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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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俺物語!! 第9話「オレとトモダチ」感想。“スキがいっぱいの毎日”は、良いものだ…。

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楽しかったり微笑ましかったり、悲しかったり笑えたり。感情があふれた回!

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 自責に沈んだ時、誰より強く「それはお前のせいじゃない」って言ってくれる、いつも味方でいてくれる猛男
 優しすぎて、背負い込みすぎな砂川にとって
 どれだけ嬉しかったんでしょうか。

 スナは…、言わなかったんじゃなくて……、言えなかったのかもしれない…

「私はプラネタリウム行くから!」
 そして、事実を知って“今日を楽しむのが自分の義務だ”と、即断する大和も熱かった!
 って、コレ猛男が前回出した結論と同じだ!
 どんだけ以心伝心なの!?

 ラスト、夕陽のエピソードでの締めといい、二話分くらいギュッと詰まってたみたいに面白かった! 

冒頭、前回の冒頭と同様『夕陽の下で、ブランコをこぐ』砂川

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 これが、ラストの前振りだったとは。

スキでいっぱいだ
 6月15日、「気兼ねなくデートして貰う為」に、砂川が心を砕いてくれたと知った猛男は
 全身全霊で、大和凛子の誕生日を祝い
 共に幸せに包まれる。

 だが、砂川の父の手術時刻が訪れた時、堪えきれずに事実を告白

 背中を押してくれた大和に応え、猛男は病院に向かい、弱気になった砂川を力強く支え
 やがて、砂川父の手術は成功に終わった。

 十年前に出会って以来、猛男がいつだって不安を吹き飛ばしてくれた事を、砂川誠は幸福に思う。

 次回、第10話「俺の山」

回想砂川『お前が、楽しみにしてた予定を台無しにしても俺は嬉しくねえから…』

猛男『今日は大和の誕生日、そして、スナの父さんの手術の日だ………』

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 男の子ですよねえ

二人の誠意
 当日の朝、猛男は約束の一時間以上も早く出て、病院へ行く砂川とエールをかわしあった。
 砂川は、猛男の為に気遣ってくれたのだ 

 散々ダメ出ししたけど、あの子は、お前が何やっても喜んでくれると思うよ。じゃ、頑張って?

 だから、猛男には「幸せになる義務」がある
 それが友情だ!

 安心したように微笑むスナ、泣きそうな顔で絶対に成功させて見せると決意する猛男…!

 のっけから友情が熱すぎる…!

猛男『―――大和、誕生日おめでとう…!』

大和『うん…、うん…! ありがとう……、ありがとうっ♪』

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 一方、大和も二時や五時に起きたりしつつ、一時間も早くやってくるが猛男は更に早い!
 猛男の控えめな祝う声、染み入るように嬉しがる大和…!

 今日は俺に任せてくれ! 時間があるから歩いていこう、スナと一緒に考えたんだ♪ スナと……。

 しかし猛男、ついついスナが頭をよぎる…ッ!

バカップル『何しよう…?』『『ボーリング……っ』』

『かぶった!』『かぶったなーっ』

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 今週の猛男、胸が口ほどにモノを言う

バカップルinボーリング
 やがて、「計画」通りボーリングに向かった二人は、(猛男が)周囲の注目を集めるほど楽しみ
 猛男は素直に、スナの言葉を口にした。

 そうかなぁ? ウチ、そんな良い子じゃないよ? ホントに楽しいんだよ?

 何やったって喜んでくれる。
 けれどそれは、本当に楽しいからなんだと返す大和。

 空間を侵食せんばかりの幸福感!

猛男『スナが、お菓子作りが好きなら食べるほうもスキだろう、と』

大和『うん、好きっ!!』

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 ケーキは1個500円程度と、「高校生には高価い」程度という辺りもスナ的気遣いを感じる…!

あふれる幸せ
 続いて、やはりスナ提案のレストランに向かったところ、こんなに気がつく彼が
 なぜ彼女を作らないのか、という疑問に――――

 猛男くんと来年の誕生日もその次の誕生日も、その次もその次も一緒にいられますよーにっ!

 おっと、大和の惚気と店員の乱入!
 これもスナの気遣い!

 誕生日ケーキへの願いを、店内に響かせてしまう大和ッ!

店員『口に出さなくて良いですよ~?』

『声に出して言ったのは、お客様が初めてですっ♪』

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 店内中にラブコールを響かせた大和に、温かい視線が集まりまくる誕生日サービス。
 余談ですが、店員さんが主演級の声優さんで
 ちょっと笑います。

 cv内田真礼さん、今夏、ガッチャマンクラウズ2期も楽しみですね!

大和『親友って良いね♪ 砂川くんは今日、何してるの?』

猛男『スナは……! スナは…』

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 まーたこの二人は手をつなぐだけで混乱するんだから、まったくもー!

二人で考えてくれた
 しかし、猛男がスナの事を口にし続けるにつれて、ついつい話題はスナへと移ってしまい
 猛男の心配は、遂に決壊してしまった――――。

 ウチはこれ見てプラネタリウム行くから! 二人で考えてくれたプラン、ちゃんと楽しむから!

 だが大和は、やはり「早く行って!」と促し
 自分は「続行する」と言う。

 二人が一生懸命考えてくれたから、ちゃんと楽しむからと。

 猛男とスナ、大和、思考が同じだ……!?

