またも強烈なガンダムネタ展開、二ページに一回は噴出すネタのごった煮のようなライトノベル!
からの、後半へ行くに従いぐっと重くなる展開
これは本作の定番ですが……。
からの、後半へ行くに従いぐっと重くなる展開
これは本作の定番ですが……。
何より重いのは、農業高校に「就農の求人が来ない」という過酷な現実。
■「企業研修」の体験巻
そこから、自分がなりたいものはなんだろうと探していく巻、耕作は実家が農家じゃないですしね。
前述の通り、インターンシップの話はとにかく面白く
また興味深いものでした!
そこから、自分がなりたいものはなんだろうと探していく巻、耕作は実家が農家じゃないですしね。
前述の通り、インターンシップの話はとにかく面白く
また興味深いものでした!
が、「何になろうかな?」からの「何にもなれないんじゃないか?」って展開は、辛く面白かったです。
![イメージ 4]()
なお、帯の煽り文「ベッキー結婚」なんてファンタジーですので、ご安心下さい。
生徒会長『単純に計算すれば、農業関係の求人は1校あたり2.3人です』
なお、帯の煽り文「ベッキー結婚」なんてファンタジーですので、ご安心下さい。
■就農者
同じく農業漫画「銀の匙」のように、実家が農業やってるからというケースとはまた違う
農高に入っても、そこに全く「求人がこない」という話。
同じく農業漫画「銀の匙」のように、実家が農業やってるからというケースとはまた違う
農高に入っても、そこに全く「求人がこない」という話。
農業系学科は全国に300校はあるそうですから、若い農業の担い手はちゃんといるんですよ。
しかし、前述の理由から実家が農家じゃない人間は、就農する事ができないし
卒業起業なんて、ほぼ不可能。
卒業起業なんて、ほぼ不可能。
■「農業」への手法の違い
あとがきでも触れられてますが、インターンシップもTPPへの対抗策、生き残り策という意識もあって
ホルスタインから「黒毛和牛」を生ませるという技術など
興味深い話の連続。
あとがきでも触れられてますが、インターンシップもTPPへの対抗策、生き残り策という意識もあって
ホルスタインから「黒毛和牛」を生ませるという技術など
興味深い話の連続。
特に和牛云々は、牛を「商品」にする事を、更に一歩推し進めた恐ろしいお話。
そこに抱く当然の嫌悪感とか
それに対する、「命を犠牲にしないため」という考え方とか、とにかく面白い話でした。
![イメージ 6]()
マネー金上回は内容も良かったですし、金上さんのヘタレ属性が更に強化されて、可愛すぎたッ!
あと、完全に「VガンダムのDVD発売時の富野監督」も登場
実に酷かったですね!(褒め言葉)
それに対する、「命を犠牲にしないため」という考え方とか、とにかく面白い話でした。
収録
マネー金上回は内容も良かったですし、金上さんのヘタレ属性が更に強化されて、可愛すぎたッ!
あと、完全に「VガンダムのDVD発売時の富野監督」も登場
実に酷かったですね!(褒め言葉)
GA文庫「のうりん 10巻」。
SBクリエイティブ発行。白鳥士郎、挿絵:切符。2015年3月発売(前巻2014年7月)。
SBクリエイティブ発行。白鳥士郎、挿絵:切符。2015年3月発売(前巻2014年7月)。
第0限「わたしのゆめ」
第1限「底辺ズ<ボトムズ>」
第2限「ベキ婚」
第3限「和牛一族の陰謀」
第4限「Jのレコンギスタ」
第5限「サーバントサービス」
第6限「農業大学校に行こう!」
第7限「らじかるユニバーシティ」
第8限「バクノウ。」
第9限「農場のメリークリスマス」
第1限「底辺ズ<ボトムズ>」
第2限「ベキ婚」
第3限「和牛一族の陰謀」
第4限「Jのレコンギスタ」
第5限「サーバントサービス」
第6限「農業大学校に行こう!」
第7限「らじかるユニバーシティ」
第8限「バクノウ。」
第9限「農場のメリークリスマス」
あと※がき
第X限「クリスマス・プレゼント」
第X限「クリスマス・プレゼント」
ラストのショート「次巻予告」っぽいのは、林檎のアイドル時代に触れたもの。つまり……?