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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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アルドノア・ゼロ 第20話「名誉の対価 -The Light of Day-」感想、爆発5分前。いい加減レムリナ様がかわいそうすぎる

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意外、あっさり脱出ッ! むしろ追い詰められたのは偽姫様の方じゃないか!

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 前回ラスト、伊奈帆達はどうやって脱出するんだろう?と思ったら、意外にあっさりした展開。
 むしろ、もう人間関係の袋小路っぷりの方がヤバイ。
 マジヤバイ。

 自分のやっている事を軽蔑されようと、罵られようと、別に構わないと思っています――――。

ダブル地雷!
 マズゥールカ卿は勘付くし、姫様も思い出したし、レムリナ姫は核爆発寸前だし、どうすんの!?
 何より、ここからどんな結末に持っていくのか!?
 個人でなく戦争的な意味で!

 本作はインパクト重視ですし、そろそろ一気に戦局が動くカタストロフ展開になりそう!

鞠戸大尉『雷撃と透明……、それに…、もう一機!?』

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 年長騎士は、バックパックが変形してナックルになるらしい。

姫の衝撃
 アセイラム姫は、「ザーツバルム城攻防戦」を始めとする記憶を、ショックで失っていた。
 その隙に、伊奈帆を殺そうとしたスレインだったが
 作戦は失敗に終わる。

 やがて地球軍は、数に任せた反攻作戦を立案し、スレインはその対策に忙殺された。

 彼が不在の「揚陸城」では、偶発的にアセイラムは記憶を取り戻し
 基地では、レムリナがアセイラム不在に気付く。

 レムリナを政治的に必要とし、何よりアセイラムを護る為に戦うスレインの足場は、ここに崩れる……!?

 次回、第21話。

回想スレイン『―――アセイラム姫、これは、一体……!?』

ザーツバルム『手は尽くした、これが限界だ……』

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 回想スレイン、絶叫編。

「奇跡」でも起こらぬ限り
 開幕回想、アセイラムが医療カプセルに投じられた当時と、スレインの絶望が描かれる。
 スレイン無罪、姫の回復は、本当に奇跡だった。

 すまぬ、スレイン。

 二期の初期、スレインが落ち着き払っていたのは、十九ヶ月絶望しきった末だったのだ、と。
 もう涙も枯れ果ててたのね……。

 そして、髪を下ろした姿がセクシーですザーツ卿。

鞠戸『マスタングリーダー! どうした界塚! 雷撃の足止めは!?』

ユキ姉『すみません! そちらに攻撃を集中するかのように、矛先を変えて!』

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 むしろ、ユキ姉はよく頑張った

標的は「オレンジ色」
 前回ラスト、火星の「透明型」と交戦中に、伊奈帆達は「雷撃型」「詳細不明」の増援を受けた。
 まず、弱点がハッキリした透明型を優先しようとしたが―――

 囲まれた―――!

 伊奈帆にも手は無く
 明らかに、オレンジ色を優先している敵に、包囲される!

鞠戸大尉『デューカリオン!?』

艦長『着陸し、全カタクラフトを回収する! ―――着陸するッ!』

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 おいおい! 敵の人型機をスケールアップしただけなのに、無茶し過ぎィ!

突貫
 しかしデューカリオンが強引に割り込み、戦艦クラスの巨体で敵機をブロック。
 残存機を収容、撤退してしまう。

 クソッ! 透明の矢の攻撃で、放電索にダメージが!

 三機がかりでの猛攻を受けたものの、物理的にデカくて攻めあぐねたのか、致命打は受けず。
 各部を損傷しつつ、戦線離脱に成功する。

 初の火星連携戦闘でしたが、なんとも力押しな脱出で成功しちゃいましたね。

詰城祐太朗『敵影12…、26…、どんどん増えてます!』

副長『分身能力!?』

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 また、三人組中最年長「ゼブリン卿」の愛機は、分身能力付きカタクラフトの模様。
 どんな原理なんだ……。

 もっとも、ゼブリン・ラフィア・オルガらは、OPに出ていないので、あまり活躍しなさそう。

 ともかく脱出に成功!
 あっさりと!

