その結論が得られたなら。悠紀華ちゃん、もう一押し行っても良いんだぜ…!
決して、スナは「誰にでも優しい」訳じゃない、全く脈がなかったワケでもないもどかしい結末。
悠紀華ちゃん、結論を出すのが早すぎるのだぜ…!
悲しく潔い結末
何もいらないから、好きになって欲しい―――、でも、それが一番難しかったですね………。
■砂川君「が」
自分へ、でなく「彼に誰かを好きになって欲しい」が結論
好きになってよかったって結論
自分へ、でなく「彼に誰かを好きになって欲しい」が結論
好きになってよかったって結論
■楽しかったです
三月、十年秘めた気持ちを爆発させた天海悠紀華は、スナへの果敢なアタックに身を投じる。
傍からはどうあれ、彼女としては果敢なのだ
三月、十年秘めた気持ちを爆発させた天海悠紀華は、スナへの果敢なアタックに身を投じる。
傍からはどうあれ、彼女としては果敢なのだ
だが、人生で一番幸せな「動物園デート」に、彼女は結論を得た。
彼は、自分に全く気がない。
彼女の結論に、スナは「ごめんなさい」と返す。
彼女の結論に、スナは「ごめんなさい」と返す。
けれど猛男と大和に励まされた彼女は、精一杯に恋を駆け抜け、満足する形で恋を終える。
告白してよかった
いつか、砂川君も誰かを好きになりますようにと。
いつか、砂川君も誰かを好きになりますようにと。
次回、第23話「うちの春休み」
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本来「ジラフ」だけど、日本で「キリン」と呼ばれているのは、中国での呼び方に倣ったからという。
悠紀華『どうして動物園にしたかっていうと、小学校の遠足の時―――』
『私、知ってたんです。すごく教えたかったんです…』
本来「ジラフ」だけど、日本で「キリン」と呼ばれているのは、中国での呼び方に倣ったからという。
■砂川に話せよ!
三月、ダブルデートにこぎつけた悠紀華だったが、砂川と一緒に居るだけで一杯一杯で
まったく彼と話せずに居た。
三月、ダブルデートにこぎつけた悠紀華だったが、砂川と一緒に居るだけで一杯一杯で
まったく彼と話せずに居た。
今思うと、砂川君にドッジで庇って貰った時が、私のプライムタイムでした……。
プライスタイム?
悠紀華ちゃん、猛男へのツッコミは厳しいよね!
悠紀華ちゃん、猛男へのツッコミは厳しいよね!
あの、すぐに悪いほうにとってしまってすみませんっ!
即謝る悠紀華ちゃん!
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また、悠紀華ちゃんも割と遠慮なしに物を言うが、一切「悪意」だと取らない猛男に
スナはこぼれるように笑い転げる
悠紀華『ゴリラは、猛男君に似てますねっ』
猛男『似てても、ゴリラには敵わねェだろうなぁ…。ハンパなく強ェと思う』
また、悠紀華ちゃんも割と遠慮なしに物を言うが、一切「悪意」だと取らない猛男に
スナはこぼれるように笑い転げる
猛男、めっちゃ素直に受け答えするよねー。
■勇気を出して/勇気に応えて
やがて、悠紀華ちゃんも勇気を出していくにつれ、「優しい」スナはその気持ちに応える。
共にクイズ大会に――――
やがて、悠紀華ちゃんも勇気を出していくにつれ、「優しい」スナはその気持ちに応える。
共にクイズ大会に――――
○です! ×です!! ○ですっ!!!
独壇場!?
この娘、めっちゃ博識だ!
この娘、めっちゃ博識だ!
その末に、彼女も、また「笑顔」を向けてもらうプライムタイム…!
好きなんだな…!
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そうして、何気にない事を話せた事が、(猛男へのツッコミが厳しい)彼女は嬉しかったという。
特別なことじゃなくて、何気ない事が話せたら
それで、彼が笑ってくれたなら
悠紀華『私、間違いなく今日が人生で一番幸せでした………』
キングスライム『スライムタイムかッ!』
そうして、何気にない事を話せた事が、(猛男へのツッコミが厳しい)彼女は嬉しかったという。
特別なことじゃなくて、何気ない事が話せたら
それで、彼が笑ってくれたなら
いずれは、こうやって「約束だから」じゃなくて、何もなくても何気なく話せたら………。
■「違和感」の正体
だが、仲良くなるにつけ「これは、誰に対しても向けられる優しさだ」と悠紀華は感じる。
告白なんて、するんじゃなかった―――
だが、仲良くなるにつけ「これは、誰に対しても向けられる優しさだ」と悠紀華は感じる。
告白なんて、するんじゃなかった―――
砂川君は、私の事を嫌いじゃないと思います、でも、好きじゃないじゃないですか………。
彼は自分を好きじゃない
その実感に、彼女は耐えられなかった……。
その実感に、彼女は耐えられなかった……。
嫌いじゃないと好きは違う。
けど、スナの視点じゃ「出会って間もない」関係と言っていいんじゃ―――。
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彼女は、大和にも「これでお別れです」というメールを送っており、彼女を通じてスナにも届く
が、スナはあっさりと立ち去り―――
猛男『(悠紀華ちゃんの気配……、しねぇなぁ……)』
大和『猛男くーーーーーんっ!』
彼女は、大和にも「これでお別れです」というメールを送っており、彼女を通じてスナにも届く
が、スナはあっさりと立ち去り―――
こんなフェードアウトみたいなのって、ちょっと悲しいよね………。
でも、これも「普通」だよね…。
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進撃する巨人、猛男にも越えられないビッグウォール、その名は女子トイレという―――。
猛男『告白しなければ良かったって、言ってたんだ…』
大和『そんなこと無いと思うよ! 楽しい事だって、あったはずだよ!』
進撃する巨人、猛男にも越えられないビッグウォール、その名は女子トイレという―――。
■届いていた想い
無論、猛男は「これからだ」というが、悠紀華は「全くその気がないのが辛い」という
せめて少しでいい、特別な気持ちを感じたい
無論、猛男は「これからだ」というが、悠紀華は「全くその気がないのが辛い」という
せめて少しでいい、特別な気持ちを感じたい
幼稚園のチョコの手紙! 感動したんだ、スナだって! 誰にでも優しくしてたワケじゃねェと思うぞ!
