世の中全てが無関係、第5のマスター「葛木宗一郎」参戦。士郎、逆転の魔術!
自称「朽ち果てた殺人鬼」、カッコつけでも何でもなく、そうとしか言えない男・宗一郎様参戦!
その、特殊な生い立ちによる特異な格闘、特異な無感情さ。
これは怖い……。
俺が倒れたら遠坂が死ぬ…、それはダメだ、武器だ、戦う為の武器が要る、強い武器が……、投影、開始!
■燃える「正義の味方」
対するは、徹頭徹尾「感情」ありき、そして未熟な青年衛宮士郎!
その図式も対照的で、士郎さんってばカッコイイ!
対するは、徹頭徹尾「感情」ありき、そして未熟な青年衛宮士郎!
その図式も対照的で、士郎さんってばカッコイイ!
死に掛けても踏みとどまり、あの双剣を「投影」して食い下がる姿、滅茶苦茶カッコ良かった!
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アーチャーと出会ってから見始めた「夢」が、彼の過去だと凛は理解する。
凛『あいつが英霊になった事件ってワケ……? なんてバカ』
アーチャーと出会ってから見始めた「夢」が、彼の過去だと凛は理解する。
■迎撃する殺人鬼
士郎と凛は、教師・葛木宗一郎も柳洞寺住まいと聞き、彼がマスターではないかとアタリをつける。
その際、凛は連日の夢が気になり、アーチャーの出撃を保留した
様子見のはずだった。
士郎と凛は、教師・葛木宗一郎も柳洞寺住まいと聞き、彼がマスターではないかとアタリをつける。
その際、凛は連日の夢が気になり、アーチャーの出撃を保留した
様子見のはずだった。
だが、葛木宗一郎自身が卓抜した「殺人鬼」だったと判明し、セイバーが昏倒させられる。
窮地に陥った士郎は、とっさに「投影」の魔術で葛木を撃退するが
それは魔術的には不可解な事態であった。
それは魔術的には不可解な事態であった。
一方、金髪のサーヴァントと「お墨付き」を貰った間桐慎二はリベンジに逸り、サーヴァントに諫められる。
次回、第11話「来訪者は軽やかに」。
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これまたアーチャーの有名な台詞の一つ、というかアーチャーの台詞は有名なものが多いというか。
弓兵『衛宮士郎と知り合ってからおかしいぞ、以前の合理性はどこにいった?』
凛『それもこれも、アンタが“つまらないもの”見せるからじゃない……』
これまたアーチャーの有名な台詞の一つ、というかアーチャーの台詞は有名なものが多いというか。
■凛の夢
I am the bone of my sword.
――― 体は剣で出来ている
I am the bone of my sword.
――― 体は剣で出来ている
Steel is my body, and fire is my blood.
血潮は鉄で、心は硝子
血潮は鉄で、心は硝子
I have created over a thousand blades.
幾たびの戦場を越えて不敗
幾たびの戦場を越えて不敗
Unknown to Death.
ただの一度も敗走はなく
ただの一度も敗走はなく
Nor known to Life.
ただの一度も理解されない
ただの一度も理解されない
Have withstood pain to create many weapons.
彼の者は常に独り剣の丘で勝利に酔う
彼の者は常に独り剣の丘で勝利に酔う
Yet, those hands will never hold anything.
故に、その生涯に意味はなく
故に、その生涯に意味はなく
So as I pray, UNLIMITED BLADE WORKS.
その体は、きっと剣で出来ていた
その体は、きっと剣で出来ていた
※なお「剣」は“つるぎ”と読みますが、媒体によっては“けん”と読んだ事も。。
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士郎と、そして「アーチャーの過去」に影響され、凛は自分の信念を貫こうとする。
アーチャー『魔術師なら、志しよりも結果をとるべきだ』
凛『皮肉を言っても無駄よ、私は方針を変えないわっ!』
士郎と、そして「アーチャーの過去」に影響され、凛は自分の信念を貫こうとする。
■魔術師
相変わらず「士郎との同盟解消」を促すアーチャーは
魔術師同士、キャスターの方がマシだと口にし、凛の信念と衝突する。
相変わらず「士郎との同盟解消」を促すアーチャーは
魔術師同士、キャスターの方がマシだと口にし、凛の信念と衝突する。
私は自分が信じる事しかやらない、譲れないものがある、相手が誰であろうと、譲る気なんてない!
