いきなり飛び出た93点! 怒涛のカレーラッシュ、どれも旨そう!
いやー、個人的にはやっぱスモークカレーですね! 燻製の圧倒的な香ばしさ、想像するだに恐ろしい!
が、そんな燻製カレーや「秘書子」の薬膳をも上回る93点!
薙切の関係者は強い!
次回、スパイス使い葉山と創真、激突! 選抜「予選」最終回ッスね!
■この審査員ノリノリである
また、Bブロックに負けないほど個の競演、審査員も笑かしてくれますね!
どんだけユルんでるの!
また、Bブロックに負けないほど個の競演、審査員も笑かしてくれますね!
どんだけユルんでるの!
■華麗なる少年達
選抜Aブロック、口火を切ったのは、鮮烈な海鮮・伊勢海老フレンチカレーであった。
薙切アリスの付き人、黒木場リョウは「93点の味」を以って
審査員全員を驚愕させる
選抜Aブロック、口火を切ったのは、鮮烈な海鮮・伊勢海老フレンチカレーであった。
薙切アリスの付き人、黒木場リョウは「93点の味」を以って
審査員全員を驚愕させる
続きにくみ、榊、丸井氏、伊武崎もいずれも90点近くを出していく。
残るは三名
まず、優勝候補・葉山アキラは、「パイ包みフィッシュヘッドカレー」で先手を打つ――――。
まず、優勝候補・葉山アキラは、「パイ包みフィッシュヘッドカレー」で先手を打つ――――。
次回、24品目「戦士たちの宴(完)」。
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そのコニャック、“ナポレオン級”の最高級品で伊勢海老だからちきしょう!
千俵なつめ『この深い木々の香り、正体は――――』
香田 審査員『これは見事な、伊勢海老のフレンチカレーだ!』
そのコニャック、“ナポレオン級”の最高級品で伊勢海老だからちきしょう!
■フレンチカレー!
初めて、なつめを感動させたのは、ブランデー「コニャック」を用いた伊勢海老カレー。
旨み成分を含む海老、甲殻類の殻を使用
アメリケーヌ・ソースカレー
初めて、なつめを感動させたのは、ブランデー「コニャック」を用いた伊勢海老カレー。
旨み成分を含む海老、甲殻類の殻を使用
アメリケーヌ・ソースカレー
そこに樽で長年熟成され、深い木々の香りを吸ったコニャックの味わいが!
カレーの強烈な風味!
そこに、また別の香りを付与し引き立てる手法!
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だが、バンダナを巻いて豹変したリョウは、再び「スポイトに入れた」ブランデーを提供。
これを、旨みを含んだ「海老ミソ」に垂らし
一緒くたに喰え、と
そこに、また別の香りを付与し引き立てる手法!
創真『でもよー、今の料理、ホントに今のでお終いか?』
リョウ『―――まだだ、審査を終えるのはまだ早いぜ…!』
だが、バンダナを巻いて豹変したリョウは、再び「スポイトに入れた」ブランデーを提供。
これを、旨みを含んだ「海老ミソ」に垂らし
一緒くたに喰え、と
コイツを数滴、殻の中に垂らして、ミソをじゅるっと啜る…!
■因果地平の彼方へ
無論、そんな汚い食べ方はしたくない、と渋る審査員に、リョウは「比べ物にならない」と言う
じゅるっと啜り、カレーとサフランライスを頬張る
最高の組み合わせだと…
無論、そんな汚い食べ方はしたくない、と渋る審査員に、リョウは「比べ物にならない」と言う
じゅるっと啜り、カレーとサフランライスを頬張る
最高の組み合わせだと…
迸るほど鮮烈な海鮮の旨み! 木々の香り、その両者が生み出す口福!
審査員、屈服!
薙切アリスに匹敵する「93点」をたたき出し、Aブロック1位、総合2位に躍り出る―――!
薙切アリスに匹敵する「93点」をたたき出し、Aブロック1位、総合2位に躍り出る―――!
演出、ただのイデオンだからちきしょう!
