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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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マジンボーン 第40話「メルボルン急襲」感想、劇中も新年! ルークさん回ってば毎回面白い!!

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甘党ルークさん誕生秘話……! 東尾所長の功罪、ルークさんvs虎狼回!!

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 本作、劇中の時間軸と放映日時がリンクする仕様なので、劇中も正月!巫女服姿の早穂ちゃん可愛い!
 そして正月といえば甘酒、甘酒をキーワード
 東尾所長の功罪が描かれた第40話!

 いいか? 覚えとけ、悩む事は大事だが、思いつめる事はいかん―――。

ルークさんの合気道、超かっけぇ!
 かつて、虎狼兄弟を助け諭した「罪」を悔やむ所長に、自分は貴方に助けられたと返すルークさん
 悔やむばかりでなく、あなたが為した成果もちゃんと受け止めろ
 そう促すルークさんが素敵。

 前半のボケっぷり、しっかり武装して出迎える所長、それでも撃てない優しさも含め、良い話だった!

早穂『神社が忙しいから、お手伝いをね?』

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 ギルちゃんがめっちゃ食いついてていちいち笑う。かわいい!

真夏の正月
 レボルト傘下となり生き延びようと考えたヴィクトールとグレゴリー、虎と狼の兄弟はメルボルンを襲う。
 東尾所長はそれでも、絶望しきった彼らを見捨てられず
 データを奪われ施設を破壊された。

 東尾は自分の甘さを責めるが、その甘さと優しさに自分は救われたとルークは返す。

 あの兄弟は、同じく東尾の優しさに救われた者同士
 ルークは彼らとの再戦を誓う。

 次回、第41話「歩んできた道、歩むべき道」

所長『ケルベロスの雷は多くの人が目撃している、そろそろ隠し通せねぇなぁ』

ルーク『とにかくライノーを復活させ、レアメタルを解明しなければ…』

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 正月、異文化が好きなタイロンにうってつけの季節なのに……。

真夏の正月
 正月、神社を営む竜神家にはとっては常在戦場の時期!
 一方メルボルンの研究所も、ライノーの異常石化、レアメタル解析と忙しい日々を送っていた。

 ついに完成するかもしれん、“リベレーションコクーン最終形態”がな―――?

 また、レアメタルの研究は「戦闘場」の発展につながるらしいが
 ただ事ではない様子?

 初の正月に巫女智子と、アントニオもテンション高ぇ!

虎狼兄弟『長いもんには巻かれろってな? 仲間に加えてくれ』

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 一方、虎狼兄弟はレボルト派への参入を直接要請。
 捨て駒にされそう。

 レボルトの最終目的は不明ですが、生き延びる事を第一とする虎狼兄弟とは相性悪いんじゃ?

 当然レボルトは蔑み疑いますが
 その強さに加え、レアメタルの情報を奪ってくると、手土産を宣言します。

ギル『ケルベロスが来たんですよ、甘酒ふるまってる場合じゃないでしょう』

翔悟『こんな場合、だからこそだって……』

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 ルークさんの甘党設定、こんな風に活かしてくるのか……。染みるなぁ。

「こんな場合」だからこそ
 逸るギルだが、そもこういう何気ない日常を護る為に、翔悟達は戦っているのだ。
 なら、楽しむのも悪くない。

 いいか? 覚えとけ、悩む事は大事だが、思いつめる事はいかん―――。

 かつて焦った経験のあるルークさんも、幼い頃、東尾所長に教えられた気構えを後輩たちに託す。
 ルークさんの回想、東尾所長のエピソードが温かい。

 戦いは選ばれた若者の仕事という「アニメ」の原則を守りつつ、大人が良い味出してます。渋い。

ルークさん『思いつめても、何も解決はしない……』

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 悩む事は大切だが、自分を追い詰めるような真似をしてはいけない
 人生は緩急が大切なのだ。

 まだ若いギルちゃんが、いや、何言ってんですか?的な顔をしてたのもちょっと笑えますね。

ブラッデイ智子『そこ、手が止まってる! ルークさんも手伝うっ!』

ルークさん翔悟ギルちゃん『『『はい……』』』

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 が、サボリ認定されて怒られる三人。ルークさん、珍しくガチで困った顔してる(笑)

アンナ副所長『グレゴリーとヴィクトールが、研究所に向かってきます!』

東尾所長『何ィ!?』

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 研究所はバリアが張られ「ボーン姿では入れない」が、生身で侵入し、着装すれば問題ない。

メルボルン強襲
 一方、オーストラリアに、レアメタルの研究成果を狙い訪れた虎狼兄弟に
 東尾所長は、狙撃班を配置して出迎える。

 武力で威嚇する兄弟に対し、所長もまた武力を用意し、その上で対等な対話を試みた。

 暴力で奪おうとする相手には
 対等の暴力によって、話し合ったほうが得だと思わせる

 夕方アニメらしからぬシビアさですが、虎狼兄弟も、所長の「甘さ」を知悉しています―――。

東尾所長『―――これ以上来ると、撃つ!』

虎狼兄弟『やってみろ』『ホラ、どうしたァ?』

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 虎狼兄妹、「外」でも動ける能力も獲得した模様。

成果、強奪
 二人の勝算は所長の甘さ、彼らの歪んだ原因と苦境を知っているから撃てない。所長の優しさ―――。
 身勝手にも、その優しさに付け込んで「バリア」を越えた二人は
 ボーンを着装して大暴れ!

 二回のレアメタル化ともピンチだった、しかし脳波を乱さぬ「強い意志」があった――――。

 情報ともいえぬ情報ですが、レアメタル化のデータは彼らの手に
 しかし、空間転移で翔悟たちが!

