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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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アルスラーン戦記 第二十四章「決戦」感想、決裂。この“誤解”は解けるのか…?

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決戦、決闘! 武装ヒルメスvsダリューン、素晴らしい一騎討ちだったッ!

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 いやもう、手書き作画の騎士vs騎士じゃ、最高峰だったんじゃないかってくらい素晴らしかった!
 が、今度は「恩人殺し」だと殿下が誤解されるとか
 この終盤になんて事を…

 ていうか、コレ絶対分割でもう一クールですよね!? ねぇ!?

銀さんアンタはどこへゆく
 また、「予言」「呪われた王族」など銀さん自身が知らぬ事情、魔法使いとの結託など
 ヒルメス関連、回収される気配が無い!

 王都奪還諸共に、次回まったく最終回って感じじゃないからちくしょう!

エトワール『た…、謀ったなぁッ!』

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 幸い、「突き」から庇った傷である為、見た目ほど重傷ではなさそう。

落城哀歌
 パルス本陣を強襲したエトワール、だが守りを増す彼らに、後退を余儀なくされた結果
 城に通じる「隠し通路」を発見されてしまう。

 パルス軍はこれを利用し、遂に聖マヌエル城を落城へと追い込む。

 司令官ヒルメスも後退
 残された城主は、部下が信仰に殉じる姿に、自身も自害を図ってしまった。

 アルスラーンは彼の制止に失敗、駆けつけたエトワールに、お前が城主を殺したのかと誤解される。

 次回、第二十五章「汗血公路(完)」

エトワール隊『隊長、お引きください!』

『あなた以外に、誰がバルカシオン伯爵を護るのです!』

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 以前、クソ真面目隊長と揶揄してたエト君の部下、戦場では忠臣だった…?

忠臣の失態
 実は、エト君は一旦「城」に戻って増援を連れて来ていたらしく、彼女が敗走した事により
 城への経路、主戦場を通らない“抜け道”が露見

 結果、ナルサスは攻城作戦への、絶好の切り札を手に入れる事となる。

 これは大失態。
 しかも、他部隊と情報共有も無し。

 エトくん大失態!

エト『私は、機会がありながら、みすみす逃していたのか…!』

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 後悔するエト君、あれだけ殿下の人柄に触れていても、「では戦えない」なんて選択は無い。
 どこまでも敬虔な信者であった。

 まあ実際、彼女が知るパルス軍や騎士って、ロクでもないですしね。

 騙されたと誤解するエトワール(エステル)さんですが―――

殿下『あの時と同じく、いや、それ以上に険しい瞳をしていた』

『ダリューン、ナルサス、私も出るぞ』

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 はるか第一話、ダリューンもまた、エト君とは接した事のあった一人ですが
 あの時、殿下の制止で殺し損ねたんですよね
 感慨深いところか

 この作品も、再び「一話」に関わる格好で最終回へ……。

アルスラーン殿下『アトロパテネの初陣の日、私は敗走した――――』

『皆と共に、エクバターナを奪還する! そして私は、皆の王となろう! 突撃!!』

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 そっか、もしかして殿下の「突撃<ヤシャシィーン>」って、第二話以来なのか…!

堂々たる「突撃」
 翌日、アルフリードは決死隊を率いて「抜け道」に侵入、内部から城門を開ける作戦を敢行した
 ザンデ戦と違い、“城門前に布陣していなかった”ルシタニア軍は
 なすすべなく侵入を許す

 パルスの自慢、大陸最強の騎馬隊が城内へ突撃!!

 もはや蹂躙であった!
 カッコイイ、カッコイイよ騎士団突撃!!

 聖マヌエル城、終わりすぎィ!

クバード『アルスラーン王子! 随分と凛々しくなられた―――』

『駆けつけた甲斐もあったというもの!』

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 当然、城内の構造は敵の方が詳しく、中枢を目指すアルスラーン隊は挟撃を受けるのだったが
 抜け道を使ったのか、クバードが颯爽と参戦!

 行かれよ! ご自身が誠の王だといわれるなら、ご自分自身で示さねばなりませぬぞ!