だから猛男は叫ぶ!
悠紀華ちゃんも、スナにとって「特別なんだ」と!
悠紀華ちゃんも、スナにとって「特別なんだ」と!
女子トイレの前で叫ぶ!
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あまりの存在感に、親方日の丸のとっつぁんまで寄って来てしまったのだが
しかし、これをきっかけに悠紀華が外に―――
ポリスメン『キミぃ…、女子トイレの前で何してんのかな? 覗きかッ!』
悠紀華『大事な話をしてたんです!』
あまりの存在感に、親方日の丸のとっつぁんまで寄って来てしまったのだが
しかし、これをきっかけに悠紀華が外に―――
そこに、折りよくスナからの電話が……!
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余談ですが、受信イメージのノーデータ、本当にデータ全部消しちゃったんでしょうか
ともかく、悠紀華ちゃん走る!
悠紀華『あぅぉあぁぁぁ!? 砂川君がっ!?』
応援カップル『出ろ!』『頑張って!』
余談ですが、受信イメージのノーデータ、本当にデータ全部消しちゃったんでしょうか
ともかく、悠紀華ちゃん走る!
猛男並みに走る!
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今まで優しくしてくれてありがとうございました、本当に好きでした、私の方こそありがとうございました…!
スナ『呼びだしてごめんね? これ、“今まで”チョコレート、ありがとう』
『ありがとう――――、ごめんね』
今まで優しくしてくれてありがとうございました、本当に好きでした、私の方こそありがとうございました…!
■全然話せなかったけど
結局、恋は終わってしまったけれど、彼女の中で「楽しかった想い出」へ変わった。
幸せだった、告白して本当に良かった――――
結局、恋は終わってしまったけれど、彼女の中で「楽しかった想い出」へ変わった。
幸せだった、告白して本当に良かった――――
何もいらないから、好きになって欲しい―――、でも、それが一番難しかったですね………
その「欲しい」が難しい
本当は、好きになってくれたら何も要らないから。
本当は、好きになってくれたら何も要らないから。
今の願いは、砂川が、「自分から」誰かを好きになる日が来ると良いなと。
幸せを願う子は、幸せになって欲しかったなぁ…。
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実際、スナも脈がない訳じゃなかったし、今回「振った」のは悠紀華の決断が先だった。
悠紀華が決意したから、それに応えた格好だった
優しいんだ。
スナ『動物園でお前に謝った時、このヒト良いなって思ったよ…』
猛男『そうだったのか……』
実際、スナも脈がない訳じゃなかったし、今回「振った」のは悠紀華の決断が先だった。
悠紀華が決意したから、それに応えた格好だった
優しいんだ。
悪い見方をすれば、彼女が早合点した事が大きくて。
■好きっていいなよ
こうして、いつかのアフロと見違えるほど真摯に応援した一件は、失恋で終わった。
何より、今が結構幸せだから―――
こうして、いつかのアフロと見違えるほど真摯に応援した一件は、失恋で終わった。
何より、今が結構幸せだから―――
誰かを好きになって泣く事もある…、けどやっぱり、誰かを好きになるって良いよな……。
コレ、動物園で「スナが気に入った鳥」の絵葉書か!
探してきてくれたのね。
探してきてくれたのね。
彼女も、今後は西城さんみたいな扱いになるんでしょうか。
■彼女の疾走!
パッと見、ヤボくて気弱そうだけど、いざという時の行動力と猛男への容赦ないツッコミの逸材
その存在感、もしやって可能性感じたけれど
やっぱりダメか…
パッと見、ヤボくて気弱そうだけど、いざという時の行動力と猛男への容赦ないツッコミの逸材
その存在感、もしやって可能性感じたけれど
やっぱりダメか…
なんていうか、「スナに彼女」というシチュ自体、難しい気がしますね。
どことなーく、そんな結論を感じさせたストーリー
感想には個人差があります!
感想には個人差があります!
次回、第23話「うちの春休み」
■過去感想記事
第14話「俺のジンクス」
第15話「俺の彼女」
第16話「俺の弟子」
第17話「俺のクリスマス」
第18話「俺の誕生日」
第19話「俺のかあちゃん」
第20話「俺のチョコレート」
第21話「俺と手紙」
第14話「俺のジンクス」
第15話「俺の彼女」
第16話「俺の弟子」
第17話「俺のクリスマス」
第18話「俺の誕生日」
第19話「俺のかあちゃん」
第20話「俺のチョコレート」
第21話「俺と手紙」