Quantcast
Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 5115

アルスラーン戦記 第二章「十四歳、初陣」感想、栄華反転。これは無理ゲーすぎる…。

$
0
0

「必勝」は敗北の逆位置。絶望の撤退戦突入……!

イメージ 21

イメージ 1

 予告された「敗戦」をもたらしたのは、全軍の偵察・調査隊をまとめる程の側近の裏切りだったか…。
 深い霧で視界を塞がれ、道案内が嘘をついたらそりゃ勝てません
 巻き返し不可、どうなるのか…?

 故あっての事です。悲しく哀れな王子よ。貴方は悪くない。が、ここで死んで頂こう―――――

やはり「cv大川さん側近」は鬼門
 以前、アルドノア・ゼロで似たような役を演じられた大川氏、裏切りボイスがハマる事!
 敵ながらカッコイイわ!
 待たれよ!

 アルスラーン自身も、正規訓練を受けた成果が出てると解るし、絶望する姿が応援したくなる!

アルスラーン『またか…、何度やってもダメだぁ』

イメージ 2

 しかし木剣は真剣へと代わり、着実な成長が感じられる。

栄華、終わりの始まり
 パルス暦320年、3年前に撃退した「ルシタニア」が再侵攻、今度は友邦マルヤムが瞬く間に陥落し
 急遽、アンドラゴラス3世王は騎兵8万5千・歩兵13万8千を召集
 自らルシタニア遠征軍と対峙した。

 だがパルス軍は、偵察部隊をまとめる重臣カーラーンの裏切りにより、「地の利」を奪われ大敗を喫する。

 初陣のアルスラーン王子は、部下に庇われ独り戦場をさまよう内
 アーラーンと遭遇、彼の裏切りを知った。

 しかし、折よく万騎長の任から外され、身軽となっていたダリューンが駆けつけ―――――。

 次回、第三章「黒衣の騎士」

万騎長カーラーン『緊張しておいでですかな、殿下?』

『殿下にとって初陣ですから、無理もございません……。ご心配召されるな』

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 27

イメージ 28

イメージ 29

イメージ 30

イメージ 31

イメージ 32

 いい声してるなー、と思ったらご覧の有様となった……。

14歳、初陣
 西方より、3年前に撃退した「ルシタニア」が再進撃し、今度は、友邦国を瞬く間に陥落させた。
 その速さを警戒しつつも、父王は親征を発令する。

 おまけにアトロパテネ平野の地形は、全ては把握しております……!

 即応する為か、前回より、総兵力は10万ほど少ないものの
 騎兵8万5000を中核とした主力部隊。

 おまけに地の利はこちらにあるとなれば、当然、パルス軍は戦勝ムードだったのだが――――。

アルスラーン『アズライール! お帰り、楽しんできたかい?』

『――――! アズライールの羽根が湿っている!』

イメージ 5

 その途上、タカを遊ばせていたのかと軽く呆れたものの、愛鳥は大切な情報を運んできた。
 大気が湿っている、という事だ。

 ここはこんなに晴れてるのに、おかしくないか?

 いち早く気付くアルスラーン。
 後から思えば、そういう土地柄を選んで、決戦の地にしたんでしょうな。

歩兵たち『殿下、何があってもお守りします!』

『俺たち、三年前のあの日から、ずっと待っていました!』

イメージ 6

 また、前回=三年前に不始末をしでかした三人組も、歩兵として従軍。
 殿下の直衛部隊に。

 お前達が居なくなっては私が悲しい。一緒にエクバターナに帰ろう

 しかし護衛が新兵って、やっぱり王子の部隊ってだけに、安全圏に配置されているのか。

アンドラゴラス王『お前の口から、退却などという言葉を聞こうとはな…!』

万騎長ダリューン『陛下、私は臆病で申し上げているのではございません』

イメージ 7

イメージ 8

 正確に、「万騎長」の肩章のみ弾き飛ばす国王さまマジアンドラゴラス。

黒衣の正論
 その頃、本陣ではダリューン万騎長が公然と撤退を進言し、アンドラゴラス王に跳ねつけられる。
 不敗神話、部下に万全の信頼をおく大王だが――――

 なのに何故、ルシタニア軍はことさら“騎兵に優位な平原”で、我が軍を待ち受けているのでしょうか?

