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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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Chartotte -シャーロット- 第七話「逃避行の果てに」感想、救われないけど救われる。

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有宇、自暴自棄の果てに。みたらしの串への強烈な風評被害…!

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 有宇くん生きてた! しかし、歩未ちゃんを亡くしたと知った彼は、そのまま転落人生に……。
 無言で付き合い、最後の一線で止めてくれた会長、カッコ良かった!
 そこは譲っちゃならん! 

 しかし、前回ラストの意味ありげな「協力者」「二人組」は、一体何だったのか…?

おはようからおやすみまで
 逃亡中、「誰かが追ってくる」「気を遣ってくる」と、当たり前のように考えてた有宇くんに
 まさか誰も追ってきていないんじゃ…、と思いましたが
 逆でしたね!

 そして、歩未ちゃんのボケの中にあった気遣い、兄ちゃんの為だと思ってたのだな…。

女性『大丈夫? あの子の為にも、前を向いて歩いていかないとダメよ?』

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 母かと思いましたが、違った模様。

ずっと傍にいたんだ
 有宇は、歩未が命を落としたと聞かされ愕然、ようやく我に返った時は葬式も終わっており
 引き篭もってしまった彼を、高城と柚咲、白柳までもが見舞うが
 その鬱陶しさと食料切れから、彼は外出する

 逃避行にゲーセン三昧、「能力」でお山の大将に登りつめる有宇。

 だが、彼が「麻薬」にまで手を伸ばした時
 堪えきれず友利が現れた。

 責任を感じた友利は、実は、最初から有宇の傍で見守っていたのだと明かす。

 どん底まで落ちていた有宇は
 友利に、歩未がオムライスに込めていた想いに気付かされ、ようやく正気に戻るのだった。 

 次回、第八話「邂逅」

有宇『僕は、一つでもあいつに、恩返しできたのかな――――』

『こんなにも、早く居なくなるなんて、思いもしなかったんだ……!』

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 お棺はありますが、一応「お骨」の描写は無し。

もう返せない
 歩未は、能力「(不完全な)崩壊」で校舎を崩壊、目覚めた有宇は彼女の死を告げられる。
 まっさきに思った事は、妹が沢山のものを自分にくれた
 その恩を返したかった事だった

 自暴自棄になった有宇は、そのまま引きこもりになってしまう。

 幸い、大量の保存食が。
 一話での、大量のカップメンはこの時の為だったのか…!

 一日三食として、大体五日ほど経った頃―――

ミサ『姉妹を亡くした痛みは、人並み以上に知っているはずだったのに…』

高城『―――まだ、時間が必要なのかもしれません』

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 有宇の気持ちは、ミサは「先に死んだ側」ではあるが、他人より理解できるはずだが
 彼が拒み、入り口で立ち尽くすしかなかった

 もし、ゆさりんが「イタコ」を使いこなせれば、話はまた違うのですが。

 というか、本当に歩未は死んだのか……?

有宇『白柳さんだっけ……、アンタ、僕の保護者?』

白柳『そんなつもりじゃ…、でも、私なりにあなたの事を思ってですっ!』

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 転がってた量からすると、軽く二週間以上は篭っているのか?

僕は何様だ
 続いて、趣向を変えて「白柳さん」が登場、一度は有宇が執着した彼女ならばという事か?
 彼女も粘り強く、善性の塊のように説得したが
 有宇くん、完全に……

 元気なヒトは、こんな生活しません! 心が病んでる証拠ですっ!!

 状況に対し水と油。
 この場合、呼んじゃダメなタイプであった…。

 だが、怒ったり蔑んだりしなかっただけ、白柳さんはホントに頑張ったよ!

 有宇くん、恩を仇で返してしまった…!

有宇『遂に力ずくで確保に来たか』

『白柳も、頼まれて演技をしていただけかもしれない……』

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 続いては、鍵を持っている管理人と、明らかに「力ずくで引っ張り出す」為の屈強さんが二人!
 有宇は、今「周囲」は、自分を外に連れ出そうとしている
 白柳もそうだったと考えた

 だが待って欲しい、有宇の能力を知って、敢えて「二人」連れてきたのは?

 全部、会長の考えだったのかも。

有宇『あのびしょ濡れの男に見つけられないよう、遠くに逃げよう』

『――――案外、見つからないものだな』

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 唐突にAngel Beats! 

逃避行の始まり
 やがて、「逃げたい」という欲求に従った有宇は、誰も追ってこない事に逃走の成功を思う。
 あれだけの組織から、カンタンに逃げられるハズは無い
 が、既に判断力はゼロ

 へぇ…、あんなゲームがあるのか?

 結果的に外出する有宇
 更に、ゾンビを撃つガン・ゲームを見つけてしまい―――

 これは…、楽しい!

 有宇の、闇雲なストレス解消が始まるのだった。

有宇『ハハハハハ! 死ね! 死ねェ! 全員殺してやるからさぁ!!』

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 限られたカネを湯水のように投じ、ゲーセンとネカフェ、その往復生活を始める有宇
 嗚呼、有宇君の黒歴史が量産されていく!
 見てるほうが辛い!