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いわく、彼も創真やタクミ同様「現場」で戦ってきた男、それも物心付いたときからだ。
戦わなければ生きられない!
モブ『Aブロックは、葉山アキラの一人勝ちだと思っていたのに…』
『とんでもねェダークホースが出てきやがった!』
いわく、彼も創真やタクミ同様「現場」で戦ってきた男、それも物心付いたときからだ。
戦わなければ生きられない!
ヌルいぜ、ここは!
もう何ていうか、一人だけ熱いぜ!
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あーこれ美味いわ、想像しただけでヨダレ出るわ。
審査員s『驚いたね…』『最高でも70点、80点止まりという年もありますからな』
なつめ『不意打ちだったわ、あんなスゴい品が出てくるなんて…!』
あーこれ美味いわ、想像しただけでヨダレ出るわ。
■東坡肉カレー丼!
が、続くにくみもスゴい! 今回は豚の三枚肉を煮込んだ「ぷりっぷり」のカレー丼!
その弾力、感触、食べる前から美味しそう!
が、続くにくみもスゴい! 今回は豚の三枚肉を煮込んだ「ぷりっぷり」のカレー丼!
その弾力、感触、食べる前から美味しそう!
噛めばたっぷり煮込まれた旨みが、口の中で迸る!
極上の肉の快感!
のみならず、カレーのコクが追いかけ、ルーのとろみが脂と溶け合う!
のみならず、カレーのコクが追いかけ、ルーのとろみが脂と溶け合う!
そんなの絶対美味しいよ!
煮崩れさせず食感を活かし、スープをたっぷり吸い込ませた、極上のトンポーロウ!
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また、創真から学んだ「丼は一碗で」の発想、ご飯側に爽やかな風味を付与する事によって
肉が美味い! ご飯でさっぱり…、肉が美味い!
美味しさの連鎖を作る
司会『あ、あの、審査はまだ残っていますから……』
なつめ『そんなこと言ったって、止められるワケないでしょお!?』
また、創真から学んだ「丼は一碗で」の発想、ご飯側に爽やかな風味を付与する事によって
肉が美味い! ご飯でさっぱり…、肉が美味い!
美味しさの連鎖を作る
岩塩と、藤椒油<タンジョウユ>による痺れ、爽やかな香りが肉を誘う!
■炭火熟成納豆
続いて、にくみの86点と並んだのは、極星の麹使い「榊」による納豆カレー!納豆もまた豆!!
本場、インドの豆カレーからの着想!
続いて、にくみの86点と並んだのは、極星の麹使い「榊」による納豆カレー!納豆もまた豆!!
本場、インドの豆カレーからの着想!
のみならず、塩麹の十倍の旨み成分を持つ「醤油麹」をカレーに使用!
素材を旨み成分へ変える「発酵」
これを駆使した一品とは、見た目に数倍する美味しさ!
これを駆使した一品とは、見た目に数倍する美味しさ!
しかも基点は「大豆」、調和も抜群!
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そんな見た目はフツー、美味さは別格というカレーに続いたのは、丸井氏の真っ白なカレー!
この見た目のインパクト!
丸井氏!
モブ『白い…?』
『まあたいした点数は出ないだろ、合宿でもヘロヘロになってたし』
そんな見た目はフツー、美味さは別格というカレーに続いたのは、丸井氏の真っ白なカレー!
この見た目のインパクト!
丸井氏!
無論、いつも真っ白になって力尽きていた彼を、会場の誰もが侮るのだが……。
この「カレーうどん」も一味違う!
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濃厚な野菜カレー、これをスパイス練りこみうどんでさっぱり、そんなの最高でしょ!
審査員『『『…………』』』
司会『あ、あの、そろそろ誰かコメントを…、無視しないで~~…』
濃厚な野菜カレー、これをスパイス練りこみうどんでさっぱり、そんなの最高でしょ!
■白のポタージュカレーうどん
やはり、ジャガイモを裏ごし生クリームを加えた白いポタージュ、ヴィシソワーズ・カレーは絶賛!
ドロリとしたスープ、つるりとしたうどん
やはり、ジャガイモを裏ごし生クリームを加えた白いポタージュ、ヴィシソワーズ・カレーは絶賛!
