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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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宇宙戦艦ヤマト2199 第8話「星に願いを」

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元冥王星司令シュルツ散る。誰もが願いを託して第8話

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 今回最も男前だったのは、シュルツ司令とその部下達がヤマトへの突撃敢行を決意するシーン(左端)
 今回最も笑わせてくれたのはガミラス本星(右端)。異論は認めますん。
※画像右下隅クリックで拡大。

 責任を押し付けられ、ぐっと唇を噛むシュルツ司令、無言で通信を切る副官。
 そして誰もが決意を固めての突撃命令。
 まさに玉砕。

 ヤマトも、艦長が倒れた際、耐熱服を着る間も惜しんで(太陽まっただ中で)駆けつけた佐渡船医の場面が
 声優の千葉さんの熱演もあってホントにいい味出してましたね。
 後ろで耐熱服持ってた原田さんもコミカル。

■願いむなしく。さらば司令
 記念祭に湧くガミラス本星で企画された「デスラー総統の余興」に我知らず供されたヤマト。
 余興と称し、総統の仕掛けた罠「デスラー魚雷」を前に絶体絶命に陥りますが
 沖田艦長の策によってこれを辛くも切り抜け
 再び航路をひた駆けるのでした。

 宇宙的帝国を統べる総統や幕僚からすれば、辺境宇宙人など、余興のゲームの駒のようなものですが
 ヤマト、シュルツ司令の冥王星残存戦闘艦にしてみれば命がけ。

 敗れた司令にも「願い」があったのだという演出がどうにも切ない。

今週の名言「ガミラスに下品な男は不要だ…」

 下品な物言いをしたよっぱらい幕僚を処分した総統の一言。
 やはりカリスマ。

 終始余裕を崩さなかった総統が、最後に「あの船の名前はなんといったかな?」と訪ねるくだりといい
 気だるげに余裕ある振る舞いと物言いを崩さぬ、まさに伊達男。
 これでこそって奴ですよね。

沖田艦長「このまま開口部を突破する。進路そのままァ!」

 一方、熱意を以ってひたすらに前に向かう沖田艦長の男前っぷりが対照的。
 シンプルな台詞がいい。

 彼に敗れたシュルツ司令が炎に焼かれるシーンもBGM演出が相まってぐっときます。
 再会の願い叶わず、駆け寄ってくる幻が切ない。

 次回「時計仕掛けの虜囚」


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