2014年12月31日、一挙四話放映作品。一話視聴ごとに感想を書いています。
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四話を通してみてから書こうと思ったのですが、一話目ラストが結構衝撃的で、引きが強いのが素敵。
花物語もそうでしたし、連続放映だけどちゃんと隔週アニメっぽい。
そんな「終わりの物語」第一弾。
小難しい怪異解説&よつぎPVから始まる風呂物語。転じて。。。
四話を通してみてから書こうと思ったのですが、一話目ラストが結構衝撃的で、引きが強いのが素敵。
花物語もそうでしたし、連続放映だけどちゃんと隔週アニメっぽい。
そんな「終わりの物語」第一弾。
お兄ちゃんは背負い込みすぎなんだよ―――、私達の事も、お兄ちゃん、気にかけすぎ。
■お兄ちゃんは心配性
とにかく、事件が起これば走り回って解決するスタイルの阿良々木さん。
けれど受験して、街を離れる時期が近づいて
その後まで心配してしまう。
とにかく、事件が起これば走り回って解決するスタイルの阿良々木さん。
けれど受験して、街を離れる時期が近づいて
その後まで心配してしまう。
けれどそれは考えすぎで、そこにどんな答えを見出すのかが、楽しみとなった第一話。
■終わりの始まり
2月13日、阿良々木暦は「物語には終わりがあるのだ」と、知る事になった。
その始まりは、「人形」斧乃木余接と怪異への考察
そして妹との入浴だった。
2月13日、阿良々木暦は「物語には終わりがあるのだ」と、知る事になった。
その始まりは、「人形」斧乃木余接と怪異への考察
そして妹との入浴だった。
火憐の為に風呂を沸かした阿良々木暦は、阿良々木月火と一緒に入浴し、ふと「鏡」を眺める。
吸血鬼は鏡に映らない
阿良々木暦が鏡に映らないとは、つまり、そういう事なのだ。
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解説オンリーの退屈さを、いちいちあざとくPVで稼いでいくスタイル(褒め言葉)。
阿良々木暦が鏡に映らないとは、つまり、そういう事なのだ。
阿良々木くん『それは彼女が、“人間になろうとしている”という事だろうか?』
『忍に言わせれば、“それは違う”らしい』
『“模している”という事は、なろうとしていない証明なのだと』
解説オンリーの退屈さを、いちいちあざとくPVで稼いでいくスタイル(褒め言葉)。
■斧乃木余接
冒頭、よつぎに対する考察から始まる物語。
人間の死体を元にした式神で、人間を模した行動をとっている。
冒頭、よつぎに対する考察から始まる物語。
人間の死体を元にした式神で、人間を模した行動をとっている。
けれど人間になりたいわけじゃなく、人間社会に溶け込む為に、「居る為に」そうしているに過ぎない。
英語を学んでも、それは相手と会話する為で、そこの国籍が欲しいからではない。
とは、なるほどの解説ですね。
とは、なるほどの解説ですね。
よつぎちゃんかわいい。
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彼女のみならず、怪異は、人間に理解できるような形、人型や既存の動物をベースにしている。
それは、怪異は人間が語るからだ。
忍『語られない怪異は、怪異たりえん』
『―――怪異とは、つまるところ“思い入れ”なのじゃ』
彼女のみならず、怪異は、人間に理解できるような形、人型や既存の動物をベースにしている。
それは、怪異は人間が語るからだ。
観測する者がおらねば、観測される者もおらんという事じゃ。
そうした前置きと共に、そろそろ自分の怪異譚も終わりだと締めくくり始める。
今回のシリーズは「物語」の最終シーズン
今回のシリーズは「物語」の最終シーズン
その第一シリーズ。
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どんな物語も終わると阿良々木君が知り、そして、阿良々木暦という人間が終わり始める物語。
前後しますが、今回ラストで阿良々木君は吸血鬼化が進行
まさに人間としての終わり
阿良々木さん『どんな物語にも、エンドマークが打たれる』
『僕がそれを知った、という話なのだから』
どんな物語も終わると阿良々木君が知り、そして、阿良々木暦という人間が終わり始める物語。
前後しますが、今回ラストで阿良々木君は吸血鬼化が進行
まさに人間としての終わり
ですが……?
■「目覚まし妹だし?」
2月13日、阿吽像(運慶作)と同じポーズの妹に起こされる阿良々木君。カオス過ぎる。
面白ぇ、このままフィギア化とかして欲しい。
とか洒落になりません!
2月13日、阿吽像(運慶作)と同じポーズの妹に起こされる阿良々木君。カオス過ぎる。
面白ぇ、このままフィギア化とかして欲しい。
とか洒落になりません!
が、要するに妹たちは受験前の兄を心配し、兄も妹たちを心配しているのだ。
特にでっかい方の妹に関しては
優れた、優れすぎた身体能力を何かの部活で活かし、世に羽ばたいて貰いたいと、兄は願っている。
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劇中、誇張が入りまくりらしい火憐ちゃんの体力、どんだけ怪物的なの!?
ホントにやってそうだから困る。
優れた、優れすぎた身体能力を何かの部活で活かし、世に羽ばたいて貰いたいと、兄は願っている。
暦『ランニングが100m走なんだよ、しかもそれでマラソンなんだよっ!』
劇中、誇張が入りまくりらしい火憐ちゃんの体力、どんだけ怪物的なの!?