ドロリとしたスープ、つるりとしたうどん
100年前の、古典的な料理をつけめんに見立てる、物知りな丸井らしい一品!
実は丸井、料理の「文献」を調査するゼミに所属
そのエースなのだった。
そのエースなのだった。
なんと、にくみや北条、貞塚を越えた88点を叩きだす!
さすがですぞ丸井氏ーー!
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続いて同じく極星寮、いかにも実力者然とした伊武崎、彼の「スモークカレー」が披露
ベーコンだけでなく、ポテトも煮卵も燻され
強烈な香ばしさが漂う!
司会『次は、伊武崎選手のカレー……、あっ…』
なつめ『香りの強烈さだけなら、今までの品で一番かも……!』
続いて同じく極星寮、いかにも実力者然とした伊武崎、彼の「スモークカレー」が披露
ベーコンだけでなく、ポテトも煮卵も燻され
強烈な香ばしさが漂う!
■決め手は「藻塩」
伊武崎は、甘い香りのリンゴの木でスモークし、ピリッとしたスパイスを引き立てる要素に!
また、素材を味付けする「燻製液」にもスパイスを投入
伊武崎は、甘い香りのリンゴの木でスモークし、ピリッとしたスパイスを引き立てる要素に!
また、素材を味付けする「燻製液」にもスパイスを投入
仕上げに「燻した塩」をスパイスに、スパイスは具とカレー両者、全体を「燻製」で統一!
塩は海藻からとった「藻塩」
これにより、具とカレー両方に丸みある一体感が生まれる
これにより、具とカレー両方に丸みある一体感が生まれる
皿をかげば香ばしく、口に含めば、すべてが渾然一体となった「カレー」の味わい!
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というか、この二人が「同格だった」事こそ驚きであるが、丸井氏だって負けてないって事よ!
二人とも88点、Bブロックのイサミ達を越えている
伊武崎『……やっと人前で本性を見せたか』
丸井氏『それを君が言うのかい? 君こそ秘密主義の男じゃないか』
というか、この二人が「同格だった」事こそ驚きであるが、丸井氏だって負けてないって事よ!
二人とも88点、Bブロックのイサミ達を越えている
ともあれ、93点のリョウを二人が追う、という格好になった。
後、なつみ嬢がリアクションしすぎて力尽きた。もうホント、審査員って大変だよね!
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香りを「閉じ込める」という、高等な焦らしプレイ!
葉山アキラ『カレー、お前の分も作っといたからよ』
創真『おお、奇遇だな?』
香りを「閉じ込める」という、高等な焦らしプレイ!
■食べ比べと行こうぜ?
先手、優勝候補・葉山アキラの料理は、魚の頭を丸ごと使った、小さな「パイ包み」カレー…!
パイ皮を破れば、爆発的な香りが溢れだす!
先手、優勝候補・葉山アキラの料理は、魚の頭を丸ごと使った、小さな「パイ包み」カレー…!
パイ皮を破れば、爆発的な香りが溢れだす!
俺の鼻は、特別製でね?
汐見潤との出会いも「鼻」だった
既に、混ざったスパイスの内別をも嗅ぎ分ける、絶対的な嗅覚!
既に、混ざったスパイスの内別をも嗅ぎ分ける、絶対的な嗅覚!
次回、早くも最終回!
■白いカレー!
まさに、さすがですぞ丸井氏! としか言い様のない、キャラを活かした「真っ白」カレー!
まったく、カレーってのは地獄だぜ!
まさに、さすがですぞ丸井氏! としか言い様のない、キャラを活かした「真っ白」カレー!
まったく、カレーってのは地獄だぜ!
元々、スパイスの役割は「香り」「辛さ」「色」の三つ!
なので、ああいうカレーも作れるワケですね。
いやぁ面白いわ。
いやぁ面白いわ。
次回、24品目「戦士たちの宴(完)」。
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20品目「龍は臥し、天へ昇る」
21品目「未知なる既知」
22品目「日常を越えるもの」
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■原作漫画記事
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