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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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魔法科高校の劣等生 最終話「横浜騒乱編Ⅷ」

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達也が「劣等生」である理由、戦略兵器と呼ばれた理由。怒涛の最終話!

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 さすがですお兄さま!という言葉では足りない、一期の締めも期待感も素晴らしかった最終話!
 まさか、ここにきて「お兄さまの魔法才能が低い理由」が語られるとは。
 嫌でも二期を連想する終わりでしたね。

 それは機械兵器とABC兵器に対する、魔法の優越を決定付けた事件――――。

■マテリアルバースト
 そして「ABC兵器」とは、要するに核兵器などの大量破壊兵器。
 それすら上回るとお兄様が実証。

 お兄様がやらかした事によって、魔法師は、本当の意味で畏怖の対象となったのです。という話。

『約80kmの距離で、50立方mmの水滴を精密照準、所定の性能を発揮しました』

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 精密狙撃用CAD「サード・アイ」、第三の目という意味。初出は第8話。

■歴史の日
 西暦2095年10月30日。
 この日は、後に「灼熱のハロウィン」として記憶される。
 中国軍の侵略に、日本の魔法化部隊が「戦略魔法兵器」を投入した日であるからだ。

 その威力は、魔法師が個人で核兵器にも並ぶ存在だと世界に認知させる。

 魔法の再発見から100年
 兵器として第三次世界大戦を左右した技術と「種族」は、今後、さらに重要度を増す事となる。

 だがそれでも、達也はただの兄として、妹の待つ家へと帰るのだった。(完)。

中国兵『マフェー・シュヴァラ……! あの沖縄の悪魔!?』

司令『タチの悪い戯言だ!』

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 戯言? いいえお兄さまです。むしろラスボスです。

■悪魔の行軍
 驚くほどの小回りを持つ飛行魔法師部隊だったが、直立戦車に圧倒される……?
 かと思いきや瞬時に蘇生。

 修復魔法を躊躇なく行使する達也の前に、中国軍は崩壊する。

 どっちが悪魔だ!?
 と言わんばかりのお兄さまの行軍に、中国軍も大パニックであった。

周大人『私達も被害者です。ご理解いただく為に、協力させて頂きました』

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 押しつぶせー!と叫びつつ、ホントに敵を押しつぶす十文字先輩!!

■食わせ者
 十文字会頭+魔法師協会が快進撃を続ける頃
 別働隊、クリムゾンさまに押され「横浜中華街に逃げ込んだ」中国兵は、周大人に捕縛される。

 いけしゃあしゃあと「私達も被害者です」と言ってのける周。

 やはり、このシリーズで終わる男ではなかったか。

深雪『人体だろうと、機械だろうと、お兄様は一瞬で復元してしまう事が可能です』

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 ついに明かされたお兄様が「劣等生」である理由。

■代償
 達也の隠し弾「再生」魔法。
 対象のデータを24時間まで遡って精査し、一瞬で上書き・復元してしまうという奇跡の魔法であった。

 この特別な魔法のせいで、他の魔法を自由に使う事が出来ません―――

 しかし魔法データが膨大過ぎ、達也の魔法的才能の殆どを占有している。
 その為、他の魔法がロクに使えなかったらしい。

深雪『――――何の代償もなく、使えるとお考えですか?』

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 こんな魔法を使うから無感情なのか、無感情だから使えるのか。

■「使う」代償
 のみならず「対象の情報を精査する」事は、相手の情報=苦痛やら何やらを全部体感する事に他ならない。
 それも数秒間に圧縮して体験する。

 お兄様は、他人の傷を治すたびに、そのような代償を支払っているのですよ……?

 想像を絶するリスク。
 欠陥魔法も良いところですが、使いこなせればこれほど有効な魔法も無いってワケですね。

中国軍隊長『価値の定かでないレリックにこだわったのが、間違いだったのだ』

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 レリック=勾玉の実用化は今後に持ち越し。なら、相当スゴいものなのかも。

■真・武装中国兵
 中国軍を押し返した十文字部隊だったが、逆に奇門遁甲<隠密の中国魔法>部隊が本部を強襲。
 しかし、精霊の動きを「視る」美月の才覚によって
 一校メンバーが気付いた!

 ああ、あの男はあたし達で倒すッ!

 ムチャクチャ言い出す一校メンバー。
 だが、いかにも中国版の魔法装備(魔法遺産)っぽいモノを着込んだルー・ガンフーは、彼らを圧倒する!

人喰い虎ルー・ガンフー『がっ………!?』

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 しかし一校の本命、七草元会長による「冷気の魔法」での不意打ち(二酸化炭素?)。
 直接、冷気を体内に流し込んでしまう

 呼吸を阻害されてしまったルー・ガンフーは、苦悶の表情で倒れこむのだった。

深雪『これが“奇門遁甲 ”ですか―――』

『あなたが覗きの張本人なら、いなくなって頂ければ、安心できるというものです』

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 一方、ルー・ガンフーを目くらましにし、「見えなくなる」という奇門遁甲術で潜入した隊長も
 待ち構えていた深雪により、あえなく瞬間冷凍に。

 司波家を覗く者、死の翼ふれるべし(教訓)。

 しかしアレです
 深雪さんが「覗かれるとイヤ」とか言うと変な想像しちゃいますね! 何する気だ妹!

