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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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アカメが斬る! 第20話「修羅を斬る」感想、強烈な「ま、いっか」! ラバック、奮戦!!

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最期のラバック回。最後の最後まで、損な生き方の男だった……。

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 勝てたはずの戦いを、護ろうとした女性に裏切られ、あまつさえ敵であるシュラにさえ理解を示し
 他の作品なら、「間に合ったぜ!」で救われそうな落下劇すら
 そのまま残酷に決着………。

 世界を変えたいか…、そうだよな。けどな、だからって他の誰かを踏みにじっていいって道理はねえんだよ!

■一方、シュラも
 大臣の息子という鳴り物入りの登場だっただけに
 あっさりした死が、そのまま大臣の非情さを演出しする形で退場。酷い奴でしたが、その扱いには同情。

 そして遂に、タツミvsエスデス様の構図が到来という訳か……。

クロメ『おかわりっ!』

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 直後、こん睡状態に。帝具も「手駒」が無いと無力ですし、クロメは今後どうなってしまうのか。

■先鋒、折れる
 革命軍主導の同時多発反乱は順調に推移し、帝国は軍を各地に割かざるを得なかった。
 この隙に、ナイトレイドを核とする中枢暗殺が予定されるが
 帝国の新特務部隊に、協力者が惨殺される。

 先鋒ラバックとタツミは包囲され、ラバックは、新特務隊の隊長シュラと相討ちになって戦死

 タツミは帝国最強の将、ブドー大将軍に完敗して捕らえられ
 帝国は、彼の公開処刑を宣言する。

 次回、第21話「絶望を斬る」

『ご紹介しましょう、帝都の治安を護る為に、新たに組織した精鋭部隊です!』

『指揮官には不肖、私の息子シュラを推薦させて頂きました』

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 遂に出た「ブドー大将軍」!! cv郷田ほづみさんだー!

帝国の切り札
 エスデス様はさっさと帰還してしまったらしく
 宗教団体「安寧道の武装蜂起」は成功、連動しての同時多発蜂起も次々と発生していた。

 エスデスは西の異民族鎮圧に遠征、残り3名となったイェーガーズは待機。

 帝国軍は各地の鎮圧に大わらわで、本国は「エスデスと双璧を為す」という名門の将軍ブドー
 大臣が設立した、イェーガーズに代わる特務隊に任された。

 ブドーさん来た!
 話を聞く限りは「強い権力を持つが、軍人の責務にしか興味がない」という武人タイプ。声もカッコイイ!

レオーネ『マイン、最近タツミとはどうなのさ♪』

ラバック『どうなのさ、マインちゃんとは?』

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 同時多発ラブコメメ!

■帝都にて
 その帝都には、既にタツミとラバック、マインとレオーネが潜入を果たしていた。
 各地の武装蜂起で軍を払底させ、その隙に中枢を突く。

 宮廷への斬り込み、その先陣を切るという役割も担っているナイトレイド。

 一方、タツミとマインのラブも噂となっていた!
 からかいつつ、「関係無しに、私が貰うけどね!」と言ってのけるレオーネ姉さんもパないッス!

 ラバックも、全部終わったら「アジトにしていた貸し本屋」を本格化させる、と戦後の夢を抱く。

ラバック『そして! 満を持してナジェンダさんに告白するッ!』

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 軽い男なようで、敵であれば女だろうと殺し、味方ならば身体を張って助ける男ぶりを見せ
 それでいて愛はナジェンダ一筋とかいう男
 それがラバック。

 小さな店をデッカくしてチェーン展開してやる!という夢も、商人生まれだった彼らしい。

 最後まで彼らしい日常パート……。

侍女『私の父は、皇帝陛下の教育係だったのですが、濡れ衣を着せられ…』

シュラ『――――遅かったねェ、待ちくたびれたぜ?』

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 cvは真山りかさん。「私立恵比寿中学」メンバーの方。正直、新人声優さんに頼んだ方が良かったのでは。

■八方塞がる
 宮廷内のシンパを利用し、内部に設立されたレジスタンスアジトに案内されたタツミとラバック。
 だがそれは、治安部隊長シュラの罠だった。

 俺は、退屈って奴が大嫌いでなぁ!

 レジスタンスは皆殺しにされており、シュラ部隊に包囲されてしまう二人と侍女。
 相対するシュラは、退屈だからやっていると笑った。

 早くも宮廷潜入!と思ったら完全に裏をかかれてた!

『我が名はブドー、主君より“大将軍”の地位を賜りし者だ………』

『帝国に仇なす悪逆の徒よ、雷神憤怒アドラメデクの裁きを受けるがよい!』

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 ルビカンテといい、何故こうもFFの残り香を感じさせるのか!

■帝国の要
 エスデスと双璧のカミナリ親父、名門の武将ブドー!
 彼と対峙したタツミは、そのパワーに驚きつつも「動きが大味で隙がある」と感じ、猛然と突っ込んだ!

 タツミか。なんと真摯な、なんと愚直な……、太刀筋に一片の揺らぎも無い―――!

 が、大将軍はその力を見定めていたに過ぎず
 名乗りあった末、「雷神憤怒」の名にし負う一撃で消し飛ばしてしまう。

 政治に口出さず、敵だろうが若かろうが実力は認め、しかし敵である以上は容赦なし!これが大将軍か。

シュラ『どこ見てやがる、ナイトレイド!』

『そう不思議そうな顔すんなよ、今、タネ明かししてやるって…』

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 部下を下がらせ、タイマンしてくれるシュラ。

次元方陣シャンバラ
 ラバックもまた、転移帝具で自由自在に動き回るシュラに苦戦を強いられる。
 帝都全域に「転移先」を設定し、もはや隙は無い!