ホントにやってそうだから困る。
あと、阿良々木君が白金ディスコ踊りだして笑いましたが、アニメは2012年冬でした。もう3年前かぁ……。
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兄というより保護者の心境ですが、自分が進学し街を離れる前に、妹たちに良い将来を探してあげたい
そんなお節介、背負い込みすぎなお兄ちゃんの物語。
阿良々木暦『しかし、どの道、火憐以上に僕の環境が変わる事も確かである』
『その前に、この二人の妹に、何らかの筋道をつけておいてあげたいと思う』
兄というより保護者の心境ですが、自分が進学し街を離れる前に、妹たちに良い将来を探してあげたい
そんなお節介、背負い込みすぎなお兄ちゃんの物語。
もう身近で守れなくなってしまうから、より良い未来、筋道をつけておいてあげたい。
火憐ちゃんに言いつけられたとおり、お兄ちゃんは火傷するほど熱い、江戸っ子風呂をスタンバイ。
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なお風呂は、アニメ版ほど広くないそうだが、アニメ版なのでとっても広い。
月火『―――よし解ったお兄ちゃん、間をとろう』
『間を取って、一緒に入ろう』
なお風呂は、アニメ版ほど広くないそうだが、アニメ版なのでとっても広い。
■意識なんてしてねーし
が、風呂を沸かせば入りたくなるのが人情というもので、流れるように月火ちゃんとバッティングし
シームレスに目を潰されかかった末、一緒に入る事になる。
が、風呂を沸かせば入りたくなるのが人情というもので、流れるように月火ちゃんとバッティングし
シームレスに目を潰されかかった末、一緒に入る事になる。
お兄ちゃん―――、何か喋ってください。思ったより気まずい。
アホな強がりを言い合いながら入浴する兄妹。
年末に何をやっているのか。
年末に何をやっているのか。
そして阿良々木さん、腹筋が見事に八個に割れていると判明。さすがです阿良々木さん!
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何ていう、全体的に会話がおかしすぎる。
絵的にもおかしすぎる。
阿良々木さん『ありえないね、妹のおっぱい如き、初めてみる訳でもあるまいし』
月火『おかしいでしょ!? 初めて見る訳でもない兄って!』
何ていう、全体的に会話がおかしすぎる。
絵的にもおかしすぎる。
cv神谷さん&井口さん年末だというのにノリノリである。
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月火ちゃん、間をとって一緒にはいろうといい色々おかしい。
月火『お兄ちゃん、じゃあちょっとさ、一人ずつ頭を洗おう』
阿良々木さん『―――しかし月火、横並びがダメなら、どういう位置取りだ?』
月火ちゃん、間をとって一緒にはいろうといい色々おかしい。
■「タイトル、都条例」
やがて、この浴室はアニメほど広くないので、横ではなく「縦に並んで洗おう」と月火が提案。
要するに洗いっこである。
やがて、この浴室はアニメほど広くないので、横ではなく「縦に並んで洗おう」と月火が提案。
要するに洗いっこである。
この「なっ」は驚きの表現であると共に、「なるほど」の「なっ」でもあった。
そして即座に納得する阿良々木さん。
流石ですお兄様!
流石ですお兄様!
やはりこの兄妹、アブノーマルすぎる。
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要所を洗う時は素手、阿良々木さんが一番おかしい。
阿良々木さん『願掛けか何か知らないけど、前髪だけでも切ったらどうだ?』
月火ちゃん『中途半端に切るとねえ、前髪の先が目に入って痛いんだよねぇ』
要所を洗う時は素手、阿良々木さんが一番おかしい。
■千石撫子
やがて洗い手を交代し、髪の話題から撫子の話となったが、月火ちゃんは事情を知らない。
撫子が戻り、街を霊的に護る「神」が空位のまま
そこも気がかりなところだった
やがて洗い手を交代し、髪の話題から撫子の話となったが、月火ちゃんは事情を知らない。
撫子が戻り、街を霊的に護る「神」が空位のまま
そこも気がかりなところだった
お兄ちゃんは背負い込みすぎなんだよ―――、私達の事も、お兄ちゃん、気にかけすぎ。
けど本来、それは阿良々木さんが責任を負うところではない
知っているから放っておけない
それでもだ。
知っているから放っておけない
それでもだ。
事情を知らなくても、そんな兄の背負い込み癖を知る小さいほうの妹は、姉のように暦を諭すが―――
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にしても阿良々木さん、口を滑らしすぎである。
これは千枚通しが必要ですね!
阿良々木さん『幼女とならともかく、中学生と一緒に入るには難しい容積だ…』
月火さん『幼女と?』
にしても阿良々木さん、口を滑らしすぎである。
これは千枚通しが必要ですね!
にしても、記憶よ飛べ!と湯をかけられ、はしゃぎまくる月火ちゃんが完全に幼女。
大丈夫かこの妹!?
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しかし、極端に言えば、このシーンの為に用意された「風呂場」であったらしい。
阿良々木君、「鏡に映らなく」なる。
阿良々木暦『―――僕の姿が、その姿見の中には、映っていなかった』
『さながら、不死身の怪異“吸血鬼”のように』
しかし、極端に言えば、このシーンの為に用意された「風呂場」であったらしい。
阿良々木君、「鏡に映らなく」なる。
彼の吸血鬼化が進行し、いよいよ阿良々木暦という人間の物語は幕を閉じ始める―――?
一挙四話放映
第2話、「憑物語 よつぎドール 其ノ貳」に続く
第2話、「憑物語 よつぎドール 其ノ貳」に続く
※閲覧しやすさ優先で、例外的に「2015年冬」区分に入れていますが、2014年12月31日放映でした。