「必勝」は敗北の逆位置。絶望の撤退戦突入……!
予告された「敗戦」をもたらしたのは、全軍の偵察・調査隊をまとめる程の側近の裏切りだったか…。
深い霧で視界を塞がれ、道案内が嘘をついたらそりゃ勝てません
巻き返し不可、どうなるのか…?
故あっての事です。悲しく哀れな王子よ。貴方は悪くない。が、ここで死んで頂こう―――――。
■やはり「cv大川さん側近」は鬼門
以前、アルドノア・ゼロで似たような役を演じられた大川氏、裏切りボイスがハマる事!
敵ながらカッコイイわ!
待たれよ!
以前、アルドノア・ゼロで似たような役を演じられた大川氏、裏切りボイスがハマる事!
敵ながらカッコイイわ!
待たれよ!
■栄華、終わりの始まり
パルス暦320年、3年前に撃退した「ルシタニア」が再侵攻、今度は友邦マルヤムが瞬く間に陥落し
急遽、アンドラゴラス3世王は騎兵8万5千・歩兵13万8千を召集
自らルシタニア遠征軍と対峙した。
パルス暦320年、3年前に撃退した「ルシタニア」が再侵攻、今度は友邦マルヤムが瞬く間に陥落し
急遽、アンドラゴラス3世王は騎兵8万5千・歩兵13万8千を召集
自らルシタニア遠征軍と対峙した。
だがパルス軍は、偵察部隊をまとめる重臣カーラーンの裏切りにより、「地の利」を奪われ大敗を喫する。
初陣のアルスラーン王子は、部下に庇われ独り戦場をさまよう内
アーラーンと遭遇、彼の裏切りを知った。
アーラーンと遭遇、彼の裏切りを知った。
しかし、折よく万騎長の任から外され、身軽となっていたダリューンが駆けつけ―――――。
次回、第三章「黒衣の騎士」
![イメージ 3]()
![イメージ 4]()
![イメージ 27]()
![イメージ 28]()
![イメージ 29]()
![イメージ 30]()
![イメージ 31]()
![イメージ 32]()
いい声してるなー、と思ったらご覧の有様となった……。
万騎長カーラーン『緊張しておいでですかな、殿下?』
『殿下にとって初陣ですから、無理もございません……。ご心配召されるな』
いい声してるなー、と思ったらご覧の有様となった……。
■14歳、初陣
西方より、3年前に撃退した「ルシタニア」が再進撃し、今度は、友邦国を瞬く間に陥落させた。
その速さを警戒しつつも、父王は親征を発令する。
西方より、3年前に撃退した「ルシタニア」が再進撃し、今度は、友邦国を瞬く間に陥落させた。
その速さを警戒しつつも、父王は親征を発令する。
おまけにアトロパテネ平野の地形は、全ては把握しております……!
即応する為か、前回より、総兵力は10万ほど少ないものの
騎兵8万5000を中核とした主力部隊。
騎兵8万5000を中核とした主力部隊。
おまけに地の利はこちらにあるとなれば、当然、パルス軍は戦勝ムードだったのだが――――。
![イメージ 5]()
その途上、タカを遊ばせていたのかと軽く呆れたものの、愛鳥は大切な情報を運んできた。
大気が湿っている、という事だ。
アルスラーン『アズライール! お帰り、楽しんできたかい?』
『――――! アズライールの羽根が湿っている!』
その途上、タカを遊ばせていたのかと軽く呆れたものの、愛鳥は大切な情報を運んできた。
大気が湿っている、という事だ。
ここはこんなに晴れてるのに、おかしくないか?
いち早く気付くアルスラーン。
後から思えば、そういう土地柄を選んで、決戦の地にしたんでしょうな。
![イメージ 6]()
また、前回=三年前に不始末をしでかした三人組も、歩兵として従軍。
殿下の直衛部隊に。
後から思えば、そういう土地柄を選んで、決戦の地にしたんでしょうな。
歩兵たち『殿下、何があってもお守りします!』
『俺たち、三年前のあの日から、ずっと待っていました!』
また、前回=三年前に不始末をしでかした三人組も、歩兵として従軍。
殿下の直衛部隊に。
お前達が居なくなっては私が悲しい。一緒にエクバターナに帰ろう。
しかし護衛が新兵って、やっぱり王子の部隊ってだけに、安全圏に配置されているのか。
![イメージ 7]()
![イメージ 8]()
正確に、「万騎長」の肩章のみ弾き飛ばす国王さまマジアンドラゴラス。
アンドラゴラス王『お前の口から、退却などという言葉を聞こうとはな…!』
万騎長ダリューン『陛下、私は臆病で申し上げているのではございません』
正確に、「万騎長」の肩章のみ弾き飛ばす国王さまマジアンドラゴラス。
■黒衣の正論
その頃、本陣ではダリューン万騎長が公然と撤退を進言し、アンドラゴラス王に跳ねつけられる。
不敗神話、部下に万全の信頼をおく大王だが――――
その頃、本陣ではダリューン万騎長が公然と撤退を進言し、アンドラゴラス王に跳ねつけられる。
不敗神話、部下に万全の信頼をおく大王だが――――
なのに何故、ルシタニア軍はことさら“騎兵に優位な平原”で、我が軍を待ち受けているのでしょうか?