 敵は「進撃側」である。
 わざわざ不利な地形を選んだのは、策があるはずだ。

 ならば策を見極める為にも、視界が効かないここでの戦闘は避けるべきだ、とダリューンは提言。

国王『あの追放者、ナルサスめに吹き込まれたか!』

イメージ 9

 また一話ラストで、彼がアルスラーンに勧めていた「友達」も、どうやら追放処分にあったらしい。
 アンドラゴラス王は強者だが、柔軟さに欠く。
 悪く言えば脳筋。

 ダリューンも追放寸前となったが、ヴァフリーズ大将軍のとりなしで、それだけは避ける。

ヴァフリーズ『殿下は、国王と王妃とどちらに似ておいでだろうか?』

『ダリューン、殿下に忠誠を誓ってくれぬか――――』

イメージ 10

 また、アルスラーンは父王と血が繋がっていない、とも思しき言葉を老将は口にし
 自ら信頼するダリューンに、護ってやってほしいと頼み込む。

 いずれ、アルスラーンの周囲が修羅場になると見越すヴァフリーズ。

 さて、その真相は……?

アンドラゴラス王『この先の、地形の偵察は済んでおろうな?』

カーラーン『前方は広大な平原です、霧があろうと、馬の足にて直進できます!』

イメージ 11

イメージ 12

イメージ 13

イメージ 14

イメージ 15

イメージ 33

イメージ 16

 騎兵・槍歩兵中心の部隊に、やぐらを持ち出し上面攻撃とかいう鬼畜プレイ。

「敗戦」への突撃行
 やがて、側近の「平原」という調査情報を信じ、アンドラゴラス王は8万もの騎兵を突撃
 だが実は、前方には巨大な谷が――――。

 地形調査を担当した、万騎長カーラーンが裏切っていたのだ!

 何せ8万もの騎兵、気付かなかった者は落ち、気付いた者も「後ろ」に押されて落下し
 底には油がたっぷりと仕込まれ、瞬く間に発火。

 おまけに「やぐら」が多数用意され、高所から矢の嵐を降らす徹底ぶり!

 高所に届く武器の用意もなく、反撃もままならない。

ルシタニア騎兵『やるな小僧!』

イメージ 17

イメージ 18

イメージ 19

 おお、ひ弱にも見えた殿下が! しかし……。

アルスラーン初陣
 総崩れする中、独り逃がされたアルスラーンは、敵の別働隊と、初めての「戦闘」に勝利する。
 幼少から教え込まれた剣術は、立派に花開いていた。

 だが得たものは、自分の真上で人が死んでゆく実感と恐怖。

 のみならず、誓い合った少年兵の死体とも遭遇
 絶望に崩れ落ちる。

 人一倍優しい14歳に、この現実は重い……!

ダリューン『――――その兜、どこで拾った?』

イメージ 20

 幸か不幸か、戦の寸前、兵を率いる「万騎長」を解任されていたダリューンは、単騎で戦場を疾駆。
 偶然、アルスラーンの兜を拾った敵を切り捨てる。

 この男、容赦なし!

万騎長カーラーン『―――おお、ここにおられましたか。アルスラーン殿下?』

イメージ 21

イメージ 1

イメージ 22

イメージ 23

イメージ 24

イメージ 34

イメージ 25

 父の側近が、敵国ルシタニアの紋章と共に現れる絶望………!

貴方は何も悪くない
 一方、大惨事の原因となった「万騎長カーラーン」は、乱戦に乗じてルシタニア軍と合流。
 彼の存在こそが、ルシタニアの罠だったのだ。

 故あっての事です。悲しく哀れな王子よ。貴方は悪くない。が、ここで死んで頂こう―――――

 三年前、前回のルシタニア戦勝にも寄与した側近が何故?
 アルスラーンは混乱する。

 敬意を払ってか、カーラーンは敢えて我が手で王子を殺そうとする。

 だが、今度は逆に視界の悪さがアルスラーンに味方し、ダリューンが忽然と出現――――。

予告『ダリューンの黒い甲冑は、返り血でまだらに染まっていた――――』

イメージ 26

 ああ「やすしー!」=突撃!って意味なのね。って解りにくいわ! そこは日本語で頼みます!

アシュラムじゃないか!
 前回、いきなりオリジナル回だったと聞きましたが、それも納得の第2話。
 ここから始まったら、パルス国の豊かさとか
 その辺が解りにくいですもの。

 そんな第2話、ほぼ初登場のカーラーンに漂う「あ、コイツ裏切るわ」という雰囲気!

 会話だけで「ああ、コレ絶対ワナだ」と伝わる雰囲気!
 なら、なぜ彼は裏切ったのか?
 どうなるのか…?

 次回、第三章「黒衣の騎士」



Viewing all articles
Browse latest Browse all 5115

Trending Articles