となる
次回、第9話「無惨帳 その1」
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戦争がなかったとしても、人の命を助ける為に、いずれ手に入れた。そう思いたいのです……。
リーゼンバーグ教授『技術は、ある意味、戦争の恩恵と言える―――』
ヤブ『―――でも、もし戦争がなかったとしても』
戦争がなかったとしても、人の命を助ける為に、いずれ手に入れた。そう思いたいのです……。
■縁は奇なもの藪なもの
ヤブ招聘、それは「彼がPTSD」であり「それを克服した」実例だったからだった。
教授は、戦争に関わる技術にも造詣が深く
ヤブを驚かせる
ヤブ招聘、それは「彼がPTSD」であり「それを克服した」実例だったからだった。
教授は、戦争に関わる技術にも造詣が深く
ヤブを驚かせる
そんな彼と再会した黒男は、「トミー」から、ジョニーがベトナムに行かなかった事実を知る!
トミーはPTSDの患者
同じ訓練を受け、ジョニーは途中で引き抜かれ現れなかった。
同じ訓練を受け、ジョニーは途中で引き抜かれ現れなかった。
逃げた? いやそうではない!
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また、巷間言われる「戦争による発展」への意見の違い、これも面白かったですが
後から思うと、信じたかったのかもしれませんね
リーゼンバーグ教授『戦争が、医学を進歩させてきたのも事実だ……』
また、巷間言われる「戦争による発展」への意見の違い、これも面白かったですが
後から思うと、信じたかったのかもしれませんね
教授はまさに「戦争」の傍らで、医学を発展させてきた生き証人なのですから。
犠牲になった者の為にも、そうでなくては浮かばれない―――
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しかし、「ウソをつかれていた」と知った時の黒男も、まさに主人公!って感じでしたね!
悪いのは彼じゃない、俺だ!
黒男『問診し、診察し、検査してきた! しかし問診がアテにならないと解った!』
『彼は、ウソをついていたんだからなッ!』
しかし、「ウソをつかれていた」と知った時の黒男も、まさに主人公!って感じでしたね!
悪いのは彼じゃない、俺だ!
患者がウソをつくなんて当たり前なのに、気付かなかったのは自分の未熟だ!
悪いのはオレだという向上心!
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そこで即座に患者を騙し、正確な情報を聞き出す黒男! その発想に至るのが早かった!
ジョニーは、なんせベトナムに行ってない
だから知識がない―――
黒男『―――喜んでくれジョニー、キミの無痛症の原因がわかった…!』
そこで即座に患者を騙し、正確な情報を聞き出す黒男! その発想に至るのが早かった!
ジョニーは、なんせベトナムに行ってない
だから知識がない―――
そこで「風土病だ」「既に何人も犠牲になっている」と嘘をつき、そして―――
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その発想はなかった! ねえよ!!
黒男『防ぐには、手足の切断しかない! 良かったな、今なら間に合う!』
『さあ行こう、すぐに手術するぞーーーーーーっ!』
その発想はなかった! ねえよ!!
■さあ手術しよう!
医学の素人、ベトナムへの無知につけこまれ、「手足を切るぞ!」と脅されまくったジョニー
結果、遂に彼は真相を吐くのだが―――
医学の素人、ベトナムへの無知につけこまれ、「手足を切るぞ!」と脅されまくったジョニー
結果、遂に彼は真相を吐くのだが―――
それは「ベトナム戦を想定した、特殊訓練だった」とまでしか言えない。
軍事機密だからだ
無論、黒男は「それ」が原因だと診断する
無論、黒男は「それ」が原因だと診断する
だが言えない、彼が無痛症となった原因は、アメリカの黒歴史と言えるものだった。
表沙汰にできない歴史、つまり。
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正体は、かつてリーゼンバーグ教授が「ドクター・リンゲ」だった頃、作った毒ガスの副作用
彼はナチスでの実績を買われ、ユダヤの報復から匿われた男
新しい名、国籍を与えられた医師
ヒューゴ『神経系に作用する殺人ガス』
『キミが、ナチスの化学兵器実験に関わっていた頃の産物だ―――』
正体は、かつてリーゼンバーグ教授が「ドクター・リンゲ」だった頃、作った毒ガスの副作用
彼はナチスでの実績を買われ、ユダヤの報復から匿われた男
新しい名、国籍を与えられた医師
軍はジョニーの除隊後に気付き、治療と称し、全身をくまなく調べたという。
だが別に、彼を「量産しよう」というワケではない
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黒男が、まだ学生(インターンではない)と知り、その貪欲さに戦慄する教授。
リーゼンバーグ『(無免許を隠してまで、私の技術を!?)』
『(いけない! 間、その倫理観はまるでかつての―――!)』
黒男が、まだ学生(インターンではない)と知り、その貪欲さに戦慄する教授。
■先に生きた者として
軍は、「毒ガスの生き証人」としてジョニー殺害を決定、それを聞かされたリーゼンバーグ教授は
まず黒男を罵倒し、帰国させた。
軍は、「毒ガスの生き証人」としてジョニー殺害を決定、それを聞かされたリーゼンバーグ教授は
まず黒男を罵倒し、帰国させた。
キミはこちら側に来てはいけない――――
その本心が熱い
と共に、経験を活かし神経細胞を活性化させてしまった。
と共に、経験を活かし神経細胞を活性化させてしまった。
ジョニー、怖かったろうな!
