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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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キン肉マン 番外編「超人列伝 ウルフマンの巻 -土俵上の士- 後編」感想。いい引退劇だった! ウルフの名に恥じぬ男っぷり!

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198X年、昭和の大決戦! 黒船vsウルフ、堂々たる戦いだった!

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 理屈はともかく、カッコ良かった!カッコよかったぜウルフマン!

「黒船」来航
 休載代わりに「前後編」で再掲となったウルフマン引退戦、敵のテンプレっぷりが一蹴回って清々しい!
 パワー・陰険・敬意がない!

 これを真っ向から打ち破るウルフの、なんと格好良い事よ!

 ていうか「合掌ひねり」って、ああいう風に掴む技だったと初めて知りました。
 本物の合掌ひねりと揃えたんでしょうか? 

国辱コンビを瞬殺したのは、アメリカの「ブラック・シップ」!

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 いつかの「BUKIボーイ」「ヒガンテ」といい、アメリカ大陸、ロクなのがいねぇな!(暴言)

黒船超人
 黒い巨人の正体は、北米チャンプにして、多忙を極めるウルフに戦いを断られ、逆恨みした男!
 そんな物言いだから器が小さいのさ!

 これがラストチャンスだからってのは、まだ理解できますが!

 が、ここからがまた酷い!

おいちょっと、観客は守りなさいよ!

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 引退した以上、ウルフはもう超人じゃない、だから「超人」の僕が護ると立ちはだかるミート君!
 を、ボコるブラックシップ!
 大人気ないッ!

 というか、そこのカレクックとか見てないで戦え!

許せず参戦したウルフマンに、ブラック・シップの猛攻!

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 見た目、圧倒的な対格差がありながら、まず「傷めた左足から執拗に狙う」とかいう畜生合理主義。
 まったくアメリカ超人はロクなのがいないな!
 もちろんパワーも高いですが。

 このまま戦いの勢いを奪い、得意の「喉輪落とし」で一気に決めようとするブラックですが―――

 もちろんウルフも、火事場のクソ力!

ウルフ『ここで挫けたら日本男児の、いや、日本超人の名折れだーーッ!』

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 ウルフさんスゲェ!

これぞ超人相撲の至宝!
 一旦逃れ、得意とする最大の必殺技『合掌ひねり』で、この上なくダイナミックに反撃!
 本編では長く戦線から離れていたウルフ、最後にして最高の一撃!

 というか、こんな風に投げる技だったのか!?

 かつて「お前なんかゼイ肉マンだ!」とキン肉マンを煽った彼が、小さく見えたのも時代を感じますね。

『大和の国の土俵の下に埋まっているのは、金なんかじゃねえ!』

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 〆は、現代相撲にも耳が痛い、「心」「和」をもっとも重んじるウルフの一喝!

 最も有名な格言、「土俵の下には金が埋まってる」を下敷きに
 そんなもんじゃねえと一喝!

 相手を倒し、名誉を奪い合うだけが相撲じゃない、相手に敬意を持てる人が強くあってほしい!

てな訳で、ウルフマン堂々の引退……、お疲れ様でした

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 ちょっとコミカルな歌とともに〆、良い意味で、昭和を感じる話だったわ。

土俵で競う志!
 198X年、長年酷使した左足が回復不可能なダメージに至り、ウルフマンは引退を執り行う事になる。
 が、その席上で、悪行超人との戦いで「試合できない」と断ってきた
 海外の相撲チャンプが、彼に勝負を挑んできた。

 力士として最後の立会いを行う機会に、ウルフマンは堂々と、ブラック・シップと渡り合う!

 身体は傷付きパワーも劣るウルフ
 だが、心意気一つで「合掌ひねり」へと技を繋げ、これを快勝!

 ウルフマンおつかれさま!

次回、3月2日配信開始。
 配信サイト http://wpb.shueisha.co.jp/category/comic/




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