思わせぶりな新キャラ登場と共に、雪村さんの追う“70年続く連続殺人”が動き始めましたが
また、意外な方向に転がっていく辺りが面白い
誰も信用できねえ!
また、意外な方向に転がっていく辺りが面白い
誰も信用できねえ!
また、ラストが懲罰的な締めくくりだったのも、曰くいい難い読後感でした。
■開き直るスタイル
今回、動機から犯行までバッチリ揃えて逃げられましたが、アレだ「後悔」が大切なんでしょな
やっちまったことを後悔してないっていうか
今回、動機から犯行までバッチリ揃えて逃げられましたが、アレだ「後悔」が大切なんでしょな
やっちまったことを後悔してないっていうか
■ニセモノ
常に、年末に起こるはずの連続殺人事件“羊殺し”が早々に起こったことに、雪村は動揺する。
見れば見るほど、その事件は羊殺しと重なる部分が多く
オキナガまでもが絡んできた
常に、年末に起こるはずの連続殺人事件“羊殺し”が早々に起こったことに、雪村は動揺する。
見れば見るほど、その事件は羊殺しと重なる部分が多く
オキナガまでもが絡んできた
そのオキナガが、70年前、「棗」の傍にいたと思い出した雪村は焦る。
だが、今回の件はミスリード
オキナガに浮気され、カッとなって浮気相手を殺した女が、“羊殺し”に偽装した事件だった。
オキナガに浮気され、カッとなって浮気相手を殺した女が、“羊殺し”に偽装した事件だった。
復讐もできるし無実になるし、一石二鳥の名案!
だが、雪村の指摘にも鉄面皮を通した彼女は、「ニセモノ」として殺害されてしまう。
![イメージ 4]()
今回、伏線でもあり面白くもあった設定がコレ、オキナガと関係を持つとオキナガに惹かれる
前に出てきた、美術家のオキナガもそんな感じなのかも
飛び出した新設定、「オキナガと肉体関係を持つ」と…
今回、伏線でもあり面白くもあった設定がコレ、オキナガと関係を持つとオキナガに惹かれる
前に出てきた、美術家のオキナガもそんな感じなのかも
ちょっと生々しい設定なのが、本作らしいというかそれっぽい。
![イメージ 7]()
ゆうき先生の大好きな週刊誌ネタ、被害者の生活を、センセーショナルにかきたてる風潮。
真面目な子が、事実を誇張されて「遊んでる」子にされる
週刊誌ひでえ! けど解る気もするし……
ゆうき先生の大好きな週刊誌ネタ、被害者の生活を、センセーショナルにかきたてる風潮。
真面目な子が、事実を誇張されて「遊んでる」子にされる
男女問わず友達が多い子が、「男友達が多い」と抜きだし、記事にされるとか。
これは、意図的に被害者にも問題がある
という記事にする為
という記事にする為
でも、こんな美人さんがねぇ…。
![イメージ 9]()
20世紀の始め頃、ヨーロッパにいってきた良いトコの娘さんが、オキナガになって帰ってきた
で、パパさんが必死で治す方法を探して…
それが図書館の始まりか
さりげに語られていく「薫子さんの過去」
20世紀の始め頃、ヨーロッパにいってきた良いトコの娘さんが、オキナガになって帰ってきた
で、パパさんが必死で治す方法を探して…
それが図書館の始まりか
当人、いたって軽いノリですが、この人も色々あったんですね
ビッグコミックス「白暮のクロニクル 6巻」。ゆうきまさみ。
週刊ビッグコミックスピリッツ連載、小学館発行。
2015年8月発売(前巻2015年1月)
週刊ビッグコミックスピリッツ連載、小学館発行。
2015年8月発売(前巻2015年1月)
第6集「壁のない迷宮」シリーズを収録。