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Channel: GNO2及びGNO3 連邦 情報部 こっそり日記
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キャプテン・アース Episode_21「キャプテンの条件」

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それが「キャプテンの条件」。ダイチ渾身のライブラスター、火蓋を切る!

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※画像右下隅クリックで拡大。

 人は、大人になるほど「奇跡」とか「他人」とか、そういうのを信じきれなくなるのかもしれません。
 起こらないから奇跡だし、他人は裏切る、だから確実なものを信用する。
 極論、そういう思想が「方舟派」なのでしょう。

 お前だったら、本当にあの地球を救えるのか……?
 もし本当に救えるのだったら―――、頼む、俺の親父や弟が、みんなが生きてるあの星を、救ってくれ…!

■地味系アイドル
 一方、「阻止できなければ人類が滅ぶ」為、ストーリー的に「絶対勝てない」キルトガング達
 その縛りがない為か、今週はやたら手ごわかったですね!
 地味な戦いの方が強いじゃないか!

 テッペイの意思を尊重して「撃ってしまう」キャプテンといい、今週は見所が多すぎだった!

広末『いい加減目を覚ませ! 人類を救えるのは、“覚悟を持った者”だけだ!』

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 土壇場で、ハナだけを逃がそうとした広末さん。妙に印象的なワンシーンです。

■守りたいもの
 地球脱出の要である「ブルーメ」、これを用いるオペレーションサマーは絶対に阻止しなければならない。
 その工作員として、広末レイトは夢塔ハナの誘拐に成功するも
 アイアタルの攻撃に身動きが取れなくなる。

 だが散々子供だと見下してきたダイチが、「嵐テッペイごと」敵を撃った姿に衝撃を受けた。

 仲間をも撃つ覚悟があるダイチになら
 撃った事を背負える彼なら、地球を守れるかもしれない。
 レイトは、彼を地球を背負うもの、“キャプテン・アース”と呼ぶのだった。

 次回、Episode_22「発動オペレーションサマー」。

広末『―――そんな覚悟が、その小僧にあるとは思えんがな?』

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 ハナさんは、男前さとヒロインさを兼ね備えている! そんな子だ!

■覚悟
 方舟派の要は、選ばれた少年少女を冷凍睡眠させ、人類を別天地で再建させる事にある。
 だが広末レイトの「理屈」を、ハナは「経験」で否定する。

 冷たい宇宙船の中で、時が流れて行く想い、誰にもして欲しくない!

 ブルーメから出られなかったハナ
 ハナだから解るのだ。

 だが広末は自分自身を起爆装置にし、「ダイチには犠牲を払う覚悟が無い」と言いきり、ハナを連れ去る。

広末『多少の犠牲は覚悟の上だ、ナメるなよ小僧』

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 広末を撃てば爆弾が作動する、犠牲を払う覚悟が無い奴に、人類なんか救えない。

 地球と人類全体を犠牲にしてでも、確実に少数を逃がす
 それが「方舟派」。

 だからこそ、犠牲を躊躇うダイチ達は「小僧」にしか思えないのでしょうね。

モコ『アイ、アタシ、このPVの“がんばってる感じ”……、結構好きかも?』

アイ『まぁね♪ お仕事ですから――――♪』

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 久々の「もりもり食べる」パートは、キルトガングの皆さんでお送りしました。

■はたらく少女たち
 一方、アイが送り込まれた理由は「オペレーションサマー」を察知しての事。
 唯一顔バレしてない彼女なら、もぐりこむ事が容易。

 グローブの総攻撃を察知し、未然に防ぐ隠密作戦!

 なのだが……
 アイさんってば調子にのっちゃって、えらいことをやらかしはじめるのであった。

『当該軌道のデブリは、“カタログ”に見当たりません!』

『―――こんな大きなデブリが、把握できない訳ないのに……!?』

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 地味な攻撃ほど厄介という絶対的な真理。

■ネビュラ、奮戦
 アイの持つ特殊能力とは、一種のサイコキネシス、遠く離れた物体を意のままに操る能力!
 MGFで強化し、無数のデブリを天海道へと向けるアイ。

 出撃したネビュラが迎撃にあたったが、その数は徐々に増え、手に負えなくなってゆく!

