楽しかったり微笑ましかったり、悲しかったり笑えたり。感情があふれた回!
自責に沈んだ時、誰より強く「それはお前のせいじゃない」って言ってくれる、いつも味方でいてくれる猛男
優しすぎて、背負い込みすぎな砂川にとって
どれだけ嬉しかったんでしょうか。
スナは…、言わなかったんじゃなくて……、言えなかったのかもしれない…。
■「私はプラネタリウム行くから!」
そして、事実を知って“今日を楽しむのが自分の義務だ”と、即断する大和も熱かった!
って、コレ猛男が前回出した結論と同じだ!
どんだけ以心伝心なの!?
そして、事実を知って“今日を楽しむのが自分の義務だ”と、即断する大和も熱かった!
って、コレ猛男が前回出した結論と同じだ!
どんだけ以心伝心なの!?
■スキでいっぱいだ
6月15日、「気兼ねなくデートして貰う為」に、砂川が心を砕いてくれたと知った猛男は
全身全霊で、大和凛子の誕生日を祝い
共に幸せに包まれる。
6月15日、「気兼ねなくデートして貰う為」に、砂川が心を砕いてくれたと知った猛男は
全身全霊で、大和凛子の誕生日を祝い
共に幸せに包まれる。
だが、砂川の父の手術時刻が訪れた時、堪えきれずに事実を告白。
背中を押してくれた大和に応え、猛男は病院に向かい、弱気になった砂川を力強く支え
やがて、砂川父の手術は成功に終わった。
やがて、砂川父の手術は成功に終わった。
十年前に出会って以来、猛男がいつだって不安を吹き飛ばしてくれた事を、砂川誠は幸福に思う。
■二人の誠意
当日の朝、猛男は約束の一時間以上も早く出て、病院へ行く砂川とエールをかわしあった。
砂川は、猛男の為に気遣ってくれたのだ
当日の朝、猛男は約束の一時間以上も早く出て、病院へ行く砂川とエールをかわしあった。
砂川は、猛男の為に気遣ってくれたのだ
散々ダメ出ししたけど、あの子は、お前が何やっても喜んでくれると思うよ。じゃ、頑張って?
だから、猛男には「幸せになる義務」がある
それが友情だ!
それが友情だ!
安心したように微笑むスナ、泣きそうな顔で絶対に成功させて見せると決意する猛男…!
のっけから友情が熱すぎる…!
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一方、大和も二時や五時に起きたりしつつ、一時間も早くやってくるが猛男は更に早い!
猛男の控えめな祝う声、染み入るように嬉しがる大和…!
猛男『―――大和、誕生日おめでとう…!』
大和『うん…、うん…! ありがとう……、ありがとうっ♪』
一方、大和も二時や五時に起きたりしつつ、一時間も早くやってくるが猛男は更に早い!
猛男の控えめな祝う声、染み入るように嬉しがる大和…!
今日は俺に任せてくれ! 時間があるから歩いていこう、スナと一緒に考えたんだ♪ スナと……。
■バカップルinボーリング
やがて、「計画」通りボーリングに向かった二人は、(猛男が)周囲の注目を集めるほど楽しみ
猛男は素直に、スナの言葉を口にした。
やがて、「計画」通りボーリングに向かった二人は、(猛男が)周囲の注目を集めるほど楽しみ
猛男は素直に、スナの言葉を口にした。
そうかなぁ? ウチ、そんな良い子じゃないよ? ホントに楽しいんだよ?
何やったって喜んでくれる。
けれどそれは、本当に楽しいからなんだと返す大和。
けれどそれは、本当に楽しいからなんだと返す大和。
空間を侵食せんばかりの幸福感!
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ケーキは1個500円程度と、「高校生には高価い」程度という辺りもスナ的気遣いを感じる…!
猛男『スナが、お菓子作りが好きなら食べるほうもスキだろう、と』
大和『うん、好きっ!!』
ケーキは1個500円程度と、「高校生には高価い」程度という辺りもスナ的気遣いを感じる…!
■あふれる幸せ
続いて、やはりスナ提案のレストランに向かったところ、こんなに気がつく彼が
なぜ彼女を作らないのか、という疑問に――――
続いて、やはりスナ提案のレストランに向かったところ、こんなに気がつく彼が
なぜ彼女を作らないのか、という疑問に――――
猛男くんと来年の誕生日もその次の誕生日も、その次もその次も一緒にいられますよーにっ!