猛男『大和、生まれてきてくれて、俺の目の前に現れてくれて、ありがとう…!』

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 そして猛男の重く熱い感謝の言葉、生まれてきてくれてってだけでは無い
 目の前に現れてくれて、ありがとう――――
 出会ってくれてありがとう…

 猛男の感謝、どこまでも深い……ッ!

猛男『手術室どこだーーーーーーっ!』

看護婦、もとい看護師『分娩室は三階ですー!』

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 なお猛男、勢いあまって青年男性に見られるアクシデン…、いや看護師さん悪くない!
 どうみてもお父さんだよお父さん!
 びっくりするほど!

砂川『―――お前は、来ちゃうような気はしてたよね?』

『バカだなお前。初カノとの誕生日、あんなに楽しみにしてたのに……』

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 その姿を見つけた砂川は、ただ静かに、「そんな気がしてた」と受け入れる。
 猛男は、やっぱりそんなバカなのだ―――

 というか砂川、もしや父にこういう事があるかもしれないからこそ、彼女を作らない面も……?

 砂川は、懺悔するように呟く。

猛男『(どうして欲しかったのか、何を考えているのか、何が正しいのか…)』

『(だが、俺はお前の友達だ。傍に居させてくれ)』

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 俺がもっと早く帰っていれば、出かけていなければ、こんな事にならなかったかもしれなくて……

誰も思っていない
 弱りきり、砂川は「自分のせいでこうなったんじゃないか」と、全ての責任を背負い込んだ。
 自分だけが救えた、自分の責任だったのだ、と。

 そう思ってるのはお前だけだ!

 だが猛男は言い切る。
 スナの家族も、決してそんな事は思っていないと力強く言い切る。

 これほど力強い友が居ようか。

『(スナは…、言わなかったんじゃなくて……、言えなかったのかもしれない…)』

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 その言葉に、まるで小さな子供のように、「うん」と小さく頷く砂川。
 弱々しいスナに猛男は思う。

 もしかしたらですが、砂川は「話したら、責められる」と思っていたのでしょうか。

 人一倍責任感が強いから
 だから、「お前のせいじゃないか」と責められるんじゃないかと。

医者『お父さんの手術は弁がウンタラカンタラドウタラコウタラ』

猛男『結果は!? 成功なんだな!? うぬぅぅぅッ!』

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 スナの「大変だったでしょ⇒いや全然」に、うそつけとか言う的確なツッコミ。

ありがとう
 やがて、幸いにも手術は成功し医者は犠牲となり、タイミングよく母と姉も猛然と帰還
 オマケに待合では、大和が千羽鶴を折っていた――――

 このプランの紙見てたらね、いっぱい書き直した跡があってね……。ありがとう…、最高の誕生日だったよ!

 責めるどころか、ごめんねと謝り倒す久々の姉!
 いや全然、と平静なスナ!

 暴れまくる母と、大和の愛!

 そらもう、好きでいっぱいですとも!

砂川『――――良いね?』

バカップル『ん!』『ふんっ!』

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 猛男似の女の子を紹介しよう!とかいう高難易度プレイ。

NO THANK YOU
 なおスナ、二人についつい「良いな」と口に出し、えらい勢いで食いつかれるバッドエンド。
 このバカップル、世話好きオバさんか!

 スキがいっぱいの毎日は、良いぞ、スナ――――。

 でもまぁ、スナの場合イケメンすぎて、逆に「良い人」が見つかりにくいのもあるかもね……。

猛男『よし、行くか!』

砂川『どこに?』

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 猛男がいると、不安なんて感じてるヒマないやね!

ケツの松だ!
 やがて、大和を送った二人は「ケツの松」を久々に訪れたが、砂川はぽつりと昔を懐かしむ。
 実は砂川、昔は夕陽が嫌いだったのだ――――

 やっぱ日が沈むと寒いなぁーー。

 けれど猛男と出会い、もう夕陽に「不安」なんて感じることは無くなった。
 前回冒頭は、出会いだったのでしょうか…?

 同じ想い出に辿りつく猛男。

 そして、そのまま静かにエンディングにスイッチする、素晴らしいラストでした!

次回、『俺の山』。バカップル、山へ行く

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 今週、みんな泣いたり泣きそうだったりしただけに、ラストは底抜けに明るかった!

おいコラ予告!
 めっちゃ清々しい終わり方だった上、予告の二人まで超楽しそうすぎて超気持ちいいラスト!
 ホント、恋をしたくなるような漫画だなーと…
 いやうん。

 偽りない姿や、恋や友達が、青春が本当に良いものだと感じさせるって、すごい。

 改めてそう思いました。
 そんな、本来のターゲット層がそう思っているかは解りませんが、少なくとも私はそう感じました。

 砂川じゃないけど、良いねって思えます。
 良いねボタン連打ですね!

 次回、第10話「俺の山」

余談、砂川母と砂川父

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 前回、そんな病弱な父を置いて、長期の海外旅行なんか行くかな?という感想を散見したんですが
 私が「砂川父」なら、むしろ行って来いよと言うよなー、と。
 大丈夫大丈夫って言うんじゃないかと

 今回の描写みたいに、以前の砂川姉や今回の砂川みたいに、気を遣う人たちですもの。

 気を遣ってくれてると解るから
 たまには、ドーンと長期の海外旅行に行ってきなさいよみたいな。

 こういうのってホントに不意打ちでくるから、私は「こういうのってありえるよなー」と思うのです。

 こういう不意打ちを「ところがぎっちょん!」と言うそうです
 嘘です。



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