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ガンダム UC0094 アクロス・ザ・スカイ 4巻[葛木ヒヨン&関西リョウジ]感想、ナイトロの正体判明。ユニコーンを補完する外伝

ティターンズが誇る狂気のガンダム、二機出撃! 第一期「UC0094」完結

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※画像右下隅クリックで拡大。「悪魔の巣」から這い出てきたもの!

 連邦軍は「ユニコーン」運用のパイロットを、どうやって確保するつもりだったのか?
 その補完へと帰結した、UC外伝作品が第1クール完結!
 次期、宇宙世紀0096へ舞台は動く!

 OVA版ガンダムUCにおいて、MSVを手がける関西氏原作作品は、いよいよ「ガンダムUCと同じ時代」へ!

■サイコ出撃
 そして撃墜というなんとも勿体無い扱い。
 外伝でちょくちょく出番があるサイコ・タイプですが、一体、何機製造されていたんだ……。

 サイコを運用する為の強化人間製造機が、UC計画によって再び陽の目を浴び、開発再開されたという物語。

リュード兄弟は、デルタカイと出奔した「弟」が戦死、死別する

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 彼が「元教導隊」に参加した理由も察せられるが……

■ナイトロ
 シャアの反乱の翌年、UC0094年。
 連邦の汚点として廃棄が決定したティターンズ系列機、その大規模な横流しが発覚した。

 掃討に向かった、連邦軍特務「フレスベルク隊」は
 ナイトロ搭載機との交戦に入る。

 人を人為的に「強化」するナイトロは、サイコガンダム系列機の為に生まれたシステムだったのだ。

 それと知らず保管していた横流し組織を、フレスベルク隊は「元教導隊レイヴン」と共に撃滅。
 レイヴンの目的を知り、彼らに同行する事となる。

 その2年後のUC0096年、「ナイトロ」を葬り去る為にレイヴンは行動を開始する。

サイコ・ガンダム二機撃破の大金星を挙げるが……

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 起動したばかりの「初期型ナイトロ・システム」で駆動するサイコガンダム二機を
 リュード兄弟は、ハイメガキャノンによって撃破する。

 量産型ZZのリミッターを解除した兄は、ハイメガキャノンを強引に動かし、サイコ兇鬚眈討払った。

 その代償に、兄はコクピットごと焼き切れ命を落としてしまう。

ナイトロのバーゲンセールだな!

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 パイロットの人格変貌まで引き起こす、「搭乗者の強化人間化システム・ナイトロ」の正体は
 ティターンズが、サイコガンダムの為に作ったらしい。

 この「システム搭載型ガブスレイ」「サイコ」は、当時の試験機だった。

 外部システムが無ければ作動しない上、パイロットを一戦でオシャカにする初期型。
 開発元は無視していたが、システムごと横流しされそうになり
 消去すべく、レイヴンが動いたという訳。

ナイトロは「UC計画」の礎となる

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 開発を担当していた責任者は、その後も連邦軍に残り、「デルタカイ」を試作させていた。
 カイは奪われたが、逆に参考にし発展させる。

 UC0094年代、強化人間を必要とする「ユニコーン」が開発された為である。

 ユニコーン一号機は「開発元の手で、仕様を変えられてしまった」
 本来、ユニコーンとは連邦軍の兵器なのだ。

 ユニコーン生産には、強化人間の生産が不可欠
 彼らは、ナイトロを「強化人間の量産装置」とする事で、ユニコーンの安定運用を目論んでいる。

「兄貴」ブレイア・リュード、ナイトロと「調和」する

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 今まで、カイに乗り込んだ者は次々と人格変貌を引き起こし、イングに至っては身体まで壊してしまい
 残り少ない寿命と諦め、兄を助ける決断をさせた。

 しかしブレイアは、システムの呪縛に耐えつつ機体をコントロールしてみせる。

 開発者はこれを「調和」と呼び
 その成果をも活かし、2年をかけてナイトロを進化させたらしいが……?

バイアラン強奪事件、ここに終決!

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 また、ガンダムUCのOVA版において大活躍した、バイアラン・カスタムの出自も描かれた。
 これも横流し対象だったが、それと知って分捕ったのである。

 その際、ネオジオンの強化人間兵士+「リバウ(サイコフレーム搭載型)』の組み合わせをも振り切り
 ティターンズ・エースの技量を見せ付けてくれた。

 そら残党軍部隊じゃ相手にならん訳である。

収録

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 強化人間らしい「リバウ」使いルガー・ルウ、イングと仲良くなったと思ったのになぁ………。

 角川コミックス・エース「機動戦士ガンダム UC0094 アクロス・ザ・スカイ、4巻」。
 シナリオ:関西リョウジ、漫画:葛木ヒヨシ、メカデザ:カトキハジメ、キャラデザ:蒼依ふたば。
 角川書店、ガンダムエース連載作品。
 2014年5月発売。

 第13話「蒼炎絡み合う」
 第14話「デルタカイ 立つ」
 第15話「舞い降りるもの、這い上がるもの」
 第16話「リュードは発った(終)」

 以降はガンダムUCと同時期、uc0096で「二期」が連載される模様。




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