おっと、大和の惚気と店員の乱入!
これもスナの気遣い!
これもスナの気遣い!
誕生日ケーキへの願いを、店内に響かせてしまう大和ッ!
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店内中にラブコールを響かせた大和に、温かい視線が集まりまくる誕生日サービス。
余談ですが、店員さんが主演級の声優さんで
ちょっと笑います。
店員『口に出さなくて良いですよ~?』
『声に出して言ったのは、お客様が初めてですっ♪』
店内中にラブコールを響かせた大和に、温かい視線が集まりまくる誕生日サービス。
余談ですが、店員さんが主演級の声優さんで
ちょっと笑います。
cv内田真礼さん、今夏、ガッチャマンクラウズ2期も楽しみですね!
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まーたこの二人は手をつなぐだけで混乱するんだから、まったくもー!
大和『親友って良いね♪ 砂川くんは今日、何してるの?』
猛男『スナは……! スナは…』
まーたこの二人は手をつなぐだけで混乱するんだから、まったくもー!
■二人で考えてくれた
しかし、猛男がスナの事を口にし続けるにつれて、ついつい話題はスナへと移ってしまい
猛男の心配は、遂に決壊してしまった――――。
しかし、猛男がスナの事を口にし続けるにつれて、ついつい話題はスナへと移ってしまい
猛男の心配は、遂に決壊してしまった――――。
ウチはこれ見てプラネタリウム行くから! 二人で考えてくれたプラン、ちゃんと楽しむから!
だが大和は、やはり「早く行って!」と促し
自分は「続行する」と言う。
自分は「続行する」と言う。
二人が一生懸命考えてくれたから、ちゃんと楽しむからと。
猛男とスナ、大和、思考が同じだ……!?
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そして猛男の重く熱い感謝の言葉、生まれてきてくれてってだけでは無い
目の前に現れてくれて、ありがとう――――
出会ってくれてありがとう…
猛男『大和、生まれてきてくれて、俺の目の前に現れてくれて、ありがとう…!』
そして猛男の重く熱い感謝の言葉、生まれてきてくれてってだけでは無い
目の前に現れてくれて、ありがとう――――
出会ってくれてありがとう…
猛男の感謝、どこまでも深い……ッ!
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なお猛男、勢いあまって青年男性に見られるアクシデン…、いや看護師さん悪くない!
どうみてもお父さんだよお父さん!
びっくりするほど!
猛男『手術室どこだーーーーーーっ!』
看護婦、もとい看護師『分娩室は三階ですー!』
なお猛男、勢いあまって青年男性に見られるアクシデン…、いや看護師さん悪くない!
どうみてもお父さんだよお父さん!
びっくりするほど!
砂川『―――お前は、来ちゃうような気はしてたよね?』
『バカだなお前。初カノとの誕生日、あんなに楽しみにしてたのに……』
その姿を見つけた砂川は、ただ静かに、「そんな気がしてた」と受け入れる。
猛男は、やっぱりそんなバカなのだ―――
というか砂川、もしや父にこういう事があるかもしれないからこそ、彼女を作らない面も……?
砂川は、懺悔するように呟く。
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俺がもっと早く帰っていれば、出かけていなければ、こんな事にならなかったかもしれなくて……
猛男『(どうして欲しかったのか、何を考えているのか、何が正しいのか…)』
『(だが、俺はお前の友達だ。傍に居させてくれ)』
俺がもっと早く帰っていれば、出かけていなければ、こんな事にならなかったかもしれなくて……
■誰も思っていない
弱りきり、砂川は「自分のせいでこうなったんじゃないか」と、全ての責任を背負い込んだ。
自分だけが救えた、自分の責任だったのだ、と。
弱りきり、砂川は「自分のせいでこうなったんじゃないか」と、全ての責任を背負い込んだ。
自分だけが救えた、自分の責任だったのだ、と。
そう思ってるのはお前だけだ!