勝ちたいから参加している。
だが、勝てようともやりたく手段がある、矛盾しても、非合理的でも貫きたい信念がある。
だが、勝てようともやりたく手段がある、矛盾しても、非合理的でも貫きたい信念がある。
凛がドジっ子でもカッコイイのは、そうした芯が強いからなのでしょうね。ドジっ子でもッ!
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一方、全身が剣になったりする変な夢にうなされている士郎は、アーチャーの剣を思い起こす。
アーチャーの剣技が、自分に合っている事も
あの双剣の美しさも解る
士郎『ここんとこ寝覚めが悪いな……、まあ、奇麗な剣だったけどさ』
一方、全身が剣になったりする変な夢にうなされている士郎は、アーチャーの剣を思い起こす。
アーチャーの剣技が、自分に合っている事も
あの双剣の美しさも解る
けどでも、やっぱり「アーチャー自身は認めたくない」そんな士郎さん。
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扉を、ガラガラバーン!と現れる凛、思わず辱めを思い出す一成、なんでしょこの一連の流れ!
柳洞一成『朴訥な人柄だが、裏表の無い、実に誠実な御仁だ』
凛『―――生徒会長、兄貴分ついでに聞くけど、寺で変な事は無かったかしら?』
扉を、ガラガラバーン!と現れる凛、思わず辱めを思い出す一成、なんでしょこの一連の流れ!
■遠坂凛の大胆な断定
その日、担任の葛木も3年前から柳洞寺住まい、それも2週間前に「許婚」を突然連れてきたと判明
凛はざっくり「マスターだ」と断定する。
その日、担任の葛木も3年前から柳洞寺住まい、それも2週間前に「許婚」を突然連れてきたと判明
凛はざっくり「マスターだ」と断定する。
試すの。軽いガンドを撃つだけよ? たとえ一般人でも、二日、風邪で寝込む程度だし。
凛先生による、ダイナミック闇討ち型判定法が今ここに!
ざっくりしすぎぃ!
ざっくりしすぎぃ!
とはいえ今現在で、最も有功なのも確か。英霊セイバーさんも賛成する。
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その相談で、夕暮れ時の書生部屋で、膝を突き合わすシロウとセイバーさん。
まったく色気がないのが二人らしい。
二人の距離感。
セイバー『そうですね…、士郎の気持ちも解りますが、ここは乗りましょう』
その相談で、夕暮れ時の書生部屋で、膝を突き合わすシロウとセイバーさん。
まったく色気がないのが二人らしい。
二人の距離感。
シロウ『欲を言えば、アイツの剣みたいに……。! バカか俺はっ!』
闇討ちウェポンとして、士郎は木刀を選択しつつ、「アーチャーの双剣」を思い浮かべる。
今の士郎に一番「強い武器」と映り、憧れる「双剣」。
実際、あれほど冷たく美しい戦いぶり、憧れてしまいますよね。
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たとえ雪が降ろうと、譲れないものがあるですね。解ります。
でも、見てるこっちが寒いよ!
そして雪がそぼ降る中、凛ちゃんさんのミニスカニーソックスである
たとえ雪が降ろうと、譲れないものがあるですね。解ります。
でも、見てるこっちが寒いよ!
女子高生の、スカートに対する気力の注ぎ込みっぷりは異常。
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それは凛なりの考えだったが、見事、裏目に出てしまう!
セイバー『凛? アーチャーは居ないのですか?』
凛『アイツなら置いてきた。アイツとキャスターを、会わせたくないのよ』
それは凛なりの考えだったが、見事、裏目に出てしまう!
■被疑者:葛木宗一郎
夢と口論、そして「あくまで確認の為」という、油断もあったのかもしれない。
結局、凛の一撃必殺闇討ち作戦は失敗に終わり
アーチャー不在での戦となる。
夢と口論、そして「あくまで確認の為」という、油断もあったのかもしれない。
結局、凛の一撃必殺闇討ち作戦は失敗に終わり
アーチャー不在での戦となる。
忠告したはずですよ? 宗一郎……、このような事になるから、あなたは柳洞寺に留まるべきだと。
そうでもない。実際に、獲物は釣れた。
怖い!
