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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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ガッチャマンクラウズinsight ♯05「halo effect」感想、“ボス猿”誕生。スガやん、やっちまった!

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いつだって正義は、多数決で決められる。では、多数決を決めるのは?

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 halo effect、良いコトを言ってるゲルちゃんなら、きっと良い政治を行ってくれると期待する人々!
 でも、良いコトを「言える」と「出来る」はまったく別
 けど見極めは難しい。

 間違っていたとしても、これが俺の正義だ!

解った上で進む人
 ラスト、掟破りの「リズム会談」を始めたハジメちゃんもさすが! ジョーさんもカッコ良かった!
 理解して貫く人、そこが好きです。

 しっかしリズミィってば、言葉を選ばなさすぎィ!うーん!

ゲル君『僕が首相になった時は、クラウズを全面的に廃止します!』

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 この一言は、日本の空気に風穴を開けた。

理詰夢と「猿」
 心を一つに、その「手段」として首相選に出馬したゲルは、当選の「手段」としてクラウズ廃止を公約
 現実的なジョーは、クラウズによる犠牲を止める為
 ゲルの選挙に協力する。

 そこにスガヤン首相が失言、世論の変化を利用したゲルは、見事に当選を果たした。

 失言も漢字の読めなさも、政治的資質には直接は関係ない。
 だが、皆がそう言うならそれが正しいのだ。

 理詰夢は、そうした合理性のない「世間」従う様を「猿」と呼び、ゲルは「ボス猿」だと警戒する。

 次回、♯06「engagement」

パイマン『至急、手伝いに来い。リーダー命令だ』

ジョーさん『断る』

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 協力中のうつつちゃん、可愛いなぁ。

クラウズのピンチ
 冒頭、ハジメが早くもゲル君の勝利を予感する一方、ガッチャマン達は揺れていた
 ジョーが、ゲルの支持を打ち出したからだ。

 みんな不安なんだ、誰かに頼っていては、内発性は育まれない……。

 累はクラウズ継続を願う
 が、「内発性」はそこまで必要かと返される。

 何より、あの赤クラウズ暴動に、ジョーはクラウズへの危険視を新たにしていた。

 ジョーは、ゲルの参謀を買って出てしまう。

ツバサ『もっと簡単で良いんじゃないですか?』

『困っている人が居たら助ける、苦しんでいる人を守ってあげる!』

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 力を得たツバサちゃんの考え方は、とてもシンプルで力強く、とても正しい事です。
 しかし、あの赤クラウズ事件は「手加減」されたもの
 それを彼女は知りません

 あの時、始めから赤クラウズが人たちを襲い、或いは人質に取れば大変な死亡者が出ていた。

 自分達無力だった、それを未だにツバサは知らない―――。

立川市長『一つだけ確認しても良いかな』

『キミの夢は、今も変わらず世界平和かな?』

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 また、市長秘書となったジョーさんの上司は、「菅山首相派」の派閥にある。
 なのに、秘書であるジョーが裏切る……

 が、意思を確かめた市長は、彼のゲルサドラ派参加を黙認

 目標は同じ。
 手段、陣営は違ってしまったが目標は同じだから。

 市長さん、相変わらずデカい……

ジョー『変えるという選択には決断が伴う。だが、決め手がない』

『結局、周りの空気に流されて、なんとなくテキトーな答えを出してるのさ』

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 なんという縮図。

左右するもの
 そして、ジョーさんが打ち出した選挙戦略とは「クラウズの有無」「政治理念」でもない
 ただ、世論、空気の流れを変える事――――

 選挙の行方を左右するのは、空気の流れだ――――。

 クラウズも有無すら争点じゃない。
 最大の争点は、なんとなく、こっちにいれたい空気を作ること。

 その為に、あえて地元密着で行動した。

 現代は、それも即座に誰かがアップデートし拡散する、有名人の強みを生かすのだ!

学生『ハジメちゃんは、今度の選挙、誰に投票するんですか?』

ハジメ『教えないッスよ? 選挙っスから♪』

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 一方、ハジメは『ハジメちゃんが言うなら、そうしようかな♪』と思われるのを予想し
 敢えて口をつぐんだ。

 ハジメは有名人、その言動が「他人を左右する」から沈黙した。

 選挙って、自分で考えるものよね。

『あ、カメラ止まってませんでした――――』

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 一方、批判に晒されていたスガやんは、苛立ちのあまり愚痴るのだが
 何とうっかり全国配信

 スガやん、やっちまったな!