だが猛男は言い切る。
スナの家族も、決してそんな事は思っていないと力強く言い切る。
スナの家族も、決してそんな事は思っていないと力強く言い切る。
もしかしたらですが、砂川は「話したら、責められる」と思っていたのでしょうか。
人一倍責任感が強いから
だから、「お前のせいじゃないか」と責められるんじゃないかと。
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スナの「大変だったでしょ⇒いや全然」に、うそつけとか言う的確なツッコミ。
だから、「お前のせいじゃないか」と責められるんじゃないかと。
医者『お父さんの手術は弁がウンタラカンタラドウタラコウタラ』
猛男『結果は!? 成功なんだな!? うぬぅぅぅッ!』
スナの「大変だったでしょ⇒いや全然」に、うそつけとか言う的確なツッコミ。
■ありがとう
やがて、幸いにも手術は成功し医者は犠牲となり、タイミングよく母と姉も猛然と帰還し
オマケに待合では、大和が千羽鶴を折っていた――――
やがて、幸いにも手術は成功し医者は犠牲となり、タイミングよく母と姉も猛然と帰還し
オマケに待合では、大和が千羽鶴を折っていた――――
このプランの紙見てたらね、いっぱい書き直した跡があってね……。ありがとう…、最高の誕生日だったよ!
責めるどころか、ごめんねと謝り倒す久々の姉!
いや全然、と平静なスナ!
いや全然、と平静なスナ!
暴れまくる母と、大和の愛!
■NO THANK YOU
なおスナ、二人についつい「良いな」と口に出し、えらい勢いで食いつかれるバッドエンド。
このバカップル、世話好きオバさんか!
なおスナ、二人についつい「良いな」と口に出し、えらい勢いで食いつかれるバッドエンド。
このバカップル、世話好きオバさんか!
スキがいっぱいの毎日は、良いぞ、スナ――――。
■ケツの松だ!
やがて、大和を送った二人は「ケツの松」を久々に訪れたが、砂川はぽつりと昔を懐かしむ。
実は砂川、昔は夕陽が嫌いだったのだ――――
やがて、大和を送った二人は「ケツの松」を久々に訪れたが、砂川はぽつりと昔を懐かしむ。
実は砂川、昔は夕陽が嫌いだったのだ――――
やっぱ日が沈むと寒いなぁーー。
けれど猛男と出会い、もう夕陽に「不安」なんて感じることは無くなった。
前回冒頭は、出会いだったのでしょうか…?
前回冒頭は、出会いだったのでしょうか…?
同じ想い出に辿りつく猛男。
■おいコラ予告!
めっちゃ清々しい終わり方だった上、予告の二人まで超楽しそうすぎて超気持ちいいラスト!
ホント、恋をしたくなるような漫画だなーと…
いやうん。
めっちゃ清々しい終わり方だった上、予告の二人まで超楽しそうすぎて超気持ちいいラスト!
ホント、恋をしたくなるような漫画だなーと…
いやうん。
偽りない姿や、恋や友達が、青春が本当に良いものだと感じさせるって、すごい。
改めてそう思いました。
そんな、本来のターゲット層がそう思っているかは解りませんが、少なくとも私はそう感じました。
そんな、本来のターゲット層がそう思っているかは解りませんが、少なくとも私はそう感じました。
砂川じゃないけど、良いねって思えます。
良いねボタン連打ですね!
良いねボタン連打ですね!
次回、第10話「俺の山」
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前回、そんな病弱な父を置いて、長期の海外旅行なんか行くかな?という感想を散見したんですが
私が「砂川父」なら、むしろ行って来いよと言うよなー、と。
大丈夫大丈夫って言うんじゃないかと
余談、砂川母と砂川父
前回、そんな病弱な父を置いて、長期の海外旅行なんか行くかな?という感想を散見したんですが
私が「砂川父」なら、むしろ行って来いよと言うよなー、と。
大丈夫大丈夫って言うんじゃないかと
今回の描写みたいに、以前の砂川姉や今回の砂川みたいに、気を遣う人たちですもの。
気を遣ってくれてると解るから
たまには、ドーンと長期の海外旅行に行ってきなさいよみたいな。
たまには、ドーンと長期の海外旅行に行ってきなさいよみたいな。
こういうのってホントに不意打ちでくるから、私は「こういうのってありえるよなー」と思うのです。
こういう不意打ちを「ところがぎっちょん!」と言うそうです
嘘です。
嘘です。