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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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食戟のソーマ 12品目「ひと皿の記憶」感想。田所の強み、四宮の弱み。これがホスピタリティ……ッ!

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田所恵、拙いけれど、特技を活かして成長中! プライズ商品化を早う!

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 やはり、絶対的な技術差は埋められなかったけれど、それも踏まえて田所らしさが炸裂したお話!
 相手への気遣い、雪国育ちを生かした「保存野菜」料理!
 田所さん、ホント頑張った!

 四宮シェフが「生き残る事」「従業員」に、妙にこだわっていた件も含め、良い話だった…。

「敗北」に闘志を燃やす創真
 また、超絶名人相手に「勝つつもり」だった創真は、初の敗北に心が震える!
 堂島先輩の存在感も、実にcv子安!

 後アレだ、エンドカードの田所プライズ、ホントに商品化されそうですね(笑)。

回想『田所恵、評価E!』『まだ居たの?』『遠月の評判、下がっちゃう…』

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 落ちこぼれだった田所は、今までの苦境を思い起こす―――。

高みの迷子
 田所は、自分に出来る全てを注ぎ込んだ料理、「虹のテリーヌ」で絶賛を受けるのだったが
 根本的な調理技術の未熟さに、勝負は完敗に終わる。

 だが堂島は、田所の「もてなしの心」「仲間とお客を見つめる視野」を評価した。

 四宮は、若い自分への反発を「調理技術」のみで打ち破ってきた
 そんな彼にこそ、彼女の視野が必要なのだ。

 四宮は、パリで日本人初の勲章を獲る夢を達成するも、その先どうすれば良いか迷っていた。
 今回、堂島が自分の為にこの勝負をセッティングしたと気付き
 四宮は田所の不合格を取り消す。

 次回、13品目「夜明け前の卵たち」。

先輩達『美味しい!』『うん!』『ん~~~♪』

梧桐田『七色の層を作り、各野菜の旨さを生かすよう調理されている!』

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 俺のテリーヌにケチつけるのか?と凄まれ、慌てる田所かわいい。

虹のテリーヌ
 だが、辛い記憶に反するかのように、先輩達は田所の料理を絶賛してくれた!
 それぞれ異なる野菜を主とする、七層のパテ!

 なるほど! 7層のパテと2種のソースで、14種もの味を楽しめるわけか!

 もちろん仕事量はハンパではなく
 短期間に、これだけの仕事をやってのけた事も評価!

 落第生・田所、高い評価に思わず涙―――。

 日向子先輩にも作ったのね!

堂島『このルセットに込められたのは、時間を経て生まれる保存食の良さ…』

『四宮と全く異なる切り口で、野菜にアプローチしている』

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 特に、アクセントとなった「乾燥トマト」など、雪国育ちの保存食への知識が投じられていた。
 見た目のみならず、旨みも鮮烈!

 乾燥は、トマトのグルタミン酸=昆布などと同じ「旨み成分」を凝縮する効果が!

 見た目には解らないが、鳥レバーなど肉類も使われているらしい。

ドナート梧桐田『恵ちゃんは―――、“レギュムのコロポックル”!』

日向子『いいえ違います! レギュムの座敷わらしです!』

関守『或いは、レギュムの雪ん子……!』

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 本作でも最高クラスに良い笑顔、からの完全敗北……ッ!

野菜料理<レギュム>
 こぞって、ワケワカラン評価で絶賛する先輩陣だったが、現実は厳しかった……!
 旨いといっても、旨さ比べでは格段に下

 今やっと、自分の料理に初めて本気で向かい合えた気がする――――

 田所らしさを全力で生かした料理
 だが、四宮シェフは「学生レベル」の総力程度では、とても敵わない相手だった。

 あんだけ絶賛したのに…!

 現実は非情。

創真『悪ィな…、力になれなかった……。でも、お前は胸張れよな!』

『あんな良い料理作ったんだからよっ』

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 その結果に、文句一つ言う事なく、むしろ田所を称えあげる創真は男だよ!
 実際、たいした料理だった!

 四宮のテリーヌ、新鮮な野菜の旨さに、自分なりの発想で挑んだ田所!

 ホント頑張った!

四宮『―――勝負はもう、ついたはずですが?』

堂島『いや何、俺はこちらの品を評価したいと思ったのでな』

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 創真たちが92期でしたっけ?

四宮の停滞
 が、「審査員でない」はずの堂島が田所に肩入れし、明らかに空気が変わった。
 堂島は言う、四宮は停滞していると。

 彼は若くして「頂点」に立った、勲章に選ばれる、その為だけに張り詰めて成長してきた。

 だが急成長しすぎ、次にどうしたらいいか解らなくなっている
 だから、9話ラストで悩んでたのだ。

 ていうか若い先輩達かわいい!

