ヒーローカンパニー 5巻 [島本和彦]

変身ヒーロー真っ向否定！ “アヴァターマン”編、大団円……？

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　この狭い地球上でだって、くだらん損得勘定で、大の大人が権力争いやってるってのに――――
　なのに、地球外生命体となんか一つになって戦えるワケがないだろう！？

　なんというド正論！

■ギンガ、帰還
　ウルトラマンと思ったら、寄生生命体的な何かだったアヴァターマン。
　まるで「無謀キャプテン」じゃないか！

　あの…、爆発にやられた時点でお前は死んでいた、そうだろう？

　ウルトラマン的復活を遂げたギンガに、その「借り」を押し付けてくるアヴァターマン。酷かった！

　前巻の変なイベントが、まさかの伏線に。

■ギンガ、帰る
　実はアヴァターマンも怪物も、寄生するコトで「巨大化・強化」する異星体の仕業だった。
　彼らに肉体を奪われた「先輩」に、肉体を寄越せとギンガは迫られる。

　そんな彼を救ったのは、同じくアヴァターマン化した四人の仲間！

　四人がかりで、「先輩」を逆説得した彼らと共に
　ギンガは自分の身体に帰還を果たす。

　異星体の利用に悩むヒーローカンパニー、しかし悪の組織は「人間以外を提供」し、戦力化してゆく。

　今巻のブソウ、出番が少なかったせいもあってか好感度が下げ止まりました。

　ヒーローカンパニー5巻。島本和彦＆斉藤大哲＆ビッグバンプロジェクト。
　月刊ヒーローズ連載、ヒーローズコミック。小学館。
　2014年7月発売(前巻2013年12月)

　第25目標「自分の可能性を守れ！！」
　第26目標「男の仲間も守れ！！」
　第27目標「隊長が待っていたダンナさまを守れ！！」
　第28目標「一度した約束は守れ！！」
　第29目標「ギンガの魂を守れ！！」
　第30目標「待っている家族を守れ！！」