怖い!
何が怖いか解らないけど、眼鏡を外し、事も無げに言い放つ宗一郎さまマジ怖い!ゾクっとくる!
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が、士郎は隠れていた場所から堂々と姿を現し、なんと真正面から葛木に問いかける。
これにはキャスターも怒髪天。
葛木『遠坂に衛宮か。間桐だけでなく、お前たちまでマスターとはな』
士郎『葛木! アンタ、キャスターに操られてるのかっ!』
が、士郎は隠れていた場所から堂々と姿を現し、なんと真正面から葛木に問いかける。
これにはキャスターも怒髪天。
うるさいボウや……、殺してしまおうかしら……?
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だが葛木は、素直に「なぜ士郎は、葛木が操られていると思ったか」を疑問だと捉え
そう思った根拠を言って見ろと促す。
葛木『何故そう思った、疑問には理由があるはずだ』
だが葛木は、素直に「なぜ士郎は、葛木が操られていると思ったか」を疑問だと捉え
そう思った根拠を言って見ろと促す。
この異常な状況で、まっとうな教師としての言動をとる葛木宗一郎。
その様からして異常。
士郎も異常。
士郎も異常。
けれど、その異常さがどことなく格好良いです。宗一郎さま。
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葛木は何も知らなかった、その返答に士郎は喜ぶが、続く言葉に凍りつく。
士郎『魔力を吸い上げ続ける限り、いずれ死んでしまう人間だって出てくる』
葛木『私がキャスターを放置しているのは、操られているからだと?』
葛木は何も知らなかった、その返答に士郎は喜ぶが、続く言葉に凍りつく。
■「その行いは、そう悪いモノなのか?」
だが、他人を巻き込む、キャスターの非道を指摘した士郎に、葛木は端的に言い放った。
悪意どころか、感情が一切みられないような
あまりに人間離れした言動。
だが、他人を巻き込む、キャスターの非道を指摘した士郎に、葛木は端的に言い放った。
悪意どころか、感情が一切みられないような
あまりに人間離れした言動。
他人が何人死のうが、私には関わりの無い事だ。私が生きている事を、彼らが問題視しないように。
私が生きている事を―――。
葛木宗一郎、その特異な生いたちによる特異な言動。
葛木宗一郎、その特異な生いたちによる特異な言動。
けれどそうした事情を知らない士郎には、宗一郎は「ただの殺人鬼」としか映らなかったが―――
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ホント、マスターも十人十色。
士郎『葛木、アンタ魔術師のくせに、人間を巻き込むつもりか!』
葛木宗一郎『私は魔術師などではない、ただの朽ち果てた殺人鬼だよ』
ホント、マスターも十人十色。
■「関与しない」マスター
葛木宗一郎とは、聖杯の争奪どころか「一切の興味、責任を示さない」という特異なマスター。
だが、彼が非道なキャスターを従えているのは確か。
葛木宗一郎とは、聖杯の争奪どころか「一切の興味、責任を示さない」という特異なマスター。
だが、彼が非道なキャスターを従えているのは確か。
では、ここで死しても構わぬのだな。キャスターのマスター!
■葛木宗一郎
魔術師ではない葛木は、なんと自身が「魔術師<キャスター>」の壁となる、特異な戦法を自称。
空を掴んだはずが、気がついたらセイバーの首を掴んでいるなど
異常な拳法で彼女を追い詰める。
魔術師ではない葛木は、なんと自身が「魔術師<キャスター>」の壁となる、特異な戦法を自称。
空を掴んだはずが、気がついたらセイバーの首を掴んでいるなど
異常な拳法で彼女を追い詰める。
よくかわす、なるほど「目が良い」のではなく、勘が良いという事か――――。
つまり、攻撃そのものを「見て」避けるのは不可能
とかいう異次元拳法。
とかいう異次元拳法。
相手を掴まずして掴む、これまた小次郎同様「技」を鍛え、スペック差を埋める拳法!東洋の神秘!