 こんな、開放型のゲーセンでそんな叫びまくらないで!

 完全に自暴自棄!

モブ不良達『ハハハハハハッ!』

有宇『―――――』

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 当然だが、ゲーセンである以上、他のヒトが先にゲームを始めている場合もあるワケで。
 しかし、有宇君は待った

 それこそ外が真っ暗になるまで、ずっと立ち尽くして待った!

 が、ガラの悪い連中は延々とプレイし続け―――

有宇『いつまでやってんだよ、いい加減どけ!』

不良『あぁ? ナニ手前? ケンカ売ってンの?』

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 自業自得とはいえ、これはひどい。

次の「遊び」
 遂に、キレてしまった有宇は不良たちに絡まれ、彼らを「能力」で返り討ちに……。
 今までのような「善良な」ものでなく

 もう一本あるよ?

 ナイフを投げた!?
 と思ったら、みたらしの串で…!?

 ああ、この流れの為のみたらし団子だったのかシナリオさん!?

細山田さん『てめえか? 一人で権藤の奴らをノシたってのは?』

『俺は細山田だ、覚えておけ』

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 連鎖反応的に、その噂を聞きつけたヤンキーに襲われるのだが、これも一蹴する。
 今まで、ここまでやったことは無かったはずですが
 どんどん手馴れてゆく有宇君

 高城が、必要に迫られ身体を鍛えたように、使い慣れてゆく有宇。

 タイマンを張れば簡単なのに…!

有宇『片目潰しても良い? 隻眼の細ナントカって肩書きがつくよ?』

『隻眼、かっこいいじゃん?』

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 ホント、ガチで目玉潰しまでやりかねない腐りっぷりですが、さすがにただの脅しだった…!
 ここ最近、ツッコミ役として冴え渡っていた有宇
 マッハで腐っていく…!

 中二病的な…!

 いや、でもちゃんと力はあるし中二病とはまた違うのか!?

有宇『誰もボクには勝てねえんだよ…♪ フフフ、アッハハハハハハハハっ!』

『ゲームより、リアルの方が面白い♪』

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 何が怖いって、依存症が怖い! 

逃避行の果てに
 かくて、ヒキコモリにゲーム三昧、能力を駆使したお山の大将へと流されていった有宇は
 偶然、ヤンキーが落とした麻薬を拾い―――

 廃人になりたいんですか! 人間、やめたいんですか!

 会長、見参!
 ずっと傍にいたんだと。

 あの友利が、カメラも回さず、ずっと見守っていたのだと判明する。

 が、遂に堪えきれなくなったのだ

友利『あたしも責任を感じてるんです―――』

『だから、あたしはあなたが立ち直るまで付き添う、そう決めたんです』

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 歩未の死は、たとえば交通事故などとは違い、数知れず「予兆」があった上での事故だった
 前回、指揮をとった友利は責任を感じた
 ずっと見守っていたと告げる

 下手すると、一ヶ月くらい見守っていた!

 おはようからおやすみまで!

有宇『じゃあ……、どうしろっていうんだよ…!』

友利『うーん。とりあえず、マトモな食事をする、というのは?』

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 ひと口だけです! それでもう二度と、お互い関わらないと誓いましょう!

気づかなかった気遣い
 やがて、会長と縁を切る為に「食事」を施された有宇は、妹が気遣い続けてくれていた事を知る
 あのオムライスは、母のレシピだったのだ

 あれが、最後のオムライスだったのか……。

 母が「居なくなった」後、歩未はレシピ帳を発見
 兄の大好物だと特筆されていたそれを、兄の為に作り続けていたのだと。

 連鎖し、妹の最期のオムライスを思い出す有宇

 あれが最後だったなんてなぁ…。

有宇『さすがだな…、生徒会に戻る』

友利『良かったッス』

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 カメラを回してない事といい、雰囲気変わりましたね。

いつもの二人
 その気遣い、妹に報いてやるどころか、解ってやろうとさえしなかったと知り涙に暮れる有宇
 改めて、落ち着いた様子で「どうすればいい」と考え
 生徒会に戻るよう告げられた

 友利は、そのレシピとオムライスで、有宇がすべて察すると読んでいた。

 いつものように翻弄され
 むしろ安心したように、有宇は正気を取り戻すのだった。

怖いものなんかない たとえ化物になろうとも 成し遂げる

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 オープニングの演出からすると、彼女を救う話になる気も……?

有宇、自暴自棄の果てに
 放送当初、クズさ全開だった有宇くん、クズっぷりがパワーアップして帰ってきてしまった…!
 あんだけ可愛がってて、一生懸命頑張ってた妹さん
 これは転落人生も仕方ない

 そこに、オープニングの歌詞そのままに、「ずっと傍にいたんだ」とかいう会長!

 でも歩未ちゃん、確かに酷い出血痕がありました
 本当に死んだのか…?

 見ていて、こっちが辛くなる転落劇でしたが、だから会長にスカッとした!

 次回、第八話「邂逅」
 前回の二人組、彼女らの本格参戦か?



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