バルークルス卿『それはなかなか難しいが……、便宜が図れるよう努力はする』

『それなりの見返りは、必要になると思うがな?』

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 バルークルス卿、すっかりダメなタイプの政治系キャラになっちゃって悲しい。

マズゥールカ、宇宙へ
 一方、単身「和平派」で動くマズゥールカ卿は、バル卿を頼ってスレインの麾下に。
 アセイラムの正体を確かめるべく、謁見も申し出る。

 あまり野心を表に出すなよ? 足元をすくわれるぞ?

 オイオイ、アセイラム様に忠誠誓って、出世する気か?と遠回しに釘を刺され
 当惑するマッさん。

 バルさんの忠告なのでしょうが、的を外しすぎててつらい。

ハークライト『それから、バルークルス様よりご依頼の件ですが』

スレイン『かまわん、マズゥールカか? 姫に会いたいなら会わせればいい』

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 信頼するが為とはいえ、うっかり墓穴を掘ってしまうスレイン。

覇王の墓穴
 対して、伊奈帆を始末できなかったと悔しがるスレインは、らしからぬ雑な対応をとる。
 信頼の現われだったが、結果的に墓穴を掘るスレイン。

 姫も喜んで、こちらの勢力を増やす役割を果たしてくれる。少なくとも、今は……!

 勢力の拡大。
 そして、レムリナがいつ裏切るかと緊張するスレイン。

士官『ダメだ、応急で復旧できるレベルじゃない!』

ニーナ『そんな!? 暗視装置もやられてるし、有視界飛行じゃとても…』

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 艦のセンサーも代行するとか、さすがです伊奈帆さん!

その後のデューカリオン
 雷撃などで、センサー類の大半をヤられたデューカリオンは、人の目を頼りに操艦。
 幸い、伊奈帆の「目」が代行してくれ、状況は解決する。

 ここから先は、経験の方が物を言いそうだ……

 いや、でも残ろうよ伊奈帆さん!
 何があるか解らないし!

 一段楽したからと、艦がタチの悪い気流に入ったのに帰る伊奈帆さん、マジぱない。 

レムリナ『楽しみにしているのですよ? 新しい王国、あなたの故郷に行ける事も』

スレイン『故郷といえるような、安らげるところでも……』

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 護れよスレイン、この笑顔。

安住の場所
 そして、「王国建国」に尽力するレムリナの原動力、安らげる居場所が欲しい想いが描かれる。
 元々、父の不倫で生まれ、身体も悪く不遇だったレムリナ姫。

 スレイン、あなたと共にいられる場所が、私にとっては、どこよりも――――

 心を許したレムリナは、スレインの傍にいたいと語る。
 が、スレインはそうではない。

 良心の呵責に苛まれ、夕食を蹴って姫のところに行くスレイン。鉄面皮、崩壊寸前である。

インコ『どうしたの?』

伊奈帆『何が?』

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 艦長たちの「顔だけ会議」、特にオチは無し。作画節約?

暗雲のデューカリオン
 対し、伊奈帆も「メカ義眼」の副作用に悶え、艦長は上層部の無策に怒る。
 地球軍・上層部は、物量を利した攻略戦を命じてきたのだ。

 相手が、計画的に事を動かしているとすれば、こちらも物量で対抗するような安易な策では……。

 これまで、物量戦で勝てた描写があったならともかく
 あまりに安易な司令部。

 上層部無能・一般兵が無力という描写が、すこし安易すぎるアルドノア・ゼロ。

アセイラム『体調はすっかり……、でも記憶は少しぼんやりしていて…』

スレイン『無理もありません、お目覚めになられたこと自体、奇跡なのです』

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 なにかと目をそらしたけど、姫様を幸せにしたい事だけは、真っ直ぐなスレイン。