敵は「進撃側」である。
わざわざ不利な地形を選んだのは、策があるはずだ。
わざわざ不利な地形を選んだのは、策があるはずだ。
ならば策を見極める為にも、視界が効かないここでの戦闘は避けるべきだ、とダリューンは提言。
![イメージ 9]()
また一話ラストで、彼がアルスラーンに勧めていた「友達」も、どうやら追放処分にあったらしい。
アンドラゴラス王は強者だが、柔軟さに欠く。
悪く言えば脳筋。
国王『あの追放者、ナルサスめに吹き込まれたか!』
また一話ラストで、彼がアルスラーンに勧めていた「友達」も、どうやら追放処分にあったらしい。
アンドラゴラス王は強者だが、柔軟さに欠く。
悪く言えば脳筋。
ダリューンも追放寸前となったが、ヴァフリーズ大将軍のとりなしで、それだけは避ける。
![イメージ 10]()
また、アルスラーンは父王と血が繋がっていない、とも思しき言葉を老将は口にし
自ら信頼するダリューンに、護ってやってほしいと頼み込む。
ヴァフリーズ『殿下は、国王と王妃とどちらに似ておいでだろうか?』
『ダリューン、殿下に忠誠を誓ってくれぬか――――』
また、アルスラーンは父王と血が繋がっていない、とも思しき言葉を老将は口にし
自ら信頼するダリューンに、護ってやってほしいと頼み込む。
いずれ、アルスラーンの周囲が修羅場になると見越すヴァフリーズ。
さて、その真相は……?
![イメージ 11]()
![イメージ 12]()
![イメージ 13]()
![イメージ 14]()
![イメージ 15]()
![イメージ 33]()
![イメージ 16]()
騎兵・槍歩兵中心の部隊に、やぐらを持ち出し上面攻撃とかいう鬼畜プレイ。
アンドラゴラス王『この先の、地形の偵察は済んでおろうな?』
カーラーン『前方は広大な平原です、霧があろうと、馬の足にて直進できます!』
騎兵・槍歩兵中心の部隊に、やぐらを持ち出し上面攻撃とかいう鬼畜プレイ。
■「敗戦」への突撃行
やがて、側近の「平原」という調査情報を信じ、アンドラゴラス王は8万もの騎兵を突撃。
だが実は、前方には巨大な谷が――――。
やがて、側近の「平原」という調査情報を信じ、アンドラゴラス王は8万もの騎兵を突撃。
だが実は、前方には巨大な谷が――――。
地形調査を担当した、万騎長カーラーンが裏切っていたのだ!
何せ8万もの騎兵、気付かなかった者は落ち、気付いた者も「後ろ」に押されて落下し
底には油がたっぷりと仕込まれ、瞬く間に発火。
底には油がたっぷりと仕込まれ、瞬く間に発火。
おまけに「やぐら」が多数用意され、高所から矢の嵐を降らす徹底ぶり!
■アルスラーン初陣
総崩れする中、独り逃がされたアルスラーンは、敵の別働隊と、初めての「戦闘」に勝利する。
幼少から教え込まれた剣術は、立派に花開いていた。
総崩れする中、独り逃がされたアルスラーンは、敵の別働隊と、初めての「戦闘」に勝利する。
幼少から教え込まれた剣術は、立派に花開いていた。
だが得たものは、自分の真上で人が死んでゆく実感と恐怖。
のみならず、誓い合った少年兵の死体とも遭遇
絶望に崩れ落ちる。
絶望に崩れ落ちる。
人一倍優しい14歳に、この現実は重い……!
![イメージ 20]()
幸か不幸か、戦の寸前、兵を率いる「万騎長」を解任されていたダリューンは、単騎で戦場を疾駆。
偶然、アルスラーンの兜を拾った敵を切り捨てる。
ダリューン『――――その兜、どこで拾った?』
幸か不幸か、戦の寸前、兵を率いる「万騎長」を解任されていたダリューンは、単騎で戦場を疾駆。
偶然、アルスラーンの兜を拾った敵を切り捨てる。
■貴方は何も悪くない
一方、大惨事の原因となった「万騎長カーラーン」は、乱戦に乗じてルシタニア軍と合流。
彼の存在こそが、ルシタニアの罠だったのだ。
一方、大惨事の原因となった「万騎長カーラーン」は、乱戦に乗じてルシタニア軍と合流。
彼の存在こそが、ルシタニアの罠だったのだ。
故あっての事です。悲しく哀れな王子よ。貴方は悪くない。が、ここで死んで頂こう―――――。
三年前、前回のルシタニア戦勝にも寄与した側近が何故?
アルスラーンは混乱する。
アルスラーンは混乱する。
敬意を払ってか、カーラーンは敢えて我が手で王子を殺そうとする。
だが、今度は逆に視界の悪さがアルスラーンに味方し、ダリューンが忽然と出現――――。
![イメージ 26]()
ああ「やすしー!」=突撃!って意味なのね。って解りにくいわ! そこは日本語で頼みます!
予告『ダリューンの黒い甲冑は、返り血でまだらに染まっていた――――』
ああ「やすしー!」=突撃!って意味なのね。って解りにくいわ! そこは日本語で頼みます!
■アシュラムじゃないか!
前回、いきなりオリジナル回だったと聞きましたが、それも納得の第2話。
ここから始まったら、パルス国の豊かさとか
その辺が解りにくいですもの。
前回、いきなりオリジナル回だったと聞きましたが、それも納得の第2話。
ここから始まったら、パルス国の豊かさとか
その辺が解りにくいですもの。
そんな第2話、ほぼ初登場のカーラーンに漂う「あ、コイツ裏切るわ」という雰囲気!
会話だけで「ああ、コレ絶対ワナだ」と伝わる雰囲気!
なら、なぜ彼は裏切ったのか?
どうなるのか…?
なら、なぜ彼は裏切ったのか?
どうなるのか…?
次回、第三章「黒衣の騎士」