テルマエ・ロマエ作者さんの合作、古代ローマの「博物誌」著者、プリニウスを描く物語。
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ローマを離れ、療養の旅へ! この天変地異、もしやアレか…!?
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噂の“新興宗教”こと、キリスト教も出現、相変らずのネロ皇帝共々きな臭さを増す帝都を離れ
いざ療養、と思ったら面白いことになってきた!
不謹慎な感想ですが!
いざ療養、と思ったら面白いことになってきた!
不謹慎な感想ですが!
旅立ったところ、行く先々で起こるおかしな現象、場所は「ポンペイ」ときた!
■次巻、大事件勃発か?
丁寧な天変地異の前触れの数々に、空恐ろしいものを感じる巻。
また、巨大タコなどにイキイキとするプリ様!
好奇心のカタマリよね!
丁寧な天変地異の前触れの数々に、空恐ろしいものを感じる巻。
また、巨大タコなどにイキイキとするプリ様!
好奇心のカタマリよね!
一方で、秘書官エウクレスと「唖の少女」とのエピソードもひと段落。こちらもどうなるのか。
ポストカードが付いてました。一角獣が生々しくて、そこが良い感じ。
エウクレスが見た幻、一角獣とプラウティナ
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ポストカードが付いてました。一角獣が生々しくて、そこが良い感じ。
■赤い月
時は西暦50年代頃、いよいよ放漫政治ときな臭さが増すローマ帝都を、プリニウスは離れた。
身の安全と、自身の持病には「空気の良い場所が良い」という
健康上の問題もあってだ。
時は西暦50年代頃、いよいよ放漫政治ときな臭さが増すローマ帝都を、プリニウスは離れた。
身の安全と、自身の持病には「空気の良い場所が良い」という
健康上の問題もあってだ。
秘書官エウクレスも、娼婦プラウティナに心を惹かれつつ、帝都を後にする。
が、彼らがポンペイへ途上で出会ったのは
天変地異の前兆の数々
天変地異の前兆の数々
とり急ぎ、ポンペイへと急いだ一行は、石造りをも砕く異変に出遭う――――。
掲載一話目から、“猫視点”という異色のお話、ありがちな「猫の心の声」描写などもなく
あくまで、いつもの本作を猫の視点から見た
そんな回が収録。
飼い猫「ガイア」、ローマを歩く
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掲載一話目から、“猫視点”という異色のお話、ありがちな「猫の心の声」描写などもなく
あくまで、いつもの本作を猫の視点から見た
そんな回が収録。
それ自体も面白いですが、猫の作画もまたガチなんですよね!
欲を言えば、「猫視点のローマ」をもっと見てみたかったなー、とも思いました。
今巻、ミョーに存在感のあった一言。やはりハゲは人類永遠の悩みである。
博物誌先生いわく、タツノオトシゴが効くとか
考えた事もなかったわい
なんと毛髪が再生する
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今巻、ミョーに存在感のあった一言。やはりハゲは人類永遠の悩みである。
博物誌先生いわく、タツノオトシゴが効くとか
考えた事もなかったわい
というか、「毛髪再生に使える」という記録が残っている、必要とされた事が少し笑えます
西暦50年代の時点で、既にそんな知識が必要とされていたという辺りがな!
水道施設の整備っぷりがすごい。
プリニウス様、行く先々で「異変」に遭う
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水道施設の整備っぷりがすごい。
■赤い月と異変
当時、深海魚に対する知識が薄い漁村の老人が、その大量打ち上げを気色悪がる場面も印象的
現代でも不気味ですが、当時ならより恐ろしいでしょうね
怪物みたいに称してました
当時、深海魚に対する知識が薄い漁村の老人が、その大量打ち上げを気色悪がる場面も印象的
現代でも不気味ですが、当時ならより恐ろしいでしょうね
怪物みたいに称してました
他にも、有毒ガスの噴出による動物の大量死など、火山らしき描写の数々が。
次巻、えらい事になりそう。
動物は、生まれたときから「自分の長所、どう生きれば良いか」がわかっている
けど、人間は学ばなければ解らない
できる事は泣く事だけ
人と動物と
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動物は、生まれたときから「自分の長所、どう生きれば良いか」がわかっている
けど、人間は学ばなければ解らない
できる事は泣く事だけ
人間の特性を知性だと考え、他の動物に対し恥ずかしくないよう、磨きたいというプリニウス様
感化され、深く考え込むエウクレスも印象的でした。
ますます追い詰められていくネロ様、娼館に火を放ったのは、やはり彼なんでしょうか?
収録
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ますます追い詰められていくネロ様、娼館に火を放ったのは、やはり彼なんでしょうか?
バンチコミックス「プリニウス 3巻」。ヤマザキマリ×とり・みき両先生の合作。
月刊「新潮45」連載、新潮社発行。
2015年9月(前巻2015年2月)
月刊「新潮45」連載、新潮社発行。
2015年9月(前巻2015年2月)
第15話「ガイアチェトラ」
第16話「ウニコルヌス」
第17話「ブッルス」
第18話「アンナ」
第19話「アッピア」
第20話「カンパニア」
第21話「セリヌム」
第16話「ウニコルヌス」
第17話「ブッルス」
第18話「アンナ」
第19話「アッピア」
第20話「カンパニア」
第21話「セリヌム」
巻末は、二人の作者さんによる対談を収録。