スレインの根源
 わざわざ、アセイラムを、レムリナとは別の居城に匿いつつ、スレインは最悪の状況に備える。
 目的は、ただ「アセイラムを幸せにする」事のみ。

 自分のやっている事を軽蔑されようと、罵られようと、別に構わないと思っています――――。

 レムリナが、自分を愛し、愛されたいのだと深く理解しつつ
 それでも応えられないと明言するスレイン。

 酷い話ですが、スレインの戦う理由を改めて明言するワンシーン。それだけです、と。

マズゥールカ卿『姫殿下も、同様な辛酸を味わわれたと……?』

偽アセイラム『―――地球人は、粗野な者ばかりでした』

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 レムリナ様、またもボロを出すの図。

偽姫様とマズゥールカ
 一方、スレインの力になろうと、「建国」を急ぐレムリナは、アセイラム役を代行。
 部下になりたい、というマズゥールカと対面する

 あのような者たちと、一度は和睦を考えた事もありましたが、愚かな事だったと、今は思います。

 あなたも、地球で酷い目に遭いましたよね?とか言うマズさん。
 これにはバルさんも苦笑い。

 偽姫様もしどろもどろで、一人、事情を知らず気を遣うバルークルス卿が妙に笑えます。

レムリナ『スレインは、最近は、“城”にこもっている事が多すぎます!』

『だったら……、私が揚陸城に移りますッ!』

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 ああ、義父・ザーツ卿は「揚陸城」を一期で失ったんでしたっけ。

レムリナの涙
 どうやら、スレインは「マリルシャン卿から奪った揚陸城」に姫を隔離し、足しげく通っていた。
 ザーツ卿の基地に留め置かれ、レムリナは泣き崩れる。

 いつになったら……、ねぇ、いつになったら――――。

 ちゃんと、二人の姫を別々に隔離していたスレイン。
 スレインは賢いな……。

 しかし、それが原因でレムリナ姫のストレスがクライマックス。いい加減かわいそうだ……。

マズ卿『とんだ失態、よもや船が故障するとは。お城が近くて助かりました』

『(トロイヤードは、この城と月面基地を必要以上に往復している……)』

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 やはり、エデルリッゾに腹芸は無理。マジ無理。かわいいし。

界塚伊奈帆
 しかし、マズ卿はその点に着目し、事故を装い、スレイン不在の「城」に踏み込む。
 ハークライトも居らず、エデルリッゾが出迎え―――。

 本当に行った事はありませんか? 地球での事は知りませんか? 界塚伊奈帆という少年の事は?

 偶然、ボロを出しまくったエデルリッゾに
 マズさんトドメの一撃!

 クリティカル! エデルリッゾは、「伊奈帆の届け物」を受け取ってしまった!

レムリナ『お姉さま……、ねぇ…、いつになったら……』

『いつになったら、解放してくださるの……? あの人の…、気持ちを……』

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 姫様姉妹、ダブルショック!

当人不在の核地雷
 結果、かつて「スレインがくれたペンダント」に、アセイラムは全ての記憶を取り戻し
 憔悴したレムリナも、面会謝絶の禁を破ってしまう。

 私……、私は……!?

 アセイラムは、一期ラストでの悲劇を全て思い出し
 レムリナは「姉の不在」に気付く。

 スレイン不在の中、姫姉妹が二人とも彼に不信を抱く、スレイン的に最悪の結果に!

次回、失敗確定の反攻作戦をかける地球軍! しかしスレインもグダグダだ!

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 ここの、すっごいテキトーな韻子ちゃんが妙にツボ。

綱渡り人生スレイン、綱から落ちる…?
 腹黒そうで、アセイラムの為に涙したり、スレインを深く愛していたり、正反対に感情的だった偽姫様。
 互いに利害関係、ビジネスパートナーと思って婚約したはずが
 グダグダになっちゃったケースっぽい。

 そしてレムリナは、現在の火星軍が「望む姫さま像」である、のも確かなんですよね。

 火星軍は戦争して地球を奪いたい
 対し、本物のアセイラムは、むしろ彼らに反発される思想です。

 現状、偽者は政治的に欠かせないし、スレインにとっては、本物こそ唯一無二の価値がある
 そして二人の姫に、まさに決定的な不信感が――――
 スレイン地獄の直滑降!

 次回、第21話。

余談、スレイン「姫様を幸せにしたい!」

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 姫様が嫌う戦争を拡大しといて、どのツラさげて!とは思ってしまいますが
 何より、火星騎士が地球人を見下してるから……。

 そこに地球人であるスレインが、地球と和平しようぜ!って言っても、百パー無理じゃないですか。

 前期、無力だけど姫様の意思を守りたいってやってたら
 散々な目に遭ってますし
 仕方ない。

 そこは仕方ない、と私は思うんですよ。いやホントに。あと最近レムリナ姫が可愛いと思うんですよ。




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