先生、殺る気にしか見えなかったよ!
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元来、むしろ臆病で痛みに敏感だったジョニー、なおかつ「久々」で一層に痛い!
それでも、耐えるつもりだったが
耐え切れなかった
民衆『不死身のジョニーが逃げた!?』』『なんで!?』
ナレーション『<あっけない幕切れに―――>』
元来、むしろ臆病で痛みに敏感だったジョニー、なおかつ「久々」で一層に痛い!
それでも、耐えるつもりだったが
耐え切れなかった
ヒーローになんか、ならなくたって良いじゃない…、おかえりなさい
寄り添ってくれたティアラ
この一件を以って、ようやく彼も「戦場」から帰ってきたと言えるのかもしれませんね。
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ラストに存在感がありますが、この後、原作「七色いんこ」に繋がるというエピソード。
この一件を以って、ようやく彼も「戦場」から帰ってきたと言えるのかもしれませんね。
黒男『リーゼンバーグ教授、やはり治す方法は存在したんだ………』
『なのに、何故オレには見つけられなかったんだ!』
ラストに存在感がありますが、この後、原作「七色いんこ」に繋がるというエピソード。
■「守られた」皮肉
だが、真相を知らない黒男の出した答えは「自分の経験不足」、実力不足への嘆き。
教授は彼を救い、そして後押ししてしまった
だが、真相を知らない黒男の出した答えは「自分の経験不足」、実力不足への嘆き。
教授は彼を救い、そして後押ししてしまった
しかしトミーは、生涯に渡って、心の傷跡と戦っていく事となる――――。
軍はジョニーを殺す理由を失い
教授は、黒男とジョニー、二人の命を救う事となった。
教授は、黒男とジョニー、二人の命を救う事となった。
時代は移ろいゆく、志を同じくする者たちによって、戦いは受け継がれていく―――――。
教授、思ったより遥かにデカい男だった…
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ジョニー、「不死身じゃなくなった」後も幸せになれたようで本当に何より。
予告『古人いわく、人間は人間として生まれてこない』
『願い、望み、苦しみ、やがて諦める事で人間となる――――』
ジョニー、「不死身じゃなくなった」後も幸せになれたようで本当に何より。
■狭間の向こう側
これまで、常に「こっちに居続けろ!」と、道徳の側から呼びかけ続けてくれるヤブさん
対し、既に「あちら」に渡ってしまっていたのが教授
こっちにくるな、と。
これまで、常に「こっちに居続けろ!」と、道徳の側から呼びかけ続けてくれるヤブさん
対し、既に「あちら」に渡ってしまっていたのが教授
こっちにくるな、と。
その両方が、結果として彼を危険な道、或いは「治せる知識が欲しい」と駆り立てる!
皮肉でもありますし
何より、そう進みたいって方向がガッチリ定まってるんだな、と改めて思わせられる感じだ!
何より、そう進みたいって方向がガッチリ定まってるんだな、と改めて思わせられる感じだ!
次回、第9話「無惨帳 その1」
■関連感想記事
第1話「医者はどこだ!」
第2話「拉致」
第3話「脱走兵」
第4話「ベトナムにて その1」
第5話「ベトナムにて その2」
第6話「ベトナムにて その3」
第7話「苦痛なき革命 その1」
第8話「苦痛なき革命 その2」
[ 第9話「無惨帳 その1」]
第1話「医者はどこだ!」
第2話「拉致」
第3話「脱走兵」
第4話「ベトナムにて その1」
第5話「ベトナムにて その2」
第6話「ベトナムにて その3」
第7話「苦痛なき革命 その1」
第8話「苦痛なき革命 その2」
[ 第9話「無惨帳 その1」]