 リーベルト様、有能すぎィ!

リーベルト様、着装の簡易シーンをゲット!

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 その際、いつもの変身シーンに加えリーベルト様の、簡易変身シーンが追加!
 やったね!

更にリーベルト様、いきなり連携技を発動!

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 翔悟の「炎龍拳」を、「転移」で直接ブチあてる連携を披露!
 さすがですリーベルト様!

グレゴリー『頂きっ!』

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 が、ワープしてきた拳をがっちり捕まえ、逆に動きを封じるグレゴリー!
 狼きたない!

虎狼兄弟『奇襲ってのはこうやんだよ!』『素人が!』

『ガウジング――――』『シャドウ!』

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 ちょ、リーベルト様、戦力外なんで前に出ないで下さい!

戦闘のプロ
 いきなり動きを封じられたドラゴン、残る三人のアイアンとリーベルト様も、次々と連携技を受ける!
 そもそも戦ってきた日々、戦闘自体のノウハウが段違い!
 事実上の四対ニ、しかし虎狼強し!

 だが、勝ち誇ったがゆえに、虎狼兄弟は隙を作ってしまい――――

グレゴリー『野郎! ラインを組みやがった!!』

ヴィクトール『だがアレは……、水のライン』

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 スゲェ! 今週は正統派の格闘バトルとして、めちゃくちゃカッコイイバトルだ!

「助けられた者」の怒り
 魔神の加護を受けたルークの怒り、同じ恩人に助けられ、他人の好意を受けてなお勝手に振舞う彼らに
 合気道ファイター、シャークの怒りが炸裂する!

 ウルフ、タイガー、キミ達も助けられたんだろ東尾所長に。なのにキミ達は…、自分の事ばかり!

 何も見えてないのはキミ達の方だ!
 利口ぶって、上手く立ち回っているつもりの二人に、ルーク、怒りの合気道!

リーベルト様『不思議な技だ……』

翔悟『合気道っていうんだ。勝敗の無い武道だそうだよ』

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 合気道と、因果応報を絡めて説教するルークさん!なんて正統派なカッコよさだろう!!

因果応報
 ルークの戦闘スタイルは合気道、欧米では「動く禅」とも称される、哲学的な観念も含む格闘術だ。
 相手の勢いを活かし、その矛先を変えることで無力化
 逆に、彼ら自身を痛めつける。

 ウルフ、タイガー、今、君たちを傷つけたのは君たち自身の力だ!

 突っ込んできた相手の重心を崩し
 地面に次々叩きつける様は、彼ら自身の悪行が、彼ら自身を傷付けてゆく因果応報の如し!

 ルークさんかっけぇ!

ヴィクトール『この戦いは、本来の作戦目的から外れている』

グレゴリー『残りの情報を奪いにいくか?』

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 撤退理由が合理的で、納得いくと共に恐ろしい相手。虎狼兄弟。

所長の功罪
 が、ドラゴンがレアメタル化しなかった事から、これ以上の研究成果は無いと判断。
 勝利に固執せず、あっさり引くや、研究所を爆破してしまう。

 グレゴリーとヴィクトールは、本気で俺たちを消すつもりだった……、全部、俺の責任だ……。

 幸い正月で人が少なく、リーベルト様の転移で全員助かった
 だが、彼らの苛烈さに所長は後悔する。

 所長はただ、世の中に絶望した彼らに、「まだ捨てたもんじゃない」と見せてやりたかった―――。

ルーク『彼らは誤ったかもしれない。ですが、私は貴方のおかげでここにいる』

『私が、彼らを止めて見せます』

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 登場当初、あんなに胡散臭かった二人が、今はこんなに快い。

真夏の正月
 所長の優しさが彼らを増長させたが、同じく、彼の優しさにルークは救われたのだ。
 優しさを恥じる事は無い、その帳尻は自分が合わせる
 負うた子に教えられる所長。

 職員の移送まで時間があります。炊き出しでもしましょう。新年ですし、甘酒でも……

 最後は真夏の甘酒エンド。
 来るたびに、寒い寒いといっていてたメルボルンも真夏、ずいぶん、時間が経ったものですね―――。

レボルト『窮地に陥らねば発動せぬか 魔神とは、やはり身勝手なものだ』

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 一方、他人の好意に甘え踏みにじり、身勝手に生きていくグレゴリーとヴィクトールは
 同じく他人を踏みにじる男、レボルトの傘下に。

 なんとなくですが、この先、彼らには因果応報が待っているんだろうなとも思える一幕。

 所長に受けた好意を、仲間へと引き継いだルークさんに対し
 彼らは、対比になってる感じですね。

予告『一緒に過ごした日常が、きっと先の未来を照らしてくれる……!』

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 ルークさん回は大抵「脚本:田口智子」さんですが、今回は村山功さん。

次回、ネポス大幹部「評議会」再び!
 巫女さん仕様の二人に、どうせなら男衆も神主コスプレすればよかったのに!と思った第40話。
 可愛かったのでもっと見たかったですねー。

 というのはさておき。

 なんか虎と狼の兄弟を見ていると、フラッと現れ、親に金をせびりに来る不良息子のイメージが。
 あの二人ってば、「他人を利用し賢く生きてる」と自負しつつ
 足元をすくわれそうな危うさを感じます。

 そしてきっと東尾所長は、そんな二人でも最後まで見捨てられないんだろうなと……。

 次回、第41話「歩んできた道、歩むべき道」
 タイトルだけでもう良回の予感。




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