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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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ALDNOAH ZERO -アルドノア・ゼロ- 伊奈帆は「コウモリ」をどう捉えているか? [雑記]

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 以下、「伊奈帆の視点」を想像しながら書いています。

「君は、僕の敵だ」。伊奈帆は、スレインをどう見ているのでしょうか?

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 確実なのは、「敵だ」としか言っていない事。

■暗殺者?
 ALDNOAH ZERO -アルドノア・ゼロ-の気になるポイントをピックアップ。
 伊奈帆は「コウモリ」をどう思っているか
 スレインをどう思っているか

 私は姫に忠実な一兵卒誰よりも忠実で誠実な一兵卒と受け取っていると思います。

 ただ繰り返しますが
 伊奈帆は「敵だ」「(姫が)“利用される事”を恐れていた」としか言っていません。
 ですから断言は出来ないとも思います。

 でも暗殺者だと思っていると断言している意見を見て、どうかなあ、と思ったというお話。だって……

無鉄砲で跳ねっ返りで、考えなしの一般兵士

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 伊奈帆は「攻撃機」と呼んでいましたが。

■「火星人」として異常
 伊奈帆が「暗殺者だと思っている」と仮定するには、一つ大きな問題があると思います。

 それは、火星人が火星騎士に挑んだ事。

 アルドノアを知る火星人が、バレたら困る暗殺者が、攻撃機で騎士に挑むでしょうか?
 そんな考えなしを、伊奈帆は「暗殺者」と考えるでしょうか?

 私はそうは思えないのです。

伊奈帆『あのサイズ、ライフルじゃ無理だ!』

コウモリ『あなたを乗せていると重いんです!』

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 第7話、本体をロケットパンチモードにした騎士に、伊奈帆も、コウモリも焦りまくっていました。
 けっこう長時間戦っており、コウモリに「切り札」が無いのは明らか

 暗殺者が、こんな機体で騎士に挑むでしょうか?

 暗殺者が、姫を生かす一番のメリットは「生死の確実な確認」です。
 逆に負けたら、「騎士に暗殺がバレる」リスク。
 そんなリスクを暗殺者が犯すか?

 そんなコウモリを、伊奈帆は暗殺者と考えるでしょうか?

「火星人」が「火星騎士と戦う」ということ

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 第一、騎士とロクに交渉せず戦い続けた、その時点で「良くて同格」「格下」と察せられます。
 暗殺者といえど友軍、ザーツバルムのように「誤魔化す」のが普通。
 そんな様子がまったくないのです。

 暗殺が自作自演
 ここまでは伊奈帆も把握しています。
 暗殺は火星軍にとってメリットのある作戦です、そんな格下が行うでしょうか?

 逆に火星全体がグルと考えるなら、コウモリが戦うのはおかしい=暗殺者じゃない、と考えられます。

伊奈帆『君は、姫が生きているのを知っていた。何故知っている?』

スレイン『どういう意味ですか?』

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 それに、伊奈帆が会話した「コウモリ」は、他人に質問されるのをまったく考慮していません。
 暗殺者が、言い訳すらロクに用意せずに「会わせて」の一点張り。

 これらの材料から、暗殺者と定義するのもアリでしょう。

 でもそれより、「忠義者」だと捉えるほうが自然だと思います。
 ただ、愚直でまっすぐな若者。

 通信時も、「コウモリの音声」に加工されている様子は無く、まだ少年だと察せられたはずです。

スレイン『(銃口を向け)、もしかして、あなたは姫を利用するつもりですか?』

伊奈帆『利用されると――――、困るのか?』

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 この後、スレインが発砲、伊奈帆も即座には反撃しています。

■「困るのか?」
 この物言いの一点だけでも、伊奈帆は「コウモリ」を暗殺者だと捉えたとも見えます。

 ただ私には、これは「カマかけ」「挑発」に見えるのです。
 わざと強い言葉を使ったというか。

 実際、この一言でスレインは発砲。
 次の話では、伊奈帆は「“利用される事”を恐れていました」と表現しています。

“姫が利用されるのを許せない”、無力で愚直な少年

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 私は、「伊奈帆は、以上のようにコウモリを評している」と考えるのです。

 火星騎士と交渉する立場も、アルドノア搭載機を使う権利も無い、下級の兵士。
 若く、姫が利用される事も許せないくらい真面目な男。

 そう「コウモリ」を理解したからこそ、敵と表現し、わざと生かして火星に返したのでは無いかと。

暗殺者なら、殺していたのではないか?

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 基本、コウモリを殺していない事は伊奈帆しか知らないはずです。

■煩雑
 記録を調べればわかりますが、姫様がバレてなかったように、そんなヒマはありません。
 伊奈帆の性格なら、殺すつもりならトドメをさしていたはずです。
 落ちた場所はわかるんですから。 

 コウモリを暗殺者だと考えたなら、生かして帰せば「姫の居場所」が伝わってしまいます。
 デメリットが大きすぎる。

 でも「姫に一途な男」なら、うまくいけば、姫が生き残れるよう「火星側で立ち回る」はずです。

 傍だと、むしろ邪魔です。
 姫さまを利用させたくないんですから、伊奈帆達は「最強の交渉カード」を使いにくくなります。

姫様は「最強の交渉カード」。そして

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 姫様は、自分の一族がアルドノア起動権を持ち、それを「騎士達に与えている」事も話しました。
 一族が全滅すれば、アルドノアはどうなってしまうのでしょう?

 最悪の場合、姫を殺せば火星側の優位が消えるかもしれないのです。

■利用するという事
 伊奈帆は、家族や仲間を守る為に「姫様の安全」を考慮しきれません。
 利用せざるをえません。

 だからこそ「コウモリが忠義の人」なら、伊奈帆の「敵」なのではないでしょうか?

 とりとめのない文章ですが
 私が伊奈帆なら、考えなしのコウモリを「暗殺者だ」とは考えないと思うのです。そんな話。



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