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行動不能に陥ったセイバーに、謎めいた短剣を取り出だす毒婦。
凛『セイバーは面食らってたけど、近付かれる前に倒せば良いんでしょ!』
行動不能に陥ったセイバーに、謎めいた短剣を取り出だす毒婦。
■正義の味方
士郎が面食らっているうちにセイバーは行動不能
続いて「遠距離での迎撃」に出た凛も、問題外なスピード差で瞬殺され、士郎も当然瞬殺された。
だが
士郎が面食らっているうちにセイバーは行動不能
続いて「遠距離での迎撃」に出た凛も、問題外なスピード差で瞬殺され、士郎も当然瞬殺された。
だが
俺が倒れたら遠坂が死ぬ…、それはダメだ、武器だ、戦う為の武器が要る、強い武器が……、投影、開始!
■投影魔術
士郎はアーチャーの双剣、“干将・莫耶”を痛みに苦しみながらも投影して食い下がり
予想外の反撃に、葛木は後退する。
士郎はアーチャーの双剣、“干将・莫耶”を痛みに苦しみながらも投影して食い下がり
予想外の反撃に、葛木は後退する。
初めにできた魔術が「投影」で……、でも、中身は空っぽだったんだ。自分でも驚いてる……。
士郎は最初から投影が使えたが、「中身」が伴わないハリボテだった為、義父切嗣に矯正された。
強化は同系統、投影の下位に位置する魔術だとされています。
が、両方ともモノにならなかったはずが……?
強化は同系統、投影の下位に位置する魔術だとされています。
が、両方ともモノにならなかったはずが……?
ともかく、これでもう「葛木は柳洞寺にこもる」と考えられ、キャスター打倒は困難に―――。
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慎二さん、腕をへし折られたりしなくて本当に何よりです。
金髪の青年『――――慎二、お前は聖杯というものを理解していない』
慎二さん、腕をへし折られたりしなくて本当に何よりです。
■聖杯問答
一方、新サーヴァント「金髪の青年」と「好き放題暴れても、隠蔽はやってやる」お墨付きを得て
間桐慎二こと、ワカメは大変に豊作であった。
が。
一方、新サーヴァント「金髪の青年」と「好き放題暴れても、隠蔽はやってやる」お墨付きを得て
間桐慎二こと、ワカメは大変に豊作であった。
が。
簡単な話だ……、多い、という事はそれだけで気色が悪い。
慎二、アンタちょっと恐れ多いよ!
もう見てるだけでドキドキする、危険なワカメを挟みつつ、いよいよ本作も今期は後2話ですよ!
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アーチャー、対・慎二戦に続き不在。そのライダーを倒したのが、KUZUKI先生だったというワケ。
もう見てるだけでドキドキする、危険なワカメを挟みつつ、いよいよ本作も今期は後2話ですよ!
予告アーチャー『だから無意味なんだ、お前の理想は…!』
アーチャー、対・慎二戦に続き不在。そのライダーを倒したのが、KUZUKI先生だったというワケ。
■最終話も一時間SP!
いよいよアーチャーの過去に迫る「夢」と、イメージに導かれるように士郎が成長を開始。
宗一郎も登場し、謎拳法がハチャメチャすぎてビックリですよ!
そらセイバーさんも吹っ飛ぶわ!
いよいよアーチャーの過去に迫る「夢」と、イメージに導かれるように士郎が成長を開始。
宗一郎も登場し、謎拳法がハチャメチャすぎてビックリですよ!
そらセイバーさんも吹っ飛ぶわ!
マスターなしで召喚された小次郎も考慮すると、後は「ランサーのマスター」のみ姿を見せてない格好。
そして今期も後2話!
それも、最終話の第12は、1時間SP放映となるという……! 楽しみですね!!
それも、最終話の第12は、1時間SP放映となるという……! 楽しみですね!!
次回、第11話「来訪者は軽やかに」。
■余談
そんな葛木先生、某パラレル漫画「花のみやこっ!」では無表情無感動系の親バカと化した模様。
そんな葛木先生、某パラレル漫画「花のみやこっ!」では無表情無感動系の親バカと化した模様。
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