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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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クランク二尉は「良いオッサン」だったでしょうか? 鉄血のオルフェンズ3話「散華」より

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いやほらクランク二尉、「残される人間」とか色々と思考停止じゃないですか

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 今週、第3話「散華」に対し、クランク二尉が「仲間になりそうだった」等の感想をみて違和感を覚えた話。
 私は「愚かな人」、姫様や一軍と同等として描かれた
 そう感じたものですから 

 そもそも、あの人の組織こそ火星を干上がらせる、少年兵他、諸悪の根源じゃないですかとか。

気付かなかっただけ
 彼は、自分が間接的に子供を殺してる事とか、自分の死が及ぼす影響とか
 そういう事に考えが及ばなかった

 多分、意図的にそういう「愚かな人」として描かれてたと思うんです、という話。

だから「良い大人だった」っていうのは、絶対に違うと思うんです

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 クランク、一軍、姫様、根っこは全員おんなじだと思うのです。

「子供だから」
 全員、その色眼鏡でものを見て、現実を認識できずしっぺ返しを喰らったんだと。
 一軍と姫様は、いうまでも無いですよね。
 クランクも同じだと、

 そもそも、パワーもスピードも2話で完敗したのに、次は勝てると思い込んだのも「子供だから」。

 姫さまが認識を改め成長する一方、思考停止した人間は死んでいくみたいな。

そして「クランク・ゼントの行い」が、青年の前途を狂わせる

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 2話では味方の行いを棚に上げ、MWを狙ったミカを罵倒するなど既に下地がクッキリと。

その後の火星支部
 また、視聴者はみんな予想していますが、彼が死ぬことで部下の青年は復讐鬼になるでしょう
 上官だって、今回の件は「皆殺し」が必須です
 地球本部に隠してますし

 ですから曲がりなりにも抗弁できたクランク、彼が居なくなったのは逆効果

 彼は思考停止した、決して「良い大人」じゃなかったと思うんです。

決して悪人じゃない、善人です。それが多くの人生を狂わす話?

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 初回で死んだ少年、エイレイ君みたいに「ゼント」って名前は皮肉なんだと思います。
 きっと、彼の選択が違っていたら
 状況は違ってた

 そういう「間違った大人」って描写なんだと思います。

善人が動いて、地獄の釜のふたが開いちゃうパターン

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 普通、こういう善性は「プラス」の描写ですけれど、本作はきっと違うんだろうなと。
 抱え込む姫様に、ミカとオルガがピシャリと言ったみたいに。

 ちょうど難民の子供に同情し、ヨーロッパが難民問題でパニックになってるのと似てるなと。

 私は、そんな風に思うキャラクターなんです

三日月の言う『もういいよ』

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 あっさり射殺したことで話題になってますが、そも「殺せ」っていったのは彼。
 彼の告白はミカにはどうでもいい事

 彼は自分には何の権限も無いけど、これが最善だと思ってやったと。

 なら「俺たち巻き込まれ損じゃん、命が大切じゃないの? 死にたいならそうするよ」みたいな。
 私は、彼の銃撃はそういう風に見えました
 さてさて…?

 次回、第4話「命の値段」



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