 スゲェ疲れるから、ちょっと前までは連発できなかったんだがなぁ?

 好きな場所に好きなだけ!
 回避も攻撃も自在、タイマンを挑んできたのはダテではない!

 修行して強くなったのかと思いきや、「薬」で使用制限が無くなったとか。クロメと同系統の薬か!

ラバック『アンタ!?』

侍女『―――ごめんなさい! でも、こうしないと、お父さん、お母さんが!』

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 さらに「侍女」が裏切り、ラバックを羽交い絞めにしてしまった。

 翻弄されっぱなしで裏切ったのか
 或いは、最初から「そのつもり」だったのかは不明。

 倉庫のシーンとか寝耳に水だったみたいですし、タイミング的に「形勢不利だから裏切った」のか? 

シュラ『手ェ出すなって言っただろ、オモチャのクセに余計な事しやがって』

ラバック『オモチャ、だって……?』

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 ●規制、きちゃったかー……

■形勢逆転
 が、功を焦って裏切った侍女を、逆にシュラは切り捨てる。
 ゲームの邪魔するな、と。

 いや……、終わりだよ。アンタの負けだ

 余裕のシュラだったが、実は、既にラバックが反撃体勢を整えていたと判明する。
 逃げ回りつつ、糸をめぐらせていたのだ。

 転移ポイントを見定め、周囲にくまなく糸をめぐらせ万全の対応を取る!

 まず右手を切り落とし、後は「糸を引く」だけで周囲を切断できると脅しをかけた。形勢逆転……!

ラバック『あ、アンタ……!?』

侍女『しゅ、シュラ様、これで、父と、母を、自由の身に……!』

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 しかし再度の逆転、虫の息だった侍女は最期に残った力でラバックに致命傷を浴びせ
 せめて父と母を自由にして欲しいと言い残す。

 は、ハハ! 残念だったな! お前の両親なんざとっくにくたばってるよ……!

 逆転に次ぐ逆転。
 シュラは、最期まで侍女に罵詈雑言を浴びせかける。

 別にシュラが手を下した訳でもないでしょうが、ここまで本当の事を言わんでも!性格悪ィ!

シュラ『お礼に奥の手を食らわせてやるよ……、消し飛べ、世界の果てまで!』

『世界の最果てで朽ち果てな、ナイトレイド!』

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 相手が勝ち誇った時には、罠にかけている!最期まで……。

「また会えたな?」
 しかし、勝ち誇って「奥の手」を使い、ラバックを果てまで飛ばした事が敗因となった。
 ワープが閉じる前に、糸で絡め取られてしまったのだ。

 世界を変えたいか…、そうだよな。けどな、だからって他の誰かを踏みにじっていいって道理はねえんだよ!

 結果的に、完全な一対一に追い込まれたシュラは
 四鬼のシュテン同様、「心臓を絞め殺す」というラバックの奥の手を受けて絶命する。

 権力者を父に持ち、退屈な世界に飽き飽きしたというシュラ。

 裕福な家で育ったラバックも共感はしつつ、しかし「他人を踏みにじった」と断罪、勝利を収めるが……。

ラバック『ナジェンダさん、ごめん、俺、ここまでみたいだ………』

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 帝都上空にワープアウトしたラバックは、使い切ってしまった帝具クローステールに礼を。
 ナジェンダ、そしてタツミに後を託して落下死………

 かと思いきや、下に待ち受けていた帝都兵により串刺し刑となって死亡する。

 敵はワープ技の使い手
 劣悪な環境の中でまで相打ちに持ち込んだ猛者、満足げな表情を残し、ラバックここに散る――――。

大臣『――――ま、いいか』

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 ギャグ漫画そのものの泣き方しやがって! チキショウ!

処刑、迫る
 唯一生きて捕まえられたタツミは、見せしめの為に、とびきり残酷な公開処刑が決まった。
 そこに颯爽と帰っていたエスデス将軍により
 処刑は彼女に委ねられる。

 話は聞かせてもらったぞブドー。その役目、私に譲れ!

 話は全て聞かせてもらった! タツミは私の手で滅する!
 熱いエスデス様の乱入!

 ラバの死、タツミの処刑と動揺を隠せないナイトレイド。後は「飛んで火にいる夏の虫」が帝国の狙いか。

次回、ドSさま降臨。ついにエスデスvsタツミか?

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 ラブコメが癒し要素ですが、果たしてマインは生き残れるのか。或いは、タツミは生き残れるのか。

さらばラバック
 同じく、富裕層の息子同士といえるラバックvsシュラ。
 が、ラバックは周囲に哀惜を残し、シュラは父親の非常識っぷりの方が印象に残るという構図に。

 ラバの死は、裏切られた事が大きい為もあり
 スタッフに愛されつつも、キャラとして戦死は免れなかったのかなぁ、という印象。

 空気を読んでラブコメを壊したり育てたり、何気に自分自身は一途だったり、バトル玄人だったり

 出番自体はやや少なめながら、愛すべき要素満載の熱い男でした。
 隊長と幸せになって欲しかったなぁ……。

 次回、第21話「絶望を斬る」




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