 歴史的失言は、まさにここから始まったのである……!

ミリオ『漢字の読み間違い、失言、こりゃ首相に相応しくないと言われてもねえ~』

O・D『えぇ~? それはちょっと言い過ぎィ♪』

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 O・Dの顔。。。。。

みんな同じ色
 攻撃され、苛立って失言し、周囲は更に彼を攻撃し…、スガやんは完全に墓穴ロードに突入!
 市民を、カッツェは「原始人」だと嗤う。

 知ってるハジメたん? “コイツは攻撃してOK”って見つけると、皆でボコにしたがるんだよぉ♪

 何より、「空気」がそうなった。
 彼が正しいか間違いか、それすら関係なくなったんだと嗤う。

 ただただ、皆そうするから、してるだけなのさ♪

 カッツェはん相変わらずどすわぁ…。

累『ジョーさん、あなたは“特別な正義の味方”になりんたいですか…?』

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 世論に悩む累は、ジョーの手腕と気づき、彼の内心を誤解する。
 ガッチャマンの「クラウズ反対」。

 他の人がクラウズ反対と言うのと、ガッチャマンがクラウズ反対と言うのは意味が違うのだ。

 なくなれば、誰もがガッチャマンに期待するしかなくなるのだから。

ツバサ『私も、クラウズはもう必要ないって思ってます!』

『その代わり、私は皆に約束します! 皆を、ずっと守り続けます!』

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 何かが起こった時、人類みんながクラウズを正しく使えれば、みんなで自助できるはずだ。
 その「自立」を取り上げ、代わりに自分たちが守る
 守り続ける、とツバサは宣言する

 その本当の困難さ、前回の「赤クラウズ事件」で、既に失敗していた事も知らず……。

 まっすぐで、そして危ういツバサである。

ジョー『188人…、それが重軽傷者を集めた渋谷テロの犠牲者の数だ……』

『それに何より、仲間が一人、死ぬところだった!』

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 選挙とは本来、一人一人が自分の意思で考えて、未来を託したいと思う候補者を選ぶものだ!

それが彼の正義
 そして、こんな「世論」で結果が決まるやり方は、絶対に間違ってると知って
 なお、ジョーはゲル達を後押しした。

 間違っていたとしても…、これが俺の正義だ!

 それでも人が死ぬより良い。
 それでも、ダチが、累が死んじまうよりはずっと良いと!

 クラウズ廃止の為、ジョーは歯を食いしばる。

 ジョーさん熱すぎるぜ…!

ジョー『こんなやり方は、絶対に間違ってる!』

ハジメ『そうッスね!』

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 また、『この選挙が間違ってる』と断じたジョーに、ハジメは力強く頷く。
 そうだよ、だからゲルちゃん達を止めよう
 とでも言うように。

 けど、間違いだと同意されても、「人が死ぬより良い」って信念は折れない!

 ジョーさん辛い。

ミリオ『<さあ、遂にやってきました、スマホ首相選挙、運命の投票日!>』

ハジメ『累くん、一緒にリズムさんとこ行かないッスか?』

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 この国には、合理的な社会というモノが成立していない、あるのは非合理的な「世間」のみ――――。

「ボス猿」出現
 投票日、ハジメと累は敢えてリズムに会いに行き、彼が他人を「猿」と呼ぶ理由を知る。
 周囲の意見に流され、他人を攻撃する
 猿同然だと。

 この国にとって最もタチの悪いモノ……、ボス猿。ヤツは、危険だぞ。

 累もそれは知ってた
 けど、みんな変われるはずだと信じて。

 だけど変わるよりも早く、「世間」を左右できる存在、ゲルサドラは首相にになってしまった…!

 彼が「攻撃させるもの」とは?

ゲルちゃん『うん! みんなの心を、一つに!

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 今回、「世間」に従って、大衆が、悪意なく他人を攻撃してしまう事をリズムは危惧。
 そしてゲルちゃんは、心を一つにするのが望み

 この二つが、もし結びついたら…?

次回、“engagement”。約束、婚約……、交戦?

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 敢えて言おう、はじめさんでけえ!

halo effect(後光効果)
 評価の際、「顕著な特徴」に引きずられ、他の特徴への評価が歪む現象の事。
 認知バイアスの一種。

 かなり直接的な回になりましたが、さて次回、どんな政治が始まるのか?

 あくまで、目的を果たす「手段」として、総理になったゲルちゃん
 少なくとも、国民が求めるものを集める力は
 抜群なのですが…?

 次回、♯06「engagement」



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