 ともあれ堂島は、田所の料理を食ってみろと勧める――――。

パリ一等地への出店、若者への嫉妬、よそ者への反感

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 自分の料理だけに集中しすぎ、従業員が、自分に反感を抱いていると気付けなかった。
 結果、“勝手に味付けを変えられ”たり
 サービスの質が下がったり

 決断した四宮は、従業員は自分の言う事を聞け!と強面になっていった。

 彼が「競争」「従業員(生徒)」に、やけに厳しい理由。

堂島『この勝負で“スペシャリテ”を出さなかったのは』

『自分の料理が止まっている事を、俺たちに知られたくなかったからだろう?』

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 黙れ! あんたに何がわかる! 遠月グループの雇われシェフやってるアンタなんかに……!

食ってみろ
 だから、田所の「食べる側への気配り」に溢れた調理に、彼は感動してしまった。
 それは前に進む為に、自分が切り捨ててしまったもの…!

 この味は、まるで……、母の愛!

 小さな頃からツンデレで、ナイフみたいに尖ってた四宮シェフ
 アンタも九州の田舎モンだったか…ッ!

 良い母ちゃんだわ…!

 子供時代の、ツンデレ宮先輩も可愛いからちきしょう!

四宮『おい鈍間! パテに仕込んだ香辛料、オールスパイスを使ったな?』

水原『鶏レバーの臭み抜きだね?』

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 だから四宮は気づいた、審査員たちも気付かなかったが、田所の料理は「おなかに優しい」作り。
 昨日から、試食でたくさん食べている先輩達の為に
 胃に優しい料理にしたかった

 これをして、拙くとも響く料理だった、と堂島は評する。

堂島『田所君は、勝負の場でも、料理を食べてくれる相手をしっかり見ようとした』

『お前が“頂の先”へ道を拓くのに、必要な事のように思うが?』

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 日向子、コインが無いので500円硬貨だったりする。

田所恵の「武器」
 今回の勝負に、堂島が言わんとしていた事を受け取った四宮は、田所の「退学」を中止とする。
 ついでに、ツッコむ日向子を締め上げる。

 田所君、食べる者を温かくもてなそうとする気概、心遣い<ホスピタリティ>が、君にはある

 共に働く「仲間」や、食べてくれる相手を気遣う心。
 それが田所の長所だった。

 四宮は彼なりの言葉で、欠けていたものを、取り戻させてくれた事に感謝。

 仲間、この人、基本的に愛され系ですしね!(断言)

関守『四宮の停滞は、鋭すぎる才覚ゆえ、ですか………』

堂島『――――ああ、奴は高みに到達“してしまった”』

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 四宮シェフは、料理に関する才能の抜群の高さゆえに、普通は出来ない事をやり遂げてしまった。
 たとえ、店員を敵に回すようなスタイルでも
 黙らせられる「腕」があった

 しかし堂島は、腕だけでなく、あらゆる事を吸収しようとする貪欲さが必要だと考える。

 今回、してやったりというワケね。

堂島『あの場、幸平創真だけが“勝つ気”でいた…。それもまた必要な素養だ』

『勲章をとると本気で旅立った、若き日の四宮のように――――』

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 そして吉野無双である。うおおおおおおおッ!

「高み」を目指す男
 そして「負けた」悔しさに震える創真に、堂島は、彼が四宮に近いタイプだと見抜く。
 無謀と思える高みへ、本気で挑む負けん気の強さ―――

 幸平ぁーーーー! どんだけ無謀かますのよアンタはぁーーーーっ!

 そして吉野かわいい!
 田所も、極星メンバーみんな可愛い!

 本気で悔しい、けどこの幸せを守れた事を良しとするかのように、微笑む創真。

 こうして合宿二日目は終わる――――

次回、メンバー総出演! 先輩も見守っているよ! 全裸で!

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 ED担当、四宮先輩いい笑顔すぎィ!

十二話目おしまい!
 通常は、ここで放映終了する節目の話数ですが、本作は連続2期らしいからまだまだ続くよ!
 ってなワケで、エンディングがまた特殊仕様だった!
 まったく不意打ちだぜ!

 一応、オープニングは題材を消化しきってないので、後2話くらいこのまま?

 そんな今週、田所が、「善戦むなしく敗れてしまう」展開も好きです。
 そのくらい実力差があって当たり前
 そういう敵ですから

 安易に勝たず、「先輩」というブランドを、強者のままにしておくほうが説得力があるし!

 何より、今までの四宮先輩の行動が腑に落ちていく回想
 その流れが好きです、私。

 あと今週も日向子先輩がホントにフリーダムで、実にストライクでした。

 次回、13品目「夜明け前の卵たち」。
 詩的なタイトルだわ。





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