※この後むちゃくちゃジャスワントも居残った。

銀仮面『(所詮、ギスカールの借りもの共よ。いくら数を減らそうが構わん)』

『(むしろ、ルシタニアへの程よい痛手となろう―――)』

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 どうも銀さん、自身の「三万のパルス軍」は置いてきたらしい。

剣林弾雨の先に
 同様に、ナルサスやファランギースも次々と後詰を申し出、遂に側近はダリューンのみに。
 二人の王子、城塞以来の対峙であった

 今や私にも、背負うものがある! 皆の望みと、私の望みは同じだ―――!

 王位を譲る、とは言わぬのだな
 とはヒルメスの弁。

 更に、国と民を思う気持ちは同じだと叫ぶにつれ、ヒルメスはキレる!

 簒奪者の息子如きが!

ヒルメス『この癒えぬ傷の痛み、貴様に解るか!』

殿下『解ります! ……が、傷付いているのは貴方だけではない!』

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 一方、自軍指揮官がパルス王族とか、バルカシオン卿は完全に放置プレイ状態であったが
 むしろ、目を剥いたのは殿下の心意気にであった

 貴方は、優しい王なのかもしれない…

 やがて殿下と対峙した伯爵は、彼を認め、また「現実」を突きつける事となる。

銀仮面『惜しいな! 万騎長の中の万騎長! その力、正統な王の為に使え!』

黒騎士『断じてありえん! 我が王はアルスラーン殿下のみ!』

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 手甲で弾き、掌底を叩きこむ!銀さん強ぇぇぇぇぇぇ!!

怒りの決闘
 一方、壁をブチ破らんばかりに階下に降りた二大騎士は、王都以来の全力決戦を繰り広げる!
 強い! フルアーマー銀さん強い!
 剣術も格闘も!

 まだ殺さぬ…! お前達が心の底から負けたと思わない限りな…、そうでなければ意味がない!

 決闘は引き分けに
 しかし、銀さんは敢えて勝利を捨てる形で去る事に。

 ブラック魔術師軍団…、何者なんだ……。

 素晴らしい決闘であった!

双刀将軍『ムダに殺すな! 我々は文明国パルスの民だ、略奪も禁ずる!』

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 一方、城内の戦いも趨勢が定まり、キシュワード辺りは自軍の制止を急ぐほどであった。
 殿下もまた、城主バルカシオンへ降伏を勧告
 が、伯爵は「ふむ…」ばかり

 伯爵、さっきから「ふむ…」ばかりであったが―――。

殿下『―――やめろ! 伯爵! 止めさせてください!?』

伯爵『…優しい異教の王子よ。だからと言って止められるものでもありませぬ』

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 信仰とは、そういうものです……

信じる主の為に
 それは、おそらく伯爵自身に迷いがあったからか…? しかし官女たちが次々と身投げを始め
 責任者である彼もまた、信仰に殉じる。

 何故だ! せっかく助かる命だというのに、どうして!?

 彼の短剣を奪う殿下!
 その結果、期せず伯爵を介錯する事に…!

 あまつさえ、伯爵はそのままバルコニーから落下、弁明の機会は永遠に失われてしまった。

 その様を、彼女にエトワールに目撃された

エステル『伯爵を殺したのは、貴様かッ!』

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 戦いの中、戦装束を破損していたエトワールは、豊かな金髪をアルスラーンに晒す。
 殿下、二重三重の衝撃!

 というか、彼女から見れば「仇」以外の何者でもない!

 どうすんのこの関係!?

予告『無数の悲惨な死が重ねられた末に、一つの誕生が訪れた―――』

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 今週の「作画監督協力」小木曽伸吾さん。作監七人+協力2人+総作監+水戸アニメの人海戦術!

作画すげえ!(人数も)
 ラスト、壮絶にどうにもならない感じでしたが、このまま牢屋に閉じ込めて終わってしまうのか?
 第一話の誤解、性別の誤解、そして再び誤解が続くエトワールさん
 なんというすれ違いヒロインか。

 一方、またも「満足する殺し方」を追及し、後退する銀さん

 彼と魔術師の関係やら予言やら
 いかに原作付きとはいえ、かなり壮絶に「俺達の戦いはこれからだ」っぽいですな。

 次回最終話、第二十五章「汗血公路(完)」




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