 もはや隠す気もないほど異常な状況だが
 何が起こるか判らないのが宇宙、天海道は「迎撃」に謀殺されてゆく。

アカリ『ピッツは何を言いたいんだ……? まさか!』

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 一番最初に気づいたのは、やっぱり超常現象慣れしたアカリ。
 MMバス、キルトガングによるものと気付き
 保安要員を向わせる。

 だが“原因”はともかく、既に動き出し、加速したデブリを止めねばどうしようも無いのも確か。

アカリ『キャプテン、ブーステッドプラズマグナムを使う!』

『それしか、この状況を打開できる方法が無い――――』

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 もはやどっちが本体?な状態である。

■求められる覚悟
 元々、天海道は対キルトガングの基地、最終防衛ラインに相当する「一番後ろ」の位置。
 この周辺には、無人迎撃機の類も配置されていない。

 今すぐ使え、一撃でデブリ群を殲滅できる火力、「ブーステッドプラズマグナム」に白羽の矢が立つ!

 だが、宇宙を埋め尽くすデブリ群を撃つという事は
 前線の「ネビュラ」も撃つという事

 敵を一度に殲滅するには、テッペイを巻き込む以外に手段は無いのだ。

ミア『ネビュラを退避させないと、テッペイ君が!』

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 そんな中、テッペイが好きだと公言していたミアが焦る。
 けっこう本気で好きらしい。

 けれどアカリは、ネビュラが通信・脱出、いずれも機能不全に陥って居る事を見抜く。

広末『無理だ、アイツには撃てない!』

テッペイ『解ってるよなキャプテン……、ためらうな、撃てッ!』

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 撃ったー!?

■広末の覚悟、キャプテンの覚悟
 異常なデブリの嵐、防げるのは「ネビュラごと撃つ」だけ、覚悟を決めた広末はハナを自由にする。
 ハナ自身に、ブルーメに守らせる以外、もはや手段は残ってない!

 だがハナは動かず、そのままモニターを食い入るように見つめ
 テッペイもまた「撃て!」と叫んだ。

 チームの為になら、誰に対してだろうとも銃口を向けなければならない

 覚悟を決めたダイチは発砲する―――

テッペイ『――――もし立場が逆だったら、僕なら後2.5秒早く撃ってたな?』

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 異次元の生命体ライブラスター、その能力か、意図せず「宇宙に潜って」攻撃をかわしたテッペイ。
 結果オーライですが、テッペイはむしろ「遅かった」と笑う。
 テッペイ、覚悟完了の男テッペイ。

 一つだけ答えろ、お前は嵐テッペイが助かると知っていたのか?
 それとも「仲間を見殺しにする奴」なのか?

 やがてハナを追いかけたダイチに、広末レイトは、まさにその一件を問うた。

ダイチ『“見殺し”じゃない、もし死んでたら、それは“僕が殺した”んだ』

『―――でも、あの状況でためらう事は許されない!』

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 見殺しとは、やむなく見捨てた、という言葉と言い換えられる。
 だがダイチは「自分の意志」を強調した。

 どんな犠牲も、自分の責任として背負い込み、自分の意志で前に進む覚悟。

広末『私は、お前が嫌いだ、大嫌いだッ! けど、お前だったら倒せるのか…?』

『お前だったら、本当にあの地球を救えるのか……?』

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 cv草尾毅さん熱演、この方が担当されたのが強く納得できたエピソードとなりました。

■キャプテンの条件
 もし本当に救えるのだったら―――、頼む、俺の親父や弟が、みんなが生きてるあの星を、救ってくれ…!
 銃を突きつけ叫んだ広末だが、声を震わせ銃をおろした。
 彼もまた、本当は守りたかったのだ。

 救える限りの人類を逃がす為に、「犠牲」として切り捨てなければならないもの。

 地球そのものだって「犠牲」だ。
 別天地へと、「逃げる」のが方舟計画なのだから。

 自分自身が諦めていたもの
 守りたかったもの、それらを全部ひっくるめて救ってくれるかもしれない。

 本当は「犠牲」も守りたかった男、広末レイトは、ダイチを“キャプテン・アース”と呼ぶのだった。

予告『だがそんな僕たちの前に、ソルティドッグの最終兵器が立ち塞がる!』

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 なお、アイちゃんはさっさとMGFで逃走しました。手際良すぎィ!

■レイト、デレる
 次回予告の「ブルーメ内でライブラスターを撃つハナ」が可愛すぎましたね。
 そんな第21話。
 ウソです。

 レイトさん、広末レイトさんが良かった!
 この陰険メガネ、以前も「民間人に被害が出るのでは?」とか真っ先に心配してましたし
 根っこは悪い人じゃないフラグだけはあったのですよね。

 地球を見捨てるのが前提の方舟派が、地球を救ってくれと声を震わせる!
 でも、方舟派の「頭脳」にあたる連中は果たして……?

 次回、Episode_22「発動オペレーションサマー」。



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