風間隊長『大黒特尉、“マテリアルバースト”を以って、敵艦を撃沈せよ』

大黒竜也(偽名)『了解』

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 お兄様が本気を出せば、水滴一粒を代価に戦艦を消滅させるくらい容易い事なのです。

マテリアル・バースト
 やがて、撤退する中国軍偽装軍艦撃滅の為に、達也の魔法がお披露目される。
 いつかの「サード・アイ」を用いた魔法は
 見事、オーバーキルを達成した。

 達也の魔法は、50立方mmの水滴を狙い撃ち、一撃で敵艦を消滅させてしまう。

 あまりな威力!
 視聴者もメンバーも呆然であった……。が、これだけではなかった!!

深雪『“兄の力”は、常に私を守護しておりますので』

ラスボスおばさん『ああ、そうだったわね……?』

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 多分、普段の深雪さんはお兄さまバリアーが張ってあるんでしょうね。で、前々回それを解除した、と。

■ガーディアン
 その後、毒喰らわば皿まで!と中国軍は艦隊出撃を決定。本格侵攻となってしまう。
 しかし達也が招集され、視聴者は納得する。

貴方の方から鎖を解く事が出来ても、達也さんから誓約を破棄する事は出来ない

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 また、この会話からするに「お兄さまスーパー発光事件」は、深雪が契約解除したのが原因っぽい。
 お兄さまは余計な負担を解かれ、本来のスペックを発揮しているのでしょう。

 また「誓約云々」を聞くに、さらに上もあるのかもしれません。

風間隊長『―――我が独立魔装大隊は、戦略魔法兵器を投入する!』

『質量エネルギー変換魔法“マテリアルバースト”』

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 地図の形すら変えてしまうとか、流石すぎますお兄さま………。

■真・戦略魔法
 そして中国艦隊に対し、再び「マテリアルバースト」が発動し、その正体が明らかとなる。
 質量をエネルギーに変換する魔法。

 水滴一個の質量で艦船が、旗の先端程度の質量で軍港そのものが――――。

 だからこそ、サードアイを使って「精密」に狙わねばならない。
 なんという戦略兵器……。

 お兄さま、もしかして地球破壊すら容易なんじゃ………。

深雪『“灼熱のハロウィン”、後世の歴史家は、この日の事をそう呼ぶ』

それは軍事史の転換点であり、歴史の転換点とも見なされている―――

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 人類史すら岐路に立たせてしまうなんて、さすがですお兄さま!

■「魔法師」という存在
 それは機械兵器とABC兵器に対する、魔法の優越を決定付けた事件――――。
 達也の一撃は、核兵器に魔法が勝ると証明した。

 それは魔法師の栄光であると共に、彼らが一層畏怖され、迫害される結果へと繋がるようだ。

 皮肉にも、市原先輩が「魔法師が、社会に必要なものと見なされるように」願った日に
 お兄さまは「兵器としての価値」を後押ししてしまった。

そして、お兄さまの帰還

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 翌日、達也が帰ってこなかった理由を推察し、深刻な顔を付き合わせる魔法科高校の面々。
 十氏賊として、会議に出席す十文字会頭とクリプリ様。
 心配する雫とほのか。

 そんな彼らの心配を他所に、平然とした顔でお兄さまは帰ってくる。

 お兄さまは妹の元へ帰ってくる。
 それは、お兄様がさすがである事と同じくらい当たり前な結末であった―――。

四葉真夜『なら、深雪さんと達也さんにも、その日に来て貰いましょう―――』

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 事件翌日の10月31日、あの風間少佐から、事情を聞きたいという要請を受け取った真夜。
 次の日曜日、その日に二人を呼び寄せようと決める。

 達也の目的は、四葉の家から自由になる事

 そう彼に言わしめるほどの女怪
 妖怪、cv斉藤千和、そんな四葉真夜の活躍は、いずれ来たる第2クールにて……?(未定)

ラスボス「四葉家」との対立を含ませ、魔法科高校、堂々の最終回!

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 そしてラストはお兄さまの視線! やだ素敵!

■戦略級の最終回!
 九校戦が8月、騒乱編が10月と話が飛びましたが、敢えて飛ばした理由に納得!
 連続2クールを締めくくるに相応しい、怒涛の最終回!

 お兄さまの謎、真の実力のほんの一端、歴史の転換、最終話に相応しい展開でしたね!

 現状の商業的成果と、この後を引く結末!
 二クール目が現実的に!
 きっとそう!

 そんなわけでスタッフの皆様とお兄さま流石です! お疲れ様でした!!



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